人生はあなた次第!出世したくない人ための後悔しない転職の考え方

出世したくないと感じる「出世したくない症候群」が若い世代に増加中です。出世を重視してきた世代には理解されにくい、その悩みとはどのようなものなのでしょうか。そして「出世したくない」ときにどのような転職を考えるべきなのでしょうか。「出世をしたくない」と思ったときに役立つ、ライフワークバランスを考えるヒントをご紹介します。

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もしかしてあなたも?出世したくない症候群が増加中

今の仕事は好きだけど、今後管理職にさせられることを考えると憂鬱になってしまう人が増えているようです。「出世してバリバリ働きたい!」人から見ると「どうして?」と驚くでしょうが、最近若者を中心にこういった着「出世したくない症候群」と呼ばれる人が増えているのです。

「出世したくない症候群」になってしまう人の特徴は?

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「出世したくない症候群」になる人は、基本的にマイペースを愛し、異動や作業内容の大きな変更、重すぎる責任を嫌う傾向にあります。「出世にはデメリットが多い」という価値観ですので、当然、野心があるタイプではありません。

しかし、会社に属している限り、30代、40代近くなると「そろそろ管理職に」という声がかかります。管理職になると、業務マネジメントや部下のマネジメントなど、プロジェクトやチームを率先して引っ張って行くリーダーとしての責任がのしかかってきます。

「出世したくない症候群」になると、それらが全てがプレッシャーとなり、「出世するぐらいなら、転職して普通に働きたい」と思いつめてしまうことも。

複雑な社内事情が原因?出世するぐらいなら転職したいと思う理由

「出世したくない症候群」と呼ばれる人たちが、頑なに出世を拒む理由は、複雑な社内事情や生き方の変化に原因がありそうです。

出世すると人間関係が複雑化するのが嫌

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仕事のステージが上がると、付き合い方も相応に変わっていくのが会社組織。

今までは横並びで同じ役職だった同僚も、昇進と共に関係性が微妙に変化していくのが通常です。実際に「昇進したら仲間の飲み会に誘われなくなった」「仲のよかった同僚が今までと明らかに違う態度で接してくるので寂しい」といった経験をした管理職の方は多いもの。しかし全ては仕事であり、自分自身のキャリアアップです。やるべきことがたくさんあり、そういった瑣末な感傷に浸っている暇などありません。しかし、人間関係の変化が嫌で出世をしたくない、出世するぐらいなら転職したいと考えるのが「出世したくない症候群」の特徴です。

「管理職になれば、部下やチームのプロジェクト管理や人に嫌がられる仕事が増えていくでしょう。人間関係も複雑になるのは上司を見ていればわかります。でも、昇進してもちっとも嬉しくありません。もっと自分らしい仕事、やりがいがある職種が他にあるのではと考えてしまいます」(31歳・公務員)

「出世のためとはいえ、パワハラ上司に媚びへつらうのはしんどいなと思う。かといって、いつまでも平社員のままというのもつらいけど、出世して人間関係で苦しみながら仕事をするのも私には耐えられないと思う。もうこれ以上ストレスを感じるのは嫌だという気持ちが大きい」(30歳 不動産)

出世したくないという人は、普段から人間関係に繊細な気遣いをしている人が少なくありません。周囲との協調性が高いゆえに、自分が昇進して突出することで人間関係が壊れるのを恐れていることが多いようです。

出世すると家庭との両立が難しい

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女性は仕事だけではなく、家庭のこともやらなくてはならないことが多いものですよね。この二つを上手に両立できる働き方をやっと見つけたと思った頃に「昇進」の話が出てくると、家庭と仕事の両立が今まで通り保てるのか不安に陥ってしまうものです。

「やはり環境の変化は嫌なんですよね。仕事と育児や家事の両立は今の私にとっては結構大変なんです。昇進して家庭と仕事を両立する自信はないし、できれば余力を残しながら今まで通り仕事がしたい」(28歳・会社員)

「仕事も家庭も両立して勢力的にがんばっている管理職の上司を見ていると、すごいなと思う反面、プレッシャーだらけで走り続けるのは自分には無理だと絶望的になる。そもそも上司や部下とうまくコミュニケーションがとれるタイプじゃないし、チームリーダーにもマネジメントにも向いてないのに」(30歳・専門職)

例えば、管理職になると部下マネジメントや対外ネットワークなど組織の中心となって働くことが求められることも多くなるものです。身近に、仕事と家庭を両立する管理職の女性上司がいる人ほど、その大変さを自分に投影して考えこんでしまう傾向に。昇進の話が出るとプレッシャーから転職を考えることも多いでしょう。

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