【結納金のお返し】地域によっても異なるマナーや相場、おすすめ商品など

結納は地域によってマナーが異なる

結納といっても、地域によってさまざまなマナーがあり、違いもあります。ここからは結納の地域ごとのマナーについてご紹介していきます。

本来の結納とは?

そもそも結納とは、婚約を公のものとするために行う儀式のことです。およそ1600年前から行われている由緒正しい日本の儀式です。仲人を立てて、結納金や結納品を両家でやり取りするのですが、最近は仲人を立てないことも多いようです。

また、結納の習慣や進め方などは地域や家によって違っています。どんな手順にするのかなど、しっかりと両家で話し合うようにしましょう。

関東式

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関東式は、両家が同等という考え方からお互いに結納品を贈り合います。そのことから関東式では「結納を交わす」呼ばれているのです。縁起物7品目に目録、結納金を合わせた9品目が基本ですが、簡略化した3、5、7品目とすることもあります。

関西式

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関西式では、男性側のみが結納品を贈ります。ですから「結納を納める」といいます。関東式と同じく縁起物は7品目ですが、高砂人形や婚約指輪を追加したり、多い時で21品目まで増えることもあります。

九州式

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九州式は地域柄、独特な風習があり、必ず用意するものがあります。それは「お酒」「鯛」「お茶」の3品です。結納品目は9品目または11品目となっています。九州は特に結納を大切にしていて、贈り合う結納品も豪華ですし、親族や近所の人にまで披露するという独特な儀式のやり方です。

結納金のお返しのマナー

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結納には結納金も用意します。結納金をもらった側は、相手にお返しをする習慣があります。この結納金のお返しも地域によって決まりがあり、違いがあります。ここからは結納金のお返しのマナーについてご紹介していきます。

関東式

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関東式の結納では、お互いに結納品を贈り合うことから、結納金の半分ほど女性側が返します。しかし負担を考えて、1~2割におさえる場合もあるようです。

男性側から贈られた「御帯料(おんおびりょう)」に対して「御袴料(おんはかまりょう)」として贈ります。最近は、現金よりも腕時計やスーツなどの品物で返すケースも増えているようです。またお返しの手間を省くために、最初から半分返し分を差し引いて結納金を贈る場合もあります。

関西式

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関西式の結納金のマナーとしては、男性の方が迎える側、女性が尽くす側という違いを出すために女性側からお返しはしません。女性側は結納品を受け取った証として「受書(うけしょ)」を渡します。しかし最近は、1割程度のお返しをするか、関東同様、腕時計やスーツなどの品物を贈ることが多いようです。

九州式

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九州式の結納の場合、これまでの女性側はお返しをほとんどしませんでしたが、最近は関西式にならって、「引出結納(ひきでゆいのう)」と呼ばれるお返しをすることが多くなってきました。関東、関西同様、タイピンや腕時計、スーツなどです。

結納返しがないケースも

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地域ごとに結納金返しのマナーが違いますが、最近の傾向として、

・結納金返しの負担を軽くするために、返すことを前提に半分の金額にする

・結納金すべてを結婚資金にする

・結納金をせず、お互いに記念品などの品物を贈り合う

というケースが増えているようです。

しかし、地域によっては結納を大事な儀式として重んじていることもありますので、しっかりと両家で納得のいくように話し合うことが大切です。

結納金のお返しの相場

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結納の際に贈られる結納金ですが、そのお返しの相場とはどのくらいなのでしょうか。ここからは、結納金のお返しの相場についてご紹介していきます。

結納金の相場は?

結納金も、地域によって相場は変わってきます。関西が一番高く、東海地方、首都圏、九州地方、北海道の順になっています。結納金の相場は一般的に約100万円前後が多いでしょう。次に約50~100万円となりますが、基本的には50万円や100万円など、キリのいい金額となるようです。

また割り切れない50万円、70万円など奇数の数字は縁起がいいといわれています。しかし割り切れても80万円は「末広がり」となるため、縁起がいいとされているのです。

結納金のお返しは地域によって違う

結納金のお返しの相場は、地域によって違ってきます。関東式では、良家が同等、同格という立場から、「半返し」が一般的です。「半返し」とは、結納金の半額程度を返すことをいいます。

関西式では、結納金は結婚の支度金という考え方なのでお返しをしないことが一般的です。結納返しをする場合でも「1~2割程度」となっています。九州式ではお返しをする習わしは元々ないのですが、最近では関西式のように「1割程度」の結納返しをすることも増えています。

