ママ友のお家へのお呼ばれ。気になるのが手土産問題
子育ての悩みを共有できるママ友は大切な存在です。外で子供を遊ばせているうちに、仲良くなると家に誘われるようになることもあるでしょう。仲良くなって誘われたのはいいけど手土産はいるのかな?など初めて訪問するときは特に気になりますよね。
昔からの友達なら気が知れているため深く考えずに済みますが、子供を通して仲良くなったママ友は「友達」とは違います。子供のために親としてきちんと礼儀を知っておくことも大切です。
手土産なしはマナー的にあり?なし?
結論から言うと、手土産なしはマナー的にしてはいけません。親しき中にも礼儀ありと言いますが、よほど気心知れた仲でない限りママ友の自宅に招待されたら手土産は準備をしておくことをオススメします。
逆の立場で考えてみましょう。手土産を期待しているワケではありませんが、ちょっとしたお菓子でもその気持ちがうれしいですよね。何もしないで失敗するより、やって失敗する方がまだ笑って許されるのです。
参加者と事前確認をしておこう
ママ友の家に他の人も招待されているときは、事前にそのママ友と予算や品物を確認しておきましょう。一般的な手土産の相場があるとはいえ、その相場が当てはまるとは限りません。
他のママ友が有名なお菓子やケーキを持参しているなか自分だけスナック菓子だとお邪魔している間その時間を楽しめなくなります。
逆に自分だけ高級な手土産を持って行くのも周りのママ友から嫌味と取られる可能性もあるので、事前に確認をしておくことが上手にお付き合いをして行く上で大事になってきます。
「手土産は無くていいよ」と言われたら?
手土産なしは基本的に考えから除外しましょう。「手土産なしでいいよ」と言われても真に受けてはいけません。お邪魔する立場として考えれば、ママ友は場所を提要して準備をしてくれているのですからお礼をするのが常識ですよね。
初めて家に遊びに行くときは手土産を持っていっても、回数が増えると「手土産なしでいいよ」に甘えてしまいがちです。毎回手土産を持って行くのもお金がかかるし…と思ってはいけません。
ママ友とのお付き合いで節約は禁物です。独身の友達ならともかく、家族がいる家にお邪魔するので最初のうちは手土産を持って行くことをオススメします。
最初のうちは手土産を持っていくのが無難
気心が知れる仲になるまで最初のうちは手土産を持って行くのが無難です。途中で必ず「手土産なしで」と言われますが、そう言われてもちょっとしたモノを持って行くと喜ばれます。
子供たちがちょっとつまめるお菓子などでも十分です。あまり高価なモノを持って行くと相手の負担になるので気持ちが伝わるようなモノを用意しておくといいですね。
手土産の相場はいくら?
手土産の相場は一般的に1,000円〜1,500円ほどが多いでしょう。あまり高価なモノを持って行くと相手もお返しをしなければならない、など負担をかけてしまうからです。また極端に安すぎるのも相手を不快にさせる可能性もあるので注意が必要です。
毎回高価なモノを手土産に選んでしまうとお付き合いそのものが苦痛になってくる可能性があるため、お互い気持ちよく付き合って行くためには負担がかからないものを選ぶとよいでしょう。
ママ友のお家へのお呼ばれで喜ばれる手土産
高価なモノを選んでしまうとそれと同等のお返しおしなくては…と相手にプレッシャーを与えてしまう可能性があるので注意が必要です。手土産に悩んだら「消えて残らないモノ」を考えると選びやすいでしょう。詳しく見ていきましょう。
ママ友のお家へのお呼ばれで喜ばれる手土産①フルーツ
フルーツはみんなでつまむことも出来ますし、小さい子供のいる家庭では子供も食べられるので喜ばれ手土産の一つです。近くのスーパーなどでも手に入るので、旬なフルーツを選んでカットして持って行くなど工夫をしてみましょう。
ママ友のお家へのお呼ばれで喜ばれる手土産②焼き菓子
焼き菓子は日持ちするので手土産の定番として人気があります。小分けされていれば配りやすいので喜ばれるでしょう。いろいろな種類が入っている焼き菓子など選ぶとそれぞれ好きなものを選べるので会話も弾みます。
ママ友のお家へのお呼ばれで喜ばれる手土産③パックのジュース
手土産といえば食べ物を想像しがちですが、飲み物を持参する人は少ないのではないでしょうか。パックのジュースはコップを用意しなくて済むので非常に喜ばれることが多いです。
子供にそのまま渡しても、コップと違いこぼす心配も減るのでママたちが会話に集中できますね。余ってしまっても日持ちするのでパックのジュースもオススメです。
ママ友のお家へのお呼ばれで喜ばれる手土産④マカロン
マカロンは好きな人が多いですが、普段自分で買うことはあまりありませんよね。普段自分で買わないようなおしゃれな焼き菓子もすごく喜ばれるので手土産としてオススメです。一口サイズで種類も多く、見た目も華やかなので手土産として喜ばれるでしょう。
取り皿・紙コップ・フォークも用意して!
