DVから抜け出せない理由、それは共依存のせいだった

ドメスティックバイオレンス(DV)に苦しむ女性は、数多くいます。2001年にはDV防止法も制定され、法律で守られるようになっても、誰にも打ち明けることができず耐えている女性が多くいます。DVを受けている女性は、自分でも気付かないうちに相手に対し依存状態になっていることがあります。依存状態にある女性は、暴力を受けても、相手から離れることができないのです。

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DVと共依存の関係

DVはよく知られていますが、共依存という言葉は聞いたことのない方もいるかもしれません。共依存とは、お互いが過剰に依存しあっている状態を指します。

共依存状態にあるカップルには、DVが多く見られます。DVする側の男性、される側の女性をもう少し詳しく解説し、共依存についても説明していきたいと思います。

DVをする男性によくみられる特徴

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DVをする男性は、見た目や周りからは「まさかあの人が」と言われるような男性が多い傾向にあります。いわゆる、外面がいいタイプが多く、見た目も一見温和そうに見えることが多いです。

周囲の人にも優しく、評判がいいのですが、それは優しいいい人を演じているだけで、実際は自己否定感が強く、他人を信用することができない面があります。

付き合うまではとても優しく、尽くしてくれますが、いざ交際が始まると、徐々に豹変します。彼女のすることに対して否定的な言動が多くなり、自分の言っていることが正しい、と思わせようとしていきます。

DVをする男性の中には越えてはいけないラインがあり、それをパートナーである女性が越えた時に、暴力という行為に出ます。そのラインは人それぞれですが、「ほかの男と遊びに行った」「自分の意見に逆らった」など、異常なほどの嫉妬や、自分を否定されたという思い込みが多いです。

暴力に対しても、「お前のためを思ってやっている」「暴力を振るわせるお前が悪い」と、女性側の責任にしようとする発言が見られます。

DVをされる女性によくみられる特徴

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DVを受けても相手と離れることができない女性にも、いくつかの共通点があります。相手に過剰に尽くしてしまう、愛されたいという欲求が強い、必要とされたいという気持ちが強いといった点が見られます。

相手のために何かしてあげたいと尽くすことは悪いことではありませんが、DVをされている女性には、過剰なほど相手に尽くす傾向があります。これは、尽くすことによって彼には自分がいないとダメなんだと、相手にも自分にも言い聞かせる行動の現れです。また、尽くすことによって相手に認められたい、必要とされたいという愛情を求める行為でもあります。

相手のために尽くすのではなく、自分自身の満足のために尽くしているのです。DVを受けても、「この人には自分がいなければダメなんだ」「自分ならこの人を変えて暴力を止めさせることができる」という気持ちから、離れずに一緒にいることを選択しています。

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