優しい甘さが嬉しく、映えも狙えるミルクジャム
最近、流行はじめている優しい甘さのミルクジャムをご存知ですか?
スーパーやインターネットでの購入だけでなく、各地の牧場でもオリジナルのミルクジャムが売られていて、食の流行に敏感な人たちの間で話題になっているのです。
ミルクジャムは、フランスの農村の家庭で長く作られていた保存食です。
牛乳と砂糖をじっくり煮詰めて作るものが多いのですが、生クリームなど加えコクを出したものもあります。
とろとろとしたやさしい甘さのミルクジャムは、シンプルなので使い方や味のバリエーションもたくさんあります。
出来上がったミルクジャムを、おしゃれな小瓶に詰めればインスタ映えも狙えます。
おしゃれで優しい甘さが病みつきになるミルクジャムのレシピをご紹介しましょう!
ミルクジャムの作り方
保存用の瓶を用意しましょう。
多めにできたときのために、予備の瓶も用意しておくといいですよ。
◆材料
牛乳400~500㏄
お好みで、生クリーム50㏄
きび砂糖(やさしい甘さになります。グラニュー糖・砂糖でも可)
◆作り方
鍋に材料を入れ、中火程度で焦げないように煮詰めていきます。
途中、ふきこぼれそうになったら弱火にします。
中火、弱火を繰り返し、ゆっくり40分程度煮詰めます。
とろみがついてきたら、火を止めます。
少しさまし、固まってしまう前に瓶に入れます。
冷蔵庫で2週間は保存できます。
使いきれないと感じたら、半分は冷凍にしてもいいかもしれません。冷凍の場合は1ヵ月保存できます。
ミルクジャム、トッピングやアレンジも多種多様
作ったミルクジャム、どうやって食べたらいい?と思った方も多いかもしれません。
次はミルクジャム活用法とアレンジについてお話します。
ジャムというくらいなので、パンやトーストとは言わずもがな、相性抜群です。
パンケーキやホットケーキにトッピングしてもとっても美味しくいただけます。
また、バニラやチョコなどのアイスに温めたミルクジャムをかけて召し上がってもとっても美味しいです。
ミルクジャムを入れたマグカップに、濃い目に淹れたコーヒーやエスプレッソを注ぐと、練乳をいれて飲むベトナムコーヒーのようになります。ほのかな甘みで癒され集中力も増すので、作業中のコーヒーブレイクにはもってこいの一品です。
ミルクジャムのアレンジレシピ
◆チャイ風ミルクジャム
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先ほどのミルクジャムのレシピに、シナモン・カルダモン・クローブ(ホールのものを使います。)を加えて作ります。
チャイ風の香り高いミルクジャムになります。
あらかじめ、シナモンは長いものを手で砕き乳鉢で潰しておきます。
カルダモンはさやから出して、クローブと共に乳鉢で砕いておきます。
先ほどのレシピに、最初は砂糖を加えず牛乳を煮ます。その際に砕いておいたスパイスも加えて、一煮立ちさせます。
一煮立ちしたら、鍋の中身を一旦漉して、再び鍋に戻し砂糖を加え中火、弱火を繰り返し煮詰めます。
出来上がった香り高いチャイ風ミルクジャムを、チャイに向くと言われるアッサムティー入れると極上の味わいです。
スパイスを潰したり、一煮立ちした牛乳を漉すのが手間であれば、パウダーのスパイスで代用も可能です。
その際は、香りが少しおだやかに感じるかもしれません。
デザートだけじゃない!牛乳を使った作り置き料理
ここまでデザート的な牛乳の作り置きレシピを紹介してきましたが、おかずとして食卓に出せる牛乳作り置きレシピもあります。
レンコンとキャベツの牛乳マリネ
◆材料(4人分)
・キャベツ約半分
・蓮根150グラム
・ベーコン4枚くらい
・レモン1個(半分を輪切りのスライスに、半分を絞り汁に)
・牛乳100ml~120ml
・塩小さじ2/3(4g)
・こしょう適宜
・オリーブオイル大さじ4
・ブラックペッパー少々
作り方
1.レモンを1/2にカットし、半分は輪切りのスライスに、半分は絞りボウルに入れます。
2.蓋ができる大きめの容器に1の果汁と塩、こしょう、オリーブオイル、牛乳を入れよく混ぜてマリネ液を作ります。
3.蓮根は2~3㎜厚さの輪切りにします。ベーコンは3等分に切り、キャベツはざく切りにします。
4.お鍋で湯を沸かし、塩を入れ蓮根、キャベツ、ベーコンの順にゆでていきます。
5.ゆでたものを、しっかり水気を切って2のマリネ液に漬けます。
6.仕上げに黒こしょうをかけて、完成です。残った分は、蓋をして冷蔵庫で保存します。
レモンの酸がきいているので、日持ちし、冷蔵庫で5日程度は大丈夫です。
マカロニやゆで卵、ゆでたブロッコリーなどを加えてリメイクもできます。
牛乳を使った作り置きレシピ、ぜひご活用くださいね。