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ベッドルームは居心地の良さを重視したい!
何かと日々忙しい毎日を送る私たち。睡眠不足は、気分や記憶力をダウンさせたり、お肌の状態が悪くなったり、その他いろいろと深刻な悪影響を及ぼすことも。
心地よい睡眠をとるためにも、寝室は部屋の中で一番落ち着ける場所にしたいものです。そんな心地よい空間を作るために心がけたいことをまとめてみました。
ベッドルームのインテリアやレイアウトで気をつけておきたいこと、これらを知っているとベッドルームがぐんと居心地の良い空間になりますよ。
静かな場所であるか

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眠るための場所ですから、まずは静かであることが大前提。眠りにつく直前にはテレビやオーディオ製品なども少しずつ消していきましょう。
最近ではベッドサイドでスマホなどを見続ける人も多いですが、液晶画面から出るブルーライトは、眼精疲労を呼ぶだけでなく、脳を興奮させて眠りに入りにくくなるとも言われています。
ベッドルームでは静かな空間を意識し、すぐに眠りにつけるように工夫してみましょう。たとえワンルームだとしても、ベッドの周りには落ち着くグッズを置くだけでもずいぶん雰囲気は変わるはずです。
照明は段階的に変えられるか
ベッドルームでは調光器で光の色や、光の量を調整できる照明が望ましいですが、全てを整えるのはお金もかかるし難しいですね。
そんな時は幾つかの照明を部屋に置き、その間接照明によって明るさを調節してみませんか。例えば部屋全体を明るく照らすだけでなく、高さを変えて幾つか点けてみます。就寝するまでにひとつずつ照明を消していき、最後は読書灯だけにすることができます。
こうすると暗くなっていく間に眠りへの準備もできるし、心も落ち着いて寝る体制に入れそうですね。
落ち着く色を使っているか
ベッドルームで使う色にも気を使いたいものです。眠るための部屋なので落ち着いた色合いを選びましょう。交感神経系に刺激を与え、血圧をあげるともいわれているのは明るい赤。赤を多めに使ってしまうと落ち着いて眠れないかもしれません。
逆に、青や緑は気分をリラックスさせてくれるようです。他にもベッドルームに似合う色は淡い色や白、グレーなど刺激が少なく気分が落ち着く色がおすすめです。色の持つ効果は、ベッドルームでは特に気にしたいものですね。
ベッドルームに置くインテリアを選ぶポイントは?
1日の疲れを癒し、明日への気力や体力を回復させるための場所がベッドルームです。ベッドルームにふさわしいインテリアは、以下のことに気をつけて選びたいものですね。
自分のお気に入りのものに囲まれているか

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子供の頃から使っているぬいぐるみを枕元に置いている人は多いかもしれませんね。それがあることで精神安定剤の役割をしてくれる、慣れ親しんだものをベッドルームにも並べてみましょう。
また、寝る前に自分のお気に入りの本を読んでみるというのもおすすめです。活字でも良いし、写真でもOK。同じ本で同じページでも、繰り返し読むことで心が落ち着き眠りやすくなることでしょう。
整理整頓された空間もリラックスには必要

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体と心を休めるために、リラックスして眠りに入るためにも、ベッドルームが片付かない状態でいるのは落ち着きません。寝室はできるだけものを少なくし、寝る前に目に入るものが少ないようにすると気分もリラックスできます。
もう疲れた、いますぐベッドに飛び込みたいという気持ちもわかりますが、布団やカバーを整えたり、ベッドルームの周りはすっきりと整理整頓しておきましょう。
心を落ち着かせ、リラックスできる照明

