脱ワンオペ!子育てに無関心を決め込む夫をその気にさせる方法

「ワンオペ」という言葉を耳にしたことのある人は多いでしょう。育児のワンオペは昼間の家事育児を一人で回すこと。作業の絶対量の多さもさることながら心理的なプレッシャーも大きく、母親のメンタルヘルスにも影響します。一番身近なパートナーである夫に無関心から脱却してもらいたいと感じる妻は多いでしょう。

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夫の協力がないワンオペはかなりしんどい…

ワンオペの苦しさ

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育児のワンオペはなぜ苦しいのでしょうか。それにはいくつもの要因があります。

・物理的にタスクが多い

特に未就学児・未就園児の小さな子供は、自分でできる作業が極端に少なく、すべて親掛り。自分でやりたがって作業そのものにも大変な時間を費やし、失敗からの後始末やコーチングに労力と時間を取られたりします。それが生活全体へのしわ寄せに…。

無関心な夫あるあるの「昼間何やってたの?」発言には「こういう流れで時間がなくなるんだよ!」と突っ込みたくなりますが、あまりにも毎日がこういう細かなしわ寄せムーブの連続なため、いちいち説明するのも難しいんですよね。

・タスクの寸断

料理でも掃除でも、一つ一つの作業は効率よく一気にできればそれぞれ10分や30分でできることが多い家事労働。しかし、乳幼児がいるとそうはいきません。頻繁に「ママ〜!」とお呼び出しがかかったり、トラブルの後始末に追われます。何一つ一息にできないのが乳幼児育児中のストレスの一つでしょう。

・一人で命を預かる緊張感

小さな子供は一瞬目を離しただけで恐ろしい危険行為に及んでいることが多々あります。まさかと思うようなところによじ登っていたり、まさかと思うような尖ったものを手にしていたり。いくら安全管理に努めても、斜め上の成長で上回ってくるのが子供たちです。危機管理に神経を尖らせて片時も目を離さずにいなければならない状態が常に続いている緊張感と疲労は、大変なものです。

・孤独感

子供を産むまでは社会人として仕事に立ち回っていた人は多いでしょう。それが子育てで急に社会から隔絶され、夫と子供だけに対面する生活になってしまいます。私自身、子供達が小さくて言葉もあまり通じなかった頃は毎日「大人と喋りたい!」と切実に思っていました。

変わる社会状況

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昔であれば祖父母世代が手伝ってくれたり、ご近所付き合いの中で預け合いをしたりと、子育てには本来大人の助け合いがありました。

ところが少子高齢化や晩婚化に伴い、子育てに関わる大人の手はぐっと少なくなっているのが現実です。そのような現状に沿えば、父親こそ大切な育児の担い手の一人として、無関心のままではいられないはず。それにもかかわらず、子育てのワンオペはある意味ずっと当たり前のこととして見過ごされてきました。

しかし近年「ワンオペ」という名がつけられたことによって、母親たちがたった一人で子育てに奮闘することに抱き続けてきた苦しさや違和感が可視化したのです。

なぜ夫は子育てに無関心なのか

それにしてもなぜ男性には子育てに無関心な人がいまだに多いのでしょうか。

当然妻がするべきことだとみなしており、疑問を感じていない

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これには世代間格差も大きく影響しています。公教育の中で家庭科が男女ともに必修になったのは1993年から(高校では翌年94年から)。それまでは男子は「技術」、女子は「家庭科」という風に授業が男女別になっており、男子に家庭科を学ぶ機会はありませんでした。

そのため「家事育児は誰もがやるべきこと」と言う意識が、80年代生まれ以前の世代には特に薄いのです。さらに、親が専業主婦家庭だった人の割合も非常に多く、男性が家事や子育てに自然に関わるモデルケースを見ずに育ったことも無関心に繋がっているとも推察されます。40代30代20代が入り混じる今のパパ世代は、ちょうど時代や感覚の変わり目なのかもしれません。

何をすべきかよくわかっていない

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無関心は無知からくるものが多いもの。皮肉なことに、日頃仕事を頑張っているパパほど育児をしている様子を見られません(逆に、帰ってこずに飲みに行っちゃうパパも)。関わる時間の絶対量が少ないため、必定、圧倒的に見識が不足します。日頃見ていなければ、何をすべきか、どんな手仕事が発生するかは全く想像もつかず、結果的に無関心になってしまうことでしょう。

子育てに無関心の夫をその気にさせる方法

子育てに無関心な夫たちに当事者意識を持たせるためにはどうすればいいのでしょうか。(本来、そんな配慮をこちらがせずとも動いて欲しいものですが!)

