なんとなく始めてもなかなか続かない節約
「貯金したいのに、いつもお金を使い切ってしまって全然貯まらないな…」
お金を貯めるためには余計な支出を減らすことも重要です。
何でもかんでも安ければいい!ということではなく、本当に価値あるものにお金を使いたいところ。
何も生まない消費を積み重ねるのであれば、しっかりと節約をしてできたお金を、さまざまな投資に回したいものです。
一気に無理をして節制するよりも、普段から無理のない節約を楽しくすることが、一番健全な節約です。
節約はコツさえ掴めば簡単に実践・継続できる
節約のコツ:お金がない状態を意図的につくる
これは財布の中身を必要最小限に入れておくことです。お金があると余裕が生まれて、そこから甘えが出てしまいます。
お金はあるには越したことはありませんが、お金があるとはある分だけ使ってしまっていつの間になくってしまった!なんてパターンに心のあたりのある方も多いのではないでしょうか?
あらかじめその日に使うであろう必要最小限だけ入れておいて、お金がない状態を意図的につくることで強制的に使わないようにします。
その場の感情に流されないお金の貯め方のコツです。
節約のコツ:お金を使う不要な付き合いを捨てる
「たんなる飲み会でお金使って勿体なかったなぁ・・・」
「別に無理して付き合う必要はなかったなぁ・・・」
このように後味の悪い付き合いを経験したことはありませんか?
これはマイナス感情からプラス感情になることはありません。
どんなにポジティブに考えたところで感情は割り切れないからです。だとしたら不要な付き合いを思い切って捨てることです!
捨てるとは完全に縁を切ることとは意味が違います。お金に関してマイナス感情を感じる場面を捨てるということです。
なぜなら潜在意識では、
お金 = 悪い存在
とお金にたいしてネガティブなイメージがつくからです。
お金が絡むとロクなことがないだとか、お金の話をすると遠慮した気持ちになるだとか、私たちはお金にたいする罪悪感をたくさん抱えています。
ですが本当は、お金との”関わり方”の問題なのです。
節約のコツ:お金を貯め方で最強の「定期預金」
給料日に合わせて、あらかじめ決められた一定の金額を自動で預金にまわします。
定期預金は、最も効果のあるお金の貯め方です。毎月2万円ずつの定期預金でも、チリも積もれば山となります。
気持ちに油断が生じやすいのがお金の存在でもあります。
なので、強制的な力もうまく活用してみるのも方法のひとつです。うまく活用してみてはいかがでしょうか。
節約のコツ:スマホ代やインターネット接続代などの固定費を見直す
毎月の支出で大きい費目の中に、スマホ代やインターネット接続代などの通信費があります。
手取り月収20万円ほどでも、通信費として毎月2万円使っている家庭なども見受けられます。
収入の1割が通信費になってしまっている家庭は、思い切った見直しが必要でしょう。通信費は定期的に見直して、格安スマホや節約できるプランなどを自分でも探してみましょう。
その他の生活コストを見直すコツとしては、
- 住居費や電話代などの固定費を最小限にする
- 一粒で二度おいしい方法を考える
などもあります。
情報の集め方としては、「○○+節約」というキーワードで検索すると様々な節約のアイデアがあるので、真似をしてみて、節約で浮いた分は貯金にまわしていきましょう。
また保険料、公共料金引き落としなどをクレジットカードにして、ポイントを貯めると一石二鳥です。
節約が失敗してしまいがちな理由は?
節約失敗の最大の原因は、「我慢によるストレス」
ストレスを“気合と根性”で乗り切ろうとするとのは、精神衛生上、良くありません。それよりは、「そんなに我慢しなくて良い方法を探す」ほうが、オススメです。
食事の例で考えましょう。
一食1000円を500円に減らすストレスは、“お金が使えないから”ではありませんよね。“満足に食べられなくなること”が、ストレスの原因です。
ですから、たとえば自炊でお弁当を作ったり、もっと安いお店を探したり…と工夫することで、食費を減らしつつ、食事の満足感はキープできます。
また、別の部分で節約をして、食費は据え置きにする…という考え方もありますね。
買い物を「毎日」するクセ
食費を節約するには
- 余分なものを買わないこと
- 買ったものを無駄にしないこと
これらが基本です。
毎日買い物に行かなければならないと思っていませんか?
