JRや東京メトロの1日乗り放題チケットってなに?
JRや東京メトロなど、各鉄道会社が定めた区間が乗り放題になるチケットが販売されています。JRにおいては種類も豊富で、さまざまなエリアのチケットがあるんですよ。『そんなの初めて知った!』なんて方も多いかもしれませんね。
しかし、このチケットをうまく利用したら、楽しく日帰り旅行ができてしまうほどの❝魔法のチケット❞なんですよ♪では、具体的にJRと東京メトロの乗り放題チケットについてご説明しますね。
JR東日本の乗り放題チケットは主に3つ!
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JRで発売されている乗り放題チケットのメインのものを、3つご紹介します。(都内をメインにご紹介しています)
- 都区内パス
- 東京フリーきっぷ
- のんびりホリデーSuicaパス・休日おでかけパス
それぞれ乗り放題の内容が少しずつ違うので、ポイントと、注意点を説明しておきますね。
※他にも種類があるので、気になる方は下記のおトク情報のリンクも参考にしてみてください♪
JR東日本の乗り放題チケット①都区内パスの特徴
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JR各線の都内にある駅(一部対象外あり)で乗り放題になるフリーパス券。その区間内であればどこで乗降車を何回してもよいというものです。
最近はICカードを使う機会が多いため、1回1回の運賃を気にかけなくなってしまいがち。頻繁に乗り降りを繰り返していると、知らぬ間に運賃がかさんでしまっていませんか?このパスがあったらもう少し安く済むかもしれませんよ!
◆買える場所や注意事項
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購入できるのは、フリーエリア内のJRの主要駅の指定席券売機やみどりの窓口などがあります。
自由席であれば普通・快速の両方の乗車可能で、指定席を使用する場合は、別途支払いが必要です。
購入時に使う日程を申請し、その申請した日のみが乗り放題対象になるため、購入さえしたらいつでも利用可能というわけではないので、注意してくださいね。ただし当日購入・当日使用も可能です♪
JR東日本の乗り放題チケット②東京フリーきっぷ
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東京フリーきっぷは、先ほどご紹介した都区内パスの進化版です。
利用エリアが広がる上に、都電・東京メトロ・都営地下鉄・都バスと、東京の主要な交通手段が乗り放題で使用できる優れもの。
JRだけではどうしても移動しきれないこともありますが、これ1枚持っていると大半の移動が可能になるわけです。乗り継ぎが多い場合、毎回初乗り運賃を取られて運賃がかさんだりしますが、そんなことは一切心配しなくてよいのは嬉しいですね!
◆買える場所や注意事項
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このフリーきっぷは、都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーの駅のみでの販売です。
❝JRのきっぷ❞というわけではなく、❝東京都の交通局によるフリーきっぷ❞ですので、購入場所にJRの窓口は含まれていません。
また、都営地下鉄の中でも押上、目黒、白金台、白金高輪、新宿線新宿駅では取り扱いをしていませんので注意してくださいね。こちらも使用日を指定するタイプですが、当日購入・当日利用が可能です。
JR東日本の乗り放題チケット③のんびりホリデーSuicaパス・休日おでかけパス
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茨城・千葉県・東京・神奈川・埼玉・栃木・山梨に及ぶ、かなり広域なエリアのJR駅と東京モノレール全線で乗り放題になるパスです。
遠出したい方にとってはかなりお得になる可能性があります!遠出した先で、せっかくだからここでも降りて散策してみよう!あそこも気になってたから行ってみよう!なんて使い方も、運賃を気にしないで気のままに電車移動ができるので、日帰り旅行にももってこいです♪
◆買える場所や注意事項
JR東日本のフリーエリア内の主な駅で購入可能です。注意すべきは、チケットの名前のとおり、❝土日・祝日❞とGWや年末年始、学生の夏休み期間に該当するシーズン(夏季)などのみが使用可能日になっています。夏季以外は原則、平日に使用できません。
また、Suicaパスの方が、ごくわずかだけエリアが狭くなっているので、行きたい先が決まっている方は、どちらが良いのかはしっかり見定めてくださいね。
東京メトロの乗り放題チケットって?
