食生活を見直そう!夏バテになった時におすすめの食べ物

夏のお悩み夏バテを防止しよう!

毎年の夏の悩みと言えばやはり「夏バテ」ですよね。歳を重ねるごとに夏バテしやすくなりますが、若い人や学生の方でも夏バテを経験したことがあると思います。

そんな夏バテとはどんな症状が出るのか簡単におさらいしてみましょう。夏バテの四大症状はこのようなものになります。

・食欲の低下

・ぐっすり眠れない

・疲れが取れない

・体がだるい

想像しただけでも夏バテは嫌な物ですよね。せっかくの夏は元気に楽しく乗り切りたいものです。今回は夏バテを防止する食べ物や夏バテしてしまった時に食べやすい食べ物をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

夏バテしやすい食事とは?

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夏は冷たくて美味しい素麺や冷やし中華など、炭水化物を含んだ食べ物を無意識にたくさん食べています。そのためビタミンやタンパク質といった体を作る大切な栄養が不足がちに。

またアイスやジュースなど糖質が多く含まれた物もついつい摂取してしまいますよね。ビタミンなどの栄養がほとんど取れず、タンパク質や糖質といったものばかりを食べていると体が疲れやすくだるくなってしまいます。

まさに夏バテの症状ですよね。では一体どんな食べ物を摂取することで夏バテが防止できるのかチェックしていきましょう。

夏バテを防止する食べ物

まずは夏バテを防止する食べ物を紹介していきます。

ビタミンB群

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夏バテ防止に効果的な食材まず最初は「ビタミンB群」です。ビタミンB群とはビタミンB1やB2を含む食材のことで、炭水化物をエネルギーに代える働きをしてくれます。

そんなビタミンB1、B2を多く含む食材には以下のようなものがあります。

・豚肉

・うなぎ

・納豆

・豆腐などの大豆製品

・枝豆

・卵

特に豚肉はビタミンB1がたっぷり詰まっているので、夏バテ予防に最適な食品となります。

冷奴や枝豆は暑い夏でも食べやすいので、毎日積極的に取り入れると良いですね。

クエン酸

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続いて夏バテ防止食材として取り入れたいのは「クエン酸」です。

クエン酸もビタミンB群と同じく炭水化物をエネルギーに代えてくれるものとなります。

・レモン

・オレンジなどの柑橘類

・梅干し

・酢など

このようにクエン酸を含むものには“さっぱり”したものが多いです。そのため夏の食欲のない時でも食べやすく、夏バテ防止にはぴったりの食材となります。

またレモンやオレンジなどの柑橘類はそのままデザートとして食べたり、ゼリーなどにするのもいいですね。自分の気に入った食べ方でクエン酸をしっかり摂取しましょう。

タンパク質

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続いて夏バテ防止に取り入れたいのは「タンパク質」です。タンパク質には筋肉疲労を解消したり、体の持久力をアップさせてくれる働きがありす。まさに夏バテ防止に必須の食材と言えますね。

・卵

・牛乳

・ヨーグルト

・チーズ

・鶏肉

・豚肉

・牛肉

・魚

・大豆製品

このようにタンパク質はメインのおかずによく含まれているものですね。夏は食欲が低下するのでついつい素麺だけなどになりがちですが、しっかりおかずを食べることが大切です。

1食に「豚肉×卵」「魚×大豆製品」などタンパク質を組み合わせてたくさん取り入れらると良いですね。

夏バテした時に食べやすい物

どんなに夏バテ予防をしていてもなんだか食欲の湧かない日もありますよね。そんな夏バテした時に食べやすい食べ物をご紹介していきます。

香味野菜

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夏バテした時に取り入れたい食べ物、まず最初は「香味野菜」です。

