恋愛に嫌悪感を感じる女性が増殖中?その原因や対処方法とは

なぜ?恋愛を「気持ち悪い」と感じる人が増加中

結婚に限らず、最近では恋愛をしない女性が増えてきたそうです。恋愛をしない、と言うよりは“好き”という感情が分からず、恋愛が出来ない体質になってしまっているとう方が増加しています。

「恋愛」というものの見方は、人それぞれです。恋に恋するという単語もあるほどに、恋愛を楽しむ女性もいれば恋愛を気持ち悪いと毛嫌いする女性もいらっしゃいます。

今回は、その恋愛にマイナスイメージをもつ女性にスポットを当てた記事となっております。

恋愛を気持ち悪いと感じてしまう理由は?

恋愛を気持ち悪いことだと感じてしまう理由は何でしょうか。詳しくご紹介します。

環境的に恋愛に関わることが少なかった

分かりやすい例をあげると、今まで女子校や女子大など男性と関わる機会がなかったなどがありますね。

よく「免疫力がない」という言い方をしますが、男性を未知の生物だと思っていると「気持ち悪い」という感情を抱きやすいかもしれません。

家庭環境も大きく関係しており、家庭が厳しく、幼い頃からテレビで恋愛ドラマが流れるとチャンネルを変えられるのが普通だとしたら、イコール恋愛はいけないものという認識になりやすいです。親が見せたくないのだから、恋愛は気持ち悪いものだという印象が強くなるでしょう。

モラルや教育に過剰に厳しく過干渉気味に育てられた場合には、潔癖症から恋愛に嫌悪感を抱くこともあります。

「付き合う」ということがよく分かっていなかったり、友情で充分と考える人は、パートナーとのスキンシップを気持ち悪いものと位置づけることがあります。

家庭環境のトラウマからの嫌悪感

先ほども、家庭環境が影響してくることを述べましたが、無意識に嫌悪感を抱いてしまっているパターンではなく、家庭環境の中で「トラウマ」が生まれてしまったパターンも理由の一つです。

娘にとって「初めての異性」というのが「父親」だと思います。

その父親が、自分に対してあまり好意的な反応がなかったり、母親に対して暴力をふるっていたりしていたことによって、男性に対する不安感や嫌悪感などが植えつけられてしまった人も存在します。

物理的に強い男性に恐怖心がある

男性は、女性に比べその体つきや骨格は大きく異なりますよね。

女性よりも大きく、筋肉も発達した男性に対して、暴力を振るわれるのではないか、と物理的な恐怖を感じているという女性も。男性は野蛮な生き物、という心理から、こうした恐怖に繋がり、男性は苦手、気持ち悪いと感じてしまうことも。

そういった理由から、男性をひとまとまりで考えてしまいます。「男なんて結局は〜」と、どの男性も一緒だと考えてしまっているパターンです。確かにニュースなどで取り上げられていたり、話題に上がるような事に関しては男性=よくないイメージが強いようなものが多いです。

しかし悪い人たちが目立っているだけであって、実際にはかならずしも、女性の思う男性しかいないわけではありません!

