レトロポップって何だろう?
昭和レトロポップとは、主に昭和40年代(1965年 – 1974年)前後に流行した、オレンジ色やグリーン等、極彩色に着色されたプラスチック製の家電・キッチンウェア・生活雑貨全般に対する懐古趣味と、コレクションジャンルを表す言葉。カラフルな色彩以外にも、まるでコンパスや定規で描いたような単純な花柄や、同じく単調な幾何学模様が施されたものも、このジャンルに属します。2000年頃に、東京都国分寺市で、これらの製品を専門に販売していた雑貨店「HIPMART」によって命名されたといわれています。
ドット柄で指先をレトロポップに♪
指先はその方の個性がでるところ。ネイルの際に、自身の好きなものを詰め込む方が多いのではないしょうか?指先までこだわる方は、自身の魅力を高めているようで素敵ですよね! 指先のオシャレは、女の子だけでなく、今では男性の方もこだわりをもつ方も増えてきましたね。今回は”レトロポップ”なデザインの紹介をしていきたいと思います。
レトロな色の組み合わせとは?
「レトロ」から連想されるのは、80年代、昭和モダン、ハイカラなどではないでしょうか?独特な色の組み合わせ、カラフルだけど懐かしささえ感じる色使いなどが特徴です。
≪色の特徴≫
- ディープトーン、またはストロングトーンの傾向にある
- 赤や黄色、オレンジなどの暖色に寄った色が多い
- ブルー系であっても、黄色に寄った青を使っている
レトロ感のある色合い
レトロな配色は、彩度や明度が低めの中間色がお勧め☆例えば、白・黒以外の無彩色や、茶色やエンジ、紺色のような濁りのある色です。色数は多くても大丈夫なのですが、少し黄みのかかったトーンにすると、レトロな雰囲気が作りやすくなります。 全体的にコントラストを弱くすることがレトロ感を出すポイントです。
◆寒色系
濁ったような色を使ったコントラストの弱い配色がレトロな印象を与えますが、特に寒色系をベースとした配色にすることで、暖色系よりも落ち着いた、大人っぽい印象を演出することができます。
◆暖色系
暖色系をベースに灰色がかったトーンを使うことで暖かみのあるレトロな印象になります。イエローベースにすると、より懐古的なレトロ感が演出できます。
◆無彩色系
無彩色の色をベースに使う場合は、中間色の無彩色をベースにするとクラシック感やレトロ感を演出しやすくなります。
ドット柄ネイルは色の組み合わせ次第でさまざまな印象に
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たくさんの色を組み合わせたドットのネイルですが、色が何色も使われているにも関わらず、まとまりを感じますね。
赤、青、黄の三原色が中に使うことでポップ感が出され、少しくすんだ色を選ぶことでレトロ感が出され、これぞレトロポップネイルと言えます。
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セルフでドット柄ネイルをする方法は?
実は、「ドットネイル」をセルフでやる方法がたくさんあるのをご存じですか? 私たちの日常生活でよく見かけるものを使っているので、すぐに実践しやすいと思います!これがセルフの良い所でもありますよね!
◎絆創膏を使った方法
- ツメの中でも、ドットを作りたい部分にポリッシュを塗っていく。(一面にドットを作るなら、ツメ全体にポリッシュ塗る。フレンチネイルの部分にドットを作るなら、まずフレンチになるように塗る)
- 1で塗ったポリッシュの部分に絆創膏(穴が開いている部分)を貼る。先ほどポリッシュを塗った部分に絆創膏を貼ります。これが簡単にきれいにできるドットネイルの秘密!
- 絆創膏の上からお好みの色のポリッシュを塗ってドットを作る
- 絆創膏をはがす
絆創膏を剥がしてみると、きれいにドットネイルが完成! 絆創膏の穴を利用することで簡単にドットを描くことができてしまうのです。
◎爪楊枝を使ったドットの作り方
- ベースコート、お好みの色のベースを塗る
- 爪楊枝の後ろの部分でドットを描く
お好みのカラーでドットを描いていきましょう。爪楊枝の後ろ部分でポンポンするだけで、すごく簡単にドットネイルが完成してしまうんです。規則正しい配列で描くのもよし、ランダムに違う色を重ねてずらしてドットを作るのもありですね。
爪楊枝よりも、おおきなドットがご所望であれば、綿棒も利用することができます!
