聞きたくない文句や悪口…もううんざり!
この人の話はいつも人の悪口や文句ばっかりで、聞くのも疲れる…もう聞きたくないんだけどな…そんな経験はありませんか?
頻繁に会わない相手ならまだしも、ご近所や仕事の同僚など、自分の身近にそんな人がいたら、避けられない悩みの種になってしまうこともあります。
あまりに毎回、ネガティブな話ばかりされるとたまったもんじゃありませんし、聞きたくないのに聞かされていると、とっても疲れてくるものです。
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「その悪口、もう聞きたくないんだけど!」「またその話?」なんてきっぱり言えたらよいのかもしれませんが、こういった否定的なセリフは、気を遣って簡単に言えるものではないですよね。
聞かされる側もストレスがたまる一方ですが、相手からの文句や悪口が止む日を待つしかないのでしょうか?
こちらの心まで乱されないように、うまくこのストレスをコントロールできるように対処法を知っておきたいものです。
文句や悪口ばかり言う人の心理とは?
いつも文句や悪口ばかり言っている方の心理状況って、どういったものなんでしょうか?
文句や悪口を言う時は、決して気持ちのよいものではないですよね。まして聞かされる方も、最初は心配と同情で聞いていたとしても、あまりに続くと「もう聞きたくない…」と思ってしまいます。
あなたまで不快な思いをしないで良いように、対処法を学ぶべく、まず文句や悪口ばかり言う人の心理を確認してみましょう。
文句や悪口ばかり言う人の心理①幸せではない
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文句や悪口が多い人は心から幸せな状況ではない傾向があります。なにか満たされていない部分があると言った方がわかりやすいかもしれませんね。
ん?と思った方は、逆に考えてみましょう。幸せな人はニコニコしていますよね?心が満たされているので、文句や愚痴を言いたくなるような心境ではないものです。
つまり不満や文句が多くなっている時は、心が満たされていない証拠と言っても過言ではありません。
文句や悪口ばかり言う人の心理②自分が一番でいたい
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自分が一番でいたいという気持ちから、相手を下げるような悪口や文句を言うこともあります。
相手の揚げ足をとったり、話を捻じ曲げて解釈してしまったりと、嫉妬に近い感情で自分を持ち上げ、自分の味方を作りたいのです。
自分に自信がない人の場合、相手を悪く言って自分の方が上かのような言動をしてしまうことも…。この手のタイプの悪口や文句は、聞きたくないという方が多いのではないでしょうか?
文句や悪口ばかり言う人の心理③自分をアピールしたい
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「こんなにやっているんだから認めてほしい!」という承認欲求から、自己アピールのひとつとして、悪口や文句が多い方もいます。
ありのままの自分をよしと思えていない場合、周りに認められているということでしか、心の安定を感じられないのかもしれませんね。寂しさの裏返しでもあり、「私の気持ちをわかって!」という要求とも言えます。
自分のどこかに劣等感を感じているということでしょう。
文句や悪口ばかり言う人の心理④完璧主義
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いつも完璧にしていないと嫌。自分にも厳しいけど、相手にも厳しい。
…そんな完璧主義の方は、欠点や詰めの甘さがどうしても気になってしまい、許せないこともあるようです。
完璧を求めるあまり、できていない人や物事の文句や悪口を言わないと気が済まないのは、なにかに怯えているのかもしれません。
完璧じゃないからこその個性という認識はなく、ネガティブなこととして捉えてしまうのでしょう。
文句や悪口ばかり言う人の心理⑤わがまま・自己中
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わがままな性格だったり、自分が正しいと思っていたり、自分のことしか考えられない人の場合は、自分の思うようにならないと文句や悪口を言ってしまう傾向があります。
当然のことながら、世の中、自分のやりやすいことばかりではありません。
それにもかかわらず、そのように人が聞きたくないと思うようなネガティブな発言を繰り返してしまうのは、少し大人になり切れていない部分があるのかもしれませんね。
聞きたくない文句や悪口への対処法
いつもいつもそんなネガティブなことばかり聞きたくないと思うのは当然のことです。しかし、きっぱり「そういう話、もうやめて欲しい!」なんて言えない場合、どういった対処法を講じればよいのでしょうか?
ここでは、ストレートに聞きたくないんですとは言わずに、上手に逃げ切る対処法をいくつかご紹介しますので、愚痴の聞き過ぎでこちらの心が疲弊してしまわないよう、しっかりとマスターしておきましょう!