それなのに男性はよくないものというイメージを持っている事で、男性のいい面に目を抜けようともせず、結果男性嫌いになってしまうんです。

アイドルや二次元のファンだから

アイドルやアニメや漫画のキャラクターのファンであるというのも理由として当てはまります。

原因やその心理としてアイドルや二次元のキャラクターは、言うなれば「女性から見た完璧な男性」です。それらを好きになってしまうのはいわば仕方のないことです。

ですが、そのアイドルや二次元のキャラクターに夢中になってしまい、現実の男性を恋愛対象として見られない、苦手、気持ち悪いと感じてしまう人も。

こうしたアイドルや二次元のキャラクターに夢中になってしまう心理から、現実の男性に対して男嫌いになってしまうという特徴もあります。

コンプレックスがあるから

好意を寄せてくれる男性を嫌い、怖いと思う女性がいます。この女性によくある特徴は「自分に自信がない」こと。

コンプレックスを抱いている女性の特徴は、自分を否定していることです。自分自身を否定しているため、相手からの好意を辛いと認識する特徴があるのです。

自己肯定感が低い人の場合、「嫌いな自分を愛する相手を疑う」といった状態に陥ることがあります。

自分の嫌いなものを好きになる人には到底ついていけないという考え方になってしまうのです。

自分も自分の事が好きじゃないのに「なぜ?」「この人頭悪いんじゃないの?」

怖い、辛い、気持ち悪い。

例え、ずっと好きだった人に告白されても、こういう特徴をもつ女性は告白された瞬間からその男性を嫌いになってしまい、辛い負の感情に振り回されます。

さらに自分の目立つ欠点が、他人から見たら魅力に映るものということを理解ができないと、尚更気持ち悪いという感情が育ちます。

もう一つ、コンプレックス以外に「辛い過去のトラウマ」を抱えている女性もいます。

母親にずっと否定されてきた女性
過去に男性に乱暴された/されかけた女性
ストーカー被害にあった/あいそうだった女性

こんな女性は過去のトラウマがひどく残っていて、男性の好意を受け入れられない特徴があります。

カウンセリングなどを受けて自分を肯定し、恐怖を克服する必要がありますが、カウンセリングを受け入れるのも心理的に乗り越えるのが難しいのも特徴です。

好意を持たれると「気持ち悪い」と思ってしまう

グリム童話に「蛙の王子様」という物語があります。

はじめは王子様を「蛙」のように気持ち悪く感じていたお姫様が、ある時を境に「王子様」のように感じて好きになるという内容。(実際は魔法がとけて蛙が王子様になる、と表現されています)

好きな相手からの好意を気持ち悪く感じてしまうのは、まさにこの逆パターン。

「理想の男性像」を持ちすぎて、相手の男性が焦ったり緊張する姿を見たときに、「あれ、こんな人だったの……?」と幻滅してしまうパターンもあります。

相手だって人間です。緊張したり自信を失くしたり、失敗したりもするでしょう。等身大の相手を見ることができずに好きになってしまうケース。

また、女性同士でワイワイしたり、同性に女と見られても違和感はないけれど、男性に「女」として見られた時に嫌な感じがするケースもあり、恋愛に対して何らかの意識の違いがあると考えられます。

場をわきまえないカップルを見て、恋愛が気持ち悪いと先入観を持っている

漫画やドラマの影響で、「綺麗な恋愛・ドキドキの展開」などを期待してしまっているせいか、実際のカップルを見て、そのギャップにやられ気持ち悪いと感じてしまうようです。

理想が大きかったり、ドラマや漫画のような恋愛を望んでいる女性は、実際の恋愛に抵抗を覚えてしまうかもしれないので、理想と現実の違いをしっかり把握しておかないといけませんね。

付き合ったら相手との接触やキス、セックスなどがあるのがイヤ

基本的に、体の接触というよりは、大人な絡みが苦手な女性が多いようです。手をつないだり、ハグしたり頭を撫でられたりすることは抵抗がないけれど、キスやエッチは、デリケートな部分が触れ合うことから、気持ち悪いと感じるようです。

それに、女性は付き合ったあとに、「キスした?エッチした?」などの会話をすることから、絶対にしないといけないものなのかという意識になり、なおのこと恋愛から遠のいてしまうようです。

「恋愛が気持ち悪い」という考えを消すことはできる?

恋愛が気持ち悪いと考える女性の大半が男性に対するイメージがよくないことでしょう。それを踏まえた上で、いくつかご紹介します。

「恋愛が気持ち悪い」考えを消すには:男性というものを知る

「気持ち悪い!」と思ってすぐに拒絶するのではなく、まずは「いい友人関係」を築けるよう、歩み寄る努力をしましょう。相手のことを知ることからはじめてみましょう。

女性に様々な性格や考え方の人がいるように、男性も様々な考え方、性格の人がいます。全員が全員、あなたが思っているイメージの男性ではありません。そのことを知ることが男嫌いの治し方、克服方法として重要です。

「恋愛が気持ち悪い」考えを消すには:「恋愛ってこうだよね」という先入観をまず捨てる

恋愛ってこうだよね!という先入観は捨てましょう。

周りの人が言うような恋愛観なんて、どうでもいいんです。あなた自身が、どんな恋愛をしてみたいかが大切なことなので、周りの意見から固められた、「恋愛はこう!」というイメージは頭から削除してしまいましょう。

カップルになったからといって、キスをしなければいけない、大人の関係を持たなくてはならないというわけではありません。あなたの望む恋愛を目指すことは、何も悪いことではありません。

