「恋をすると痩せる」って本当!?恋とダイエットの意外な関係

「恋をすると痩せる」って本当?

「恋をすると女性はキレイになる」と言われますが、そんな経験、みなさんも経験ありませんか?

  • 「彼のことで頭がいっぱいで、自然に食欲がなくなり、5キロ痩せました」
  • 「恋煩いで食欲が落ちて」
  • 「彼のことを考えると胸がいっぱいで、お腹がすかない」

なぜ女性は恋をすると綺麗になるのでしょうか。恋をして痩せたり綺麗になったりするのには、実は理由があったのです。

逆をいうなら、なんか綺麗になったね、と、最近よく言われるようになったと思うならそれは恋をしている証拠!周囲がすぐにわかるほどの変化があるということです。

これは何も、必ずしも両想いである必要はありません。片思いであっても、女性は恋をするだけで途端に綺麗になるものなのです。

恋をすると綺麗になる。そのメカニズムは、一体どういうものなのでしょうか?今回は、その謎を徹底解剖します!

恋をすると痩せるのは気のせいじゃない!その理由とは?

デートの前の日からそわそわして食事も喉を通らない…。デート中も緊張したりドキドキしたりして味がよく分からない!

これには科学的根拠があります。

恋愛をすることで、様々なホルモンが分泌され、肌の調子を良くする、食欲が抑制されるなどのダイエット効果が期待できるのです。

恋をすると、可愛くなる、痩せる理由をご紹介します。

「恋愛ホルモン」の分泌で、痩せる!?

私たちのカラダでは、多くのホルモンが分泌され、体の働きを調整しています。その数は100種類以上とも言われています。

その中には、「恋愛ホルモン」と呼ばれるものがあります。恋をすることで、恋愛ホルモンが分泌されるため、肌の調子が改善されたり、ダイエット効果が期待できるです。

そのため、「恋をすると綺麗になる」と言われているのです。

ダイエット効果が期待できる恋愛ホルモンは、以下の4つになります。

ダイエット効果が期待できる恋愛ホルモン
  • ドーパミン…「やる気ホルモン」とも呼ばれている脳内ホルモン
  • エストロゲン…女性らしい体を作る女性ホルモン
  • オキシトシン…妊娠・出産・母乳の分泌に関係するホルモン。「幸せホルモン」とも呼ばれる
  • フェニルエチルアミン(PEA)…恋愛ホルモンの代表格で多幸感を関連する脳内ホルモン

ドーパミンで食欲抑制・新陳代謝促進

恋をした時の「ときめき」を感じることで、ドーパミンが分泌され性中枢が刺激されます。

視床下部にある性中枢は、性ホルモンを調整している部位です。ドーパミンが分泌されると性中枢が刺激されます。すると、性中枢の近くにある満腹中枢も刺激されます。そのため、食欲が抑制されるのです。

恋わずらいで食欲がない、というのは、このような減少が起きているためです。

エストロゲンで美肌・脂肪燃焼効果

女性ホルモンのひとつであるエストロゲン。恋愛時の「ときめき」によって性中枢を刺激しエストロゲンの分泌が活性化すると言われています。

エストロゲンは、女性らしいカラダを作るホルモンです。自律神経が整える、美肌効果、バストアップ効果、脂肪燃焼効果が高まるなどの働きがあります。

生理終了後から排卵前までは、体調が良い、ダイエットしやすいと言われていますが、これはエストロゲンの分泌が増える時期ということなんです。

オキシトシンでストレス軽減

オキシトシンは、「幸せホルモン」と呼ばれ、自律神経を整える、ストレスを軽減するなど、心の安定に関連するホルモンです。心の不安定は、ダイエットには悪影響を与えてしまいます。

また、近年マウスを使った研究では、オキシトシンによって過食を抑制する作用があることがわかり、肥満治療として期待されています。

オキシトシンは、「抱擁ホルモン」とも呼ばれています。このように呼ばれる理由は、手をつないだり、抱擁するなどスキンシップによって分泌されるためです。

好きな人とのスキンシップは、オキシトシンを分泌させ多幸感を得られストレスを軽減してくれているのです♡

ダイエットホルモンPEA(フェニール・エチル・アミン)って何?

