アロマオイルのすごい効果とは
アロマオイルには色々な効果・効能があります。今回はむくみ解消や脂肪燃焼効果など、ダイエットに嬉しい効果が期待できるアロマオイルをご紹介していきます。
ダイエット中の方や冷え性などを改善させたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
ダイエットに効果的なアロマオイルの効能:脂肪燃焼
グレープフルーツ
グレープフルーツのアロマオイルは、グレープフルーツの果実そのままといったフレッシュでさっぱりとした香りが特徴です。脂肪燃焼効果に加えてむくみを改善させる効果もあるので、ダイエットにぴったりのアロマオイルであると言えます。
また過剰な食欲を抑えてくれる効果もあります。ストレスなどでついついお菓子を食べすぎてしまったりする方は、グレープフルーツのアロマオイルを活用してみてはいかがでしょうか。
グレープフルーツのアロマオイルは柑橘系で光毒性があるため、アロマバスにしたりマッサージなどでお肌に塗布した場合には、その後なるべく日光に当たらないようにしましょう。お肌につける場合は、外出の必要がない日や夜に行うと良いですよ。またお肌の刺激になることがあるので、敏感肌の方は低濃度で使用するようにすると安心です。
パチュリー
パチュリーは独特なエキゾチックでオリエンタルな印象の独特の香りのアロマオイルです。パチュリーには脂肪燃焼効果とリンパの流れを良くしてむくみを解消させる効果が期待できます。血行を促進させるので、冷え性の方にもおすすめのアロマオイルです。
また鎮静作用があるため、ストレスで不安感が強いときや鬱々とした気持ちのときに芳香浴などで使用するのも良いでしょう。ストレス由来の過剰な食欲を抑制する効果も期待できます。
パチュリーは香りが強めのアロマオイルなので、量と濃度に注意して使用するようにしてください。また妊娠初期の使用は避けるようにしましょう。妊娠中期以降の使用は大丈夫ですが、体調などに気を付けながら、少量を使うようにしてくださいね。
レモン
みずみずしくすがすがしい酸味のある香りで、リフレッシュ効果も期待できるレモンのアロマオイル。レモンの果実そのままのような香りなので、アロマオイルをあまり使ったことがない方でも親しみやすいです。香りが比較的ライトなので、強い香りが苦手な方にもおすすめできます。
レモンのアロマオイルには身体を温める効果があり、むくみや冷え性の改善に効果が期待できます。また脂肪燃焼効果によるセルライトの解消にも。抗菌作用にも優れているアロマオイルなので、風邪予防などに使用するのも良いでしょう。
レモンも最初にご紹介したグレープフルーツと同様に柑橘系のアロマオイルなので、光毒性に注意して使ってください。また敏感肌の方は、お肌に塗布する場合には量と濃度に気を付けましょう。最初にパッチテストを行っておくと安心です。
ダイエットに効果的なアロマオイルの効能:冷え性・血行促進・むくみ
サンダルウッド
サンダルウッドはやや甘みのあるウッディ系の香りのアロマオイルで、リンパの流れを良くしむくみなどを改善させる効果が期待できます。むくみやすい方や血行が悪く冷え性の方におすすめのアロマオイルと言えます。鎮静作用もあるので、眠れないときや不安感や緊張感が強くうまくリラックスできないようなときに使うのもおすすめですよ。
柑橘系やフローラル系のアロマオイルと相性が良く、ブレンドして使うのにも向いています。
サンダルウッドは香りが残りやすいため、洋服などにはつけないよう気を付けて使うようにしてください。また妊娠初期の使用はNGのため、避けるようにしましょう。
ゼラニウム
ゼラニウムはローズとミントを合わせたような、華やかさとさわやかさの両方を感じさせる香りのアロマオイルです。「ローズゼラニウム」と呼ばれることもあります。ゼラニウムには身体の余分な水分や老廃物などの排出を促す効果が期待できるため、ダイエット中に使うアロマオイルとしてとても適しています。
自律神経のバランスを整える効果もあるので、精神的に安定しないときに使うのも良いでしょう。
