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行動一つで、おばさんにも素敵な女性にもなれる!

「最近、目尻にシワができてきた」「肌にハリがなくなってきた」。40歳に近づくにつれ、だんだんと見た目の老化が始まります。遅かれ早かれ始まる老化。止めることはできません。受け入れることが大切です。
しかし、その現実を受け止められずに、おばさんに見える行動の一つである、若作りをしてしまう女性がいます。
シミやくすみを隠すために、ファンデーションを厚めに塗る。
血色をよく見せるための、濃いピンクのアイシャドーやチーク。グロスたっぷりの唇。
本人は若く見せているつもりでも、周囲の人は、気の毒なおばさん、と思っているかもしれません。
若さをいつまでも追い求めるのではなくて、大人の女性としての魅力を表現してみませんか。それに気づいたならば、おばさんから素敵な女性へと変身できるはずです。
おばさんに見える行動ってどんなもの?
若作りメイクだけではなく、あなたが普段、無意識に取っている行動が、おばさんに見える行動になっているかもしれません。チェックしてみましょう。
「よいしょ」とつい言ってしまう

おばさんに見えるかもと分かっていながらも、つい口に出てしまう方も多いのではないでしょうか。
40代になると、体力が衰え始めます。そんな中、まだ子どもが小さく育児を頑張っている方、共働きで仕事に家事に忙しい方も多いでしょう。
疲れて椅子に座ったものの、まだやることがあった。こんなとき、「よいしょ」と言わないと、椅子から重い体を持ち上げられないでしょう。仕方ないことですが、おばさんに見える行動かもしれませんね。
つい声が大きくなってしまう

電車やレストランで、40代の女性グループが、大声で話していたり、笑い声を上げている場面に出くわすことがあるでしょう。静かなのは最初だけで、だんだん話が盛り上がるにつれ、声のボリュームが大きくなり、手を叩きながら笑い、大盛り上がり。周囲の冷やかな視線など、視界に入らないようです。
楽しく過ごすのは、いいのですが、周りの目を気にしなくなるのは、おばさんに見える行動の一つです。
姿勢が悪い

歳を重ねると、筋肉も老化を始めます。運動不足が重なると、さらに筋肉が落ち、猫背になったり、下腹が出たり、脂肪が付きやすくなり、おばさん体型になってしまいます。
日常生活でも姿勢を悪くする原因となるものがあります。うつむいたまま長時間スマホを使用したり、座っているときに足を組み続けていたり、片足に体重をかけて立つような姿勢は、体型が崩れる原因となります。
姿勢が悪いと、実年齢よりも上に見られてしまいます。姿勢が悪いままでは、何をしても、おばさんに見える行動になってしまいます。
若作りのファッション

いつまでも若く見られたいと願い、10,20代と同じテイストのファッションを取り入れたとしても、ハリのない、くすんだ肌に似合うわけがありません。周囲から痛々しい人、とみられてしまうだけです。これもおばさんに見える行動のひとつです。
ミニスカートやショートパンツには、若さ溢れる脚がぴったり。黒ずんできたひざやたるみのある脚を見せられても、誰も振り向きません。
おばさん体型を助長するファッション

ファッションに関してもうひとつ。40代を過ぎると、皮下脂肪がつきやすくなります。お腹がぽっこり出てきたのを、気にする方も多いでしょう。
ウエストがきついし、締め付けるのも嫌だからと、ウエストゴムのパンツを選んでいませんか。これもおばさんに見える行動と言えるでしょう。
ウエストゴムの快適さを知ってしまうと、もうウエストを引き締めようなんて、考えなくなり、どんどんおばさん体型になってしまう可能性もあります。
また長めのチュニック、ワンピースなど、ふんわりとした、ウエストを隠すようなファッションも要注意。
ウエストを気にしなくてすむため、こちらもおばさん体型へと加速する危険性があります。
誰か分からないほどの日焼け対策

紫外線は、肌の老化を早めてしまうと言われています。夏は特に、肌へのダメージが心配です。
焼けたくない気持ちは分かりますが、幅広の帽子、サングラス、マスクで顔全体を覆ってしまい、日傘もさす。表情がうかがえないほどの紫外線対策をしている女性を見かけることがあります。残念ですが、これもおばさんに見える行動のひとつです。
若者言葉を使ってしまう