・しょうが

・みょうが

・大葉

香味野菜はさっぱりした風味やシャキシャキした食感が美味しいですよね。食欲が低下している時でも香味野菜を一緒に取り入れることで食べやすくなります。

素麺は食欲のない時にもってこいの食べ物ですが、栄養があまり含まれていません。そこに香味野菜をプラスすることで栄養補給になり、食欲も増加します。

なかでもみょうがには「血流促進」や「食欲増加」といった嬉しい効果があります。夏場はクーラーの部屋にいることが多く、体がむくんでしまう人にもおすすめの食べ物となります。

夏はこの香味野菜を冷蔵庫に常備しておくと良いですね。

ネバネバ食材

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続いて夏バテした時にに取り入れたい食べ物は「ネバネバ食材」です。ネバネバ食材にはこのような物があります。

・オクラ

・山芋

・納豆

・モロヘイヤ

ネバネバした食べ物はツルツルと喉を通りやすく、夏バテして食欲のない時でも食べやすいですよね。

中でもモロヘイヤにはビタミン、鉄分、カルシウムなど他の野菜に比べてたくさんの栄養分が含まれています。食欲がなく少量しか食べられない時でも、モロヘイヤを食べればたくさんの栄養を補給することができます。

また納豆×オクラ×山芋などネバネバ同士を掛け合わせた小鉢などは栄養満点でとっても美味しいですよ。

夏の毎日の食卓に取り入れたい食べ物

続いて夏の毎日の食卓に取り入れたい食べ物をご紹介していきます。

ミネラルを補給

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夏は汗をかきやすく水分とともにミネラルを失いやすいです。そのため毎日の食卓で積極的にミネラルを補給すると夏バテ防止になります。

ミネラルの中にはカルシウムやリン、ナトリウムなど様々な栄養素が含まれているんです。それぞれが多く含まれている食べ物を紹介していきます。

【カルシウム】
ひじき、いんげん、牛乳、ヨーグルト、チーズ、小松菜、切り干し大根、ししゃも

【リン】
肉、魚、牛乳、チーズ、マグロ、カツオ

【ナトリウム】
ジャガイモ、バナナ、ドライフルーツ、豆類

【カリウム】
ひじき、昆布、緑黄色野菜、豚肉、豆類、山芋

【マグネシウム】
牛乳、乳製品、魚、豆類、しいたけ、わかめ

この中に好きな食べ物やよく食べている食べ物があるのではないでしょうか?

豚肉や豆類はビタミンも多く含んでいることを上記で紹介しました。まさに夏バテ防止に最適の食材だったのですね。

これだけたくさんの種類があれば飽きることなく毎日の食卓に取り入れらると思います。ぜひ毎日バランスと良く取り入れて、夏バテを防止してくださいね。

旬の野菜

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・トマト

・きゅうり

・なす

・ゴーヤ

・枝豆

・トウモロコシ

・パプリカ

・ピーマン

旬の野菜を取り入れることで食卓が鮮やかになり、季節を感じられるのがとても嬉しいですよね。

旬の時期に収穫された野菜は、他の季節に収穫した野菜より栄養価がとても高いんです。また夏の太陽を浴びた野菜は、カロテン、ビタミン、食物繊維、カリウムなどのミネラルが多く含まれています。

夏という季節を感じながら、栄養満点の野菜を美味しく食べたいですね。

特にきゅうりやトマトはよく冷やして食前に食べることで、食欲増進になるのでおすすめです。冷やしトマトや冷やしきゅうりなら作る手間いらずなのでまさに夏にピッタリです。

今年は夏バテ防止をして夏を乗り切ろう!

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今回は夏バテ防止に良い食べ物や、夏バテしてしまった時に食べたい物をご紹介してきました。

暑い夏は冷たい麺類やアイス、ジュースなど食べ物が偏りがちですが、バランスよく食べることが重要です。中でも豚肉や豆類は、ミネラルが豊富でビタミンも多く含まれているので積極的に取り入れたい食べ物になります。

また夏バテしてしまった時はネバネバ食材など、食べやすく栄養価の高い物を食べると良いですね。

今年の夏はバランスの良い食事を心がけて夏バテしないように乗り切りましょう!

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