ゼラニウムは妊娠初期の使用は避けるようにしてください。妊娠中期以降に使用する場合には、体調に留意しながら少量をしようするにとどめましょう。不安な場合は医師に相談するようにしてくださいね。
サイプレス
サイプレスはクリアで澄んだ香りが特徴の、すがすがしさを感じさせるアロマオイルです。リンパの流れを促す作用に優れているため、むくみが気になる方に特におすすめできます。
キャリアオイルなどと組み合わせて、マッサージオイルを作り、リンパマッサージなどをすると効果的ですよ。
またホルモン調整作用もあるので、更年期の症状やPMSの諸症状がつらいときに使うのも良いでしょう。生理前の過剰な食欲に悩んでいる方にもおすすめです。
サイプレスはホルモン調整作用があるため、妊娠初期の使用は控えるようにしてください。また高濃度で使用するとお肌に負担がかかるので、量と濃度に気をつけて使用するようにしてくださいね。
ジュニパー
ジュニパーはややスモーキーでウッディな香りが特徴のアロマオイルです。デトックス効果が高く、余分な水分や老廃物の排出を促す効果が期待できます。むくみや肩こり、筋肉痛などが気になるときに使ってあげると効果的です。
また精神を安定させる作用もあるので、心が落ち着かないときや感情のバランスがうまくとれないようなときに使用するのにも向いています。
ジュニパーは妊娠中の使用は避けるようにしてください。また賢臓の疾患がある方も使用はNGなので、気を付けてください。高濃度で使用すると刺激になることがあるので、量や濃度に注意して、少量から使用するようにすると安心です。
ブラックペッパー
スパイスとして料理などに使用するイメージが強いブラックペッパー。ブラックペッパーのアロマオイルは胡椒のスパイシーさをしっかり感じさせる香りがします。
ブラックペッパーのアロマオイルには身体を温める効果があるので、冷え性の方や身体が冷えやすい季節に使うのに向いています。代謝を高めるのでダイエット中に使うのにもぴったりです。
また消化不良や胃痛、食欲不振などの消化器系の調子を整える効果もありますよ。
ブラックペッパーのアロマオイルは一度にたくさん使用してしまうと腎臓を刺激してしまうおそれがあるため、量に注意して使うようにしてください。また妊娠初期の使用は避けるようにしてくださいね。
ダイエットがストレスになってしまったときに使いたいアロマオイル
ラベンダー
ラベンダーは初心者の方にもおすすめの、かなり定番のアロマオイルです。甘いフローラル調の香りには高いリラックス効果があり、気持ちが高ぶってしまって落ち着かないときや緊張感がとれないときなどに使用すると、気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。
また安眠効果もあるので、眠る前に使用するのもおすすめです。ダイエット中にいらいらを感じたときに使ってみてはいかがでしょうか。
ラベンダーのアロマオイルは殺菌効果がありニキビケアなどのスキンケアにも使えて、活用の幅が広く、一本持っておいて損がありません。
ラベンダーは高濃度で使ってしまうと、むしろ覚醒してしまうことがあるので、濃度に気を付けて使うようにしてください。また妊娠初期の使用は避けるようにしましょう。
ネロリ
ネロリはやや苦みのある上品なフローラル調の香りで、自律神経のバランスを整える効果に優れています。いらいら感や不安感などがあるときに使うことで、気持ちを落ち着かせることができますよ。眠りが浅いときや、なかなか寝付けないようなときに使用するのにも向いているアロマオイルです。
またストレス性の胃痛や食欲不振などの消化器系の不調を緩和させる効果も期待できます。
ネロリは香りが強めのアロマオイルなので、量に気を付けて使うようにしてください。最初は少量から試すことをおすすめします。またリラックス効果が高い分、集中したいときや運転前などに使うのには向かないので、その点にも気を付けて使うようにしてみてくださいね。
プチグレン
プチグレンはネロリと同じビターオレンジからとれるもの(ネロリは花、プチグレンは葉)で、ネロリに青っぽさをプラスしたような香りがします。プチグレンのアロマオイルには鎮静作用や抗不安作用などがあり、気持ちを安定させる効果が期待できます。