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ゆっくり眠る場所なのに、煌々と明かりのついた状態では、脳が休まる暇がありません。ベッドルームのインテリアで一番大切なのは照明と言っても良いでしょう。
真上から部屋全体を照らすのではなく、手元を照らす読書灯や、足元に置かれたライトなども効果的です。また、電球の色は蛍光灯のような白色より、電球のような暖色系の方が目に優しくリラックス出来ますよ。
ベッドルームのおすすめレイアウト方法
ベッドルームは、活動をするリビングやダイニングとは異なります。心を落ち着かせ、リラックスするための場所なので、自分がどれだけ心地よく入られるかに気を配ってレイアウトすると良いでしょう。
朝日とともに起きられるよう、日の当たり方にも工夫を
日光の当たり方はベッドルームにはとても重要なことです。ベッドを置く向きによって朝日が燦々と当たって気持ち良く起きられるようになったり、逆に日が当たりすぎて暑くて眠れないということも。ベットを置く位置はよく吟味しましょう。
また道路沿いに寝室があると、外の音が気になって眠れなかったり、冬はベッドが窓に近すぎると寒くて眠れないことも。布団やベッドを置く場所は、日の当たり方や窓の位置に考慮して考えると良いでしょう。

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枕は2個あると便利
肩こりや腰痛の原因にもなるのは、寝ている間の枕の選び方です。枕の高さによって首と頭の位置を安定させることにより、首のカーブに負担をかけることがなくなります。このため寝返りを打っても、心地よく眠れることができるのです。
お気に入りの枕を使うことはもちろん、ベッドルームには幾つか枕があると良いでしょう。高さを変えたり、起きて本を読んだりするときはクッション代わりにも使えます。
ベッドサイドには読書灯を
素敵なベッドルームの写真を見ていると、ほとんどが枕元に照明があることがわかります。天井からの明かりは消して、手元だけを照らすことにより、気分が落ち着き、リラックッスして眠りに誘うことができます。
1日の疲れを癒すベッドルームでは、読書灯を使ってみましょう。静かな明かりのもとでのんびりとする時間を持つことで、心もゆったりと落ち着いてくることでしょう。
【実例集】おしゃれで居心地の良さそうなベッドルーム特集
インスタグラムなどに投稿されるおしゃれなベッドルームは、インテリアのとても良いお手本になります。
自分の好みのインテリアを見つけたら、どこが素敵なのかよく観察してみましょう。それに近づけるようにレイアウトや小物選びをするのも楽しいものです。
白とお気に入りだけの空間

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全体的に白を多めに使ったベッドルームは清潔感があり、落ち着いた印象です。枕をたくさん使ったり、クッションや毛布の色もベージュで統一位しているところなど、色づかいの参考にもなりますね。
極力ものを減らし、お気に入りだけを並べた空間が、ベッドルームをますます素敵に見せてくれます。
本と照明

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本に囲まれたベッドルーム。こんな部屋ならいい夢が見られそうです。
しっかりと手元を照らす読書灯があるため、日が落ちて暗くなっても本が読めそうですね。
このように手元を照らす照明が一つあれば、ベッドルームは落ち着いてリラックス出来る空間になります。
ワンルームでも

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例えばベッドルームが作れないワンルームでも、ベッド周りの空間を整えるだけで、そこは心地よく気持ちの落ち着くベッドルームにすることができます。壁の色合いや、ベッドカバーなど落ち着いた色を選びましょう。
昼間や寝る前までは部屋の全体照明をつけていても、就寝前には少しずつ全体照明を消していきましょう。枕元の間接照明がほのかに光り、手元を照らしてくれます。
明るい色を差し色に

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こちらは女性らしいベッドルーム。真っ白な空間に赤いファブリックでアクセントをつけています。光がほのかに差し込み、その美しさが際立っていますね。赤を入れることで女性らしさが際立っていますが、一方で赤による強さは全然ありません。
それはベースとなる大きな白の空間が赤の強さを中和させ、柔らかい空間に変えることができているから。女性らしさを出しながらも温かい雰囲気を出したいときは、このように白や無彩色を大きく加えてみましょう。それにアクセントのように明るい色を加えることで、柔らかで落ち着いたベッドルームを作ることができます。
サイドテーブルの金もアクセントになり、シンプルになりすぎないよう工夫されています。