生きづらさが消えワクワクが蘇る、傷ついたインナーチャイルドの効果的な癒し方

私たちの心はとても繊細です。幼い頃体験した悲しい出来事や、寂しかったこと、事故や災害などに遭遇しショックを受けた時など、心の中が当時の年齢のままで止まってしまうことも珍しくありません。大人になっても、幼少期の嫌な思い出がフラッシュバックして断ち切れないなら、あなたの分身である「インナーチャイルド」が泣いているせいかもしれません。今回は、傷ついたインナーチャイルドの効果的な癒し方と、インナーチャイルドを通じて生きづらさを消し、子どもの頃のワクワクした気持ちを取り戻す方法をご紹介します。

公開日:    最終更新日:

インナーチャイルドとは?

https://pixabay.com/

大人になっても、ふとよみがえる幼い頃の思い出。家族や友達と出かけたこと、遊んだことなど、古いアルバムなどを見ると当時の嬉しさや楽しさをありありと思い出せるのではないでしょうか。逆に、事故や災害などの悲しい思い出、ショッキングな記憶は、記憶として胸に刻まれ、大きな傷としてなかなか消し去ることができません。

PTSDになると、理由もなくフラッシュバックして苦しむ人もいるでしょう。そういった過去のつらい出来事やPTSDによって成長を止めた記憶や感情、感傷のことを、「インナーチャイルド(内なる子ども)」と呼びます。

インナーチャイルドは、あなたの心の中にいる「ひとりぼっちの分身」です。心の中に傷ついたインナーチャイルドが取り残されたままいると、過去で時間が止まったような奇妙な感覚を覚えることでしょう。その原因は人それぞれにありますが、子どもの頃に友達にいじめられたことがPTSDとなっている人も実際は少なくありません。大人になっても、当時のいじめっ子たちがまだそこにいるような気がして、道で小学生を見るといまだに身構えるという人もいるのです。

https://pixabay.com/

傷ついた「インナーチャイルド」を特に抱えやすい経験は、主に以下のようなものです。

・子どもの頃に理不尽に怒られた経験
・子どもの頃のいじめや虐待の経験
・子どもの頃の家族との死別や別離の経験
・両親の転勤で転校が多く、幼馴染や友達がいなかった
・幼い頃の事故や災害、重い病気や怪我の経験
・毒親、ネグレクトなど家庭内での孤独

他にもさまざまな悲しみや苦しみで、繊細なインナーチャイルドが傷ついたままになっている人も少なくありません。インナーチャイルドの癒し方がわからず、当時の世界に閉じ込めら

れたままにしていると、大人になっても、恋愛や人間関係に困った弊害が出てきます。

インナーチャイルドの癒し方がわからないと生きづらくなる?

https://pixabay.com/ja/

インナーチャイルドが癒されないままだと、恋愛や人間関係にも少なからず影響が出てきます。例えば、常に「誰かに批判されるのではないか」「怒られるのではないか」と身構えてしまうことが比較的多くみられるようです。恋人の愛情を試すようなことをしてみたり、本心とは逆のことを言って後悔することも。インナーチャイルドが傷ついたまま大人になると、人との付き合い方に戸惑いがあり、心の中に漠然とした不安や怯えを感じることが多くなります。

特に気をつけたいのは、過剰な巻き込まれ体質になりがちなことです。これは、直接自分に関係のないことに「ひょっとしたら、自分が原因なんじゃないか」「この人が怒っているのは、自分が何か不都合なことをしたからではないだろうか」と関連づけて考えてしまう傾向です。これらもやはり、傷ついたインナーチャイルドが怯えているために起こる現象です。

傷ついたインナーチャイルドを放置しておくと、生きづらく、関係のないトラブルに自分から巻き込まれていくことにも繋がりかねません。まずは、あなたの中にいる傷ついたインナーチャイルドの癒し方を実践していきましょう。これからご紹介するインナーチャイルドの癒し方は簡単なステップなので、時間があるときに繰り返し行うと効果的です。マイナス感情で凍りついたままの心、怯えや不安を少しず解消していきましょう。

傷ついたインナーチャイルドを癒す3つの効果的なSTEP

https://pixabay.com/ja/

【効果的STEP・その1】幼い頃の楽しいことを思い出す癒し方

まずは、あなたが幼い頃の楽しい思い出をたくさん思い出しましょう。思い出したことはノートに書き出していくのがおすすめです。

例えば

・初めて行った場所や感動した風景のこと
・初めて自転車に一人で乗れたときのこと
・友達と遊んだこと
・お気に入りだったおもちゃや絵本のこと
・当時まだ若かった家族やおじいちゃん、おばあちゃんの思い出

【効果的STEP・その2】幼い頃のつらい思い出に共感する癒し方

次は、幼い頃に悲しかったことを思い出しましょう。あなたの目の前で、子どもの頃のあなたが寂しそうにうつむいているイメージを思い浮かべ、「どうしたの?」とやさしく声をかけてあげましょう。

