貯金総額は?毎月の貯金額は?50代独身女性の貯金事情

毎月いくら貯めているのか、貯金総額はいからなのか…同世代の人の貯金事情って気になりますよね。そこで今回は、50代独身女性の貯金事情についてご紹介していきます。「自分は結構貯めているほうだった」「他の人より貯金額が少ないかも」など、自分のこれからの貯金額を改めて考え直すきっかけにしてみてくださいね!

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50代独身女性の毎月の平均貯金額

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気ままに楽しく独身生活を満喫してきたけれど、気づけばいつの間にか50代。還暦へのカウントダウンも始まるアラフィフ世代。老後や年金という言葉も実感をともなって響いてきました。

そんな中、気になるのはお金のこと。老後が見えてくるからこそ、しっかりと考えておきたいですね。

でも、同世代は本当のところどれくらい貯めているの?毎月いくら貯めればいい?貯金の話は、友人や知人には聞きたくてもなかなか聞けません。

一般的に、毎月の平均的な貯金額のめやすは、手取り月収の10~15%くらいといわれます。

でも独身だからこそ、その強みを生かして手取りの20%ほどは貯めておきたいもの。月収に対する貯金の比率、あなたは何%になりましたか?

50代独身女性の平均貯金総額

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総務省統計局が5年に1回実施する、平成26(2014)年の全国消費実態調査によると、50代独身女性の総貯金額の平均は1,383万円です。年間収入は359万円。なんと貯金額が1,000万円を超えています!

「ええっそんなにたくさん貯められない……」と落ち込む必要はありません。

平均値というのは、100万円未満、100万円~200万円、300万円~500万円、500万円~700万円、1,500万円以上など、さまざまな金額の人を全員分足して、その人数でわったものです。

当然、高い金額の人が少しでもいればそこに引っ張られてしまい、実際の金額分布よりも高い数字になることがあります。

ちなみに、50代だけではなく40歳未満から70歳代までのすべての世代の女性の平均貯金額は、1,279万円です。ここでも1,000万を超えています。

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しかし、貯金額を100万円未満などの低い順から並べていったときの真ん中の数字「中央値」では、679万円です。

この金額が、50代も含めた貯金を持つ独身女性のもっとも平均といえる数字といえます。

1,000万円より679万円という数字は、とても現実的です。20代から働いていたと仮定すると、およそ30年間で貯める計算になります。1年では約23万円。1ヶ月では約2万円です。けっして無理な金額ではありません。

また仮に1,000万円を30年で貯めるとすると、1年で約33万円、1ヶ月では約3万円です。こちらも少しがんばれば達成できそうな金額です。

500万円を超える金額になると、とても大きいイメージがありますが、長い期間でみると意外と可能に近い数字といえます。

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しかし50代間近の女性で、もし貯金がほとんどないというのなら、少し考える必要があります。年金を65歳で貰うとしても、あと15年ほどしかありません。公的年金だけではゆとりある老後を送るには不足するともいわれます。

今から15年間で、50代女性で平均的と思われる貯金額の679万円を貯めるには、1年で約45万円、1ヶ月で約4万円を貯金する必要があります。「あれ?4万円でいいの?」意外とこれなら、少しずつ貯められるかもしれませんね。

・平成26(2014)年の全国消費実態調査
http://www.stat.go.jp/data/zensho/2014/pdf/gaiyo2.pdf

50代独身女性の理想の貯金額はいくら?

でも安心できる理想の貯金額、これだけあればOKという金額を考えるには、公的年金がどれくらい貰えるかははずせません。

厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、年金の月額の平均支給額は約14万7千円です。これは男女あわせた数字になります。

性別でみると、男性は約16万6千円、女性は約10万3千円です。この金額差は、結婚して専業主婦となった女性がいるからだと考えられます。

50代の独身女性は、おそらくしっかりと働いていると想定されるので、平均的な14万7千円を将来貰えるとしてここでは考えてみましょう。

厚生労働省の「平成30(2018)年簡易生命表の概況」では、現在50歳の女性の平均余命は38.36年、つまり平均寿命は88歳頃と考えられます。

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そして総務省の「家計調査報告(家計収支編)―平成29(2017)年平均速報結果の概要―」では、おひとりさまの単身世帯にかかる1ヶ月の生活費は、およそ15万5千円です。ざっくりみて、1ヶ月で16万円の生活費がかかることになります。

「あら?厚生年金と比べたら不足額は1万円ちょっと?これなら生活できそう……」と、安心するのはまだ早いです。この16万円の支出のうち、住居費は1.5万円という計算です。これは持ち家を想定しての数字といえます。これが賃貸なら、さらに都市部と地方ではその家賃も大きく変わってきます。賃貸の場合では、念のため10万円近くを住居費として見積もっておくのがよさそうです。

さらに年齢が上がるにつれ、健康への不安も出てきます。もし大病などを患い、働けない状況になってしまったら……さまざまな不安要素が存在します。贅沢な暮らしをするつもりがなくても、ふつうに生活を送るだけでお金というのはかかってくるもの。

理想の貯金額は、これだけあれば安心、というのは実はありません。個人によって消費支出が違うからです。ですので、現状何にいくらお金がかかっているかを、自分でまずは把握する必要があります。

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住居費も、思いきって家を買うのか、現在住んでいる賃貸に暮らし続けるのか、引っ越して家賃を下げるのか、などさまざまな選択肢があります。

いまの暮らしぶりから、老後にかかる1ヶ月の生活費をできるだけ具体的にイメージして、そこから現在の貯金額と比べてみる。そして、少なくとも88歳近くまでは生きる想定で、1ヶ月の生活費×23年(65-88歳)をかけて総額を出してみましょう。

仮に平均支出の16万円に、賃貸の場合の住居費10万円分を足して26万円とします。そこから厚生年金14万7千円をひくと11万3千円不足しています。1ヶ月11.3万円の23年分の総額は、なんと約3,119万円です!とても莫大な金額ですし、あくまでも平均的上での計算です。自分に本当に必要な金額は、自分で計算するしかありません。

けれども3,119万円から平均的な貯金額の679万円をひくと2,440万円になります。老後で2,000万円不足するというのも、あながち間違いではないのかもしれません。

■厚生年金保険・国民年金事業の概況
https://www.mhlw.go.jp/content/000453010.pdf

■厚生労働省 平成30(2018)年簡易生命表の概況https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life18/dl/life18-15.pdf

■総務省 家計調査報告(家計収支編)―平成29(2017)年平均速報結果の概要―
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/nen/pdf/gy03.pdf

■総務省 家計調査報告(家計収支編)―平成29(2017)年平均速報結果の概要―
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/nen/pdf/gy03.pdf

今よりも貯金額を増やすにはどうすればいい?

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