あなたから少しずつ歩み寄れば、理解してくれる男性が、きっと現れるでしょう。

「恋愛が気持ち悪い」考えを消すには:自己肯定感を高める

上記で、自分へのコンプレックスを持つ方は特に言えることですが、人に好かれるような魅力がないと思っているのはあなただけです。実際に好きになってもらえているのですから、あなたの良さがあると理解しましょう。

勘ちがいしがちですが、「良さ」は順位が高いことではありません。

周囲の人の中で一番美人だとか、頭がいいとか、そういったことではないのです。考え方だったり、空気感だったり、ちょっとした表情だったり優しさだっり……、相手にとっての「居心地の良さ」があなたにあるということなのです。

あなただけの、あなたらしさがあることは素敵なことなんですよ。

男性全員が気持ち悪いもの、野蛮なもの、というわけではなく、女性を守ってくれる優しい人もいることに気づくことができれば、それは克服の第一歩です。

あなたの素敵な部分を感じ取ってくれて好意を持ってくれる人は大切にしましょう。

自信を持つのは簡単なことではないと思いますが、日々の思考の繰り返しです!

「恋愛が気持ち悪い」考えを消すには:メールでのやり取りから初めてみる

やっぱり面と向かって話すのはまだ苦手、と考えている人は、まずはメールやLINEなどでのやり取りから慣れていくこともおすすめです。

メールでのやり取りなら、顔を合わせずに会話をすることができる上、慌てることなく、しっかりと考えながら文章を作ることができます。

男性の前だと緊張するという人はこの治し方、克服方法がおすすめ!

男性とメールをすることに慣れたい、今は男嫌いだけれど、将来のために恋愛、結婚はしなきゃ、と焦りを感じている人は、思い切って婚活アプリなどを利用してそのメッセージのやり取りに慣れていくというのも一種の手段です。

男嫌いを克服して素敵な恋愛、結婚ができる女性になりたい人必見です。

無理に考えを変えなくても、自然に変わっていく場合も

仕事や趣味に没頭してみる

「それでもどうしても男性は…」そう思う方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、一度男嫌いや恋愛、結婚という概念を忘れて、仕事や趣味に没頭してみましょう。

また、この男嫌いの治し方、克服方法は、自分に自信が持てないから男性に近づきたくないという方に効果的な治し方、克服方法です。そういったことに没頭する事で、自分に自信の持てるところを作りましょう。

いわゆる自分の「セールスポイント」をひとつ見つける事で、自分に自信がつきます。自分のここが優れている、という点を見つけられれば、それは恋愛にも勇気が出せるということにも繋がります。

自分磨きをする

恋を始めたいなら、まずは自分を好きになることが大切。上記と若干類似しますが、恋ができない女性は、自分に自信がないことが大きな原因になっています。

気になる相手に対して気持ち悪いと思ってしまい、結局お付き合い発展しないのは、自己偽悪の表れかも。まずは自分が愛せる自分にならなければ、他人から愛してもらうことは難しいですよね。

ヘアメイクやファッションの研究、ダイエットなどの少しの努力で大きく外見を変化させられるのが女性の特権。着付けや作法、お料理などの習い事を通して内面や女性らしさを磨くのもいいですね。

恋ができないことを悩んでいるのなら、時には努力も必要です。自分磨きをして自分に自信を持てるようになれば、考え方や感じ方も変わるはず。気持ち悪いと男性をはねのけることもなくかもしれません。

自分の気持ちに正直に生きていくことが一番大切

恋愛を気持ち悪いと感じてしまうことは決していけないことではありません。

ただ、今までのことが、今のあなたを邪魔しているのなら、それはこの先あなたの幸せを奪う原因になってしまうので、恋愛に対してしっかり向き合ってみましょう。

どうして、気持ち悪いと感じるのか、これからどうしたいのか?それにはどうしたらいいのか。考えたり向き合ったりすることはとてもたくさんかもしれませんが、それは新しい素敵な恋愛に出会うための、下準備です。

しっかりと自分自身を理解して、ひと皮むけたあなたにはきっと素敵な出会いが待っています☆

無理だなんて諦めずに、自分と向き合うことこそが新たな出会いに繋がります。焦りは禁物ですよ!

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