車内でアロマオイルを楽しむ時の使い方は?
車用の消臭剤やカーコロンは一般的に使われており、店頭でもよく販売されているのを見かけます。しかし、天然成分のアロマオイルと比べると、独特で人工的な香りが苦手という人も少なくありません。
そんな時には、アロマオイルを車内で使うのがおすすめです。自宅と同じ様に車内用のディフューザーを使えば、車の中でもナチュラルなアロマオイルの香りが楽しめます。
車用のアロマディフューザーにはいくつかの種類があります。ここではアロマディフューザーの種類別に使い方をご紹介します。
エアコンの吹き出し口にセットするタイプ
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エアコンを使う頻度が多い人や夏の季節などにおすすめなのがこのタイプです。エアコンからの風によってアロマオイルの香りが車内に広がるので、電源が必要無いところが魅力です。種類によっては、アロマオイルをパッドに数滴垂らして使用するタイプと、アロマオイルのボトルをそのまま入れて使用できるタイプもあります。
アロマオイルを数滴ずつ垂らして使うタイプは、時間が経つと再度アロマオイルを追加する必要があります。都度の補充が面倒だという人は、ボトルをそのまま入れられる使い方のタイプが一度の補充で済むのでおすすめです。
シガーソケットに差し込むタイプ
シガーソケットから電源を取る事ができるこのタイプは、比較的コンパクトなサイズのディフューザーが多いので邪魔にならず、車内をシンプルにしたい人におすすめです。使い方は、パッドにアロマオイルを数滴垂らしてシガーソケットに差し込めばセットが完了です。使い方が簡単なので人気のあるタイプです。
USBタイプ
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このタイプのディフューザーは、シガーソケットをUSBに変換する事で使用が可能になります。一見、「シガーソケットからそのまま使用できるタイプの方が便利なのでは?」と思うかもしれませんが、USBタイプなら、部屋と車内との両方で使う事ができるというメリットがあります。
シガーソケットタイプよりも少し大きめのものが多いのですが、その分香りの拡散する力も高いので短時間で香りが車内に行き届きます。タイプによっては、空気洗浄機能や加湿機能、Bluetoothスピーカーなどの便利な機能が備わっているディフューザーもあり機能性が高いタイプと言えます。
使い方は、部屋でアロマオイルを楽しむ時と同じで、アロマオイルをボトルに数滴垂らすか、ボトルにセットして使います。
加湿機能付きディフューザーには水を使う事が多いので、車内で使用する時には水が漏れない様に蓋を閉じて、ディフューザー本体が車の揺れで倒れない様にしっかりと固定して設置しましょう。
車内でアロマオイルを使用する時に注意する事
注意する事①アロマオイルの量は適量を使用する
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天然成分で作られたアロマオイルの香りはカーコロンや消臭剤に比べて香りが優しく持続性が短い特徴があります。パッドにオイルを数滴垂らして使用するタイプは、目安として2〜3時間に1回アロマオイルの補充を行います。補充が面倒だからとオイルを過剰に多く入れすぎてしまうと、香りに酔って気分が悪くなってしまうことがありますので使い方には注意が必要です。
人間の臭覚は長時間使用すると香りに慣れてしまう傾向があるため、オイルの補充を行う前に窓を開けて車内の空気の入れ替えを行うと香りが強過ぎる心配がありません。適切な量と使い方がアロマオイルを楽しむ秘決です。
注意する事②アロマオイルの車内保管は避ける
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夏の時期などは車内の温度がとても上昇します。そのため、アロマオイルを車内で保管すると、高温や直射日光によって、アロマオイルの品質に影響を及ぼす事がありますので避けましょう。
都度持って移動するのが面倒ですが、使わないオイルは車内ではなく自宅などで保管する様にしましょう。
注意する事③香りの効果を確認して使用する
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アロマオイルの種類によっては、リラックス効果が高いために眠気を誘うオイルがあります。使用を始める前に必ずアロマオイルの効果を確認してから使用しましょう。気持ちを切り替えたり、気分良く過ごせるアロマオイルの使い方が快適な運転に繋がります。
車内にぴったりのおすすめのアロマオイル
車内で使用するのにぴったりなアロマオイルをご紹介します。アロマオイルによっては様々な効果があるものばかりですので、ぜひ参考にして下さいね。
ティートゥリー
車の中の嫌な匂いを解消するなら、ティートゥリーがおすすめです。ティートゥリーは、ハーブのスーッとした香りがして消臭効果があります。また、眠気を覚まして集中力を高める効果もあるので、運転中の眠気防止にも効果があります。
レモングラス
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ティートゥリーと同じく消臭効果があります。また、レモングラスはレモンの爽やかな香りによって気持ちをリフレッシュさせてくれます。タバコの匂いが気になる時にも効果的ですので、車内で喫煙する人にぜひおすすめのアロマオイルです。
ユーカリ
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ウッディ系のスッキリとした香りが特徴的なアロマオイルです。殺菌や抗ウィルス作用があるので、喉や鼻にも効果的です。風邪気味な時に使用すると効果があるのでおすすめです。
グレープフルーツ
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乗り物酔いするならグレープフルーツのオイルがおすすめです。グレープフルーツの甘酸っぱい香りが気分をリフレッシュします。ペパーミントと一緒に使用すると、グレープフルーツの香りも効果によって頭痛が和らぎ、ペパーミントのスッキリとした香りの効果で胃のむかつきや吐き気を抑えます。
ベルガモット
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柑橘系とフローラルの香りが合わさった、華やかな香りが人気のアロマオイルです。ベルガモットには、ストレスや精神的疲労を緩和する効果があります。渋滞中や長い運転による疲労やイライラが溜まった時におすすめのオイルです。
ローズマリー
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清涼感の強い香りが特徴滴なローズマリーは、脳の血流を良くして頭がスッキリする作用があるので眠気を覚ますのに効果的です。サッパリとした香りは暑い夏にぴったりのオイルです。記憶力を高める効果もあるので、運転以外に仕事や勉強の時にも効果的です。
オレンジスイート
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グレープフルーツよりも少し甘い香りのするオレンジスイートは、性別や年代を問わず誰からも好まれる香りです。明るく前向きな気持ちにする効果があるので、狭い車の中で起こるストレスも吹き飛んで運転が楽しくなるアロマオイルです。
アロマオイルを使って快適なドライブをしよう!
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人工的な香りのする車用の芳香剤と違って、ナチュラルな香りで気持ちをリフレッシュしてくれる効果があるのがアロマオイルの魅力です。アロマオイルの種類には、様々な効果が期待できるものが多くあるので、その日の気分や状況に応じてオイルを変える使い方も効果的です。
最近では、アロマオイルを使う際に必要なディフューザーも数多くの種類があります。香り以外の機能が楽しめるタイプもあり、より車内を快適に過ごせるものばかりです。
これらの機能を使ってよりアロマオイルの香りを楽しみながら運転すれば、きっと快適なドライブになること間違いありません。ぜひ今回ご紹介したアロマオイルオイルやディフューザーの使い方を参考にして、お気に入りの香りと共に過ごしてみてはいかがでしょうか。