【おしゃれ&快適】旅行の服装選びのポイントとよくある失敗

旅行を心から楽しむためには「服装」が重要

服装は旅行の楽しさを左右する重要なファクター!

貴重なお休みを取って、待ちに待った楽しい旅行。それが国内であっても海外であっても、めいいっぱい楽しみたい気持ちは同じですよね。

そんな旅行の楽しさを左右するのは、旅行プランや宿泊先、そして旅先での服装でしょう。

旅行はいかに荷物が減らせるかが勝負!身軽にサクサク動きたいという人もいれば、旅先といえどもおしゃれに気は抜きたくない!特に最近はインスタなどのSNSに、旅先での様子を逐一アップするのが流行りだから、化粧品一式やヘアアイロンを持っていくのは当たり前!という人もいるでしょう。

しかし、あまりにも持っていくワードローブが少なすぎたり、逆におしゃれにこだわりすぎると、旅先で思わぬトラブルを招くこともあるかもしれません。

旅先での服装は、旅行を楽しめるかどうかを左右する重要な要素の一つなんです。

旅行でよくある服装の失敗はこれ!

旅先での服装の失敗にはどんなものがあるでしょうか。国内旅行とは違って、天候が変わりやすかったり、文化が異なる海外では、思わぬトラブルが待ち受けているかもしれません。

特に、海外では国やエリアにもよりますが、日本のようにおしゃれで手頃な価格の服がすぐに手に入るとは限りません。失敗したかも…と気づいても、すぐには対処できないことの方が多いでしょう。

そんなことになってしまったら、楽しいはずの旅行も台無しですよね。

無用なトラブルを避けるためにも、旅行先での服装による失敗のパターンを想定してみましょう。

服もコスメも多すぎ!重くて移動が一苦労…

美意識の高い女性にありがちですが、とにかく何でもかんでも持って行きすぎ!ということが挙げられます。服装以前の問題になってしまいますが、完璧を求めすぎるあまり、荷物がとんでもない量になってしまうという人はいませんか?

必要以上のワードローブはもちろん、化粧品やヘアケア用品はいつも使っているものをそのまま詰め込み、フェイスパックやパジャマ、予備の下着に替えの靴まで… だって撮った写真は毎回すぐにインスタにアップするし、いつでもパーフェクトな自分でいたい!その気持ちは大いに分かります…

けれど、たった2泊3日の国内旅行なのに、大きなスーツケースで登場したり、とにかく荷物が多くなりがちなのがこのタイプ。

交通路線の発達した国内や、ソウルなどの都市であれば問題ないのですが、東南アジアやヨーロッパなど、交通機関がそこまで便利ではなかったりすると大変です。

地下鉄やバスの乗り換えにも大きな荷物で一苦労。特に海外旅行では、駅にエレベーターはついていないところも多いですから、そのたびに大きなスーツケースを抱えて上り下りしなければなりません。一見便利そうなヨーロッパなどでも、坂道が多かったり、道路の舗装がガタガタだったりで、移動するだけで疲れてしまいますよね。

せっかく完璧な服装とメイクでキメても、同行のお友達に迷惑をかけてしまったり、疲れて観光を楽しめなかったりしたら本末転倒です。

完璧すぎるファッションは時に危険を伴うことも…

また、日本人のおしゃれな服装は、特に海外では悪目立ちしがちです。パリやニューヨークなどの最先端のファッションを誇る都市であっても、全身バッチリ決めている人というのは、実はひと握り。また、そういう人は基本的に車移動がメインなので、あまりにも完璧なファッションで地下鉄などを利用すると、悪い人に目を付けられてしまう危険性があります。

あまりにもファッショナブルな服装で、ブランドバッグなどを持っていると、お金持ちだと思われて、犯罪などに巻き込まれたりする可能性がありますので、その地域に関する情報を事前によくチェックして、できるだけ目立たない服装を心がけることも、時には必要かもしれません。

逆に服を持ってこなすぎて、結局現地調達するはめに…

服などを持って行きすぎるタイプとは正反対なのが、荷物が少なすぎるタイプです。出発の朝、待ち合わせ場所で会った友達に、「荷物それだけ?」と驚かれた経験のある方も多いのではないでしょうか。

一見、身軽で旅行慣れしているように思えるのですが、逆に服が少なすぎて、あとから写真を見ると、全部が同じ服装… という人も実は多いのでは?

