ママ友付き合いは難しい!ママ友間のカーストに関わらないためには?

ママ友トラブルの原因となるカーストとは?

 

ママ友トラブルを題材にしたテレビドラマや漫画が増えたことで、一気に「ママカースト」という言葉が世間に広まりました。

ママ友付き合いにはトラブルが少なからず発生するイメージを持つ人も多いかと思いますが、カーストとは一体どんな意味なのでしょうか?

カーストは元々ヒンドゥー教の身分の序列を表す言葉です。この言葉が元となり、現在の日本では格付けやランク付けという意味を持つ言葉として使われています。

ママ友間でのカーストとは、ママ友の付き合いの中でランク付けをしていることを指します。カーストの上層部にはボスママと呼ばれるリーダーがおり、周りのママ達がボスママに従う形でカーストが作り上げられています。

カーストの上層部にいるママたちが下層部のママに嫌がらせをするなど、ドラマではよく目にする光景ですよね。ママ友間でのカーストはテレビドラマや漫画の世界の話だと思われがちですが、実際に現実でも起こっています。

ママ友付き合いが始まるきっかけとして、子供の公園デビューや育児サークルへの参加、保育園や幼稚園への入園が挙げられます。子供を持つママなら、ママ友間でのカーストは他人事ではありません。

また、近年ではSNSの影響もあって、よりママ友との距離が近くなる傾向があります。ママ友との距離が近くなれば近くなるほど、トラブルに巻き込まれやすくなります。

ママ友間でのカーストに関わらないためには、どんな対処法があるのでしょうか。

ママ友間のカーストに関わらないためのスキルを磨こう

ママ友間でのカーストでは、階級分けをする基準がいくつかあります。

例えば、旦那の年収や学歴、容姿、ママが身に付けている服やアクセサリー、子供の容姿や成績。高層マンションだと何階に住んでいるかも階級分けの基準になることもあります。このように階級分けの基準は多岐にわたるため、注意しないとママ友間のカーストに巻き込まれてしまいます。

そんな厄介なママ友間でのカーストに巻き込まれないために、重要となるのがスルースキルです。

ママ友間のカーストにおいてのスルースキルは会話を極力避ける、無視するといった拒絶ではありません。ママ友との会話をするうえで、会話の内容を気にしないことがスルースキルのポイントです。

ママ友との会話では、時に傷つくことや嫌な気持ちになる言葉を浴びせられることもあるでしょう。日々モヤモヤとした気持ちを感じたままママ友と接している人もいるはずです。

ママ同士の仲が悪くなっても子供を通して関わらなければならない場面も

しかし、ママ友となると、たとえママ同士の仲が悪くなったとしても子供を通して関わらなければならない場面も多くあります。ママ同士の仲が悪いせいで子供が出目の標的にされてしまう事態も考えられます。

そのため、子供の友人関係に影響が出ないようにと常に気を遣っているママも多いようです。

子供の友人関係に配慮することはもちろん必要ですが、これではママ友との付き合いがストレスの原因となってしまいます。

子供のためだけでなく自分自身のためにも、スルースキルを身に付けてママ友間のカーストからは一定の距離を置きましょう。

ママ友との会話で避けるべき話題

厄介なママ友間のカーストに巻き込まれないためには、ママ友との会話では避けるべき話題を知っておく必要があります。

同じくらいの歳の子を育てているママ同士は日々の子育ての悩みなど共感することも多く、参考になる子育ての情報が得られるのも事実です。

しかし、ママ友相手に何でも開けっ広げに話をしてしまうのはおすすめできません。自分にとっては何気ない日常会話でも、ママ友からしてみると自慢に聞こえ不快に感じてしまうこともあります。

そのため、ママ友との会話では話題を選ぶことを常に意識しましょう。以下のママ友とは避けたい話題を頭に入れておくことで、ママ友との距離が保ちやすくなります。

悪口

ママ友間で絶対に避けるべき話題が悪口です。

悪口や陰口は言っていてもプラスになることは何もありません。他のママの悪口はいずれ本人の耳に入ることも考えられますし、悪口や陰口のせいで後々ママ友間でのトラブルに発展することも十分あり得ます。

万が一ママ友が他のママの悪口を言っている場面に出会したら、その場から逃げるのが最善の方法です。逃げることができない状況であれば、相手の言うことに相槌を打つことに徹底して自分の意見を発するのは極力控えましょう。

家族のこと

自身の家族や家庭の様子もママ友間では避けるべき話題です。ママ友間で子供の様子や教育についての相談をすることもあるかと思いますが、そこから進展してどんどんプライベートな話をしないように気を付けなければなりません。

旅行に行った話や家族でお出掛けをした話などはもちろん、どんな家に住んでいるか、どんな車に乗っているかなど日常生活のこともペラペラと話してしまわないように注意しましょう。

ママ友間では、年齢がだいたい同じくらいの子供を育てているという共通点からか嫉妬の感情が生まれやすい関係です。

このような嫉妬はママ友間でのカーストにも関わってくるため、自分のことを話しすぎない、相手のことを聞き過ぎないこともポイントです。

お金のこと

旦那の給料やボーナスはいくらか、自身が働いているのであればどれくらいお金を稼いでいるのか、家のローンはどれくらいか、車の購入金額はいくらかなどお金の話題もママ友間では相応しくありません。

誰でもお金持ちの人に対して羨む気持ちを持つのは当然です。

しかし、ママ友間でお金の話をしてしまうと相手に不快感を与えてしまうことがほとんどです。お金の話題が自慢話に聞こえてしまうこともあるでしょう。

収入や生活の水準は家庭によって異なるため、他の家庭と比較する必要は一切ありません。ママ友の家庭のお金事情を詮索することも、自分の家庭のお金事情を話すことも絶対にやめましょう。

ママ友付き合いは適度な距離感を保つのがポイント

ママ友は学生時代の友人と違って、ママの年齢や育った環境も全く違います。このように全く違った環境で生きてきたからこそ会話をしていて新鮮ですし、自分とは違った意見を聞けるのですごく刺激を受けます。

その一方で価値観が合わないことも珍しくなく、発言ひとつでママ友トラブルに発展しやすいとも言えます。

ママ友は友達とは言っていますが、ある種特殊な友人関係なのです。そのため、ママ友との付き合い方では適度な距離を保ち続けることがママ友間でのカーストに巻き込まれないための対処方法です。

ママ友=幼稚園や保育園の送迎のみ顔を合わせるのが当たり前だった時代から、SNS上で繋がることが当たり前の時代へと変化しています。

SNSがあることでママ友との距離が近くなってしまいがちですが、距離を縮め過ぎないように気をつけましょう。

そもそもママ友付き合いは子育て中に限定される友人関係ですので、そこまで深く悩む必要はありません。

今回紹介したママ友間で避けるべき話題に注意し、適度な距離を保つことでカーストに関わらない良好なママ友関係を築いていきましょう。

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