リスクや後遺症も。40代だからこそ知っておきたい中絶の現実

「中絶」と聞くと、10代などの若い子たちを思い浮かべてしまう方が多いかと思います。しかし、最近では40代での中絶が増えてきています。一見、安定した生活を送っているように思える40代。中絶を選択しなければいけない理由とは何なのでしょうか。また、40代での中絶によるリスクや後遺症にはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく解説していきます。

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増えてきている40代での中絶

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10代で予期せぬ妊娠をしてしまい、中絶をしてしまうというのは、聞く話ではあります。これには、まだ学生であったり、金銭面的な理由で子供を育てることが難しいという理由があげられます。

しかし、最近では、40代での中絶が増えてきているのです。

40代といえば、妊娠できることに喜びを感じる年齢のように思いますが、40代で中絶を選択してしまう理由とはなんなのか。そして、40代での中絶によるリスクや後遺症にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、妊娠が発覚した場合は、すぐに産婦人科に相談にいきましょう。それまでに、妊娠したことを伝えて相手にしっかりと伝えて今度どうするべきなのか話し合ってください。自分1人の判断で中絶はできません。

話合いの結果、中絶をすることになったら、中絶をしたい旨を医師に伝えます。一般的には、手術方法やリスクや後遺症を説明されて中絶同意書が渡されます。これは、あなたと子供の父親である相手、両方のサインが必要です。手術当日までにサインをして持っていくようにしましょう。

中絶同意書とは、中絶手術をすることに同意をしますという証明書となる書類ですので、絶対に偽造をしてはいけません。中絶手術は、決して簡単な手術ではありません。

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40代での妊娠で、中絶をするということは術後の感染症リスクや後遺症などもあり、命に係わることも考えられます。それだけ身体の負担も大きいのです。後遺症がでてこれから妊娠をすることができなくなる可能性もあります。

また、中絶手術には保険は適用されませんので、すべて自己負担となります。これも病院によって異なりますが、おおよそ15万前後と考えましょう。お金の問題ではありませんが、一つの命が失われることを忘れてはいけません。

40代で中絶を選択する原因とは

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40代の中絶で一番多い原因がW不倫です。W不倫の末に、不倫相手の子供を妊娠してしまい、家庭を壊したくないから、家族にバレないように中絶をする女性が増えているのです。

また、不倫相手の子供なのか、夫の子供なのか分からずに産む不安から中絶を選択する女性も少なくありません。相手にも家庭があるなら尚更、産むことはできないのでしょう。子供が欲しくても恵まれない家庭がある中で、40代で妊娠できることは、奇跡に近いといえます。しかし、不倫の末に意図としていない妊娠をしてしまう責任は、あなただけの問題ではなく、不倫をしていた相手にもあります。

不倫で妊娠してしまった場合、家族だけでなく、周りの知人にも知られたくないと誰にも相談せずに中絶手術をする女性が多くいます。40代で妊娠してしまった女性は、まさか、妊娠するとは思わなかったといいます。自分が原因のこととはいえ、子供おろすということは、精神的ダメージも大きいでしょう。

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もちろん不倫だけでなく、既に子供がたくさんいて、生活的に妊娠した子供を育てることが難しく中絶を選択することもあります。

高齢出産をして、高校や大学のお金が一番かかる時期に定年していることを考慮すると、これから子育てをするのが難しいという判断もあるようです。

他にも元々身体が弱く、高齢出産に耐えられそうにない、仕事の関係で産むことができないという理由も挙げられます。

40代で中絶をすることによるリスク・後遺症は?

40代は出産するとしても、高齢出産となりリスクや後遺症はもちろんでてきてしまう年代です。

しかし、出産よりも中絶手術の方がより、40代の身体にはとても負担が大きいといえるでしょう。また、中絶手術は、初期であっても手術をするということには変わりはありません。ですから、後遺症のリスクが伴います。

手術はいつでもできるわけではありません。中絶できる期間は「21週6日」までとできる期間が定められているのです。

中絶するべきか悩んでいて、「21週6日」を過ぎてしまった場合、病院で中絶したいと申し出てもすることができないのです。そのため、出産するしか選択肢ありません。

初期であれば、子宮口を開く処置をした上で、吸引器を使って子宮内容物を吸い出す「吸引法」や、器具を使って胎児と胎盤をかき出す「掻爬(そうは)法」というどちらかの方法での手術になります。全身麻酔となるので、病院によって日帰りの場合と1泊2日の場合があります。

術後は、子宮が元の大きさに戻るために痛みを伴います。中期中絶になると、子宮口を開く処置の後、薬の力で人工的に陣痛を起こして流産させるという方法がとられることが一般的です。

初期の手術よりも身体の負担が大きく、入院には約4~5日を要することもあります。ですから、なるべく早く決断をして初期の状態で手術をした方が身体のためには良いのです。

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これらの手術で考えられるリスクや後遺症としては、初期手術では、子宮に穴が空いてしまったり、組織の一部が残ったりすることなどがあります。組織の一部が残った場合は、再手術となります。中期中絶では、陣痛が強くなりすぎて子宮が破裂するリスクもあります。そうなれば、命に関わることとなります。

他にも術後に、子宮内感染が起こることがあり、その炎症が原因で不妊になってしまうことも。掻爬手術は、内膜を削るので内膜が薄くなって着床しづらくなり、これも不妊につながります。こういったリスクや後遺症は、稀ではありますが、決して起こらないという訳ではありません。しっかりとリスクや後遺症を覚悟して中絶手術を選択しましょう。

また、身体だけではなく、命を粗末にしてしまったという後悔や罪悪感など精神的ダメージもあります。自分を責めてしまい、ストレスとなり生理不順や鬱状態になってしまうことも。

望まない妊娠を防ぐためにできること

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前項にも述べたように、中絶手術は、リスクや後遺症を合併してしまうことがあります。ですから、望まない妊娠をしないように、自ら気を付ける必要があるのです。

もちろん、不倫で妊娠してしまった場合には、望まない妊娠を防ぐためには、やはり不倫をやめるべきです。そうすれば、望まない妊娠をすることはありません。自分の夫の子供であれば、産む覚悟ができるわけですから。

他にも、妊娠を希望していないのであれば、低用量ピルを服用するのも良いでしょう。これは、婦人科で処方してもらうことができます。毎日一回服用することにより排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えます。それにより、避妊効果がとても高くなります。

妊娠と月経をコントロールできる、安全で確実な薬となっていて、子宮内膜症や月経痛にも処方されています。副作用も少ないので、望まない妊娠を防ぐためには効果的です。年齢を重ねると妊娠できる確率も低くなります。

後悔しないよう、きちんと避妊を行うことが大切

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最終的に身体を傷つけるのは、女性です。妊娠してから後悔しても遅いのです。

中絶は、リスクや後遺症がでてしまう可能性があり、今後の生活にも支障をきたすかもしれません。お腹に子供がいるのに、自分のエゴで産むことができないと罪悪感が更に増して、精神的にも辛くなるでしょう。

自分の欲のために、こんなことになってしまったことを反省しなければなりません。そうならないためにも、きちんと避妊を行うことが大切なのです。

40代で不倫の末に夫以外の子供を妊娠することは、正直珍しいことではありません。ただし、命を軽視することは絶対にしてないでください。自分のためにも、家族のためにも恵まれない妊娠はすべきではないのです。

 

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