パートナーの不倫が発覚!あなたが取るべき行動は?
「最近なんだか携帯を触っている時間が多くなった」「残業や出張と言って家を開けることが増えた気がする・・・」。
男性は気がつかないようなちょっとした変化でも、女性は気が付いてしまうもの。日頃の生活の何気ない変化から、パートナーの不倫に気がついてしまったという人も多いでしょう。パートナーの不倫が発覚した時、まずあなたが取るべき行動はどんなことでしょうか?
ここからは万が一パートナーの不倫に遭遇した時にも慌てないよう、まずやっておきたい大事なことをいくつかご紹介しましょう。
パートナーの不倫の証拠を押さえておく
まず第一にやって欲しいことは、パートナーの不倫の証拠を押さえておくことです。
パートナーの不倫現場を動画や写真で押さえられれば一番良いですが、それが難しいようならパートナーと不倫相手とのメールやSNSのやり取りなどでも構いません。
不倫をしたパートナーと離婚を選択するにしても、不倫された後でも今まで通り夫婦として暮らす再構築を選択するにしても、パートナーが既婚であることを知った上で不倫をしていた場合には、相手に慰謝料を請求することが出来ます。
またパートナーに離婚を問い詰める時に、確固たる証拠がない場合言い訳で逃げられたり、場合によっては「プライバシー侵害だ!」などと言って逆切れしたりする可能性があります。
相手にきちんと不倫を認めさせた上でしっかりと慰謝料等のお金をもらえるように、写真や動画など言い訳ができない不倫の証拠をしっかりつかんでおきましょう。
パートナーとどう生きて行きたいか冷静に考える
もう一つやって欲しいことは、あなたが今後パートナーとどのように生きて行きたいか冷静に考えてみるということです。
あなたを裏切って不倫をしたようなパートナーとはもう一緒に暮らせないと、考える間もなく離婚を選択する人もいるでしょう。また一方で経済的な生活の安定や子供のことを考えて、不倫をしたパートナーと再構築を選択するという人もいるでしょう。
どちらの選択も間違いではありません。あなたがパートナーと一緒にいたいのか離れたいのか、またパートナーに不倫のことを問い詰めた時にどんなリアクションなら許すのかなど、いざという時に冷静な判断が出来るように、さまざまな場合を想定しておくと良いでしょう。
不倫をしたパートナーと離婚をするメリット・デメリット
不倫をしたパートナーと、今後いままで通り夫婦でいられる自信はない。パートナーの不倫が分かった瞬間に、きっぱりと離婚を決意する女性も少なくないでしょう
。では実際に不倫したパートナーと離婚をする場合、再構築を選ぶ場合と比べてどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
ここからは不倫をしたパートナと離婚をした場合のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
信頼できない相手と離れられることで精神が安定する
不倫をしたパートナーと離婚するということは、自分が信頼できない相手と一緒に暮らす必要がなくなるということです。
そもそも夫婦として一緒に協力しながら生活しているのに、その生活や女性を裏切ってまで不倫をするような男性と今後一生添い遂げて行くのはなかなか難しいことでしょう。
信用できないパートナーときっぱり縁を切り自分だけで生活していくことで、安定した精神状態を得ることが出来るのが不倫をしたパートナーと離婚することで得られる一番のメリットでしょう。
またパートナーとすっきりと離婚することで、パートナーに対して「また不倫をするのではないか?」「最近夜遅いけど本当に仕事かしら?」といった、無駄な詮索をする必要もなくなるでしょう。
パートナーに不倫をされたことがある多くの女性は、不倫をされたその瞬間はもちろん、その後の疑心暗鬼に悩んで精神のバランスを崩してしまう人も多いものです。そういった良くない精神状態でいると、その内元気だった体や心まで調子を崩してしまいます。
きっぱりと離婚すれば旦那への疑心暗鬼を持つことなく、いつも心穏やかに生活できるでしょう。
パートナーの不倫が発覚して離婚すると決意したら
