50代は等身大のファッションを楽しもう♪意識したいおしゃれのポイントとは?

若い頃には大人っぽいファッションを、30~40代になると若く見えるファッションを選んできたという方が多いかと思います。しかし50代からはそのどちらでもなく、「等身大」のファッションを楽しむことがおしゃれへの近道となります。そこで今回は、50代で意識したいおしゃれのポイントについてご紹介していきます。

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50代のファッションは「無理をしないこと」が大切

50代女性のイメージは


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 50代女性。そう聞くと、どんなイメージを持ちますか?明治から昭和中期にかけては50代は立派な「おばあさん」の年代でした。アニメ「サザエさん」の「船さん」の設定年齢は52歳です。そう聞くと「えっ、私はあの人と同年代なの?」と驚く方も多いことでしょう。

総務省統計局の調査結果によると、昭和27年(1952年)になって、やっと日本女性の平均寿命は60歳を過ぎました。ですからそれまでの50代と言えば、10年以内にお迎えが来る年齢。お孫さんもいて、立派な「お年寄り」でした。当然、服装も地味で控え目なもの、渋い色の目立たないデザインの服、または着物が主流でした。いかにも「おばあさん」という感じが満載。確かにそう考えると「船さん」が漫画が描かれた昭和20年代初期に「おばあさん風」なのも納得ができますね。

今の50代女性、ファッションのお困りポイントはどこから来るの?


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今の50代は、磯野船さんとは違います。行動力も好奇心も独立心も、そしておしゃれ心も旺盛です。ここで困るのが今の50代らしいファッションとは何なのか、がよくわからないことです。

「どんな服装がいいのか」「イタくない服装はどのラインなのか」「自分では40代との違いがわからないが、どう変えるべきなのか」とという悩みは、50代女性なら一度は感じたことがあるでしょう。

その原因は第三者的な視点から見た、50代女性のファッションをイメージするようなロールモデルやお手本が少ないからです。それはそうですね。こんなにも50代の女性たちが、元気に若々しく活躍する時代は日本の歴史上珍しく、その人たちに似合うファッションに関する知識の蓄積が薄いのですから。ヨーロッパのように成熟した女性を「美しい」ととらえる文化の中では、50代女性のファッションには「気品」「優雅」「上質」という価値が基準になりますが、日本ではまだ基準が定まっていないのです。

また自分自身の歴史を振り返っても、20代までの大人っぽさや、かわいらしさを追求したファッションを選んでいた時代、30代から40代の、若さを感じさせる服装を頑張って取り入れていた時代とも、ちょっと違う気がする。ますます自分のファッションについて悩んでしまいますね。

50代のファッションは「無理をしない」こと


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どんなファッションが良いのかがわからない。40代までとは少し違う。そう思うのはご自身の体形の変化だったり、心の変化がもたらしたものかもしれません。

そう、50代のファッションは、まず心の声に耳を傾けることから始まるのです。無理に流行を追わず、周囲に流されず。自分が本当に心地良いもの、着ていると「今日のなりたい自分」に近づけるファッション。今の自分の心と体が「いいな」と反応するファッション。それこそが、50代女性になったから、ようやく目指すことができるファッションなのです。

若い頃は流行や人の目が気になりすぎて、自分が本当はどんなファッションをみにつけたいのか、ファッションを通してどんな自分を表現したいのかを深く考えることができなかったのではないでしょうか。

自分の心と体の声に耳を傾けて「無理をしない」「自分が心地いいものを選ぶ」「自分がなりたい自分になれる後押しをしてくれる」そんなファッションを身につけることができるのは、50代女性ならではの特権だと思いませんか?

そのためには、基準を自分の中に作る必要があります。自分はどんな色が好きで、似合って、さらにどんなイメージの人になりたいのか。自分の体形は、髪や目の色はどんな雰囲気を作り出すのか。まずはじっくりと自分自身を観察して、本当に自分らしく「無理をしない」ファッションを選ぶことができる時期が50代なのです。

胸を張って「無理をしない」ファッションを身にまとうことで、あなたはあなたの歴史上、もっともあなたらしく光り輝くのです。

50代で意識したいおしゃれポイント

「無理をしない」ファッションとは


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「無理をしない」ファッションとは、手抜きファッションではありません。手抜きファッションでも様になるのは、ティーンエイジャーと欧米系並みの骨格がある人だけ、と肝に銘じましょう。普通の50代女性がが手抜きファッションをすると、心の中で最も避けたいと思っている「ただのオバさん」になってしまいます。

「無理をしない」ってことは、ゆるいジーンズに大きなスウェットで良いのでは?という意見もあると思いますが、それは場所によって、自分がそうしたければ、という条件が付きます。

