完璧じゃなくていい!働くママの悩みと解消方法5選

働くママの生活ってどんな感じ?

2016年に女性活躍推進法が施行され、社会で働く女性が年々増加しています。それにより企業では女性が活躍できるよう育休産休制度の徹底、女性に育児が偏らないよう、男性でも育児休暇の取得ができるよう制度改革が進行しています。

現在様々な制度は作られていますが、日本の育児は、まだまだ女性が中心となって行われているのが実情です。また制度も企業により運営方法に差が出ており、思うように進んでいないところもあります。

そのため、働きながら子どもを育てるママの約7割以上が仕事と家庭の両立に対して悩みを抱えていると言われています。

働くママが直面する悩み

そんな働くママは、具体的にどのような悩みを抱えているのでしょうか。今回、働くママが特に負担と感じていることを5つご紹介します。

家事が行き届かない

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働くママが直面している問題で大きな割合を締めているのが、掃除、洗濯、洗い物、食事の準備などの家事です。近頃は旦那さんと協力しながら取り組んでいる家庭も増えていますが、ママが中心となって家事を行っている家庭はまだまだ多いのではないでしょうか。

仕事から帰ってやろうと思っていても意外と疲れていたり、明日の仕事の準備や子どものことに追われてしまったりと、働くママのスケジュールは思った通りに進まないことがほとんどです。その結果、自分の思うように家の事ができず、仕事と家事の両立に苦しんでしまうようです。

仕事が休みづらい

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子どもが風邪を引いてしまったりすると、会社を突発で休まなければならならいこともありますよね。特に小さいお子さんは風邪を引きやすく、その間は会社を休む回数も増えてしまいます。

そうすると、自分の仕事を他の誰かが代わりに行うことになり、職場や同僚に負担をかけているのではないかと考えてしまうことも。

理解がある職場でも、心苦しい状況が続いてしまうと迷った末に仕事を辞めてしまうママも少なくありません。

保育園の送迎

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働くママの多くはお子さんを保育園に預けていると思います。家に近い保育園ならそこまで問題はないかもしれませんが、入園できる保育園によっては、自宅から遠い保育園へ通わなければならないご家庭もあるでしょう。その時に直面するのが、保育園の送迎です。

特に朝は子どもとママ自身の支度もあり、バタバタしがちです。そして帰りは、仕事でクタクタになりながら迎えに行かなかければなりません。1分1秒でも時間が惜しいママにとって保育園の送り迎えはできれば省きたい問題の1つとなっています。

子どもと一緒にいる時間が少ない

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働くママの中には子どもと一緒にいる時間があまり取れず悩んでいる方もいます。仕事の状況によっては休日出勤が発生してまうこともあります。そうなると、子どもが楽しみにしていた遊びの予定をキャンセルすることになり、子どもにとってもママにとっても苦しいことになりますよね。

「約束が守れず子どもに寂しい思いをさせているのでは」と自分自身を責め、育児と仕事の両立に思い悩んでしまうママもいます。

自分の時間を作れない

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日中は仕事、家に帰ったらご飯を作ったり、子どもの世話をしたりと気がついたら「もうこんな時間!」といった経験をされたママも多いのではないでしょうか。

働くママはとにかく過密スケジュールです。それゆえ自分の時間が取れないことがほとんどです。「家庭と育児を両立しているから仕方ない」と覚悟を決めているママもいますが、頑張り屋のママには知らずしらずのうちにストレスや疲れが溜まっていることもあります。

働くママの負担を解消する方法

働くママは仕事に家庭に様々なところで責任を担っています。そんな頑張っているママの負担を少しでも減らせるよう、先ほど挙げた5つの悩みの解消法をご紹介していきます。

家事で楽をするには

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家事で楽するためには、すべての家事を完璧を目指さないことです。

日中は家にいないため、仕事から帰ったらあれもこれもやれなければと気になってしまうかと思います。しかしママも働いて疲れています。その疲れた体でさらに追い打ちをかけると、精神的にも体力的にも負担をかけ、倒れてしまう可能性も。そうならないためには、家事は完璧を目指さなくてもよいという考えに切り替えましょう。

ご飯も毎日手作りではなく、冷凍食品、デリバリーを活用したり、掃除もとりあえずコロコロをかける、もしくは時短になる家電を買ってしまうなど。手抜きをしながら、できる範囲で日々の家事を行っていきましょう。

仕事を休むのはもうしょうがない!出勤したら挽回しよう!