正式名称は「フェニルエアチミン」というホルモンのことで、略してPEAといいます。恋の媚薬と呼ばれており、主に、一目惚れ、恋煩い、恋やつれ等の症状を引き起こします。

恋をすると、食欲がなくなるのも、PEA(フェニール・エチル・アミン)のしわざです。

フェニルエチルアミン(PEA)が分泌されると、消化促進による便秘改善、美肌効果、食欲抑制効果、ダイエット効果が期待できます。食欲中枢を抑制するので、食欲が自然とおちてしまいます。

緊張して胸がいっぱいになってしまう別名「惚れ薬」とも呼ばれるこのPEAですが、実は弱点が!それは、寿命があり、だいたい3ヶ月~3年ほどしか持たないということ。

ずっと出会った頃のようにドキドキが続かないというのは、PEAのせいでもあったわけです。2人の関係が安定したとき、「ちょっと太った?」なんて言われないように気をつけたいですね。

好きな人と食事をすると「胸がいっぱいで食べられない」というのは、ただロマンチックなだけの言葉ではないのです!胸いっぱいの正体はずばり『PEA』なんです。

この作用を使ってうまく食欲を抑えれば、楽しくダイエットすることも可能です。いつでも自在に本物の恋愛ができる人は良いのですが、そんな人はごく稀でしょう。

でも大丈夫!PEAを分泌させる方法は他にもあります。

PEAをたくさん分泌させるには?

▼食事からPEAを取り込む

PEAはチーズやチョコ、赤ワインに多く含まれています。特にチーズはチョコの10倍の量のPEAが含まれているとか。

女性だけでなく男性ももちろんPEAが分泌されるので、デートのときにはイタリアンを選び、赤ワインで乾杯をするのがオススメ。お互いにPEAがたくさん出れば最高ですよね!

ただ、これらはずっと体内には残らないので、できるならその日のうちに勝負をかけましょう。

▼美しいものを見る

壮大な景色など、感動するほど美しいものを見たときにもPEAは分泌されます。映像や写真も良いですが、できれば実際に足を運ぶと効果的です。そういうことに時間やお金を使う習慣そのものも、ダイエットに繋がります。

家でゴロゴロしてお菓子を頬張っているより、美しいものを見て、感動し、PEAをたくさん分泌させましょう。それにより食欲も抑制され、楽しみながらスリムになれるという訳です。

▼お洒落をする

特に女性であれば、普段より少し肌を見せてみる のも良いと思います。心理学では、自分に自信があると露出が増えることが分かっていますが、逆にファッションから先行して気持ちを引っ張っていくという方法もあります。

ミニスカートや少し胸元の開いた服を着るといいかもしれませんね。肌を見せるのに抵抗がある方は、普段着ないデザインのものや着ているとテンションの上がるような服を選びましょう。

PEAやドーパミン、快楽ホルモンの分泌量はファッションによっても左右されます。鏡を見て落ち込むようなファッションは避けましょう。

「私って素敵」と思えることが大切なのです。

◎PEAの性質

実は、このPEA、精神的に不安定の状態で、ドキドキしていなければ分泌されないという性質を持っています。

▼PEAを放出させるシチュエーションといえば…
  • 好みの人に出会った時
    (男性は視覚的動物なので見た目に惹かれやすい)
  • ドキドキ感、緊張感や不安感を感じる関係、場所
    (吊り橋、遊園地、お化け屋敷、スポーツなど心拍数があがる場所が効果的)
  • 追う立場の時
  • 許されない恋、障害がある恋

などです。

▼逆にPEAが出なくなる時はどんな時か(これ注意が必要ですよ。)
  • 追われてると感じた時
  • あなた以外のひとにPEAが出てる時
  • あなたに魅力を感じなくなった時
  • 緊張感、不安感がなくなった時

などなんです。

性欲と食欲を司る中枢は似ている

恋をするとキレイになる、その理由は、性欲が満たされたことによって脳が食欲も満たされた状態だと勘違いしてしまうというメカニズムにあります。

脳内にある性欲をコントロールする中枢と食欲をコントロールする中枢は、非常に似ていると言われています。

そのため、性欲が刺激されると食欲中枢も同時に刺激され脳が満腹になったと勘違いして食欲が抑えられるんだそう。

これがいわゆる、「恋わすらいで食事がノドを通らない状態」の真実なのです。

疑似恋愛でも痩せる効果はあるの?