聞きたくない文句や悪口への対処法①真に受けない
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聞きたくないけど、仕事環境・生活環境上どうしても距離を置くことができない、必ず接点が出てきてしまうという場合は、聞いているふりをして、聞き流す心を身につけるようにしましょう。
この対処法のポイントは、❝話を真剣に聞かないこと❞。そんなの失礼じゃない?!と思うかもしれませんが、相手は言いたいから言っているだけです。「そうなんだ」とサラっと聞き流すだけでOK!
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いつもネガティブなことばかり言っている方の話は、真に受けないことです。
時には、あなたが仲良くしている人の悪口を言うこともあるかもしれません。仲のよい人の悪口は、あまり聞きたくないものですよね。関係をこじらせるような内容もあることでしょう。
しかし、鵜呑みにしてしまうと厄介なことに巻き込まれかねません。しっかりと情報の取捨選択をして、知らなくていいことは我関せずを徹底しましょう。
聞きたくない文句や悪口への対処法②話題を変える
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この対処法には少しテクニックが必要かもしれませんが、聞きたくない文句や悪口が始まったら、少し聞いている❝フリ❞をして、話の切れ間を探してみてください。
たとえば、「~なんだよね、どう思う?」なんて意見を求められた時なんかです。
そのタイミングに、相手が発したキーワードを引用して、「そういえば、〇〇(キーワード)と言ったらさぁ…」と、こちらから話の筋を変えてしまうのも良いでしょう。
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人の話を遮ったり、相手の話を聞かないなんて失礼だから…なんて、無理に相手のネガティブな発言を聞き続けるのは、苦痛でしかありません。
そのまま我慢していると、聞いている方も心が疲れてしまいます。
この対処法は❝あなた自身を守るため❞にも有効でもあり、場の空気を変えるテクニックのひとつでもあるんです。
話題をさりげなく切り替えるスキルを身につけておくと、ストレスも軽減できそう!
聞きたくない文句や悪口への対処法③同調しない
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聞きたくない悪口や文句、不平不満への対処法として効果的なのは、相手の発言を否定もしない、しかし同調もしないということです。
一緒に合わせて「そうだよねー」なんて言ってしまおうものならば、たちまちあなたは相手の❝味方❞と認識されてしまうことでしょう。
そうなると、今度は他の場所でその人が愚痴を言った時、「〇〇さん(あなた)も同じように言ってた!」と言われてしまう危険性も…。
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その場の空気を壊さないために同調してしまっただけなのに、あなたの評判まで下がってしまうのは不本意ですよね。さらに悪いことに、一度同調してしまったがために、相手からの❝聞いて聞いて攻撃❞は一層ヒートアップしてしまいます。
文句や悪口ばかり言う人の心理でもご紹介した、自信のなさ故に文句や悪口ばかり言う人の❝味方❞になってしまわないよう注意してくださいね。
聞きたくない文句や悪口への対処法④少し距離を置く
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うまく聞き流せずに、我慢ばかりになってしまっているという場合の対処法としては、まず少し距離を置いてみるのも重要なことです。
「あからさまに突然離れたら、感じ悪いんじゃないかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも、あなたの周りにはその人しかいないなんてことはないはず。他にもたくさんの方がいることでしょう。
それにもかかわらず、無理して合わせる必要はありません。
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自分の仲のいい人の悪口や、特に不満も抱いていないことに対する文句を聞かされて、あなたの元気まで奪われてしまっては元も子もありませんし、そのまま相手と居続けても、相手に嫌悪感を抱いてしまうかもしれません。
そうならないためにも、心に余裕がない時はこの対処法、❝少し離れる❞ことは大切なんです。
無理して一緒にいても、あなたも同じように悪口を言っている人と見られてしまう可能性もあるのですから。
聞きたくない文句や悪口をブロックしてストレスフリーに♪
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対処法のすべてで言える重要なことは、あなた自身・あなたの心まで押しつぶされないことです。正直なところ、文句や悪口、不満を聞かされてばかりというのはつらいもの。
しかし、類は友を呼ぶとも言われるように、一緒にいる人=同類と判断される可能性はゼロではありません。
ですので、上手にかわす対処法をマスターして、思いがけない❝もらい事故❞に巻き込まれてしまわないようにしておきましょう!