一にも二にもまずは情報共有

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まずは対話です。子育てへの当事者意識の無さや無関心さの根底には、「圧倒的情報不足」があります。日々のプレッシャーの重さや、タスクを回せない状況を理解させるべく、具体的に困りごとを話していきましょう。

特に男性には仕事に例えると理解しやすいのではないかと思います。

例:出社してさあ仕事をしようとしているところに上司から呼び出し、小一時間打ち合わせさせられ、終わって企画書を書くぞとパソコンを開けたところで電話が鳴って理不尽で一方的なクライアントに対応し、さあ企画書と10文字打ったところで後輩が僕のプレゼン資料見てもらえませんか、見て褒めてアドバイスしてさあ企画書(5文字)、電話、企画書(30文字)、トイレにまでついてくる話を聞かない同僚、企画書(グラフ途中まで)、電話、企画s

…と、このように子育てにまつわるストレスや課題を共有することがまずは必須でしょう。

タスクの可視化

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男性により伝わりやすくするには、一度思い切って労力を割き、タスクの可視化を試みるのも手です。例えば

  1. 箇条書き
  2. 一覧表
  3. フローチャート

などです。特にフローチャートは理系の男性に非常に伝わりやすく、行動の手順が具体的に分かるので、手を出しやすくなるそうです。試してみる価値は大いにあるかと思います。

ここで大切なのは「感情論を極力排除する」ということ。シンプルにタスクだけを書き出していきましょう。またそうして書き出すことによって、本当にすべてが必要な作業かどうか、タスクの整理を一緒に話し合ってみるきっかけにもできます。人間は、人に指示されるよりも自分で考えたことのほうが主体的に動けるもの。情報共有とアイデアの出し合いは、パパの無関心を脱却し、当事者意識を芽生えさせる一助となるかもしれません。

完璧主義は一旦棚上げ

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真面目で頑張り屋なママさんは特に、せっかく関わろうとしたパパの作業にダメ出しして、やる気をくじいてしまうのもよくあるパターン(私も散々やりました)。赤ちゃんが生まれてからずっと孤軍奮闘し、スキルや知識を磨いてきたママがパパより優秀なのは当たり前です。寿司屋の大将と丁稚ぐらい差があります。

ここは全力でツッコミたい気持ちをぐっとこらえて、「次からはこうして欲しい」とやり方を丁寧にコーチングするなど、次につながる対応をしたほうが得策です。「なんで大の男にそんな3歳児相手のような配慮をせにゃならんのだ!」わかりますわかります…本当それですよ…。

試しに朝から晩まで交代(できれば泊まりでも)

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ここまで手を尽くしてそれでもピンとこず無関心が変わらないパートナーには荒療治を。試しに一度交代してもらうのです。もちろん「自分の実家に子供を連れて行く」「ゲームや動画やらせっぱなし」という手段は禁じ手とします(ここ大事!)。

中でも最も家事育児のコアタイムである「晩御飯作りから寝かしつけまで(後片付け含む)」を一人でこなしてもらうのは体験必須ポイントです。(これをやってもらうにはママはかなり夜遅くまでお出かけする必要がありますね!?)

理想をいえば一人で一泊旅できれば最高ですが、それが無理だとしてもママはカラオケや居酒屋やレイトショーなどを楽しむなどして、パパにがっぷり四つでコアタイムのワンオペ育児に向き合ってもらいましょう。無関心でいようとする方が無理ですね。

ワンオペから脱却して背中合わせの戦友へ

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本稿では子育てに無関心な人へのやる気の出させ方を考えてきました。縁と愛情があって子供まで生まれた二人ですから、ここでしっかりとタッグを組んで困難を乗り越えていきたいものです。ここで背中を預けあう戦友に変われれば、子育てが終わってからもきっと固い絆で人生を渡っていけることでしょう。

長い目で見て今が夫婦の正念場です。諦めず、目指しましょう、脱ワンオペ!

 

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