そして、子ども心を痛めたさまざまな思い出を書き出して、その横に共感の言葉を書き加えて行きましょう。

・「つらかったね」
・「大変だったね」
・「よくがんばったね」

そして、当時まだ幼かったあなたが誰かにして欲しかったことを書いて行きましょう。

・一緒に遊んでほしかった
・励ましてもらいたかった
・抱きしめて笑顔を見せてほしかった

インナーチャイルドの痛みに共感し、心の中でその子を抱きしめて「大丈夫、心配ないよ」と言ってあげましょう。

【効果的STEP・その3】年月を経て行く自分自身に共感する癒し方

https://pixabay.com/ja/

インナーチャイルドと共に年月を経て成長していくあなたの姿を思い出してみましょう。

家族、親戚、学校、地域、そして社会に出て、恋愛もし、さまざまな経験をしてきたことでしょう。

そして、その中で、つまづいたり、失敗したこともあったことでしょう。インナーチャイルドと同じく、つらい試練に耐えている頃のあなたにも、STEP2と同じように誰かにかけてほしかった言葉をかけてあげましょう。過去のあなたが泣いているのなら、そっと肩を抱いて慰めの言葉をかけてあげてください。

これらの3ステップを何度か繰り返し行っていると、ひとりぼっちになっていたインナーチャイルドが癒され、再び微笑み始めます。できれば、太陽がさんさんと当たる場所で考えると、良い思い出がたくさん浮かんできます。悲しい思い出も太陽の光で浄化されるような気持ちで取り組むと効果的です。

インナーチャイルドを「育む」効果的な癒し方

楽しい子ども時代を送ってきた人も、さまざまな理由でそうではなかった人も、インナーチャイルドを癒す3つのステップが終わったら、あなた自身がその子の「良き保護者」になるイメージングが効果的です。

インナーチャイルドの良き保護者になる効果的な方法とは?

https://pixabay.com/

初めて自転車に乗れるようになったときのことや、初めて友達と遠くまで遊びに行ったことをリアルにイメージしてみましょう。そのときのことを鮮明に思い出せる人も、きっと多いのではないでしょうか。学び、楽しみ、遊び。毎日が新鮮な自己発見に溢れた子どもの頃の日々の感覚を思い起こすのは、心の中に明るい太陽を浴びるような温かな癒し方のひとつです。そして思い出すたびに、あなたの中のインナーチャイルドにもやさしい眼差しを向けてみてください。

あなたは良き保護者として、その子を愛し、不安や恐れを取り除いてあげられる存在です。「あなたはこんなことができるよ」とひとつひとつ、未来を効果的に教えてあげられます。また、「あなたは大丈夫だよ」とプラスのメッセージをたくさん与えてあげられるのです。それらは傷ついた心にとって最も効果的な癒し方といえるでしょう。

やがてあなたの中のインナーチャイルドは元気を取り戻し、人生においてかけがえのない明るい輝きを放ちはじめます。あなたはインナーチャイルドとの対話を通じて、子どもの頃の勇気や喜びをリアルに思い起こせるようになり、それまで感じていた生きづらさが、いつの間にか和らいでいることにも気づくことでしょう。

子どものように無心になるのも効果的

https://pixabay.com/ja/

例えば大自然に挑む旅や、無心に取り組める仕事や趣味、感動で心を満たせる「遊び」は幼い子どもの頃のワクワク、ドキドキする自分自身に再び戻る手段です。若い起業家たちが宇宙開発や月旅行に挑戦する理由は、自分の知り尽くした世界を超えて自分自身の可能性を無心に信じることができるからかもしれません。

同じように、自分の中のインナーチャイルドを意識し、ポジティブな言葉や励ましを与え続ける癒し方によって、あなた自身のエネルギーやパワーを効果的に高めていくのを実感できるでしょう。こういった方法の癒し方を生活に取り入れていくと、傷ついた心はあっという間に修復され、子ども時代のワクワクした輝きを取り戻すことができるのです。

起業家たちが打たれ強くかつ粘り強く夢を追い続けるのは、それらが自分を楽しませ、パワーをくれることを知っているからではないでしょうか。

疲れた時こそ、内なる子どもとつながろう

https://pixabay.com/ja/

人形あそび、ままごと遊び、ミニカーやブロック遊び。大人になると、それの何が楽しかったのか不思議に思うほど、子どもの頃は小さなおもちゃひとつでも、豊かな想像力を働かせて遊びに夢中になったものです。ベッドに入っても眠りに落ちるまで、さまざまな空想をして遊んでいたことでしょう。誰もが幼い頃、そうやって想像の世界で遊び、明日が来るのが待ち遠しかったはず。

ところが残念ながら大人になると、「毎日忙しく仕事をしているのだから、遊ぶときぐらい頭を使わず楽したい」と思うようになるものです。ひょっとすると、遊ぶ気力もないぐらい疲れ果てているのかもしれません。

しかし、そういうときこそ、インナーチャイルドとつながることで癒しの効果を上げてみてください。あなたの中の子ども時代とアクセスし、当時の想像力や創造性、思いっきり遊んでワクワクする鮮やかな感覚を思い出してみましょう。どんよりしていた気持ちが、晴れてくるのを感じませんか。自由に憧れるパワーが、まだ自分の中にちゃんと残っていることに気づくでしょう。

あなたの中のインナーチャイルドと対話を行い、癒すことで人生は再び輝きはじめます。

まとめ

https://pixabay.com/ja/

心の中のインナーチャイルドの効果的な癒し方。最初はにわかに信じられない、という方も少なくないかもしれません。

忘れかけていた子どもの頃の楽しい思い出や、いつまでもこだわっていた悲しかった思い出を、再び大人の視点で思い出して「子ども時代の自分に共感」する癒し方ですが、意外に効果が高いことに驚くことでしょう。

傷ついた思い出がないという方も、ピュアな子どものようにワクワクした感覚はクリエイティブなアイデアやインスピレーションを得るためにも効果的です。インナーチャイルドの癒し方を、ぜひ日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

関連記事