買い物に行けば“あら?今日はこれが安い”と買い物前に考えていた料理を変更したりして、せっかく考えていた購入リスト(計画)が台無しになることも。
買い物を行く日を決めましょう。
1人暮らしの方は「木曜日はスーパーやコンビニに行かない日」というようにお金を使わない日を決めてしまうのもおすすめです。
また、買い物に行く時間も大事です!自分がお腹がすいている時間に行けば、どれも美味しそうに見えて 大量に買ってしまったなんて経験ありませんか?すぐに食べることのできるものを買ってしまいがちです。
油断して、そのまま無駄遣い生活に戻ってしまう
「今週は頑張ったし、今日ぐらい贅沢してもいいよね?」
こうしてその日は豪勢に遊んでしまい、翌日からまた節約生活…とはならないのが、人間の心の弱さです。いったんタガが外れてしまうと、そこから厳しい生活に自分の意志で戻るのは、本当に難しくなります。
『自分へのご褒美』を無造作にあげてしまうと、無駄遣いの習慣は改善されません。
頑張った自分へのご褒美は、私も「必要なこと」だと思います。ですが、「節約を頑張ったから」というのは、ちょっと違います。
節約とは、“習慣を変えること”です。そして習慣とは、“頑張らなくても、普通にやっていること”です。
『節約を頑張ったから、自分へのご褒美』というのは、『頑張っている=そもそも習慣になっていない』ので、節約が身に付いていないんです。
身に付いていない、できていないのに、ご褒美をあげてはいけませんよね。
節約以外で、何かつらいことや、大変なことを乗り切ったり、頑張ったりした時は、「自分へのご褒美」も良いでしょう。
ですが、『節約を頑張っている』と思っているうちは、まだ節約になっていません。「今日ぐらいいいよね」「自分へのご褒美」という気分の時こそ、油断せずに、気持ちを厳しく持ちましょう。
そもそも無駄が見えていない
- 「安いから」と、着もしない古着を大量に買い込んでしまう
- ご飯代を削りながら、「小腹がすいたから」とお菓子を食べてしまう
…etc。
「3歩進んで2歩下がる」ならまだ良いのですが、「3000円節約して5000円ムダ遣いする」ようなことは、まったく良くありませんよね。
この失敗は、「自分のお金の使い方が、客観的に見えていないこと」が原因です。
今回のように文章にすると、「そんなの節約になってないじゃないか」と冷静にわかりますよね。これは、お金の使い方が、客観的に見えるからです。
ですが自分の行動になると、なかなか客観視できないのが、人間の難しいところ。冷静に考えれば避けられる失敗も、ついついやってしまいます。だからこそ、家計簿をこまめにつけて、お金の使い方を客観的に見ることが大切です。
数字として記録していけば、本当に節約になっているのか?ほかに削れるところは無いのか?など、改善点も見えてきますよ!
節約を成功させるためのコツとは
節約を成功させるコツ:毎月の出費は必ずまとめること
- 毎日家計簿をつけている
- レシートは必ず保管している
という人はどれぐらいいるでしょうか。財布の中にレシートが溜まるのが嫌で、すぐにゴミ箱に捨ててしまっていませんか?
