ママ友との付き合いってどんなもの?
私は2児の母をしている、30代の専業主婦です。専業主婦ということもあって、社会から孤立してしまっているような…そんな気分を味わうこともしばしば。そんな中、少しでも社会と関りが持ちたい!人とのつながりが欲しい!と、自分自身が広げていったママ友の輪。しかし、やはりそこは人間関係。上手くいくことばかりはなく、ママ友の輪の中で失敗してしまったこともありました。
今までは、嫌な人とは関わらなければ良いし、関わってしまったとしても、嫌になったらすぐに切ってしまったらいい。そんな感覚だった私ですが、子供ができたらそうもいかなくなってしまいました。今現在も、ママ友との人間関係に迷ったり、この人は苦手だな…と感じることもしばしば。そんな中でなんとか過ごしている今日この頃です。
子供が生まれた時、子供が大きくなった時、子供が入園した時、子供が入学した時に必ずお付き合いのはじまるママ友。皆さんは、どのようにママ友と関わっていますか?
どうしても苦手なママ友がいるのは当然のこと
どんな場所にいても、どんな世界にいても、苦手な人って当然でてきますよね。学生時代は、そんな人とは、仲良くしなければOK♪と割とのんきに構えていたのですが、社会に出たらそうもいかず、仕事で仕方なく関りをもたなければいけないなんてこともありました。
私は、10年間保育士として働いていましたが、やはりそこは女の世界。性格が合わない人、苦手な人というのは当然いました。そんな人とクラスを一緒に担当しなければいけない時には、もう本当につらかったです。
私とその苦手な相手の二人だけの話
しかし、この場合も私とその苦手な相手の二人だけの話。当たり障りなく付き合っていけば良いし、別に嫌われようが、どう思われようが気にしなければOK。と割り切れていたのですが…。やはりママ友となるとそうはいきません。
ママ友は、子供ありきの関係なので、親同士の仲が万が一悪くなってしまったら、子供たちにも影響が出てしまうかもしれない。でもやっぱり、ママ友の中には金銭感覚の違う人・感謝の感覚が違う人・私の考えている常識とかけ離れている人はどうしても出てきます。正直、「なんでこんな親の子供と仲良くしているの!?」って思ってしまうこともあったり。
しかし、子供同士が仲良くしているのを、親の都合で壊してしまうわけにはいかないし、そんな事したくないですよね。そう考えるとやっぱり適度に関係を保つことは大切です。
ママ友とのお付き合い・失敗談
子供が小さいうちは、支援センターなんかに通ってできたママ友のことが、すごく嬉しかったり、心強く感じることってありますよね。私も一人目の時、ちょっと仲が良くなったかな!?と嬉しくなり、ママ友達とすぐにライン交換をしていました。その時は仲の良い友達ができた!と舞い上がった気持で交換をしていたので、お相手の方が一体どんな人なのかもあまり分かっていない状態で交換してしまっていたと思います。
こうして、ちょっと仲良くなれたかも?と思ったママ友達と、誰でもかれでもラインの交換をしてしまったことで、ちょっとしたことを「これってどうなんだっけ?」と事ある毎に聞いてくる面倒なママ友や、人の悪口ばっかり言ってくるママ友に引っかかってしまったことも。そんなママ友との関係が嫌で嫌で、なんで連絡先なんか交換してしまったのだろうと、後悔しかありませんでした。
しかし、だからといって簡単にブロックなんてできませんよね。そして既読スルーをするのもなかなか難しいものです。だってまた明日、あさってには支援センターで会ってしまうんですから…。ですので私はラインの返事はちゃんと返していましたが、私にとって本当に苦痛になってしまい、支援センターに行ったら会ってしまう!と行くのをためらってしまうなんてことも。完全に自分の迂闊なミスで、子どもの遊びの場、友達関係を奪ってしまっていたなと反省しています。
ラインが引き金のトラブルが頻発
こういった、ラインが引き金のトラブルって最近のママ友問題には頻発していますよね。実際に体験した方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。ラインのグループに入っている嫌いな人に対して、わざとそのグループ内で、「○○さんって~だよね~。みんな言ってるし~」と悪口を送りつけ、既読がついたことを確認したところで、「ごめん!間違って送っちゃった!今の気にしないで!」と追加メッセージをするという、本当に悪質なことをしている人もいるんだとか。そんなグループ入っているだけで、本当に気が滅入ってしまいます。
ストレス無く付き合えるようにすることが大切!
自分にとって苦手な相手の存在をストレスに感じるようになってしまったら、相手のことが増々苦手になってしまい、子供に悪影響を与えかねません。そうならない為にも、できるだけストレスを感じないような人間関係を作っていくことが大切です。
私が実際に、「苦手だな・・・」と感じているママ友とうまく付き合っていくようにするために心がけていることは、「相手に対して、何も求めない」ということ。私の中の常識が、相手の常識とは限りません。もし相手が自分が思っていることと全く逆の行動をとったり、この場合はこうゆう行動をするだろうなと思っていた行動と全く違う行動を取られても、気にしないことです!いちいち反応していてはとても疲れてしまいます。
それにもしかすると相手も、自分に対して同じことを思っている可能性だってありますよね。もしそこで私が態度に表してしまったら、向こうだって同じ反応を取るでしょう。
気負うのは辞めよう
そして子供が仲が良いからといって、自分まで仲良くなろうと気負うのは辞めようと意識しています。子ども同士が仲がいいと、つい親同士も仲良くしたほうがいいのかな?と思ってしまいがちですが、子供の世界と大人の世界は別、子供を通して知り合った人で、子供の人間関係の一部なんだと割り切るようにしています。
苦手なママ友との上手な接し方とは?
あいさつ程度の関係で、さほど関りを持たないようにする。本来はそれに尽きます。しかし、子供の行事等でどうしても関わらなければならない時ってありますよね。そんな時は、「子供のため」と思って、割り切ったお付き合いをしています。
はっきりいって演技をしているようなもの。本来の自分とは違う感覚で向き合うわけですからそれなりにストレスにもなりますが、割り切った関係をキープするにはこれが一番です。そして、要件が終わったら、上手にフェイドアウトしています。
またラインも最近はインストールしていない!と宣言しています。(本当は利用しているんですけどね)そして本当に仲良くなったと心から思える相手に出会った時に、その人とだけ交換をしています。その時は、ラインは面倒だからほかの人には教えたくないんだ♪と一言添えるのをお忘れなく。
上手な接し方を知って、快適なママ友付き合いを!
ママ友は、わが子の良好な友人関係を築く為のサポートの一つ。自分の友達作りではないんだと、一歩引いた関係に留まることも大切です。またママ友だけではなく、別の世界でしっかりと友人を持つことで、自分自身がその関係に固執することなく適度な距離感を保てるようになります。
もしプライベートな時間に連絡をとらないといけないようなときには、必要な人とだけ連絡先を交換し、必要な用件のみ返事をする。もしその場で返せなかった場合は、「ごめん寝落ちしてしまって…」「ごめん主人が…」と理由を作って、あとは特に気にしない。こういったある程度距離感をとった関係を築くことも大切なことかもしれませんね。