家にいるだけで世界は救える?!誰しも感染の可能性のある今何をすべき?

新型コロナウイルスで症状が出る割合は?そして、このウイルスの特徴は?

WHOは、新型ウイルスに感染した4万4000人からのデータを基に、感染した方の症状について次のように伝えています。

感染者のうち、重度の症状が現われるのは14%、重症になるのは5%、残りの81%の方はごく軽い風邪症状、もしくは、自覚する症状がないと伝えています

そうしたことから、新型コロナウイルスは、感染力が強いというより、軽症もしくは無症状感染者が無自覚のうちに、通常の日常生活(年度末年度初めの今なら歓送迎会や不調でも休めず仕事をする)を送る中で、感染拡大していることが多いことがわかってきています。

また、肺炎の症状が出始めると、状態が急激に悪化し、重度の呼吸困難に陥ることも報告されています。

先日コロナウイルスの感染が分かり、不幸にもお亡くなりになった志村けんさんのケースも肺炎がわかったのち、帰らぬ人となるまで2週間足らずという短いスパンであったことが伝えられました。

高齢者や持病があるなどリスクがある方がかかると重くなってしまうことがあるコロナウイルス感染症に対し、無症状で感染しても無自覚な人が必然的に増えている今、我々は自分を守るため、大切な人を守るため、何をすればいいのでしょうか?

今自分を守り、大切な人を守るために今できること

誰が感染していてもおかしくない今、私たちが今できることは?

出歩かない、できうる限り家にいる

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感染力が強いというよりも、さほど重症化しない感染者が行動し、動いてしまうことが拡散し、感染を拡げていることがわかってきています。

国や都の要請=お願いという現在の状況は、雇用されている身である会社員などが出社しない選択をしづらいのも事実です。

しかし、自分が感染者である可能性も多いにあり、他のリスクのある人にうつす可能性もあることを鑑みると、できる限り外へ出ないという選択は有効だと思います。

#家にいるだけで世界は救える

というハッシュタグを、Twitter上で拡散することで、外出禁止や自粛という重いイメージを変えようとしている人がるので紹介します。

@milnii_sanみる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ)です。
https://twitter.com/milnii_san

ハッシュタグを作ろうと思ったきっかけは「『外出禁止』と頭ごなしに命令されると人間は従いたくなくなる。ポジティブなコピーをもっと拡散してほしい」というツイートを見かけたことからだそうです。

普段されているSNSマーケティングなどの経験を活かし「どうしたら、ポジティブに行動を変えれるか?」と考えたのだそうです。

みる兄さんは息子さんと娘さんにも、『大好きなおばあちゃんや友達のために、家にいようよ』と伝えておられます。

こうした一人一人の良心の行動から、感染拡大を防ぎ、大切な人に移してしまうことを防げたらいいですね。

マスクをする

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マスク不足が叫ばれ、なかなか手に入らない現状ですが、不顕性感染(気づいていない感染)がある場合、マスクで感染を広げることを抑えることができると言われています。

自分がかからないというより、他へうつさないという意識のもと、マスク着用をすることが大切です。

また、ハンカチや手ぬぐい、ふきんなどを使って、簡単に洗えるマスクを作る方法も、ネットには多く出ていますので、紹介しておきます。

ハンカチマスクの作り方
https://shop.kawabe.co.jp/ec/sp/slist/hk_0303

縫わずに5分!ええこといっぱい、手ぬぐいマスクの作り方
http://hobbystyles.jp/special/202003_1/

白雪ふきんを使った簡単マスクの作り方
https://www.youtube.com/watch?v=aQ-4FFS5mAI

このふきんで未使用のものがあったので、早速作ってみました。通気性がよく快適です。

手洗いを徹底し、金属のドアノブなどを消毒する

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ウイルスに汚染されたものに触れることで感染します。

また、そうしたものに触れた手についたウイルスが、口や目など粘膜に触れることで感染することがわかっています。

粘膜に触れても、触れる手にウイルスがついていなければ感染することはないので、手洗いを徹底することは感染防止に大変有効です。

また、ドアノブやつり革などについたウイルスが、新型コロナウイルスの場合、物の上で何日生きているか、まだはっきりわかってはいませんが、これまでの重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)といった他のコロナウイルスの場合、最長9日間生きられることがわかっています。

そうしたウイルスと、新型コロナウイルスも同様に考えるとウイルスがついた手で触った可能性のあるものをアルコールで消毒するのは、手洗いと共に大変有効です。

大人数で集まらない、また、やむを得ず集まる場合は、距離を取る

新型コロナウイルスは、飛沫感染であるため、岐阜県の合唱団の例のように、多くの人が歌ったり大きな声を出すことで、感染が拡大することがわかっています。

感染しない、させないためには、人の密度の高い場所を作らない、そして、行かないことが大切です。

どうしても、人と接しなければならない場合、適度な距離を取るよう配慮しましょう。

現実味を帯びてきた都市封鎖とは、どんなもの?

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経験したことのない都市封鎖というようなことも現実味を帯びてくる中で、そうしたことへの恐怖を感じている人も少なくないでしょう。

そんな方に、実際都市封鎖はどんなものか、具体的に伝えてくれているサイトがあります。

フランスのロックダウン中の日常のレポートです。
https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-491-1/

また、そうした封鎖が万が一起きても、食料品や医薬品、日常品を購入するお店は開いているはずです。

先日の紙類がなくなると言うようなデマに踊らされず、冷静な行動をとりましょう。

また、缶詰など日持ちする食品を備蓄しておくなどすれば、より安心ですね。

これらのことを踏まえ、自分も感染している可能性も視野に入れ、冷静に行動していきましょう。

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