結婚したい理由4選【男性編】
まずは、男性がどのようなときに結婚したいと思うのか、主な理由を4つ見ていきましょう。
社会的な信用を得られるから
https://unsplash.com/
30代後半や40代以降になってくると、独身よりも既婚者のほうが、社会的信用を得やすい傾向にあります。「男は家庭を持ってはじめて一人前」という言葉がありますが、それは令和の時代にも有効というわけです。
ある程度の年齢になっても独身を貫いている人は、「性格に何か問題があるのだろうか」と思われがちです。「パワハラ」という言葉がある時代ですので、独身でいようとも誰も何とも言いませんが、実は心の中で「やっぱり既婚者のほうが、信用がある」と思われている可能性が高いです。
安定的な収入を得られるようになったから
男性が結婚したいという気持ちが出てくる30代頃には、ある程度安定した給料を貰っている方も多いのではないでしょうか。一昔前と違い現在は共働きの時代ではありますが、男性の中にある「男が家族を養うもの」という考えは、昔も今もあまり変わらないようです。
就職して何年か経ち、大きなプロジェクトに参加させてもらえたり、役職が就いて給料がアップしたことが自信に繋がり、ようやく結婚してもいいかなと思えてくるのです。
ひとり暮らしに寂しさを覚えたから
https://unsplash.com/
特に男性は、社会人になるとひとり暮らしをする人が多いです。最初のころは、ひとり暮らしならではの、自由きままな生活に胸を躍らせていた人も、ある程度の時間が過ぎると、なんだか無性に寂しくなってしまうのだとか。
「ひとり暮らしは寂しいな」と思ったときに彼女ができたら、「この人とずっと一緒にいたいな」と思ってしまうのです。
生活面で支えてほしいから
彼女が生活力のある人の場合、男性は彼女に対して「俺の私生活も支えてほしい」と思ってしまいます。特に、お世話するよりもお世話されたいと思う男性にこの傾向は強く、彼女にお母さんのような母性を求めてしまうのもこのタイプです。
共働きでも、彼女のほうが帰宅の早い場合は、「彼女の作ってくれた温かい手料理が食べたい」と願望を抱く男性も多いです。
結婚したい理由4選【女性編】
次に、女性が結婚したいと思う主な4つの理由を見ていきましょう。
子どもを産んで母親になりたいから
https://unsplash.com/
晩婚化と高齢出産が恒例化している昨今ですが、できれば若いうちに妊娠・出産を経験したいと望む女性は多いです。
若いうちに第1子を出産していれば、その後、2人、3人と子どもを出産できますし、産後の回復や、日々の疲れの解消具合も、若いほうが断然早いです。
一方で、第1子の出産年齢が高ければ高いだけ、一生のうちに持てる子どもの数は当然のことながら少なくなります。
さらに、自分やパートナーが不妊症だと判明した場合、比較的若いうちにそれが分かれば、治療をして妊娠・出産に結び付く可能性は大きくなります。しかし、不妊症だと分かったときに既に高齢だった場合は、妊娠・出産を諦めざるを得ない可能性も出てくるのです。
妊娠の確率は若ければ若いだけ高いですし、五体満足な子どもが誕生する確率も、母親が若ければ若いだけ高いです。これらのことから、できれば20代のうちに結婚して、30代前半で子どもを産み終えていたいと考える女性が多く、それが女性の結婚したい理由です。
経済面で気楽に仕事をしたいから
https://unsplash.com/photos/g1Kr4Ozfoac
実は多くの女性は、「結婚や出産を機に仕事を一時セーブしたい」と考えています。女性の社会進出が当たり前となった今でも、やはり男女間の賃金差は激しく、女性が男性と同等の給料をもらうのは難しい時代だからです。
それを考えたとき、「結婚しても働きはするけれど、二馬力のほうが精神的に楽かも」と思ってしまうのは、決して悪いことではないと思います。
そもそも幼少期から結婚に憧れていたから
結婚は女性の憧れといいますが、女性が結婚したい理由の堂々一位は、幼少期から結婚に憧れていたからです。
女の子であれば一度は、ディズニー映画のシンデレラや美女と野獣のようなお姫さまに憧れた経験があるでしょう。それが、結婚への憧れに繋がっています。
大好きな人の支えになりたいから
https://unsplash.com/
「大好きな彼の支えになりたいから結婚したい」と思う世話好きな女性は多いです。彼がハードワークだったり、ひとり暮らしなのにあまり家事ができない人だったりする場合は、なおさら結婚したいという衝動に駆られることでしょう。
