ワインを趣味や仕事に!ワインに関する資格一覧とその難易度

ワイン好きなら取ってみたい「ワインに関する資格」

現在、日本国内のワイン消費数量が過去最高となり「第7次ワインブーム」と呼ばれる程ワイン人気が高まっています!

ワインは、今や高級レストランだけでなく、ワインバルや居酒屋などのカジュアルな業態でも楽しむ人が増えてきています。多くの人にとって、ワインがより身近な飲み物になっていることが分かります。

日本ワインの需要が高まるなど、ワインはさらに多様化していることから、今人気のワインを、今のお客様が求めるスタイルでサービスやセールスできる人材が各方面から求められているんですよ☆

≪こんな方が、ワインの資格を取得しています。≫

  • 飲食店従事者(特にバル業態、居酒屋業態など) ・宿泊施設従事者(特に旅館など)
  • 小売店従事者(ワイン専門店よりも酒類全般を扱う業態など)
  • ワイン愛好家
  • 上記に就職を希望する学生

ワインに関する資格一覧&難易度

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どの資格にも、「国家資格」と呼ばれる種類のものがありますよね。

実は、日本にはワインの国家資格はありません。フランスやイタリアにはソムリエの国家資格があります。国家資格を取得したい人は海外に受験しに行きましょう。

The Court of Master Sommelier (CMS)やWine & Spirit Education Trust (WSET)などが有名です。

日本のワインの資格には大きく分けて、2種類あります。

  • 一つ目は、民間資格の「日本ソムリエ協会(JSA)」が認定する
  • 二つ目は、おなじく民間資格の「全日本ソムリエ連盟 (ANSA)」 が認定する

プロならJSA、一般愛好家ならANSAがおススメですよ。

日本ソムリエ協会(JSA)

ソムリエの世界機構であるASI(国際ソムリエ協会)に加盟している団体のため、国内の認定試験からさらに一歩進んだ、世界的に通用する「国際ソムリエ協会認定ソムリエ資格」認定試験に挑戦出来ます。

就職する時や飲食業界の方々に提示する資格としては、JSAの方が認知度が高く、実力も本格的と考えられることが多いようです。

また、2016年以降、「ワインアドバイザー」という呼び名はなくなり、「ソムリエ」という呼称になりました。

  1. ソムリエ
    (ワイン関連職務経験3年以上、現在進行形で従事している人対象)
  2. ワインエキスパート
    (経験不問。愛好家向けだが試験レベルはソムリエに匹敵)
  3. シニアソムリエ
    (ワイン関連職務経験10年以上、現在進行形で従事している人対象。 また、JSA「ソムリエ」資格認定後3年目以降であること)
  4. シニアワインエキスパート
    (JSA「ワインエキスパート」資格認定後5年目以降、かつ年齢が30歳以上の人が対象)

『日本ソムリエ協会』では基本的に飲食店など、ワインを含むアルコール飲料を取り扱う方に向けた資格試験を行っているが特徴です。ですので実務経験を求められる資格試験がほとんどです。

ソムリエ(日本ソムリエ協会(JSA))

【受験資格】

  • ワインやアルコールに関するお仕事を3年以上経験していること。
  • 一次試験日当日もそのお仕事に就いていること。

合格率は40パーセント前後だとか。余談ですが、調理師試験の合格率が60%程度なので、難易度が高いことがわかりますね。

ワインエキスパート(日本ソムリエ協会(JSA))

趣味の資格として、ソムリエと同等程度のワインの知識を有することが証明されます。いわばワイン愛好家のための資格ですね!

受験資格ですが、職種、経験は不問です。ソムリエをしているけれど、経験年数が3年未満の人なども受験可能です。

合格率は、なんと30%〜40%と、難易度は高めだそうです。

ソムリエ試験もそうですが、一次試験または二次試験に通ると、3年間は免除してくれるそうです。

いっその事、初回受験は一次試験にだけ狙いをつけて、それ以降の試験は時間をかけてゆっくりと取得していくのもアリでしょう。

シニアソムリエ(日本ソムリエ協会(JSA))