本人が気にしなければ済む問題ではありますが、それでも時と場合によっては、ちょっとトラブルを招きかねない危険もあるのです。

たとえば突然の天候の変化。雨が降り出したり、急に気温が下がったりということも、旅行する中では起こり得ることでしょう。傘がないくらいなら、日本国内であればコンビニなどで調達できますが、ホテルやバスの冷房が効きすぎている場合などは、ストールくらいは持っていないと痛い目にあいそう。

特に海外では手軽に傘や防寒具などを買えるお店はなかなか見つからないでしょう。それで体調を崩してしまったりしたら、せっかくの旅行も悲しい思い出になってしまいそうです。

また、日本国内でも田舎の方や、海外などでは、そうそう手軽に、そこそこのセンスの服というのは手に入りません。いざとなったら現地で買えばいいか!というイージーゴーイングな人も多いとは思いますが、実際そうなってしまうと、意外と苦労するものです。

慣れない旅先で、お洋服屋さんを探し回ったり、広大なショッピングモールを歩き回ったりというのは、もちろんそれ自体は楽しいものですが、そのためにせっかくの旅行計画が狂ってしまうのは、できれば避けたいことですよね。

荷物が少ないのは良いことではありますが、天候の変化や、現地に合わせた服装ができるように、少し余裕をもったパッキングができるといいでしょう。

TPOをわきまえない人になっていませんか?

服装にこだわりすぎる人、そして服を持って行かなすぎる人共に注意が必要なのが、こちらの「TPOをわきまえた服装ができない」問題です。

こだわり派の人は、おしゃれに決めたいと思うあまり、たとえばお寺や教会などで浮いてしまったり、逆にあまりにカジュアルすぎて悪目立ちしてしまったりしかねません。

特に、戒律に厳しい宗教施設などでは、キャミソールやショートパンツなどの露出の多い服装や、華美すぎてふさわしくないと判断された場合は、立ち入ることさえ許されないことがありますので、事前にしっかりとした準備が必要です。

また、これは荷物がシンプルすぎる人にありがちな失敗ですが、特にヨーロッパなどで、ちょっとおしゃれな高級レストランやバーに足を運んだ場合、Tシャツやジーンズなどの、あまりにもカジュアルすぎる服装は避けなければなりません。

周りから白い目で見られて自分が居心地の悪い思いをするだけではなく、その場の雰囲気まで壊してしまうのがこの失敗の怖いところです。サービスする側にも、他のお客さんにも決して好ましい印象を与えませんし、場合によっては入店を断わられてしまうかも。そこまでされなくても、すみっこの目立たない席に通されてしまったり、きちんとしたサービスをしてもらえなかったりなんて、悲しい思いをすることにもなりかねません。

日本とは違い、たとえゲストであっても、それなりに格式のある場所には、それにふさわしい服装とマナーが求められます。

大げさに着飾る必要はもちろんありませんが、場にそぐわないあまりにカジュアルすぎる服装は避けるようにしましょう。

【気温別】旅行先で快適に過ごせる服装特集

暑くても寒くても、旅行にジーンズは絶対NG!!

まず、旅の服装について考えるときの大前提として、ジーンズは持って行かない!ということが挙げられます。

Tシャツにもニットにも合うし、丈夫でおしゃれなのになぜ?と思う人も多いかもしれませんが、硬くて重いデニム素材はとにかく旅行の服装としては不向きなのです。

長時間の移動のときには、硬いデニム素材が体を締め付けますので、リラックスるることができません。そして、もし汚れてしまった時にも、簡単に手洗いすることもできない上に、乾かすのも一苦労でしょう。

さらに、ちょっと高級なレストランやホテルではデニムNGというところが少なくありませんし、特になんの断り書きがなかったとしても、そういう場に着ていくことは、やはりはばかられるのではないでしょうか。

しかも、分厚いわりに寒い場所ではたいして暖かくなく、逆に暑い場所で着るには生地が厚い分、かなりしんどい思いをすることになるでしょう。

このように、現地の気候や気温に関わらず、意外とデニムは旅行に向かない服装なのです。

デニムのジャケットなども同様に、重くてかさばるわりに、着て行ける場所が限られますので、残念ながら、旅行のお供にするには向かない羽織りものと言えるでしょう。

暑いときには、意外と薄手のシャツが重宝する

暑いところを旅行する場合、意外と活躍するのが薄手の長そでシャツです。

夏場は特に、Tシャツやタンクトップなどで旅行することが多いと思いますが、汗ジミが気になる場合や、室内などでちょっと露出を抑えたい、あるいはちょっと肌寒くなってきたなというときには、この薄手のシャツが大活躍するのです。

さらに、1日目はTシャツ一枚で、次の日は上にシャツを軽くはおって、と毎日同じ印象になってしまうことも防げます。もちろん、この薄手のシャツは強い日差しをよけるためにも有効です。

アイロンをかけなくても、さらっと着られるガーゼ素材のシャツなどが特におすすめです。

もちろんスカーフで代用するのもありですが、それよりももうちょっとカジュアルな雰囲気がほしい、といった時には、この薄手のシャツが良いでしょう。腰に巻いたり、場合によっては首に巻いてみたりと、アレンジが意外ときくのも薄手シャツの特徴です。

パーカーやジャケットだとかさばってしまいますし、シワが気になりますが、薄手シャツなら荷物の中に入れておいても、さほどシワも気になりませんので、夏の旅行にはおすすめしたいアイテムです。

しわになりにくい素材のワンピースが一枚あると便利!