またストレス性の胃痛などはもちろん、生理痛などの緩和にも効果を発揮してくれますよ。抗菌・抗ウイルス作用もあるため風邪予防などに、ユーカリなどとブレンドして使用すると良いでしょう。
プチグレンは鎮静作用がありリラックス効果が期待できる分、ネロリと同様に集中したいときに使うのには向きません。運転前や学習前などには避けるようにしてください。
ローズウッド
ローズウッドはややスパイシーさを感じさせる、フローラルとウッディが合わさったような特徴的な香りのアロマオイルです。リラックス効果と疲労回復効果に優れているので、疲れが取れないときやストレス性の肩こりや頭痛などが気になるときに使用すると良いでしょう。
またお肌の細胞を活性化させる効果もあるので、スキンケアにも使うことができます。
ローズウッドは基本的な使用方法を守れば特に目立った禁忌もなく、使いやすいアロマオイルであると言えます。作用も香りも強すぎないので、アロマ初心者の方にも向いていますよ。
マートル
マートルはユーカリを少し甘く穏やかにしたような香りのアロマオイルです。作用もユーカリに似ており抗菌作用や抗ウイルス作用などがありますが、ユーカリよりも穏やかで子どもにも使うことができるのが特徴です。
リラックス効果や気分の落ち込みを改善させる効果もあるので、ダイエットのストレスなどで気持ちが沈みがちなときに使うのにも向いていますよ。
また収れん作用があるので、スキンケアに活用するのもおすすめです。オイリーなタイプのお肌にも、乾燥肌にも使うことができるところも特徴です。
マートルは禁忌も特になく、作用もやさしいため、かなり使いやすいアロマオイルであると言えます。アロマ初心者の方にもおすすめです。
ダイエットに効果的なアロマオイルの活用方法
芳香浴
芳香浴はアロマオイルの手軽な活用方法です。アロマディフューザーやアロマライトなどを使うのはもちろんのこと、熱いお湯を入れたカップやボウルなどに数滴落としたりするだけでも、簡単に芳香浴を行うことができますよ。
数種類のアロマオイルをブレンドして使うのもおすすめです。自分好みのブレンドを見つけてみてくださいね。
アロマバス
代謝を促進させたり身体をあたためたりする作用があるアロマオイルは、お風呂に入れてアロマバスにするのもおすすめです。特に冷え性の方は、アロマバスでゆったりリラックスしながら身体をじっくりあたためてあげると良いでしょう。
アロマバスはお湯を張ったバスタブにアロマオイルを数滴たらして、しっかりかき混ぜたら完成です。あらかじめバスソルトなどを自作しておいて、それをお風呂に入れてもOKですよ。
マッサージに使う
むくみを解消させる効果があるアロマオイルは、マッサージに使うのがおすすめです。ホホバオイルやアーモンドオイル、オリーブオイルなどのキャリアオイルを使って、マッサージ用のオイルを作ってみましょう。
身体があたたまっているお風呂上がりのタイミングで、リンパの流れに沿ってマッサージしてあげるのがポイントです。
アロマオイルを使う上で気を付けたいこと
アロマオイルは用法や容量を守れば安全に使うことができますが、万が一使用中にトラブルなどが起こってしまった場合には速やかに使用を停止して、医師の診断を仰ぐようにしてください。妊娠中や病気の治療中の方は特に注意が必要になるので、不安な場合は事前に医師に相談することをおすすめします。
またアロマオイルはしっかり効果を得るためにも安全に使うためにも、きちんとした品質の良いものを選ぶことが大切になります。「精油」や「エッセンシャルオイル」と表記があるもの、原材料・原産地が明記されているものを選ぶようにしてみてください。
開封後のアロマオイルは直射日光を避けて涼しい場所で保管するようにし、開封後1年以内に使い切るようにしてくださいね。使用期限を過ぎてしまったものや品質が劣化してしまったものは使わないようにしましょう。
アロマオイルで効果的なダイエットを♪
ダイエットに効果が期待できるアロマオイルをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ぜひアロマオイルをダイエットに活躍させてみてくださいね!