会話なしは夫婦仲が悪くなる過程のひとつ

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結婚した当初は毎日会話が絶えなかったはずなのに、最近夫婦の会話が減ってきたかも…。そんなモヤモヤを感じている女性は少なくないはずです。
新婚当初のラブラブな雰囲気が10年も20年も続くことは非常に稀で、夫婦間に一定の距離が生まれるのが一般的です。
そもそも夫婦だからたくさん会話をしなければならないという決まりはなく、夫婦の会話がどれくらいあるのかは夫婦によって大きく異なります。
ほとんど会話なしの夫婦でも、お互いが居心地良いと感じているのであればそれが夫婦の適切な距離なのです。
しかし、会話なしの状態に不満を感じているのであれば、夫婦の距離感が適切であるとは言えません。
元々夫婦で会話を楽しんでいたのであれば、会話なしの状況に寂しさや虚しさを感じてしまうことが多いはずです。
このように夫婦の距離感が適切でない場合、お互いの心が離れてしまう大きな原因になることも考えられます。
会話なしの状況が夫婦の離婚率に影響するとは一概には言えませんが、会話なしの状況が続くことでお互いの心に不満が蓄積されて離婚に近づいてしまう可能性はあります。
夫婦関係は長い年月不満が蓄積され続けることで徐々に壊れていきます。
そのため、夫婦の会話が少なくなったことに危機感を感じたら、なるべく早めにアクションを起こすことが重要です。
会話なしの状況を長年放置してしまうと、夫婦仲が冷めきって後戻りができない状態になりかねません。
会話なしの夫婦になる原因とは?

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結婚前は毎日途切れることなくLINEで連絡を取り合い、何時間も電話で話していたはずなのに、いざ結婚して一緒に住み始めると結婚前よりも会話が減ったという夫婦も少なくありません。
では、なぜ仲が良かったはずの夫婦が会話なしの夫婦になってしまうのでしょうか?
夫婦の会話なしの状況を何とかするためには、まずは原因から知っていくことが大切です。
夫婦の会話が減る原因を以下にまとめました。
生活のすれ違い

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会話なしの原因としてもっとも大きいのが生活のすれ違いです。
特に共働きの夫婦はお互いに定められている就業時間があるため、なかなか夫婦の時間を合わせるのは難しいかもしれません。
夜勤がある職業や朝早くから夜遅くまでの仕事に就いていると、夫婦で会話をする時間は限られてしまいます。
夫婦で会話のない状態に慣れてしまい、お互い休みの日でもあまり会話をしなくなったという夫婦もいるのではないでしょうか。
また、共働きでなくても旦那さんが仕事で疲れて帰宅し、話しかけるタイミングが掴めないという女性もいるはずです。
男性は仕事から帰ったらゆっくりと過ごしたいと考えている人も多く、時には話しかけないで欲しいというオーラを出すこともあります。
旦那さんが帰ってきたら今日の出来事を聞いてもらおう、と思っていたはずが、帰宅した旦那さんの機嫌が悪くて話しかけられなかった…そんなこともありますよね。
仕事で疲れているため仕方のないことですが、会話をしたいと考えていた奥さんにとってはフラストレーションが溜まってしまいます。
会話をしていて楽しくない

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会話なし夫婦になるもう一つの原因として、会話が楽しくないことが挙げられます。
第一に生活を共にするようになると、会話のタネが激減してしまいます。
今日はランチに〇〇を食べたよ!こんなテレビ番組が楽しかったよ!などのごく普通の日常的な会話さえも、一緒に暮らしているとわざわざ会話することではなくなります。
このように一緒の家に住み、一緒のご飯を食べているからこそ会話が楽しくなくなってしまうこともあります。
また、仕事で疲れて帰宅した旦那さんに話しかけても返事がない、返事がそっけないなど会話が楽しいと感じなければ夫婦の会話はどんどん減っていきます。
男性と比べると女性は話が長くなりがちですので、男性にとっては会話が面倒に感じてしまうこともあるかと思います。
相槌くらい打ってくれてもいいのに…と旦那さんの行動にイライラしてしまう奥さんも多いはずです。
また、共通の趣味や話題がない夫婦の場合、会話が盛り上がらず話している方も話しかけられている方も楽しいと感じません。
会話を増やすためのアクション3つ!

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会話なし夫婦になってしまう原因を知ったところで、続いてはいよいよ夫婦の会話を増やすために効果的なアクションをご紹介します。
会話なしの状況をどうにかして改善したい!とお考えであれば、ぜひ以下のアクションを参考になさってください。
旦那が話を聞いてくれそうなタイミングを選ぶ

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もっとも重要なアクションが、会話のタイミングを見極めることです。
上記で述べた通り、男性は仕事で疲れて帰宅した後はあまり機嫌が良い状態とは言えません。
旦那さんの機嫌によっては楽しく会話どころか、会話すらもできないような状態の日もあるでしょう。
そのため、旦那さんが帰宅してすぐではなく、一旦様子を見て会話ができそうなタイミングでアクションを起こしましょう。
例えばお風呂に入って気持ちをリフレッシュした後や向かい合ってご飯を食べている時、晩酌をしている時などがおすすめのタイミングです。
また、夫婦のスキンシップを増やすためにマッサージをしてあげることも効果的です。
気持ちがリラックスしている時ほど会話を楽しめるため、まずは旦那さんの疲れを癒してあげることがポイントになります。
ちなみに、旦那さんがスマホやテレビを集中して見ている時は会話をする適切なタイミングではないため注意しましょう。
共通の話題を作る

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夫婦に共通の話題がないのであれば、共通の話題を作ればいいのです。
とは言っても自分が好きなものを旦那さんに勧めたところで興味を持ってもらえることは少ないため、女性側から歩み寄る姿勢が大切です。
旦那さんの好きなスポーツのルールを覚えて一緒にスポーツ観戦を楽しむ、好きなゲームを一緒にプレイするなど共通の話題を作ればおのずと夫婦の会話が増えるはずです。
寂しいことを素直に伝える

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会話なしの現状にフラストレーションを感じていることを素直に旦那さんに伝えることも一つの手です。
会話なしの現状を何とかしたいと思うのは、夫婦の会話がないことに寂しさを感じているからです。
私に関心がなくなったのではないか、私のことが好きじゃなくなってしまったのでは?と不安な気持ちを抱えたままでは、いつまで経っても夫婦の会話を増やすことはできません。
本当はもっと話したい、話を聞いて欲しい、そんな思いを旦那さんにぶつけてみましょう。