◎いろんな大きさのドットの作り方
- ベースコート、お好みの色のベースを塗る
- ネイルポリッシュの筆の先の部分を利用して、数個ドットを作る。筆の先に適量のポリッシュを付け、そーっとベースに乗せます。 量が多すぎたりすると失敗する恐れがあるので、あくまでも慎重に!
- 爪楊枝でドットを作る
爪楊枝の後ろや、反対の尖った部分を使って、2とは違う大きさのドットも加えていきます。バランス等を考えながらすると良いでしょう。いろんな大きさのドットを作る場合は、色も複数あるほうが、可愛らしくなりますよ♪
【インスタ実例】ドット柄ネイルデザイン特集
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上品な食器に描かれているような花模様が取り入れられていますが、どこか垢抜けた雰囲気のあるネイルです。シンプルですが、ドットによってポップなイメージとなっています。
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王宮のような雰囲気を感じるネイルですが、こちらのネイルの中にもドットネイルが潜んでいます。このように、良い意味で雰囲気を押さえてくれているのがこのドットネイルの役目でしょう。
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こちらは、上記で紹介した以外にネイルパーツを利用して作られたドットです。淡い色でまとめてあるため、アクセントとしてゴールドを入れ、少し大人っぽいイメージになっていますね。
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マスタードイエローのネイルと、白と黒のドットネイルの組み合わせは、なんとも70年代の外国のポップなワンピースのようで、かわいらしいネイルですね!
セルフネイルもちょこっと工夫で、レトロポップに!
ドットネイルは、身近な道具を使ってセルフネイルすることができましたが、レトロポップはドットだけにはとどまりません!手軽に手に入れられるあるものを使った、アイデアネイルをご紹介します!
不器用さんでも大丈夫!折り紙ネイル
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折り紙ネイルとは、ネイルパーツの代わりに「折り紙」を使ったデザインのことです。どこか懐かしいレトロ可愛さが出せるのがポイント!ネイルに小さく切った折り紙を貼り付けるデザインで、折り紙のカラーやアートの大きさが自由に楽しめると人気上昇中!!
【準備するもの】
- お好きなマニキュア
- 折り紙
- ハサミ
- トップコート
手順1 : 折り紙を好きな大きさにカット。
( point! )
・折り紙を三角形や四角形など好きな大きさにカット。
・カラーや質感、大きさをあえてバラバラにした方がおしゃれに!
手順2:ベースとなるカラーを塗り乾かす。
( point! )
・淡いカラーの方が折り紙を乗せた時に綺麗に発色!
手順3:折り紙をのせる。
( advice )
・折り紙をのせてデザインを作る。
・無造作にのせても様になるので慎重になりすぎなくてOK!
手順4:トップコートを塗れば完成!
( advice )
・折り紙のカラーや形を変えてることでバリエーションも楽しめる!
・お好みの折り紙を「切ってのせるだけ!」なので、不器用さんでもチャレンジしやすい!
・無造作にのせるだけでもデザインになる♪
ペタッと貼るだけ!マスキングテープネイル
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今となっては、マスキングテープは“仮止めテープ”としてではなく、おしゃれの小道具としてのアイテムとなっています。100円均一でも、さまざまな種類のマスキングテープが販売されています!
お好きな柄を選ぶのも、あれもこれもとなってしまうのが、女の子… (笑) そんなお好みのマスキングテープを使ったネイルデザインの方法をご紹介します。
【用意するもの】
- お気に入りのマスキングテープ
- ベースコート
- トップコート
- はさみ
- 爪切り
- ネイルカラー
- ネイルシールなどのアートグッズ(あればで大丈夫!)
