髪は年齢と共に衰える
年齢を重ねるごとに髪からだんだんとコシやハリがなくなります。その理由として、加齢により毛母細胞の機能が低下し、髪の毛のサイクルが鈍ってくるからです。その結果、髪に艶がなく弱々しい髪が生えてきてしまいます。
要点を抑えよう!シャンプーからドライヤーまでのヘアケアのやり方
しかし、ヘアケア次第で髪の毛を綺麗に元気にさせることができます。その第一歩として、日頃から正しいヘアケアを行うことが大切です。
やりがちなヘアケアのやり方
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髪を洗う時、シャンプー、トリートメントまたはコンディショナー、ドライヤーとの順序で行っている方がほとんどかと思います。その時、髪をガシガシと洗ったり、実は使い方が異なっていたり、知らずしらずのうちに洗い方が自己流になっていることが多いのではないでしょうか。
そこでここでは、髪を綺麗に保つことができる正しいヘアケアのやり方をご紹介していきます。実は知らなかったやり方があるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてください!
①正しいシャンプーのやり方
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髪を濡らす前にまず軽く髪をブラッシングしましょう。ブラッシングをすることで頭皮の血行がよくなり、髪に栄養が行き渡りやすくなります。
さらにブラッシングをするとシャンプーの泡立ちもよくなります。泡立ちが悪いとシャンプーの量を増やしがちになります。そうなると頭皮に負担をかけ、髪を痛める原因に繋がってしまうのです。
少し手間になる作業かもしれませんが、時間をかけられる休日や、紫外線で髪が痛みやすい夏の時期に行うなど自分が取り入れやすい方法で試してみてください。
また髪を洗うタイミングとして夜がおすすめです。朝にシャンプーをされている方も多いかと思いますが、朝にシャンプーを行うと、頭皮を健康に保つための必要な皮脂まで落としてしまいます。もし寝癖が酷くて朝シャンしないとセットができない場合は、ぬるま湯で洗いましょう。
②正しいトリートメントのやり方
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トリートメントには、洗い流すタイプと洗い流さないタイプの2種類に分かれます。どちらの方がヘアケアの効果が高いのかと意見が別れるところではありますが、結論から言うとどちらも効果は同じです。
ただし、役割が異なります。
洗い流すタイプは髪のダメージを補修するものです。一方、洗い流さないタイプは髪を摩擦や熱から守るものになります。
ヘアケアとしては2つを併用することをおすすめしますが、どちらかと1つだけにしたい場合は、洗い流さないタイプを使用がおすすめです。
③正しいコンディショナーのやり方
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トリートメントの次に行うのがコンデショナーです。「シャンプーの次にトリートメンかコンディショナーどちらをすれば良いかわからない」と迷っていた方も多いかと思います。シャンプーの後はトリートメントが正しい順になります。
理由はトリートメントは主に髪の内部を補正するものに対し、コンディショナーは髪の外側をなめらかにし、補強するからです。そのためもし先にコンディショナーを先にしてしまうと、コンデショナーが邪魔をしてしまいます。そうなればトリートメントが内側に入り込めず、せっかくの効果が薄れてしまうのです。
シャンプー→トリートメント→コンディショナーの順をこの機会にぜひ覚えて、ヘアケアを行う際に活かしてください。
④正しいドライヤーのやり方
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ドライヤーで髪が痛む原因として「熱の当てすぎ」が多くを占めます。そのため、ドライヤーをかける際は、熱を長時間与えないことがポイントになります。
正しいドライヤーのかけ方として、まず根本から髪を乾かします。根本を乾かすことで毛先まで風が行き渡り、熱のダメージが少なくなります。この時髪のキューティクルにそって、上から下へ乾かすことが綺麗に保つポイントです。全体が乾いてきたら、冷風モードを使用し、毛先や髪全体を乾かします。そうすることでツヤのあるまとまった髪となるのです。
ヘアケアの中でドライヤーは時間がかかり省きたい工程ですよね。特に疲れている時や夏の時期はそのまま自然乾燥で放置したくなります。けれど、かけ方のコツさえつかめれば、まとまりある綺麗な髪を保つことへ繋がりますので、実践してみてください!