もし、パートナーの不倫が発覚して離婚すると決意したなら、自分やパートナーの両親にも早めに報告しておきましょう。
もしパートナーの両親が離婚を止めてくるようなら、離婚の原因はパートナーの不倫だとしっかり伝えてしまいましょう。
男性はいくつになっても両親、特に母親には弱いものです。パートナーの両親か母親が離婚に同意してくれれば、例えパートナーが離婚に難色を示していてもスムーズに事が運びますよ。
また自分の両親にも早めに話して協力をもらうことで、離婚後の生活が始めやすくなるのもメリットです。
離婚することで金銭的に困窮する可能性もあり
不倫をしたパートナーと離婚を選択した場合、女性が直面する一番のデメリットはやはり金銭面ではないでしょうか?パートナーが不倫をしてそれが原因で離婚した場合、もちろんパートナーやその不貞相手から慰謝料を貰うことができます。
しかし、相手の経済状況によっては十分な金額がもらえなかったり、パートナーの不倫相手が既婚者だった場合には、逆にこちらが慰謝料を請求されていまったりする場合もあります。
パートナーと離婚する場合、まず当面の生活費を確保できるのか一度冷静になって考えてみましょう。
自分が正社員で働いているという女性なら、万が一不倫が原因で離婚しても生活費に困ることは少ないでしょう。
ただ、離婚した場合現在の住所から引っ越すための引越し費用や、新たに家電や家具などを揃えるために想定していなかった出費がかかる可能性があります。
離婚して家を出る場合、しばらくは実家でお世話になるなど、落ち着くまであまりお金を使わずに暮らすことができるか確認しておくとよいでしょう。
専業主婦の場合
自分がパートなどの非正規社員や全く働いていないという専業主婦の場合は、不倫が原因で離婚する場合、生活費に困窮してしまう可能性が高くなります。
「パートナーの不倫は絶対に許せないから、今すぐにでも離婚する!」と興奮する前に、離婚しても当面の生活に困ることがないか、本当に経済的に問題なく生きていけるか考えましょう。
もし、実家や友人などを頼っても生活が難しい場合は、離婚する前にまずは仕事を探しましょう。離婚は離婚届さえ出せばいつでも出来るもの、まずはあせらずに生活の基盤を整えましょう。
不倫をしたパートナーと再構築をするメリット・デメリット
パートナーが不倫をしたと聞けば、まっさきに頭に浮かぶのは裏切りをしたパートナーとの離婚かもしれません。
しかし、離婚するというのは相当なエネルギーを使うものであり、女性が経済的に困窮する可能性があるという危険性があるものでもあります。
そこでここからは不倫をしたパートナーと、今まで通り夫婦として生活する「再構築」を選んだ場合のメリットとデメリットをそれぞれご紹介しましょう。自分を裏切ったパートナーとまた以前と同じように仲良く暮らして行くというのは、そんなに簡単なことではありません。
しかし、不倫を乗り越えることで得られる新しい夫婦関係もあるかもしれませんよ。
不倫を乗り越えることで夫婦の絆が強くなることも
不倫されたパートナーと再構築を選ぶということは、今までの生活を何ら変えることなく過ごすことができるということです。
離婚を選択すると住居地の変更に伴う引越しや、改姓することで銀行口座などの手続きが発生することもあります。
また不倫が原因でパートナーと離婚すると、慰謝料や今後の生活費など金銭的な問題も解決しなければなりません。そういった事務的な手間が一切かからず今まで通りの生活を送れるということは、パートナーの不倫を乗り越えて再構築を選ぶ際のメリットといえるでしょう。
またパートナーの不倫という結婚生活における大きな事件を乗り越えて夫婦生活を続けることで、夫婦の絆が強くなることもあるというのも再構築のメリットかもしれません。
あなたを裏切ったパートナーも、今までと変わらず生活を共にしてくれるあなたの姿を見れば、改心してよりあなたとの生活を大切にするよう努力するでしょう。またあなたもそんなパートナーを見ることで、普段一緒にいるのが当たり前になっていたパートナーのありがたみを改めて実感できるでしょう。