恋愛ホルモンを分泌には、両想いである必要はありません。片思いの恋、想像上の擬似恋愛でも先ほど、紹介した恋愛ホルモン(エストロゲン、ドーパミン、フェニルエチルアミン)が分泌されることがわかっています。

幸せなドキドキ感が、恋愛ホルモンの分泌を高めてくれます。

好きな人がいない限り、今すぐ恋をすることというのは、難しいことです。

でも!ときめいたりドキドキしたりできる場面は、他にもあります。大切なのは、自分の感情を恋愛モードにもっていくこと。

人の話を聞くよりも、自分にあてはめて観られるような恋愛映画の世界にどっぷりはまってみてはいかがでしょうか。

それもハッピーエンドよりも、心が苦しくなるような切ないラブストーリーだとより多くのPEAが分泌されるそうですよ。

恋をすると痩せるだけでなく、肌や髪もキレイに!

女性ホルモンが活性化によって…

恋をすると、女性ホルモンの1つ、エストロゲンが分泌されると紹介しましたが、エストロゲンは別名「恋愛ホルモン」とも呼ばれており、肌のツヤや髪のツヤを良くしたり、女性らしい柔らかい丸みを帯びた身体を作ったりしてくれます。

肌のツヤが良いだけで、年齢よりも若く見えたり健康的に見えたりしますよね。スキンケアに人一倍こだわっても、内面から出てくる美しさにはかなわないこともあるのかも。

もし、あなたが恋の真っ最中なら、お風呂上がりに鏡を覗いてみてください☆ピンと張った肌が映っているはずです!

また、ドーパミンが分泌されることで血流が良くなります。そのため新陳代謝が高まり、肌の調子が良くなったり、髪がきれいになる効果が期待できます。

ホルモン分泌の関係以外にも恋愛中は自分磨きに目覚める人も多く、気持ちの高揚感から表情や態度が柔らかく魅力的になり、自然と人を惹きつけやすくなることも関係しているでしょう。

気になる彼を意識しちゃうから…

女性は、好きな人ができるとどうしてもその人のことが気になってしまう生き物。仕事をしていても、友達と遊んでいても、一人でテレビを観ているときだって、常に頭の中は彼でいっぱい。

彼に振り向いてもらえるなら、どんな努力だっていとわない!

服装もメイクもいつも以上に研究して、少しでも可愛いと思ってもらえるように気合いを入れるもの。

恋をすると綺麗になるのは、このように気になる彼を意識して身なりに気を遣うようになるから。

恋が刺激になって…

恋をしていると、何気ない日常が刺激的になります。

彼がこちらを見ているだけでドキドキしたり、彼が笑っているのを見るだけでキュンとしたり。そして、その刺激が良い材料となり、あなたの魅力をアップさせるのです。

例えば、彼がこちらを向いたらと思うと、自然と姿勢が良くなりますよね。姿勢が良いと、体型が変わっていなくてもスタイルが良く見えるのです。

また、恋が刺激となって、彼以外の周りの人にも気を配ることができるようになります。

動機は「彼に良く思われたい!」という単純なものであったとしても、それが引き金となって広がっていくなら素敵なことです☆

恋をすることで気持ちが明るくなる!

最近、あの子がイキイキして見える。それは、恋のおかげで表情が明るくなっているからかもしれません。

「好き」という気持ちは、女性を明るく前向きにしてくれます。

恋をすると、まるで魔法にでもかかったかのようにやる気がみなぎってきて、いつも以上に頑張れるもの。好きな人がもたらしてくれるものは、決して恋愛感情だけではないのです。

しかし、好きの魔法にかかるのは「良い恋」をしていることが絶対条件!

彼のことを考えると、なぜだか自分まで頑張ろうと思えてくるのが良い恋です。反対に、あなたをブルーな気持ちにさせるのが悲しい恋。

悲しい恋は心を曇らせてしまうので、必ず良い恋をしましょう!

恋をして心も体もキレイになりましょう♪

恋をすると女性は、綺麗になるというのは科学的根拠と心理状況で本当に外見も中身もすぐにわかるほど綺麗になります。

恋は苦しいことも、嬉しいこともありますが、あなたのカラダの中では、いろんなものが分泌されています。

今回紹介したPEAが分泌されることで、憧れの自分になるためのキッカケにもなるダイエットにも繋がりますし、女性ホルモンで体つきにも変化が見えています。

恋をすると性格や行動も変わるので女性らしくもなり、自分磨きにもなりますのでいいこと尽くしですね。

その効果を生かして、素敵な恋愛と自分磨きをしましょう!

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