レシートを捨ててしまうと毎月いくらぐらいの出費となっているか把握できないままとなります。
自分の買ったものがレシートにすべて載っているので、きちんと残して家計簿やノートなどにまとめましょう。
日付とその日使った金額をメモしておくだけでも、出費の計算ができます。
節約を成功させるコツ:給料から先に貯金分を引いておく
会社に勤めていると、毎月決まった日に給料が振り込まれます。上手に確実に節約をするためには、給料が入った時点で貯金したい分を分けておきましょう。
貯金用の口座を作っておいても良いですし、定期預金を利用しても良いです。絶対に先に引いておくというスタイルを定着させると、貯金分はそのままちょっとずつ貯まっていきます。
節約を成功させるコツ:職場での昼食はお弁当にしよう
毎日のランチも楽しみの1つです。ランチを選ぶ楽しみもあります。
しかし、ランチは毎日外で済ませていると、あっという間に1,000円ほど支払うことになります。これを週に5日も続けるとお昼代だけで、5000円消費することになります。月に換算すると、2万円程度がランチ代で消えてしまうんです。
知らないうちに2万円も昼食代で消えていっていると思うと、節約しなくてはという思いに駆られます。そこで、職場での昼食にお弁当を作ってみましょう。
お弁当なら自分の好きなものを詰め込むことができますし、自炊の延長で余っているものや冷凍保存しているものをフル活用して作ることができます。
最初からお弁当作りに気合いを入れすぎると継続が難しくなるので、簡単にできるものから始めるのがポイントです。
おにぎりを毎回作るのが大変なら、ご飯を詰めて日によってふりかけを変える、メインのおかずは自炊の時に多めに作っておくなど「簡単かつ楽しくお弁当作りをする」のがポイントです。
節約を成功させるコツ:美容代を節約する
女性にとって美容にかけるお金を節約するのは厳しいと感じてしまうでしょう。
しかし、美容代は毎月で換算すると、結構な金額になります。美容院に行くと1回で1万円以上は軽くなくなってしまいますし、定期的にケアが必要なネイルをしていればこちらも1回1万円以上をかけてメンテナンスをする必要があります。
その他にもエステやヨガなど美容にお金を費やしている人が多いでしょう。
しかし、毎月美容代に数万円使っていると節約の意味がなくなってしまいます。節約できる部分で美容代もカットしていけるように工夫をしたいです。
美容院を安いところに変える、クーポンを利用する、ネイルはシンプルを心がけて自分でもケアをやってみるなど、節約のためにできることは試したいです。
節約を成功させるコツ:飲み物をコンビニや自動販売機ではできる限り買わない
ペットボトルの飲み物はコンビニや自販機だと160円!これは冷静に考えると、とてつもなく高いと思いませんか?
よく考えればわかることですが、すぐに飲み物が手に入るという便利さの代わりに、私達は高いお金を払っています。
スーパーやドラッグストアで買えば、同じ飲み物でも90円以下で買うことが可能なことはご存知ですよね。
先日も2リットルのサイズの飲み物が120円などで販売されていました。
知っている人は知っていますが、この飲み物は液体という特性もあって利益を取りやすい商品なのですよね。
ということは、基本的に利益率が高いので、セール価格にもしやすいということです。
節約を成功させるコツ:できるだけ自動車を使わず、自転車を活用する!
住んでいる地域によって多少変わると思いますが、できるだけ自動車を使わずに自転車を活用しましょう!
私の場合はクロスバイクを購入したので最初は出費が多かったですが、購入してから約3年でおそらく約5,000kmくらいは自転車を活用できているので、十分すぎるほど元をとっています。
適度な運動もできますのでダイエットにも健康面を考えるとベターですし、何より自動車を活用するときよりも早く目的地に着けることが多いです。本当にオススメです!
ロードバイクまででなくとも、クロスバイクなどを導入するだけでも全然違いますよ。
クロスバイクでも10km〜20kmぐらいの距離であれば、練習などなくても余裕です。
そうなると、これも地域によりますが、車必須の地域でも、家族で1台の車でもなんとかやっていけます。公共交通機関が発達しているところでは、車なしでもやっていけるでしょう!
車がどうしても必要な地域は、車にかけるコストを少しでも減らしていくのが大切です。
コツを掴んで、しっかりと節約しましょう!
節約は楽しむのが続けられるコツとなります。楽しくないと続けるのは辛いです。そこで、今の家計を見直してどんな点を改善すれば良いのか考えてみましょう。
食費を節約して自炊を心がけるだけでなく、無駄遣いにも注意して楽しく節約生活を続けられるように工夫をすることが大切です。
普段の生活を見直して、どんな点に注意すれば節約が効率よく進められるか考えてみると、問題点が見えてきます。
人によって向いている節約方法は違います。ストレスを溜めずに楽しく節約できる方法を探して実践してみましょう!