【災害時の備えに】子連れで避難する際の持ち出し品リスト

ここ数十年の中で歴史に残る大きな地震災害や水害が記憶に新しい私たち世代。避難袋を用意している人も多いと思います。特に子供を産み育てていると、子連れで避難するのって大変そう…と想像することはありませんか。子連れの場合、必要な持ち出し品もプラスαで必要になります。子連れ版・災害時の持ち出し品、一度改めて考えてみませんか。

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災害時に子連れで避難するのはかなり大変

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日頃小さい子供を育てている人であれば、子連れで避難をするのは大変な労力になるだろうな…と容易に想像がつくと思います。何せ日常の中でスーパーに買い物に行くことすらも、子連れではぐずったりあやしたりで大変なのですから。

ましてや、災害時に最寄りの体育館など慣れない場所までたどり着くための道のりは、気が遠くなりそうです。それに、子連れゆえに持ち出し品も普通より多くの準備が必要となります。

避難所に着けば着いたで、年齢層もバラバラの知らない大人が大勢いて、緊張や気苦労が絶えません。

ようやく腰を落ち着けても、情報収集をしながらどのタイミングで避難解除になるかひたすら待機するのも、子連れでは一苦労です。

災害時に子連れで避難する際の注意点

大人だけでの避難よりもぐっと難易度が上がる、災害時の子連れの避難。どんなことを心算しておけば良いでしょうか。

1.移動は早めが鉄則

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大人だけなら身軽な避難ですが、子連れは移動に時間がかかります。兎にも角にも避難は早めが鉄則です。

自治体から出る災害時の避難勧告は

①避難準備・高齢者等準備開始

②避難勧告

③避難指示

の順に推移します。この中で子連れが避難を始めるべきタイミングは ①避難準備・高齢者等準備開始 の段階です。この発令は「避難に時間を要する人(乳幼児、高齢者等)とその支援者」のために出されているからです。

また、どんなに遅くても「明るいうちに&雨がひどくないうちに移動」が子連れ避難の基本原則です!

2.抱っこが基本

小さい子を抱っこして急ぎ歩きするのは本当に大変。ましてや避難の際はいつもよりも持ち出し品も多いことでしょう。ベビーカーを使いたいところですが、ちょっと待って!ベビーカーでは階段しかないところなどを通れない可能性があります。一刻も早く避難場所につかなければならない災害時の局面では、却って危険です。

避難場所のスペースのことを考慮しても、緊急避難の際は抱っこが基本スタイル。ちょっと大変ですが、安全第一です。災害時はなんとか抱っこやおんぶで乗り切りましょう。

3.アレルギー

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避難所にはお年寄りも大勢きています。アレルギーのあるお子さんに、純然たる厚意でお菓子をくれたりすることも大いにありえます。また、食糧が配られる場面もあるので、安全のためにすぐにわかるようにしておくのが良いでしょう。

子供のアレルギーは誰から見てもすぐにわかる工夫が必要です。「◯◯のアレルギーがあります!」などの内容で、例えば

① 大きめのタグを服につけておく

② 粘着テープなどに大きく書いて服に貼っておく

などのやり方が視認がしやすくおすすめです。もちろんアレルギーでなくても、周知の必要のある持病や障害などを書いておくのもいいかもしれません。持ち出し品に粘着テープや油性マーカーを入れておくといいですね。

災害時に子連れで避難する際の持ち出し品リスト

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子連れではなくても持ち出し品として共通するもの、例えば懐中電灯やバッテリー類、簡易の救急グッズ、ラジオ、現金、常備薬…などなどはここでは省略します。子連れだからこそ必要度が上がるものをリストアップしていきます!

