子育てでイライラしない人っているの?
そもそも子育てでイライラしない人っているのでしょうか?
どんなに穏やかな人でも、やはりイライラしてしまうのは多くのママに共通して言えることです。
しかし、そのイライラを自分の中で消化できるかどうかがイライラする人とイライラしない人の大きな差です。
着替えがイヤ、お風呂がイヤ、ご飯を散らかす、なかなか公園から帰ろうとしない…など日々の子育てのイライラを挙げたらキリがありません。
毎日毎日イライラしてばっかりの自分にうんざりしてしまいます。
心に余裕があるときは怒らずにいられるのに、疲れが溜まっているとほんの小さなことでもイライラしてしまいますよね。
周りのママたちはあんなに穏やかなのに、どうして自分だけイライラしているんだろう。
このように周囲と比べては自分を責めていませんか?
では、子育てでイライラする人とイライラしない人にはどんな違いがあるのでしょうか。
その違いは、思考にあります。
子供に対しての考え方を変えるだけで、日々イライラしていた気持ちを減らすことも可能です。
毎日のイライラした気持ちを何とかしたいなら、イライラしない人の思考を真似してみましょう。
子育てでイライラしない人になるためには?
ここからは、子育てでイライラしない人に少しでも近づくためのポイントを3つに分けてご紹介します。
日々の子育てでイライラが募っている方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
子供をひとりの人間として認識する
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子供は自分とは違うひとりの人間です。
自分の子供でも自分とは違った個性がありますし、考え方も感じ方も全く違います。
子供と接していると「どうして言うことを聞いてくれないの?」「どうしてダメって言ったことをするの?」という場面が何度もあります。
そもそも上記のような場面でのイライラの原因は、子供が自分の思い通りに行動してくれないことにあります。
しかし、ママの考え方と子供の考え方が違うため、言うことを聞かないのも当然です。
ママは子供を思うあまり、ついつい子供は自分の理想通りになって欲しいと思ってしまいがちですが、子供の考えや行動を汲み取り尊重してあげることも親の役目ではないでしょうか。
子供が自分の思っている通りに行動してくれないとイライラしてしまう気持ちはよく分かります。
しかし、自分は自分、子供は子供、と切り離して考えることでイライラしない人に一歩近づくことができるはずです。
ママのルールで子供を縛り付けない
ママの当たり前を子供に押し付けていませんか?
上記に挙げた子育てのイライラを例に見てみると、着替えがイヤ、お風呂がイヤ、ご飯を散らかす、公園から帰ろうとしないなどこれらはすべて親の都合です。
例えば、子供がご飯を散らかすことに対してイライラするのはなぜでしょうか?
これは、ご飯は綺麗に食べなければいけないというルールが自分の中にあるからです。
それに加えて、せっかく作ったご飯を散らかされたら単純に悲しい気持ちになりますし、汚れたテーブルや床を掃除して子供を着替えさせなければならないのも面倒です。
これはあくまでもママの中の常識、ルールであって子供には通用しません。
子供がご飯を散らかしてしまうのは遊んでいるだけであって、ママを困らせようとしている訳ではないのです。
単純に楽しいと思う気持ちからの行動です。
このように、そもそもママと子供には考え方の違いがあるため、ママのペースに合わせて行動して欲しいと要求しても子供がそれを完璧にこなすことは難しいでしょう。
イライラしない人は自分のルールを子供に押し付けず、子供のペースに寄り添うことを大切にしています。
客観的な視点で自分を見る
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子供に対してイライラしているときは、イライラしている自分を客観的に見ることもイライラしない人になるためのポイントです。
どうして自分はイライラしているのか、子供にどうして欲しかったのか、それは誰のために怒っているのかを考えてみることで冷静になれます。
冷静になって考えてみると、案外イライラの原因はそれほど大きなものではないことがほとんどです。
なんでこんな小さなことで怒っているんだろう、そんな気持ちになれば自然とイライラする気持ちも収まるはずです。
しかし、イライラしている時に自分を客観的にみる余裕なんてありませんよね。
そのため、イライラした時は心の中で7秒数えて気持ちを落ち着かせましょう。
怒りは瞬間的な感情のため、7秒程度しか持続しないと言われています。
つまり、7秒ぐっと気持ちを堪えることができればイライラはある程度収まります。
瞬間的な怒りを子供に対してぶつけてしまい、あとから後悔しないためにもまずは7秒我慢して冷静になることが重要なポイントです。
子育てでイライラしない人はストレス発散が得意!
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子育てにイライラしている人は、子育てに執着している傾向があります。
逆に子育てにイライラしない人は、子育て以外に自分の時間を大切にしています。
日々子育てに追われて自分の時間を作ることはなかなか難しいのですが、少しでも自分の時間を作ることでストレス発散になって子供に対しても優しくなれる人が多いはずです。
ママはママである以前にひとりの人間です。
自分を犠牲にして子育てをしていると考えてしまうとイライラすることも増えます。
自分自身をひとりの人間として認め、大切にしてあげましょう。
また、イライラのはけ口を持つこともストレス発散のためには必要です。
イライラした気持ちは、口に出して吐き出すことで消化できることも多いですよね。
イライラした気持ちだけでなく、日常の些細な出来事を話せる相手はいますか?
旦那さんや家族、友人など気軽に話せる人が周りにいるだけで、子育てのストレスが蓄積しにくくなります。
イライラしない人になるためにも、周りの人との信頼関係を大切にしたいですね。
子供が求めているのはママの笑顔!
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子育てでイライラしない人の思考のポイントについてご紹介しました。
イライラの原因は子供にあると決めつけがちですが、実は自分自身の固定概念に原因があることがほとんどです。
子供と真剣に向き合っているからこそ、「こうなって欲しい」という思いが強くなってしまいます。
しかし、子育てでは肩の力を抜いて手抜きするくらいがちょうど良いのです。
なぜなら、子供にとって何よりも求めているのはママの笑顔だからです。
誰よりも近い存在であり、大好きなママがいつも悲しい顔や怒った顔をしていたら子供はどう思うでしょうか?
きっとママの不安やイライラが伝染し、子供の機嫌が悪くなってしまうことも多いでしょう。
子供の機嫌が悪いとママもイライラしやすくなるため、負のループになってしまいます。
ママが笑顔でいるだけで子供の心が落ち着いて気持ちも前向きになるため、なるべく毎日を笑顔で過ごしたいものですね。
そのためには、少しぐらい手抜きをしたっていいんです!
ぜひ上記に挙げた子育てにイライラしない人の思考を参考にし、気持ちに余裕を持って育児を楽しみたいですね。