食生活からでもできるヘアケアのやり方
健康的な髪を生み出すためには食生活も大切になります。ここからは、ヘアケアに繋がる食べ物を5つご紹介していきます。
①ナッツ類
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くるみ、アーモンド、カシューナッツといったナッツ類です。なぜナッツ類が髪に良いのかというと、育毛に必要な「亜鉛」が豊富に含まれているからです。亜鉛が不足してしまうと白髪が増えたり、髪が抜けやすくなる原因となります。継続的に摂取するため、おやつをナッツに変えたり、ヨーグルトに加えて食べると手軽に摂取できるのではないでしょうか。
またヘアケア以外にも、ナッツを摂取することで女性には嬉しい効果も得られます。ナッツに含まれるオメガ3脂肪酸には抗酸化作用があり、アンチエイジング効果があると言われているのです。ただ、ナッツ類は食べすぎでしまうと太る原因にもなりかねませんので、適切な量を食べて美しくなりましょう。
②緑黄色野菜
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緑黄色野菜には髪に必要な「ビタミン」、「ミネラル」が含まれています。これらは肌の酸化を防止し、血行を促す効果があるため、美しい髪を生成するために大切な栄養素となります。特にビタミンAが含まれるかぼちゃ、にんじん、ビタミンCを豊富に含む、ほうれん草、オクラといった色の濃い野菜をバランスよく取り入れるようにしましょう。
野菜を食べたいけれど料理をする時間がなかったり、野菜の種類が偏りがちという方は、青汁をプラスすると良いでしょう。「青汁=苦い」といイメージですが、最近は飲みやすく改良されているものもあります。いつもの食卓にプラスで加えてみてはいかがでしょうか。
③大豆
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健康食品で人気の大豆は、健康的な髪を保つためにも有効です。特に女性は年齢と共に女性ホルモンの働きが衰えてきます。その影響でハリがなくなり、元気がない髪となってしまいます。そのため、女性ホルモンの働きに似た大豆イソフラボンを摂取することで、細胞の働きを活性化し、髪の生え変わりのサイクルを促す働きをしてくれるのです。
④鶏肉
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鶏肉には美髪を作るために欠かせない「たんぱく質」が豊富に含まれています。髪の毛のほとんどが「ケラチン」と言われるたんぱく質でできています。実はケラチンを構成するアミノ酸は体内で作ることができません。そのため、食べ物から取り入れる必要があります。
加えて、髪に含まれるたんぱく質は熱に弱く、日頃の生活の中ですぐに失われてしまいます。そしてたんぱく質は、髪の毛以外の筋肉、臓器といった体の組織にも不可欠な栄養素です。十分なたんぱく質がないと髪の毛にまでたんぱく質が行き渡らない恐れがあります。それゆえ、日頃からたんぱく質が豊富な鶏肉などを食べる必要があるのです。
⑤魚
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先ほど紹介した鶏肉には髪に必要なケラチンを作る成分を持っていますが、魚もケラチンを生成する成分を持っています。特に白身魚の鮭、鱈、鯛は、豊富にたんぱく質を含んでいます。
その他にも青魚のイワシに含まれるEPAは血液の流れを良くするという作用を持っています。これにより、毛母細胞に栄養が流れやすくなることで、髪の栄養不足が改善され、髪にハリやコシが戻り健康的で若々しい髪へとなっていきます。
正しいやり方を理解して、ヘアケアを取り入れよう
普段から行っている洗い方に少しの手間を加えることで綺麗な髪ヘと繋がるへアケアになります。いきなり全部を要素を取り入れると負担になってしまう恐れもあります。
ヘアケアは継続して行うことが大切ですので、少しずつやり方を取り入れて、若々しい健康的な髪を保ってくださいね!