☑︎お薬手帳・乳幼児医療証・母子手帳

健康保険証やいつもと違いストレスのかかる状況下で、なおかつ人が大勢押し寄せる避難先で体調を崩すのは大人も子供もよくあることです。万が一のために持っておきましょう。

☑︎マスク

避難所には老若男女問わず大勢集まるので、感染症予防にマスクは必須です。子供用のサイズのものも入れておくといいですね。個装になっているものは特に持ち出し品として便利です。

☑︎お着替え各種

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おもらしなど、汚すことも多い乳幼児。ボトムスも肌着も少し多めに用意しておきましょう。袋はチャック付きビニールバッグがおすすめです。水濡れにも強く中身も見えて便利ですよ。

ただし、子供の成長は早いもの!サイズアウトが早いので、あらかじめ入れておくなら持ち出し品の定期的なチェックが不可欠です。

☑︎オムツ&おしりふき

オムツもサイズが目まぐるしく変わっていくものなので、持ち出し品にあらかじめ入れておくのは難しいことと思います。そんなときには食糧品と同じくローリングストック!常に買い置きを厚めに回していくように心がければいざというときにも安心です。

おしりふきはお尻を拭くためだけのモノにあらず!赤ちゃんのお尻という超デリケートなものが衛生的に拭けるということは、顔や手はもちろん大人の肌にも大丈夫ですし、机などのちょっとした拭き掃除にもウェットティッシュ代わりに使えます。意外と万能なんですよ。

☑︎バスタオル

体や顔を拭くだけでなく、たたんだり広げたりすれば使い方は実は無限大に広がります。丸めればクッションや枕になり、大判のものなら毛布や腹掛けや防寒代わりにも。クリップを避難袋に忍ばせておけば、それを使って簡易の授乳ケープにもなりますよ。

☑︎ポリ袋

濡れたものやゴミを入れておくために必需品です。衛生的にちょっと心配なときの敷物にも使えます。持ち出し品の中に大きめのものを数枚入れておくと安心です。

☑︎哺乳瓶・ミルク・ミネラルウォーター、紙コップ

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母乳育児をしてきた人でも、災害時にはストレスで止まってしまうことがあります。念のためミルクの一式を持ち出し品に準備しておきましょう。

哺乳瓶の清潔さを保つのも避難中は難しいことがあるでしょう。そんな時のために、日頃から紙コップで飲ませる練習をしておくのも良いと思います。「紙コップ授乳」というやり方であれば使い捨てで衛生的です。

参考:「災害時に備えて/明治 ほほえみ」
https://www.meiji.co.jp/baby/hohoemi/rakurakumilk/disaster/

備蓄品に液体ミルクを加える自治体も徐々に増えていますがまだ少数派であったり、無用な警戒で出してもらえないケースもあるようです。お住まいの自治体の備えをあらかじめ確認しておくのも良いでしょう。

☑︎レトルトの離乳食など、即食

災害時に備え、ローリングストックで常に家庭内在庫があるようにしましょう。乾パンやクラッカー類がメジャーですが、お湯や水を入れて待つだけで食べられるフリーズドライタイプの米飯などは子供にも食べやすく喉が渇きにくくておすすめです。羊羹も消費期限が非常に長く、噛む力の弱いお子さんでも食べやすくて良いでしょう。

特に家族にアレルギーがある場合は、避難所で食べ物に困るという話が散見されます。パンなどが配られてもアレルゲンが含まれており、食べられない可能性が非常に高いのです。我が家の長男にもアレルギーがあるため、持ち出し品用の食糧はかなり多めに準備してあります。

☑︎子供の暇つぶしグッズやお菓子など

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動きたくて仕方ない盛りの乳幼児と一緒に避難所でじっとしているのは本当に骨の折れることです。子供のストレス解消になるおもちゃや絵本なども持ち出し品に加えましょう。タブレットなら1台でゲームから動画の娯楽や写真撮影など色々なことに使えて重宝するかもしれませんね。折り紙やお絵描きグッズなどもおすすめです。小学生以上ならトランプなども楽しめますね。

また、お菓子は実際にとても重宝したという体験例がよく見られます。お菓子は心の栄養。食べると情緒安定に一役も二役も買ってくれますので、こちらもぜひ持ち出し品に入れましょう。

災害時に備えて、命を守りましょう

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災害時の備えと、子連れの場合の対応方法について見てきましたがいかがでしたか。専門家でもいつ起こるか予想がつかないと言われている大地震を始め、水害や火事など、いつ我が家が巻き込まれるかわからない災害。子連れの場合は避難所に行ってからの困難もひとしおです。

いざというときのため、持ち出し品から心構えまで、日頃から準備しておきましょう!

 

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