さらに、夫を支える妻に憧れを持っている女性も多く、それが結婚したい理由になっているケースもあります。
結婚したい理由6選【男女共通編】
結婚したいと思う理由には、男女で共通していることも多くあります。主な理由を6つそれぞれ見ていきましょう。
今以上の良い出会いが今後ないと思うから
https://unsplash.com/
大学生時代や社会人時代に出会った恋人とは、将来を見据えて交際に発展することでしょう。たとえば、「今が良くても将来のことは考えられなさそう」と思う相手とは、わざわざお付き合いに発展することはありませんよね。
このように、ある程度の年齢になったら、「お付き合いしたい相手=結婚したい相手」となるわけです。最初から言葉に出す人は少ないかもしれませんが、実はお付き合い当初から「この人と結婚したい」と思っている場合が多く、それはまさに運命の出会いともいえるでしょう。
将来を見据えて交際に発展したからこそ、今以上の出会いは今後ないと言い切れるのです。
両親に孫を見せてあげたいから
特に自分がひとりっ子の場合、両親に孫を見せてあげられるのは自分しかいません。自分が結婚したいからというよりは、両親に孫を見せてあげたいからそろそろ結婚しようかなと思う人も少なくはないでしょう。
孫を見せてあげたいと考えるうちに、自分も親になってみていという願望が芽生えてきます。
付き合って数年経ったから
https://unsplash.com/
社会人同士のカップルが付き合って数年経ったとき、必ずといっていいほど結婚の話が浮上すると思います。お互いひとり暮らしの場合、一緒に暮らしたほうが家賃は浮きますし、多忙なカップルの場合は、一緒に暮らしたほうが会える頻度が高まるからです。
付き合ってすぐに結婚した場合、お互いの良い面しか見えていない状態での結婚なので、後々後悔してしまうパターンもあります。「交際期間が長い=離婚しない」というわけではありませんが、全季節を恋人として共有してから結婚に踏み切るカップルが多いです。
それは、お互いの良い面も悪い面も見た上で、「この人となら家族になれそう」と思えるからです。
結婚適齢期になったから
https://unsplash.com/
平成27年度「平均初婚年齢(厚生労働省)」によると、男性の初婚年齢は31.1歳、女性の初婚年齢は29.4歳と発表されています。
現在の日本の法律では、男性が18歳、女性が16歳で結婚できることになっていますが、実際にはそこから13年後ごろに初婚のピークがやってくるようです。
男性は30歳を過ぎてから、女性は20代のうちに結婚したい欲が出てくるわけですが、その中には、結婚適齢期になったことで結婚を意識し出した人も多いはずです。
30歳前後になると、実家に帰省するたびに「結婚はまだなの?」と両親に催促されている方もいるかもしれません。また、「このままズルズルと付き合っていくのでは、相手に悪い」と改心し、結婚に踏み切る人も多いです。
友人や同僚が結婚し出したから
友人や同僚が多い人には、一度は訪れるであろう「結婚ラッシュ」。学生時代から一緒に遊んできた仲間が先に家庭を持ち、幸せな結婚生活を送っていると聞くと、誰もが一度は「結婚っていいな」、「私も結婚しようかな」と思うのではないでしょうか。
友人や同僚の左手薬指に輝く指輪を見て、自分もそろそろ結婚しようかなと決意を固める人が多いのも事実です。
老後にひとりで過ごしたくないから
https://unsplash.com/
結婚すれば、老後にひとりで過ごす確率は低くなります。芸能界のおしどり夫婦を見て、「老後のためにも結婚したいな」と思う人も少なくはないでしょう。
会社をリタイア後、夫婦で自由気ままな生活を送る姿を想像してみてください。自分たちのことながら、とても微笑ましくないですか?大好きな人と死ぬまで一緒にいれる結婚は、とても素晴らしいものです。このように、パートナーとの老後を想像できたら、結婚に踏み切る人が多いです。
パートナーに結婚を意識させるための6つの方法
いくら自分が結婚したいと思っていても、パートナーの気持ちが伴わなければできないのが結婚です。自らが持っている結婚したいという気持ちを、ぜひパートナーに伝えてみましょう。きっと何らかのアクションを起こしてくれるはずですよ。
詳しくご紹介します。
方法①自分に結婚の意志があることを伝える
