自律神経の乱れにお灸が効果的な理由

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自律神経とは、人間が健康的に毎日を過ごしていく上でけして欠かすことのできない神経です。
交感神経の副交感神経の2つがあり、呼吸や消化、排泄や体温調節、ホルモン分泌など、身体のさまざまな機能を正常に行わせる働きがあります。
この2つの神経が正常に働くことにより、心身ともにより健康的な生活を送ることができます。
一方でお灸とは、気血の通り道にあるツボをもぐさの熱で温熱する治療法です。お灸の熱は皮膚の通して交感神経に働きかけ、乱れた自律神経の調整し正常に戻す働きをしてくれます。

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ストレスや寒暖差などさまざまな原因により、自律神経のバランスが崩れることがあります。
交感神経が優位になると、身体の緊張が強くなったり、頭痛や不眠、便秘や下痢などの症状が出る場合があります。
またその反対に副交感神経が優位になりすぎると、倦怠感や抑うつ状態など、さらにはアレルギー反応が起こってしまう場合があります。
そんな時には、身体のさまざまな部分に存在しているツボに、それぞれの症状に合わせてお灸をすると不快な症状を改善することができます。
自律神経を整えるのに効果的なお灸のツボ
ここでは、自律神経を整えるのに効果的なお灸のツボを、いくつかご紹介していきたいと思います。
●百会(ひゃくえ)

https://www.instagram.com/p/B2WQsxgBCYr/
頭の一番上にあるツボです。指でツボを押しても気持ちよく感じる場所ですが、お灸をする場合は自分でするのは危険なため、鍼灸院で行ってもらうことをおすすめします。
参考:https://www.instagram.com/seitaiinforyou8/
●大陵(だいりょう)

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手のひらを上にして、手首にできる横じわの線の中央にあります。こちらもデリケートな部分なため、やけどにはくれぐれも注意しましょう。