HSP 繊細すぎる人の特徴と消耗しない人付き合いのコツ

内向的で繊細すぎる気質を持つHSP(Highly Sensitive Person)。最近「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんが自らHSPであることをカミングアウトして話題になりました。日本人の5人に1人が持っているという、この繊細で敏感なHSPの気質とはどのようなものなのでしょうか。HSPの特徴と人付き合いのコツをご紹介します。

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繊細すぎてつらいHSP気質とは?

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HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい「人一倍繊細な人」という意味を持っています。

HSPとは90年代初頭にこの研究を行ったエレイン・アーロン博士によって付けられました。よく知らない人はHSPのことをメンタルの疾病と勘違いしてしまうことも多々あるようですが、HSPはもともとその人が持った「気質」であり、病気ではありません。

HSPは繊細な心を持っており、感受性がとても強いのが特徴です。人や状況に深く感情移入してしまうため、他人の喜怒哀楽にも敏感に反応し心を揺さぶられてしまいがち。大きな音や恐怖映画、暗いニュースなど、普通の人が何とも思わないような小さなことにも影響され、ショックを受けやすい傾向にあるようです。

また、HSPはその感受性の強さから、音楽や映像制作、アートなど芸術的分野で世間をあっと言わせる才能を発揮する人が多いのも注目すべき特徴です。

HSPの人付き合いの主な特徴

HSPの人付き合いの主な特徴①基本的に人と群れるのが苦手

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HSPの多くは大勢でわいわいと騒ぐような人付き合いを好みません。人付き合いでは気を使いすぎて消耗する傾向が大きく、そのため人付き合いは限定的で、むしろ一人でいる方が安心するという人が多いのが特徴です。

HSPの人付き合いの主な特徴②深く物事を考える

何事も慎重で、ひとつひとつ前後を深く考えてから行動します。たとえば気になることなどは、とことん掘り下げて情報収集をするなど、驚くべき情報量や知識を蓄えることも得意です。

HSPの人付き合いの主な特徴③状況や人に共感・共鳴しやすい

他人の感情や視線にとても敏感。人の考えていることを敏感に察知する能力が高いため、たとえば職場で同僚が怒られていると、自分のことのように感じて胸が痛くなるということも。周囲に気を使いすぎて消耗したり、どこまで気を使うべきなのかわからなくなったりすることもあるでしょう。

また、芸術や音楽の感受性も強く、映画やテレビ、読書などでその世界観に共感し、どっぷり感情移入してなかなか現実に戻れないことも多いようです。

「映画やテレビドラマの残酷シーンや殺害シーンは演技とわかっていてもショックを受けるし、つらくてとても見れません。陰惨なニュースを見るのがつらく、消音しています。みんな、あんなのを見てよく何ともないなぁとずっと不思議に思っていましたが、自分がHSPだとわかって腑に落ちました」(30歳・公務員)

HSPの人付き合いの主な特徴④音に敏感

HSPは音にとても敏感です。特に大きな音に圧倒される傾向が強く、救急車の音やインターホン、電話の音が苦手という人も少なくないようです。

「工事現場の機械音や草刈り機の音などの雑音。花火の音など、遠くで聞こえていても、心がざわざわしてしんどくなるのでヘッドマフが欠かせません」(26歳・イラストレーター)

「誰かが突然大きなくしゃみをしたり、叫び声をあげると、関係なくても椅子から転げ落ちそうになるほど驚いてしまう。映画も、映画館の大音量が苦手なので家で観るしかありません」(31歳・編集者)

HSPの人付き合いの主な特徴⑤人の些細な言葉に傷つく

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相手が悪意なく言った言葉にもHSPは深く傷ついていることが少なくありません。相手の言葉の真意を深く考え、自分自身の中でさらに深掘りしてしまう気質のせいなのです。些細な言葉にも過剰に反応し、頭から離れなくなることも珍しくないでしょう。そういう意味でHSPは常に「生きづらさ」を抱えていると言ってよいでしょう。

「HSPです。職場でパソコンの打ち間違いのたびに「わーっ!」と大声を出す人がいて、その都度心臓が止まるほど驚かされます。そしたら相手に「そんなに大げさに驚くことないじゃん」と捨て台詞を吐かれてしまい、呆然。無神経な人って他人の心を結構グサグサやるから、HSPは特に気をつけた方がいいです」(29歳・メーカー)

HSPの人付き合いの主な特徴⑥触感や質感、嗅覚、あらゆるものが敏感

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