https://unsplash.com/
パートナーに結婚を意識させる最も手軽な方法は、「私は結婚したい」と言葉で伝えることです。もちろん、正式なプロポーズでも良いですが、まだ正式な結婚までは少し時間が欲しいという場合は、「〇年記念日に入籍しようか」など具体的な日程を告げて、自分には結婚の意志があることを伝えるようにしましょう。
女性が彼に結婚の意志を伝えたいときは、「いつ結婚する~?」と可愛く聞いてみても良いかもしれません。
方法②家族に紹介する
結婚は、ただのお付き合いとは違い、両家両親や親族を巻き込んでするものです。自分は結婚したいけれど、パートナーの考えが分からないという場合は、まずは自分の家族に紹介してみましょう。
お互いに結婚適齢期のカップルであれば、両親から「結婚はまだなの?」と聞いてくれるかもしれません。また、どんなに疎い人でも、パートナーの両親に挨拶をしたことで、「しっかりしなきゃ」と思うきっかけにもなってくれるはずです。
緊張してしまうと思うので、デリバリーを頼んでランチがてら、ディナーがてらに「初めましてのご挨拶」ができると良いでしょう。
方法③将来の家族設計の話をする
https://unsplash.com/
将来的に子どもは何人欲しいか、一軒家派かマンション派かなど、将来の家族設計の話をしてみましょう。パートナーは、あなたとの将来を想像して答えてくれるはずですので、将来のことを考えさせるきっかけにもなります。
話の最後には、「それが現実になったら嬉しいね!」などと言えば、パートナーも結婚を意識し出すのではないでしょうか。
方法④ファミリー層が集まるスポットでデートする
恋人時代には、さまざまな場所でデートをすると思います。パートナーに結婚したいと思わせたい場合は、ファミリー層が集まる場所でデートをしましょう。たとえば、遊園地や動物園、水族館などです。
そこで見つけた微笑ましい家族をターゲットにし、「将来私たちも、あの家族のようになれたらいいね」などと言えば、パートナーも結婚を意識してくれるはずです。この話の展開から、先ほど方法③に挙げた、将来の家族設計の話に持ち込んでも良いのではないでしょうか。
方法⑤女性であれば家庭的な一面を見せる
https://unsplash.com/
女性に結婚の意志があり、彼が結婚にはまだ乗り気ではない場合の対策法として、女性が彼に家庭的な一面を見せるやり方があります。
たとえば、できる範囲で手料理を作ってあげたり、家事をやってあげたりです。男性は、彼女に母親のような母性を求めているので、あなたの家庭的な一面を見た彼は、一気にあなたとの将来を考えるきっかけを掴んでくれるのではないでしょうか。
それまで実家暮らしで、家事炊事なんて一切やったことがない!という女性は、花嫁修業だと思って家事や炊事を覚えてみると、まさに一石二鳥で良いのではないでしょうか。
方法⑥男性であれば仕事ができる一面を見せる
https://unsplash.com/
男性に結婚の意志があり、彼女が結婚にはまだ乗り気ではない場合の対策法として、仕事ができるカッコいい一面を彼女に見せてあげましょう。
職場内恋愛の場合は、ミスをしないよう細心の注意を払いながら仕事をします。大きなプロジェクトを任されるよう、仕事により力を入れておきたいところです。
職種がバラバラの場合は、受け持っている仕事がどれだけ大事なものかを彼女に伝えるようにしましょう。プロジェクトを任されている場合は、どれだけ大きなものなのかも伝えてみましょう。家に仕事を持ち帰って、パソコンでカタカタ文字入力をしている姿を見せるのも効果的です。
結婚したいと思ったら、パートナーにそれとなくアタック!
https://unsplash.com/
結婚したいと思うのには、男女別にさまざまな理由があることが分かりました。結婚は一生のものなので、なかなか簡単に決められないと思っている人も多いかと思います。しかし、「結婚はタイミング」という言葉があるように、ふとした瞬間に「結婚したいかも」と思ってくれる可能性も無きにしも非ずです。
パートナーがいて、お互いに社会経験を積んでいるカップルであれば、いつ結婚しても問題はありません。パートナーに結婚したい欲が見られない場合は、自分の意志をしっかり伝えるようにしましょう。
将来的には結婚したいと思っているパートナーであれば、あなたの意志を受けて、将来を考えてくれるきっかけになってくれるはずです。