このようにお互い感謝と労わりの気持ちを持つことが出来れば、パートナーの不倫を乗り越えて一歩成長した夫婦として生涯を共にすることができるようになるでしょう。
「また不倫されるかも・・・」という心配が一生つきまとう
不倫したパートナーと再構築するデメリットといえば、「また不倫されるかも・・・」という心配をしながら生活をしなければいけない点でしょう。
今までは大して気にならなかった旦那の些細な行動やクセも、「不倫相手に連絡しようとしてる?」「なんだか様子が怪しい」と一個一個気になってしまうかもしれません。
また再構築した後もパートナーが本当に自分のことを愛しているのか、パートナーがもう2度と不倫をしないのか常に疑心暗鬼の状態が続くことになります。
同じ家に住み続ける中で、パートナーの姿が目に入る度にフラッシュバックのように不倫のことが思い出されて辛い思いをすることが、再構築を選ぶ一番のデメリットといえるでしょう。
人によってはパートナーの不倫を疑いすぎるあまり、パートナーの携帯にGPSをつけるなどの過剰な束縛をしてしまったり、精神を病んでしまったりする人もいるようです。
もしパートナーとの再構築を選んだ場合には、多少のことには動じない強い心を持つ必要があるかもしれません。またパートナーの不倫で頭がいっぱいにならないように、仕事や趣味で気をまぎらわすのも一つの手かもしれません。
もし、パートナーを心から信頼できないのなら、あなたの心の内を正直に話し、パートナーと徹底的に話すことで不安を減らす努力も必要でしょう。
離婚問題は子供がいるかどうかでも大きく変わってくる
パートナーに不倫された時に、再構築か離婚か悩むでしょう。どちらの道を選んでもメリット・デメリットがあります。自分がパートナーとの間に何を求めるのか、夫婦生活の中で何を守りたいのかを落ちついて考えて決断すると良いでしょう。
もちろんパートナーの不倫をきっかけに、しっかりと考えた上で離婚を選ぶ人も少なくないでしょう。パートナーと自分だけなら、夫婦二人の問題ですからどんな決断をしても自分が納得していれば何の問題もありません。
しかし、二人の間に子供がいる場合はそうはいきません。再構築する場合も離婚する場合も、少なからず子供に迷惑をかける可能性があります。もし離婚するとなれば、暮らす場所や名前、学校など今までとは違う生活を子供にしてもらわなければいけないかもしれませんよ。
離婚は子供の生活を変える一大事・・・冷静に判断を
パートナーに不倫をされた・・・、その瞬間離婚を決断する女性は少なくありません。しかし、子供がいる場合は少し冷静になって将来のことを考えてみてください。男女平等の社会になっているとはいえ、子供がいる女性が男性と同じように働き続けるというのは非常に大変なことです。
まず離婚をする場合、子供が急に病気になった時や仕事が休めない時に頼れる実家があるのか、子供と一緒に暮らす物件や毎月の生活費を補うための安定した収入を得るアテがあるのかきちんと考えましょう。
子供の生活も一変させる
また不倫による離婚は、子供の生活も一変させます。名前が変わり、場合によっては住む場所や学校も変わる可能性があります。今まで仲良く遊んでいた友達と急に離れることで、落ち込んでしまうお子さんも少なくありません。
不倫による離婚は決して悪いことではありませんが、子供がいる場合は自分だけでなく子供への影響を考え、子供が毎日笑顔でいられるよう最大の心配りをしてあげてください。離婚した後も、普段より一緒に過ごす時間を長くとるなど子供の心のケアも忘れずに。
よく考えて、自分自身が後悔しない選択を
パートナーの不倫が発覚した時、それは今までの信頼関係を根本からゆるがす大事件です。
パートナーの不倫に対して怒り・悲しみ・悔しさ・将来への不安・・・、さまざまな気持ちが湧き上がってきて、今後どうしたら良いのか悩んでしまう人も少なくありません。
パートナーと再構築するにしても、パートナーと離婚して新しい道を進むにしても、しばらくの間は苦しみを伴うこともあるでしょう。
しかし、どちらの決断をしたとしても、あなたが本当に考え抜いて納得して出した答えなら後悔することはないでしょう。
自分のこと・家族のこと・子供のことをしっかりと考え、後悔のない決断をして前に進みましょう。