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東京メトロの全線で乗り放題になるチケットです。しかもこれ、JRでご紹介したものと少し違って、
使う日を指定したりする必要がありません。購入してから6ヶ月以内であればOK♪
さらに、❝1日❞という規定ではなく、❝一番最初に改札を通った時間から24時間使用可能❞という規定のチケット。
例えば、14時に最初に使ったら、翌日14時まで使用できるというものなんですよ!
◆買える場所や注意事項
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基本的に全東京メトロ駅の券売機で購入が可能ですが、前売り券については、中野駅・西船橋駅・渋谷駅では取り扱いがありません。
ただし、当日券であればこの3駅でも券売機で購入可能です。
前売り券も当日券も同額で購入できるので、事前準備が必ず必要!という場合でもない限り、そこまで気にしなくても良い内容かもしれませんね。
メトロの乗り換えが多いお出かけをする方にとっては、かなりお得なチケットなのでおすすめですよ♪
乗り放題チケットはこんなにお得!
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どのくらいJRやメトロで得になるの?と思う方も多いでしょうから、気になる金額をご説明しますね。
都区内パスは760円、東京フリーきっぷは1600円、のんびりホリデーSuicaパスは2,760円・休日おでかけパスは2,720円、東京メトロ24時間券は600円で販売されています。※2020年3月現在の価格です。
乗り放題チケットを使用するその日は、乗降を何回しもOK、さらに往復分賄えるのですから、かなりお値打ちではないでしょうか?!
1日乗り放題チケットを使ったおすすめのプラン
せっかくJRや東京メトロなどが乗り放題になるチケット、とことん電車を乗り回すのがおすすめです!
最寄り駅からいつも同じ路線に乗ってはいるものの、一度も降りたことないななんて駅は数多くあることでしょう。行ってみたいところがあったけど、運賃がかかり過ぎて諦めてた…という方も、乗り放題チケットを駆使したら、安く行けた!なんてこともあるはずです。
それでは実際にどういったプランが楽しめるのか、ご紹介します♪
JR・のんびりホリデーSuicaパスで楽しむ:神奈川方面編
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午前中に小田原に向かって、小田原城を見たり、かまぼこを食べたりしたら、その足で鎌倉へ♪
鎌倉では文化や名物シラス丼を昼食に。そのまま今度は横浜へ向かって散策してみましょう。
横浜の異国感を楽しんだあとは、都内に向かい観光や夜景を楽しむ。これだけやっても価格は据え置きと考えたら、1日でかなりの移動ができますし、濃度の濃い日帰り観光旅行が可能ですよね!
東京メトロで楽しむプラン:ショッピング編
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東京メトロは待ち時間もさほどなく、乗り換えもスムーズに色んなところに行けるので、テーマを決めて行動するのがいいかも♪例えば、ショッピング!
銀座・表参道・六本木・恵比寿・日本橋・大手町…これら全ての駅が、メトロを乗り継いで楽しむことが可能です。
どのエリアもおしゃれなアパレルショップやカフェなどが目白押しのエリアですが、毎回電車に乗って降りてをしていたら、電車代だけで結構な金額になってしまうもの。それが一定額で楽しめるというのは嬉しいですよね!
東京メトロで楽しむプラン:観光編
東京スカイツリーや築地など、いつかは行ってみたいなと思ったまま、行けていないスポットが気づけば増えていませんか?
そんな都内の行きたいスポットが増えてしまっている方は、この機会に電車代を気にしないで思う存分行きたかったところの観光をしてみましょう!
浅草、新宿御苑に神楽坂など、日本の歴史を感じられるようなスポットも豊富なので、リフレッシュにはちょうどよいかもしれませんよ♪
1日乗り放題チケットで未知なエリアを散策しよう!
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JRにしてもメトロにしても、『降りたことがないけど、実はこの駅、気になってたんだよね!』なんて駅が、みなさん1つや2つあるのではないでしょうか?
そんな時にはここでご紹介した、乗り放題チケットをフル活用してみてください。こんな感じの街だったんだ!と新しい発見も目白押しかもしれませんよ。なんだかわくわくしてきますね!
乗り放題チケットを見方につけて、日帰り散策を楽しんでみましょう!