シニアソムリエは、日本ソムリエ協会が認定するワインの資格制度であり、「ソムリエ」の上級資格となります。

【受験資格】

  • ソムリエおよびワインアドバイザー資格認定後3年目以上の方。
  • ワインやアルコールに関するお仕事を「10年以上経験」されていて、 一次試験その日もそのお仕事に就職されている方。

シニアワインエキスパート(日本ソムリエ協会(JSA))

シニアワインエキスパートは、ワイン愛好家のために作られた日本ソムリエ協会が認定する資格制度であり、「ワインエキスパート」の上級資格となります。

ワインエキスパートよりも、ワインに関するより深い知識があることが証明されます。

【受験資格】

  • ワインエキスパート資格認定後5年目以上の方。
  • 年齢30歳以上の方。

ワイン検定 全日本ソムリエ連盟(ANSA)

「ワイン検定」は、日本ソムリエ協会が認定している資格のひとつで、「J.S.A.ワイン検定」とも呼ばれています。

ワイン関係の資格の中では、難易度は低めに設定されており、ワインの勉強を始めたばかりの初心者で会っても合格しやすいと言えるでしょう。

受験にも特に資格はなく、ワイン関係の仕事に従事していた経験も必要ありません。20歳以上あればだれでも受験することが可能です。

テイスティングもないため、チャレンジしやすいでしょう。

協会が講習会を開催しているので、それに参加してポイントを把握し、同日にすぐ行われる試験に合格することで認定されます。

「ブロンズクラス」と「シルバークラス」に分類されており、「シルバークラス」の方が難易度が高く、「ブロンズクラス」に合格していないと受験することが出来ません。

ワインコーディネーター/ソムリエ(全日本ソムリエ連盟(ANSA))

続いてソムリエ資格を認定しているのがこちら、『全日本ソムリエ連盟』です。

『日本ソムリエ協会』が経験者を対象している一方、『全日本ソムリエ連盟』では講習などを通じて「ソムリエ」としてふさわしい水準への育成をしていくのが特徴です。

ANSA(日本ソムリエ連盟)は、ソムリエ、もしくはワインコーディネーターのどちらか1つですが、呼称を選べます。(職歴、経験不問。ただしANSAの行う講習をすべて受けてからの認定となります)

1997年に設立されたANSAは試験方法が独特で、認定試験の受け方が現代のニーズにマッチした全く新しい団体と言えます。

資格試験は3種類から選べて

  1.  完全在宅で資格取得できる「通信コース」
  2.  在宅受講した後に試験会場で試験を受ける「在宅受講・試験コース」
  3.  指定の会場で短期集中して受講してから受験する「2日間集中受講・試験コース」

それぞれ受講料や合格までの流れが異なりますが、自分にあった受講スタイルを選ぶことが出来ます。

全日本ソムリエ連盟の「ソムリエ」

先ほどは、「日本ソムリエ協会」の認定資格である「ソムリエ」について紹介しましたが、実は「ソムリエ」と呼ばれる資格には、「全日本ソムリエ連盟」が認定しているものもあります。

ワインはもちろん、アルコールルイをサービスしていく上で求められるテイスティング能力やサービス能力をチェックされる試験となっています。

前述した「日本ソムリエ協会」の方の「ソムリエ」と違い、実務経験がなくても、連盟が指定している講習を受けることによって受験資格を得ることが出来ます。

飲食店でプロフェッショナルとして活躍する上で資格を取得したい人にとって、年数や経歴というネックがなくなるという魅力がある資格でしょう。

ワインコーディネーター

全日本ソムリエ連盟が認定する資格で、ワインの魅力や具体的な楽しみ方を伝えることが目的となっている資格です。この役割を果たすための知識やスキルを持っていることを証明するため、消費者相手に分かりやすい説明が出来る力も求められています。