結納金のお返しにおすすめの商品

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結納返しをすると決めたとき、現金以外に品物を贈ることが多くなっています。どんな品物がいいのか、ここからはおすすめの商品をご紹介していきます。

腕時計

腕時計は、「いつも身に着けていられる」「長く使える」などの理由から、結納返しの定番ともいわれています。国内・海外のメーカーから選べ、価格帯も幅広くあることから選びやすいという特徴もあります。

・TAG Heuer(タグ・ホイヤー)

タグ・ホイヤーは、1860年スイスで生まれた160年の歴史のある時計ブランドです。高級時計としては価格がリーズナブルであり、10万円台から選べるのが魅力です。知名度やデザインのカッコよさからも結納返しの商品としてはピッタリだといえるでしょう。

タグ・ホイヤー カレラは、エッジの効いた美しいフォルムのシンプルなクラッシックなデザインが特徴です。シースルーバックの裏蓋からはムーブメントが見られます。ビジネスにもカジュアルにも似合う、実用的な時計です。

100m防水などの機能もあり、高級時計でありながら価格も20万円台というリーズナブルさからも、毎年人気ランキング1位というのも頷けます。タグ・ホイヤーを代表する定番の時計といえるでしょう。

スーツ

結納返しの中に「御袴料」とあるように、「スーツ」を結納返しとするケースも多いといえます。サラリーマンでしたらスーツはそれなりに持っているでしょうが、オーダースーツを仕立てたり、結婚すると出番の多い冠婚葬祭用の礼服を贈ることが多いようです。

 ・GIORGIO ARMANI

GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)は、1975年に設立されたイタリアを代表するファッションブランドです。「モード界の帝王」とも呼ばれていて、機能性重視といわれるデザインは、シンプルな中にも光る計算された美しさを持ち、世界中の男性が憧れるラグジュアリーブランドといえます。

ネクタイピン

スーツを着る際に使用するネクタイピンも、おすすめの商品です。自分ではなかなか購入しないものですが、スーツ同様、身に着けられ実用的なものですし、大きすぎず記念品になるので多くの人に選ばれています。

・Dunhill

Dunhill(ダンヒル)は、1893年イギリスのロンドンで設立された老舗の高級ブランドです。高品質な素材や飽きのこないデザインは世代を超えて長く愛されていて、身に着けるだけでカッコイイ大人の男性を演出できます。

ダンヒルのネクタイピンはビジネスシーンだけでなく、ちょっとしたパーティや結婚式にもふさわしいおしゃれなデザインが多くあります。さまざまなシーンで使えるダンヒルのネクタイピンは、記念品としてもピッタリといえるでしょう。

万年筆

万年筆は、実用性があり長く使えますし、またブランドの万年筆などはなかなか自分では買わないことから結納返しとして選ぶ方も多いようです。名前などの文字を刻印してもらえるサービスもあり、より一層、記念品として思い出に残るでしょう。

・モンブラン

万年筆ならモンブランを思い浮かべる方も多いでしょうが、1906年にドイツで設立された老舗筆記用具メーカーです。高品質、デザインの美しさから「筆記用具の最高峰」ともいわれています。

「マイスターシュテュック ル・グラン149」は、適度な重量があり、ペン先が少し硬いので書くときに力を入れる方にピッタリです。しかし、長く使っても疲れないという特徴もあります。さまざまな契約や調印式でも使われるこのシリーズの万年筆は、いつかは持ちたいと憧れであり、一生の宝となるでしょう。

財布

お財布も、いつも持ち歩き、毎日使うものですので、結納返しの商品にピッタリです。彼が毎日使うものなので、彼の好みを聞いてブランドなどを選ぶといいでしょう。

・ルイ・ヴィトン

名前を知らない人がいないといえるほど有名なルイ・ヴィトンは、1854年フランスのパリで創業されました。代表的な「モノグラム」が有名ですが、この「タイガシリーズ」は1993年に初のメンズラインとして誕生しました。

ツヤ消しのような質感とシックなデザインがこれまでのメンズ向けのアイテムと違い、ビジネスシーンやプライベートでも自然になじませることができるため、使いやすいと男性に支持されています。

結納金のお返しはお互いの意思を尊重して

結納や結納金のお返しついては、地域ごとにマナーが違います。地域が違う2人の場合、男性側に合わせることが多いでしょう。しかし、結納はこうでなければいけないという決まりは決してありません。

結婚は2人の新しいスタートですが、両家の繋がりも始まっていきます。最初にトラブルにならないよう、両家でしっかり話し合い、納得する形にするのが一番なのです。お互いの意思を尊重し合い、気持ちよく結婚生活をスタートできるようしっかりと準備していきましょう。

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