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仕事に対しても責任感の強いママは「休むのはもうしょがない!」と強引に気持ちを割り切りましょう。子どもが小さい時は休む回数も多くなり、職場に迷惑かけてしまうと申し訳ない気持ちでいっぱいかもしれません。

しかし子どもが風邪をこじらせてしまい、症状が悪化してしまった方がママにとっても子どもにとっても大変です。休んでしまうのは職場には申し訳ないことかもしれませんが、ママの立場から考えると妥当な選択だと思います。

休んでしまった分は次に出社した時に挽回しましょう。そうすることで職場でも信頼関係が築けるはずです!

旦那さんと分担して保育園の送迎を

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保育園の送迎は旦那さんと分担して行えるよう、当番制を取り入れてみましょう。たとえば、旦那さんの方が朝の出社時間にゆとりがある時はお願いをしたり、夕方は仕事の融通の効くママがお迎えするといった形です。こうした1つの作業を細かく分担することでママの負担軽減に繋がります。

もし旦那さんがどちらも無理というご家庭の場合は、市町村が行っているファミリーサポートや民間のベビーシッターに送迎を頼んでみてはいかがでしょうか。行政のサービスや民間企業に頼ってしまうことも子育てと仕事をスムーズに行うための1つの方法です。

子どもとは時間ではなく愛情の深さで

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子どもと一緒にいられないと悩んでしまうママは、時間で測るのではなく、愛情の深さで今後考えるようにしてみてください。

専業主婦のママさんたちと比べると、働くママはどうしても子どもと一緒にいる時間は少ないでしょう。けれど「一緒に過ごす時間が多い=子どもにとって良いこと」には決してならないと思います。大切なのは、子どもが親の愛情をどれくらい感じているかです。

そのためには子どもとのコミュニケーションを積極的に取ることがよいでしょう。自分の話しを聞いてくれることで、子どもは受け入れられているという安心感を得ます。1日のどこか少しの時間でもよいので、子どもとのコミュニケーション時間を取り入れてみてください。

1日に20分、自分だけの時間を作ってみよう

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働くママは知らず知らずのうちに疲れが溜まっているものです。そのためご褒美に1日に20分、自分の好きなことをしてみましょう。お酒を飲んだり、読書をしたり、ボーっとしたりと自分だけの世界に入れる時間を確保してみてください。そうすることで心も体もリフレッシュでき、また明日も頑張ろうという気力が湧いてきます。

「働きながら子どもを育てる」と世間では当たり前のことをやっていると思われがちです。ですが、仕事と家庭を両立していることは当たり前のことではなく、本当に凄いことなのです。自分へのねぎらいという意味も込めて、ぜひ自分だけの時間を作ってみてください。

働くママは「完璧」じゃなくてもいい!

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「完璧じゃなくてもいい! 働くママの悩み解消法」と題して、働くママの悩みと解消法についてそれぞれご紹介しました。

働きながら子どもを育てることは、とても労力がいります。そして子育ても仕事も何十年と続いていくものです。最初から力を注ぎすぎると途中で疲れてしまい、体調を崩してしまう可能性もあります。はじめは思うようにバランスが取れず大変かもしれません。

そんな時はどこかで完璧にこなさなきゃと自分にプレッシャーを与えているかもしれません。そういった状況になってしまったら、一度肩の力を抜いてみませんか?

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