この「ワインコーディネーター」は、連盟が指定している講習会に参加しないと、試験を受けることが出来ません。

講習会では、ワインの原料から醸造における基礎知識も学び、ワインにまつわる歴史や伝統などの知識をしっかり身に着けることが出来ます。

更に、テイスティングスキルも高めることが出来るため、スムーズに受験しやすい環境が整っている資格でもあるのです。

プロフェッショナルソムリエ

全日本ソムリエ連盟が認定しているワインの資格で、前述した「ソムリエ」の上級資格となっているのがこの「プロフェッショナルソムリエ」です。

「ソムリエ」か、「ワインコーディネーター」の資格を取得しており、更に連盟が指定している講習を受けると受験が可能となります。

求められる知識やスキルがより高いものとなり、ワイン関係の仕事における就職やキャリアアップの際にも重宝されやす資格です。

ワインに関する資格を取るメリットとは

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ソムリエ資格の学習をすることで、飲食店のサービススキルとワインを中心としたお酒の知識が身につきます。

ワインに限らず酒類全般の歴史や製造を学んでいくので、お酒に対する総合的な知識が定着し、ワインの仕入れや管理、保存に至るまでの最適な方法までわかるようになります。

飲食店経営者であれば、店舗スタッフの指導や採用に活かせるメリットがあります。

◎お客様の信頼アップ

ソムリエバッジを付けていることで、ワインのプロである知識と技能を持った証拠となり、お客様に信頼感を与えます。

ワインの知識は奥が深く、一般のお客様には難しい部分が多いです。確かな知識を持ったソムリエがわかりやすくメニュー提案を行うことで、お客様が食事をより楽しめるようになります。

◎サービススキルの向上

ソムリエは接客のプロとして、お客様の要望や好みに応じてワインや料理を提供します。ソムリエ試験では、サービスに必要な立ち振る舞いや基本的な接客技能を問われるので、ソムリエ資格の学習を通してサービススキルが身についていきます。

◎酒類全般について幅広く学べる

ソムリエ試験ではワインに関する知識や技能だけでなく、ビール・ウイスキー・スピリッツ&リキュール・焼酎・日本酒など、その他のお酒についても幅広く学びます。

あらゆるお酒の歴史と製法を幅広く学ぶので、お酒を扱う飲食店関係者は取っておいて損はない資格の一つと言えるでしょう。

ワイン以外のお酒にも詳しくなることで、お客様に訴求力のある提案ができるようになり、飲食店の業態にあったお酒メニューの充実にも繋がります。

◎料理とワインのマリアージュがわかる

ソムリエ試験の学習をすることで、世界中の料理とワインのマリアージュ(相性)について判断できるようになります。

試験範囲ではフランス、イタリアの代表的な料理からチーズまで網羅し、食事の流れ、ソースとの相性、シチュエーションに合わせてどのようなワインを合わせるのかを学びます。

フレンチやイタリアンなどに限らず、食材によってどのお酒を合わせれば良いのかも判断できるようになるので、お酒を扱うどのような業態にも学習するメリットがあります。

◎ワインの仕入れ・管理・保存方法がわかる

ワインの仕入れを行い、適正な品質を保ち管理することもソムリエの役割の一つです。

同じ銘柄のワインでもヴィンテージによって生産の背景が異なるので、ワインを扱う飲食店には、それらを判断できる知識と技能が求められます。

そしてワインは、ずさんな管理をしてしまうと品質が大きく変わってしまうお酒です。デリケートなワインにとって、品質管理は外せないポイントの一つでしょう。

◎優秀なソムリエを採用できる

飲食店経営者であれば、自らがソムリエ資格を取得することで、客観的に優秀なソムリエを採用する判断ができるようになります。スタッフの育成や指導にも役立つので、お客様のサービスのみならず、飲食店にもメリットを還元できる資格です。

ワインに関する資格を活かせる職業はある?


フランス料理店、イタリア料理店、ホテルのレストラン、ワインバーなどで活躍をしています。雇用形態は主に正社員での雇用が多くを占めています。

  • フランス料理店
  • イタリア料理店
  • ホテルのレストラン
  • ワインバー
  • 酒販店(小売店)
  • インポーター(輸入業)
  • ワインメーカー(ブドウ園も含む)
  • ワインスクールの講師
  • ワイン販売員(デモンストレーター)

ワインは奥深い!資格を取ってさらにその世界を楽しみましょう

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ワインに関する資格は、ここで挙げたもの以外にも色々なものがあります。規模や認知度もものによって異なっており、求められるスキルやレベルも様々です。

自分にぴったりのものを選び、ワインをもっと楽しむための資格にチャレンジしてみるのがおすすめです。

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