手順1:ベースコートとネイルカラーを塗る。
( point )
事前にやすりで爪の表面をなめらかにしておくと、マステがシワにならずキレイに貼れますよ。
手順2:爪の形に合わせてマスキングテープを切る。
( point )
マスキングテープをカットするとき爪よりやや小さめに切りましょう。
手順3:爪にマスキングテープをのせる。
( point )
貼る時も空気が入らないように貼りましょう。
手順4:爪からはみ出した部分を爪切りでカット。
( advice )
マスキングテープが爪からはみ出てしまってもトップコートを塗る前にカットすればOK! 爪切りを使うことで、爪の形に沿ってギリギリまでカットすることができます。
手順5:トップコートを塗って完成!
( point )
剥がれ防止のために、マスキングテープと爪の境目に当たる部分には、しっかりトップコートを塗ると良いでしょう。
※マスキングテープは性質上、水濡れなどには弱いので、マステを貼った後、トップコートなどを塗る事で多少改善されます。
ジェルネイル用のトップコートを使うと仕上がりがぷっくりするので、マスキングテープと爪の隙間が目立ちにくくなりオススメ!
オシャレ度半端ない!幾何学模様
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【用意するもの】
- 2色以上のマニキュア
- セロテープ(粘着性の弱いもの。マスキングテープがオススメです)
- トップコート
手順1:ベースカラーとなるマニキュアを爪全体に塗る
手順2:ベースカラーが乾いたら、セロテープを2枚爪に貼る (2枚のテープを斜めに貼って三角形を作るイメージです)
手順3:別のカラーのマニキュアを塗る
手順4:乾いたらセロテープを剥がし、トップコートを塗る
ご紹介したのは、1番簡単な三角形を使った幾何学模様の描き方です。
三角形の向きは上向き、下向き、横向き、斜めのいずれでも問題ありません。むしろ三角形のサイズや向きをランダムにしたほうが、よりスタイリッシュな幾何学模様ネイルに仕上がります。
【インスタ実例】レトロネイルデザイン特集
和がテーマのネイルとなっています。ネイビーやワインレッドのようなすこし濁った色が使用されているためレトロな印象が見て取れます。 ちょこちょこと使われているゴールドも和を感じますね!
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京都の着物が頭に浮かぶ、ストライプのネイルがアクセントとなっていますね!和服によく似合うネイルでしょう。上記でも紹介した、灰色がかったブルーが取り入れられており、清楚なイメージをもつネイルです。
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マット感のあるネイルですね。色の組み合わせの部分でも、和とポップのマッチが、乙女心をくすぐられますね♡やはり色のトーンが雰囲気を変えることが分かりますね。
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高級ブランドの女性の服装の色合いのようですね!他のネイルと違い、凝ったネイルではなく、比較的シンプルで、べた塗りがされているだけなのですが、品の高さを感じます。フレンチネイルのようですが、ツメの先にちょこちょことレトロな色合いが塗られています。秋っぽいカラーですがクリア感を出すことで、他の季節でも大丈夫! ゴールドで花の茎や葉が描かれており、上品さが増しています。
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幾何学模様と呼ばれるネイルですが、こちらの模様もレトロな雰囲気があり、色の組み合わせでポップになりますよ!幾何学模様とは、円・三角形・正方形・多角形など、カクカクした図形を組み合わせ出来る模様のことです。おしゃれ度がぐーんとアップしますよ!!
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上記の幾何学模様ネイルとは、また違った雰囲気のあるネイルです。アクセントとして幾何学模様が取り入れられているタイプですね。その中で使用されている色も少し濁った色で統一されているためレトロ感が感じられます。
サロンやセルフでドット柄にチャンレジしましょう♪
昭和を思い出させる色合いや、アメリカの70年代のファッションなど、レトロポップのとらえ方は人それぞれだと思います!ちょっと濁った色、そしてドットを取り入れることがポイントだということを押さえ、是非のレトロでポップな指先で個性を出してみてはいかがでしょうか?