「無理をしない」ファッションとは、自分の心と体の声に耳を傾けて選んだファッションです。例えば春なら心が浮き立つような、ほんのりしたピンク色の肌触りの良いトップス。夏にはまとわりつく化繊だけではなく、麻や綿を使った風通しの良い上下。秋には黄金色の光を分けてもらったような色使いのプルオーバー。冬には心までを柔らかく包み込んでくれるようなニットやウールのコート。

背筋をピンと伸ばしたくなるヒールの靴を選ぶ時も、すたすたたくさん歩きたいからペタンコの靴を選ぶ時もあってOK。自分自身が居心地よく、今日の「なりたい自分」に近づけるようなファッションが、「無理をしない」ファッションの基本です。

50代で意識したいおしゃれポイント

「無理をしない」ファッションに身を包み、人目が気にならなくなってくる50代。それでも、時折立ち止まって本当に今の自分に似合ったファッションかどうかを冷静に分析することも必要です。

おしゃれは自己満足の世界、とも言われますが、社会の中で生きている以上、できれば自分が心地良いだけではなく、他者の目にとっても心地良いファッションを選びたいものですね。

そこで自分なりの「無理をしない」ファッションを楽しみつつ、周囲にも素敵と思われるような、50代で意識したいおしゃれポイントを見ていきましょう。

1.現在の自分自身をよく知る
おしゃれの第一歩は、自分をよく知ることから始まります。ファッションに関しては自分の現状の体型を冷静に把握することが欠かせません。ボディーラインやお肉の付き方は年月によって変化します。ですから常に自分自身のイメージを更新していくことが大切です。「昔は9号だったから」「若い頃は腕が細かった」というイメージは捨てて、全身が映る鏡や最近の写真で冷静に現在の自分の体型を把握しましょう。

おしゃれに見える最大のポイントは「サイズ感」です。大きすぎても、小さすぎても、’なんとなくやぼったく見えたり、無理をしているように見えてしまいがちです。逆にサイズがぴったりの服であれば、おしゃれに気を遣っているスタイルの良い人に見えるのです。ですから、まずは今の自分の身体に合うサイズを選びましょう。


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2.ファストファッションで固めない
ファストファッションはベーシックなデザインでお値段は安価。50代でも抵抗なく着られるので、愛用されている方もいるでしょう。

さらに近年は質もデザインも向上していますので、上から下までファストファッションで固めることも可能です。でもそれは50代にとっては罠になりかねません。

ファストファッションは意外に着る体型を選ぶのです。ですから全身ファストファッションは20代ではOKでも、50代では難しいのです。どうしてもボディーラインが合わずに「サイズ感が合わない」というおしゃれでは最も避けたい状況を生み出し、その結果、どうしても安っぽい雰囲気が出てしまうことに。

これを避けるためには、1点は上質なアイテムを取り入れましょう。靴やバッグには一流品を選んだり、アクセサリーは本物を身につけるだけで、ファストファッションをぐっと底上げすることができます。

特にアクセサリーやバッグを目を引く本物にすると人目がそちらに集中して「サイズ感が合わない」雰囲気をカモフラージュすることも可能になります。

ファストファッションの手軽さ、気軽さは楽しみつつ「全身ファストファッションで固めない」「小物はホンモノを使う」などのルールを決めることで、50代のおしゃれが実現します。


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3.キラキラアイテムは慎重に
キラキラアイテムとは、スパンコールやビジュー、大きな飾りボタンやラメ入りの生地で作ったニットなどです。

顔の周囲を明るくするので、襟周りにキラキラアイテムがあるファッションを好む女性もいますね。確かに年齢とともに肌のトーンはくすみがちなので、キラキラアイテムが襟元にあると、顔が明るくなりますし、アクセサリーをつけずに済むので便利です。

ただし、キラキラアイテムは分量によってギラギラアイテムになってしまう点に注意しましょう。ファッションはトータルでバランスをとります。キラキラアイテムを投入したら、それ以外のアイテムは無地にするなど、バランスをとるようにしましょう。


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4.ガラガラヘビは避けましょう
50代女性には少なくなりつつありますが、時折見かけるガラガラヘビファッション。ガラガラヘビファッションとは、ヘビ柄のことではありません。柄の上に柄を重ねてしまうことです。トップスが花模様で、ボトムはチェックのパンツだったり、アウターがタータンチェックで、中のトップスが幾何学模様だったり。中には全身ヒョウ柄、というパターンもあります。いずれもあまり上品には見えませんが、着物の場合は、柄の着物に柄の帯ですから、その名残かもしれませんね。

好きな柄は心を浮き立たせてくれるものです。けれどもそれも分量が大切。ファッションはトータルコーディネートなので、1点ずつ好きなものを組み合わせるとガラガラヘビが出現する危険性が高まります。柄物を1点選んだら、それ以外のアイテムは極力無地にしましょう。そうすると、好きな柄物が一掃際立っておしゃれに見えます。

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