意外と喜ばれるのが取り皿や紙コップです。自宅でなにか食べたりするとき、人数分のお皿やコップを用意するのは後片付けのことを考えると相手に負担がかかります。可愛いお皿や紙コップがたくさんあるので用意しておくと便利です。
ママ友のお家へのお呼ばれでNGの手土産
ママ友のお家へのお呼ばれでNGの手土産①アルコール類
アルコール類は好みがあるため手土産としてはあまりオススメできません。自分が飲めても相手が飲めない可能性もあります。また初めてお邪魔するときの手土産としても向いていないため注意しましょう。
ママ友のお家へのお呼ばれでNGの手土産②生モノ
生モノは日持ちしない上、調理が大変なため手土産としてはオススメできません。相手の好みもあるので最初のうちは控えた方がいいでしょう。気心が知れて仲良く打ち解けられても持って行く前に確認をして渡すことをオススメします。
ママ友のお家へのお呼ばれでNGの手土産③ホールケーキ
ケーキを持って行くのであれば、カットされているものを持って行きましょう。ホールケーキはカットしなくてはいけないので切り分けが大変です。時間もかかりますしお皿やフォークを人数分揃えなくてはいけません。食べた後の後片付けも相手に負担をかけるので注意が必要です。
またケーキを持って行くときは、紙皿やフォークをあらかじめコンビニなどで買って用意しておくと喜ばれるでしょう。
もらって困った手土産は?
良かれと思って持っていったモノでも、相手にとっては迷惑になる可能性があります。人それぞれ価値観が違いますので自分の価値観で考えないよう気をつけることも大切です。
もらって困った手土産①一人分のお菓子
お邪魔するママ友の子供が複数いるのにも関わらず、一人分のお菓子を渡すのは相手も困ってしまいます。残りモノ?と相手を不快な気持ちにさせてしまう可能性があるので持参する場合は人数分あるかきちんと確認しておきましょう。わからない場合は多めに持って行くことをオススメします。
もらって困った手土産②高級なモノ
高級なモノはお返しに悩みます。逆の立場でも高価なモノを貰えばすごく困りますよね。ママ友によっては自慢と捉えるママもいます。高価なモノはできるだけ避けて、常識の範囲内にしておきましょう。
もらって困った手土産③雑貨や小物類
雑貨や小物など自分の趣味と合わないモノはもらっても処分しづらく相手を困らせてしまいます。特に手作りなどは相手の好みがわからないうちは控えた方が無難です。手土産は基本的に「消えるモノ」を意識して選ぶとよいでしょう。
手土産は負担にならない範囲のものでOK!
自宅に招待されたら「手土産なし」はやめておきましょう。お互いに負担にならない範囲で選び、自分がもらったらうれしいな、と思えるようなものや実際使ったり食べたりしてよかったものを贈ることをオススメします。
ママ友は子育てのストレスを共有することで絆が深まって行きます。付き合ってストレスを感じないようにお互いが相手を思いやり、気を配ることが大切です。