叱る子育てのコツとは?怒ると叱るの違いと子供に与える影響とは

子育て中のイライラはよくあることですが、ママだってできれば毎日怒りたくはありませんよね。実は子育てで必要なのは、怒ることではなく叱ることです。一見同じ意味に捉えられがちな「怒る」と「叱る」ですが、子供に対してどんな影響を与えるのかをまとめました。

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怒る子育てと叱る子育ては何が違う?

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子育てをするうえで怒るのではなく叱ることが重要とよく耳にしますが、怒ると叱るの明確な違いを理解しているママは少ないはずです。

叱る子育てを目指すために、まずは怒ると叱るの違いを理解しておきましょう。

まず、怒るとは自分の中にある不満やイライラを感情任せにして相手にぶつけることを指します。それに対して叱るは、相手の間違っている部分を正しく指摘することです。子育てのイライラを例にして、怒ると叱るを比較してみましょう。

子育てのイライラ

子供がスーパーで騒ぎ、走り回っていたとします。

親としては子供が走り回ると危険ですし周囲の目が気になるため、「うるさい!走らないで!静かにしないとお菓子買わないからね!」などと怒鳴ってしまいがちです。

これは自分の感情をただ単に相手にぶつけているため、怒るに当てはまります。

一方、スーパーで騒いでいる子供をまずは落ち着かせ、なぜスーパーで騒いではいけないのかを教えることが叱る行為になります。

「スーパーで走り回ったら他の人にぶつかってケガをさせてしまう危険があるからやめようね」と落ち着いて伝えるべきなのに怒鳴ってしまったら、子供には伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。

上記に挙げた例からも分かるように、怒る子育てでは自分の感情を優先しています。叱る子育てでは、自分の感情ではなく子供のことを考えて伝えることが大前提と言えるでしょう。

怒ることで子供にはどんな影響があるの?

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ママがいつもイライラしている、怒った顔をしている、よく怒鳴りつけていると、子供にも悪影響を与えてしまうため注意が必要です。

ママがいつも怒ってばかりいると、子供は常にママの顔色を伺いながら行動するようになり、自分から行動する積極性が失われてしまいます。

また、ママだけでなく周囲からの目を気にするようになり、自分の意見を相手に伝えられなくなります。

これらのことから周囲の人を敬遠するようになり、人との関わりを自ら拒否してしまう恐れもあるでしょう。

このように、ママが怒る行為は子供にとってプラスになることはひとつもありません。

いつも子供に対して怒ってばかりだと自分自身で自覚しているのであれば、これから怒る子育てから叱る子育てに変換できるように心がけていきましょう。

叱る子育てのコツ4選

ここからは、叱る子育てのコツを4つの項目に分けて解説していきます。

怒るという行為は瞬間的な感情ですので、なかなか自分でコントロールするのが難しい部分でもあります。怒鳴りたくないのについ怒鳴ってしまう…。

そんな時はぜひ以下のコツを思い出してみてはいがでしょうか。

感情を抑えて叱る

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前述した通り、怒るとは自分のイライラを感情のままに相手にぶつけることです。そのため、叱る子育てではまずは感情を抑えることが重要になります。これは4つの項目の中でももっとも難しく、尚且つもっとも重要です。

感情を抑えるためには、まずは怒りを落ち着かせて冷静にならなければなりません。

子供が間違えたことをした時にとっさに怒鳴るのではなく、2.3回大きく深呼吸をしてイライラを鎮めましょう。

一旦気持ちを落ち着かせて冷静になってから何がいけなかったのか、なぜ叱っているのかを子供に対して伝えましょう。

子供と目を合わせて触れながら叱る

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子供を叱るときは、子供と目線の高さを合わせてしっかりと目を見て話すことも大切です。

これは、大人が立ったままだと子供が恐怖心を感じてしまい、話を聞くことに集中できなくなってしまうためです。

叱られている恐怖心だけが残り、肝心の話の内容は全然頭に入りません。

そのため、立ったまま叱るのではなく、しゃがんで子供と目線の高さを合わせましょう。

また、手を握りながら、肩に手を添えながらなど子供に触れながら話をすることで、より子供がママの話に耳を傾けてくれるようになります。

子供を叱るときは冷たく突き放すのではなく、子供の気持ちに寄り添ってあげることが大切です。

長話はせずに簡潔に叱る

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子供にとってママから叱られている時間は、嫌いな時間であることは間違いありません。まだ小さい子供は集中力も長く続かないため、ダラダラと長く叱るのではなく伝えたいことを簡潔に伝えた方が効果はあります。

ママにとっても、短い時間で叱る方がメリットは多いと言えます。

子供をダラダラと叱ってしまうと、今叱っていることとは全く関係のないことにまで怒りの矛先が向いてしまいます。

イライラの気持ちもどんどん増えていきます。静かに叱るつもりだったのに、結局怒鳴り散らしてしまった経験はありませんか?

子供にとって、あれこれと叱られても何のことだか理解するのは難しいのです。

そのため、叱る前に短時間で叱ることをしっかりと頭に入れておくべきです。

叱ることに時間の長さは関係ありません。

むしろ長い時間叱った方が逆効果になってしまうでしょう。

今起きていることだけに対して叱る

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子供を叱る際には、目の前に起きていることだけを叱りましょう。

例えば子供がお友達を叩いてしまったとします。

この時、叱るべき対象はお友達を叩いてしまったことです。

しかし、「どうしていつも…」「この前もお友達のおもちゃ取ったよね?」と以前のことまで叱ってしまいがちです。

子供にとって、過去のことを叱られても何のことかよく分かりません。

結局どうして叱られているのかわからないため、その場では納得したように見えても何度も同じことを繰り返してしまうのです。

親としてはあれもこれもと子供が間違えていることを全てまとめて正してあげるべきだと思いがちです。

しかし、まとめて叱るのではなく、その都度目の前の起きていることだけを叱る方が子供にとっても理解しやすいでしょう。

また、叱る前にまずは子供の気持ちをよく聞き、寄り添ってあげることも必要です。

「どうしてお友達を叩いてしまったの?」と理由を聞き、まずは肯定してあげてください。

子供の行動には何かしらの理由があります。

理由も聞かずに頭ごなしに怒ってしまうと、子供自身が否定されていると感じてしまうため避けましょう。

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