特に夏の旅行に重宝するのが、シワになりにくいカットソー素材や、ジャージ素材などのワンピースです。かさばらない薄手のものが特におすすめ。

一枚でさらっと着られる上に、簡単におしゃれな雰囲気が出せますし、洗濯しても乾きやすいのが便利です。さらに長時間の移動などでも、リラックスして過ごすことができるでしょう。シンプルなデザインであれば、シャツを腰に巻いたり羽織ったり、あるいはスカーフを巻いたりするだけで、ガラッと印象を変えることができます。

ドレッシーになりすぎず、でもアレンジによってはきちんと感が出ますので、レストランなどにも気後れすることなく着ていけますので、夏の旅行にはぜひ一枚といわず、2枚でも3枚でも持って行きたいアイテムです。

サングラスやマフラーなど、気候に合った小物も忘れずに!

ストールはもはや旅の必需品!

寒くても暑くても大活躍するのがおなじみのストールです。寒い時に役立つのはわかるけど、暑い時にストールが使えるの?と思った方もいるかもしれません。

実は、日差しの強い場所でストールは肌を覆うのにとっても便利なのです。いくら日焼け止めを塗っていても、汗で流れてしまったり、長時間塗り直しができないといった場合にも、ストールをさっとはおるだけで、強い日差しから肌を守ることができるのです。

そして、飛行機や電車、バスなどで、エアコンが効きすぎて寒いといった場合や、夕方になって気温がぐっと下がってきたときなど、バッグにくるっと丸めて入れておいたストールが大活躍するに違いありません。

薄手のものであれば、たいした荷物にもなりませんから、柄違いで2枚くらい持って行ってもいいかもしれません。さらに、室内ではひざ掛け代わりにしたり、おしゃれ上級者さんなら、ヘアアレンジに使ったりと、その用途は無限大です。特に、海外で劇場などへ行く場合には、寒さ対策と華やかさが一度に手に入るスカーフは絶対に持って行くべきでしょう。

他に、おしゃれなレストランなどに出かける際には、首に巻いたり、場合によってはバッグに結んでアレンジしたりして、一瞬でスタイリッシュな雰囲気になれちゃいます。

旅行中はどうしてもシンプルなファッションになってしまい、毎日変わり映えがしないスタイルに陥りがちですが、ストールを巻くだけでがらっと印象が変わりますので、定番とはいえ、やはりストールは旅の必需品といって間違いないアイテムでしょう。

サングラスはファッション以外の意味でも必要

また、サングラスも、特に海外旅行ではマストなアイテムの一つです。普段かけ慣れていない人は、どうにも気恥ずかしく感じてしまうかもしれませんが、長時間外で過ごすことの多い旅行には絶対に必要なのがサングラスです。

海外は特に紫外線が日本より強いので、目を守るためにも絶対に持っておきたいアイテムです。また、国内旅行であっても、特に運転する際にはサングラスがあった方が便利でしょう。

紫外線は瞳孔から入り込むことによって、メラニンに働きかけ、肌を黒くしてしまう作用があるといいます。ですから、いくらお肌に日焼け止めを塗っても、裸眼で日光を浴びてしまうと、メラニンのせいで肌も紫外線の影響を受けてしまうのです。

また、サングラスを選ぶときに注意したいのが、必ずUVカット機能の付いているものを選ぶこと。色だけが付いたレンズのものだと、暗くなることによって瞳孔が開き、余計に紫外線を取り込みやすくなってしまいます。また、普段メガネをかけている人は、旅行の前に度入りのサングラスを作っておくことをおすすめします。

寒い時期にはマフラーとニット帽がマスト!

さらに、寒い時期に旅行する場合には、マフラーやニット帽も絶対に持って行くようにしましょう。

おしゃれなスヌードも最近では人気ですが、やはり便利なのはマフラーです。巻き方で印象を替えることもできますし、すぐに着脱できるので、屋内と外を行ったり来たりすることの多い旅行では、マフラーの方がおすすめでしょう。

ニット帽も、普段あまりかぶらない人が多いかもしれませんが、寒いときには耳を守ることが大切です。もちろん耳当てだけでもいいのですが、これもやはり持ち運びの面から、ニット帽の方に軍配があがります。耳当てはかさばる上に、ちょっとしたときに簡単になくしてしまいがちなので、小さく丸めてバッグにしまえるニット帽の方が、やはり旅行には向いているといえるでしょう。

場所に合った服装をして、旅行を快適に楽しみましょう

旅行の服装でありがちな失敗と、おすすめアイテムを紹介してきました。参考になりそうでしょうか?

服装によって寒すぎたり暑すぎたりするのは体調を崩してしまうことにもなりかねません。また、あまりにも場にそぐわない服装では、その旅行を心から楽しむことはできません。

せっかくの旅行は、無用のトラブルを避け、快適に楽しみたいものですよね。そのためには、事前に現地の気候や雰囲気などをしっかりチェックして、場にあった服装を準備していくことが大切です。

皆さんの次の旅行が、素敵で楽しいものなりますように!

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