終活ガイドってどんな仕事?今話題の終活ガイド検定やその他資格について

生きているのが当たり前の毎日。身近に不幸なことが起きない限り、人生の最期をどう迎えるのか、考えることは少ないでしょう。ただ人生なにが起きるか分かりません。余裕があるときに、終活について、考えてみることはとても有意義です。「終活ガイド」という仕事を知ることを通じて、終活についての理解を深めていきましょう。

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終活ガイドという仕事

終活ガイドという仕事を説明する前に、終活とは何なのか、またその意義について紹介します。

終活とは

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「自分の人生を自分らしく終わるために活動」。これが終活です。

エンディングノートと言われるものに、自分の葬儀や墓をどうしたいか、延命措置、相続など家族に伝えたいことをまとめて、死後、家族が困らないように書き留めておきます。その他、遺言状を書いたり、荷物を処分したり、人生の最後に向けて少しずつ準備しておくことです。

また最期について家族と話し合う場を設け、いざというときに慌てることのないよう準備しておきます。

終活の意義

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終活の意義は、自分の最期をどのように過ごしたいかを想像し、それまでの人生を豊かにすることです。また自分の死生観について考える機会にもなります。また自分の最期について深く考えることで、死を冷静に受け入れられる心を持つことができるようになります。

終活を実践することで、残された人生への不安が少なくなり、充実した時間を過ごすことができます。多くの高齢者に薦めです。

終活ガイドとは

では終活ガイドとはどのような仕事内容なのか。ご紹介していきます。

エンディングノート作りを手助けする

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エンディングノートとは、死後、残された家族が困らないように伝えたいことを書いておくノートです。遺言書ではないので、法的効力はありません。そのため、決まった書き方はなく、思うことを何でも書いていいのです。延命措置をどうするのか、葬儀のやり方、財産状況などについて書く人が多いようです。終活ガイドはエンディングノートの書き方をアドバイスすることができます。

エンディングノートはいろいろな種類があります。出版社からも発売されており、書店で購入することができます。またパソコンで作成できるよう、無料でダウンロードできるソフトもあります。自分の好みにあわせて選んで下さい。

専門家への橋渡し

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終活ガイドの仕事としてできることは、悩みを持つ人の話を聞いてあげることだけです。仕事として悩みを解決できるのは、弁護士、司法書士、行政書士などの国家資格を持つ専門家だけです。

終活ガイドは、国家資格ではありません。もし終活ガイドと名乗り、相談を受け、報酬を貰うことをするならば、それは違法です。悩みを聞き、専門家へ取り次ぐ。そこまでが終活ガイドのできる仕事です。

終活を広める活動をする

検定試験を実施する団体によって名称は異なりますが、終活ガイド、終活アドバイザーという肩書きの講師として活動できることもあります。ただ、自分で受講生を集める必要があるので、仕事にすることは、現実的でないかもしれません。

仕事にするよりも、身近な人に終活の必要性を伝える啓発活動に取り組むと有意義な時間が過ごせるでしょう。

終活ガイド検定ってなに?

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終活ガイド、終活カウンセラー、終活アドバイザーという肩書きで終活を手助けする検定試験があります。ただ、国家資格のようにすぐに仕事に直結するものではなく、終活ガイド検定の資格だけで生計を立てるのは難しいです。

それよりも、看護師、葬儀社に勤めている人、保険業に携わっている人などが、終活ガイド検定を勉強して、現在ついている仕事の幅を広げることができます。また終活についての自分の理解を深めるために、身近な人に終活のよさについて伝えるために、利用することも有益でしょう。

ここでは、「終活ガイド検定」、「終活カウンセラー認定資格」、「終活アドバイザー」について説明していきます。

終活ガイド検定

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この検定は、一般社団法人 終活協議会が主催しています。初級・中級・上級に分かれています。終活ガイド検定に関心のある人なら誰でも受験することのできる民間資格です。初級はインターネットでいつでも、何度でも受験できます。中級・上級は講習を受けに行く必要があります。

講習内容は、終活の背景から医療、介護、保険、相続、葬儀、お墓の7つの項目についてとなっています。

終活ガイド上級を取得すると、仕事として、終活協議会認定の講師となる道も開けるしくみがあります。

ただ講師として収入を得るには、受講生集めを自らが行わなければならないので、簡単に仕事として始められるものではないと感じられます。ホームページ上に収入を得るためのしくみの詳細が説明されていますので、この仕事に興味を持たれた方は、参考になさって下さい。

一般社団法人 終活協議会
https://kamurogi.net/

終活カウンセラー認定資格

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一般社団法人 終活カウンセラー協会主催の検定です。この検定は講習を受講することで初級終活カウンセラーの資格を手にすることができます。ホームページに練習問題がありますので、チャレンジしてみるものおすすめです。毎日新聞やニュースに接している方でしたら、難なく解ける問題が多く出題されています。講習内容については詳しい記載がありません。

一般社団法人 終活カウンセラー協会
https://www.shukatsu-csl.jp/

終活アドバイザー

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NPO法人 ら・し・さ 終活アドバイザー協会主催の検定です。この協会では、ユーキャンの「終活アドバイザー検定試験」を利用しています。この検定試験に合格後、終活アドバイザー協会の終活アドバイザーとして認定されます。試験は自宅で受験可。また合格まで何度でも受験できます。ユーキャンのホームページでサンプルテキストを見ることができます。

NPO法人 ら・し・さ 終活アドバイザー協会
https://www.shukatsu-ad.com/

終活ガイド検定の評判と口コミ

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前項で3つの検定試験を紹介しました。この試験でどのような問題が出されるのか、気になる方も多いでしょう。ただ、どの団体も過去の試験内容を公表していません。また講習内容の概略についても、ホームページ上では知ることはできません。

またこれらの検定試験の評判や口コミについて、インターネット上でほとんど情報が見つかりません。この資格に興味を持つのは、中高年からでしょう。パソコン、スマートフォンや自身のブログなどで日常的に何かを発信することに縁遠い人が多いのではと想像されます。そのため、評判や口コミなどの情報が少ないのではないでしょうか。

この検定に関して、評判や口コミが少ないために、お金を出すことに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。そのような時はまず、終活についての本を、一冊手に取ってみましょう。

そして分からないことがあっても、いまはパソコンで簡単に検索できます。インターネット上のどこかに答えがあるはずです。また自治体によってはお金の相談など、無料で相談を受け付けているところもあります。ぜひ利用してみましょう。

この資格で仕事を見つけることができるのか。はっきり分からないところも多いです。けれどもせっかく勉強で得た知識。どう役に立てるのか。ご自身の判断が大切になってきます。

「終活」の知識を活かすために

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終活に興味を持ち、学んだ知識。仕事として報酬を得るのは難しいですが、家族や身の回りの人にその良さを伝えていきませんか。「今までの人生を振り返り、これからの人生をどう生きていきますか」。その一声が、終活を始めてみるきっかけになるかもしれません。終活を通じて有意義な時間を過ごすことができたならば、きっと「ありがとう」と言ってもらえるはずです。

 

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