大人の女性ならば、使う言葉にも気をつけたいものです。しかし、中には、平気で若者言葉を使う女性もいます。
「やばい」、「ワンチャン」、「じわる」。
年齢にふさわしい言葉があります。流行に乗りたいという気持ちがあるのでしょうが、おばさんに見える行動のひとつでもあり、残念ながら、知的には見えません。
エレガンスな女性に見える所作
年齢を重ねると、見た目の若さや、体力など、衰えてしまうものは確実にありますが、所作や立ち居振る舞いで、大人の女性としてのエレガンスさ、落ち着きや余裕などを表現することができます。
また、それこそが、若さに代わる魅力なのです。
おばさんに見える行動から卒業して、エレガントな女性を目指しましょう。
そのためには、どんな所作が必要なのでしょうか。紹介していきます。
マナー、エチケットをしっかりと身につけよう

他人と円滑につき合うために、マナーやエチケットがあります。
相手の目をみて、きちんと挨拶をするという基本的なマナーから、電話やメール、食事、冠婚葬祭の場面など、さまざまなマナーやエチケットがあります。
中高年になっても、できていないことがありませんか。
マナーがしっかりと身についていると、堂々と振る舞えるようになり、自然と所作も美しくなります。
立ち居振る舞いを美しく

ピンと伸びた背筋。それだけで、美しく見えます。歩く姿勢、座っているときの姿勢など、日常の姿勢をきれいに見えるように意識するだけでも、印象はずいぶんと違ってきます。
また、ドアをガチャンとしめたり、物をドサッと置いたり。また下の引き出しを閉めるとき、足で蹴って閉めたり。大人の女性の、がさつな振る舞いは、おばさんに見える行動です。周りに人がいないからと思っていても、誰かが見ているものです。
日常生活での立ち居振る舞いをもう一度見直し、大人の女性としての魅力を高めましょう。
美しい日本語を使おう

言葉遣いも美しい所作のひとつです。立ち居振る舞いは美しいのに、発する言葉が稚拙では、大人の女性としての魅力が半減してしまいます。
美しい日本語を使いたいならば、美しい日本語をたくさん頭のなかにインプットする必要があります。
そのためには、やはり読書が必要です。美しい日本語で書かれた文学作品をぜひ読んでみましょう。
美しい言葉遣いができる女性は、とてもエレガントです。
自分にあった着こなしを見つけよう

所作を美しくみせるためには、着こなしも大切です。しぐさがとても美しいのに、格好が若作りですと、せっかくの魅力が台無しです。
中高年にさしかかると、肌のハリや艶がなくなり、油断するとすぐに脂肪がついてしまい、数年前の服でも、似合わないこともあります。
時間のあるときに、今の自分に似合うスタイルを研究するのもいいですね。
パーソナルカラーと言われる、自分に似合う色を見つけてみるのも、楽しいでしょう。
エレガントな女性は、着こなしも上手です。
大人の余裕を持ち合わせよう

年齢を重ねながら、いろいろな経験をし、学んできました。その経験は宝で、経験から話す言葉には重みもあります。
職場や身近なところで、元気のない人がいたら、そっと声をかけてみる。仕事で悩んでいる後輩に、さりげなくアドバイスができる。気持ちに余裕のある、大人の女性ならばできるでしょう。
また、今までの人生で得てきた知識がたくさんあります。豊富な知識のある女性との会話はとても楽しいものです。同性だけでなく、異性からも魅力的に見えるでしょう。
見た目だけを気にする若作りは、おばさんに見える行動です。
年齢を重ねた女性は、精神的な余裕のある行動ができ、内側から輝く知性を持ち合わせています。
はつらつとした印象を与えよう

いつもキビキビと行動している。いつも笑顔を絶やさない。このような所作を持ち合わせる女性は、とてもエレガントに見えます。
また、もう若くないからと、諦めることが増えていませんか。それは、思考までもが、おばさんに見える行動になっています。
気力が衰えると、見た目に影響するだけでなく、健康状態にも影響してきます。
いつまでも、好奇心旺盛で、向上心、やる気に溢れる女性は、若々しく見えます。
何かを始めるのに、遅すぎることはない、という言葉があります。
若いころにやってみたかったこと、挫折したことなどに、もう一度チャレンジしてみてはいかがですか。世界が広がって、新しい出会いもありそうです。
年齢を感じさせない、はつらつとした印象を持つ女性は、とてもエレガントで、所作も美しく見えます。