コロナウイルスが原因で気持ちが落ち込む…前向きになる為の改善方法

コロナウイルスが原因で鬱になる人が増えている

日本人は他の国と比較しても睡眠時間も労働時間も圧倒的に多く、働きすぎでは?と言われる程、必死に働いている人が多い国です。家族の為、自分の為にと目的をもって働いているのではないでしょうか?

しかし、今年はまさの新型コロナウイルスの大流行で世界中がパンデミック状態となり、日本でも緊急事態宣言が出るなど日常生活が一変しました。この環境の変化で気持ちがついて行けず、強いストレスを感じでしまい不眠や不安感、食欲不振など体の不調を訴えている人も多く、精神科を受診される方も今年は増えてします。

コロナウイルスが原因で気持ちが落ち込むのはなぜ?

何だか最近気持ちがすっきりしない。今まで楽しいと思っていたことも全然楽しいと感じない。人と話すことも苦痛で悩んでいる。こんな悩みを抱えている人は、もしかしたらコロナウイルスが原因で気持ちが落ち込んでいるのかもしれません。なぜ、コロナウイルスが原因で気持ちがが落ち込むのか。その原因は次のことが考えられます。

なぜコロナで気持ちが落ち込む?なかなか外出ができない

ニュースを見て、コロナウイルスの感染者数をみると、未知のウイルスの脅威に「怖い」と思ってしまいますよね。自分も感染しない為にも、今年は不要不急の外出を控える人も多いのではないでしょうか。好きなように外出が出来なくなり、行動を制限されると強いストレスを感じてしまいます。特に、趣味が旅行という人や週末はイベントへ出かけるなどアクティブに活動をしている人は、こういったイベントや旅行などの外出が制限されることでストレスが溜まってしまいます。

緊急事態宣言が解除されてからは、県をまたいでの外出も可能になったり、映画館や温泉など様々な施設もコロナウイルス対策がされており、楽しむこともできる様にはなったものの、やはり感染者数が0という訳ではないので、心配してあまり外出を楽しめないと感じる人もいるのではないでしょうか。

なぜコロナで気持ちが落ち込む?在宅ワークをする人が増え人とのコミュニケーションが減った

職場へ行くと、どうしても人と接するので完全にコロナウイルスから身を守ることは難しいです。営業の方は外回りが基本ですので、色んな方と接触しますし、事務職の方もずっと同じ空間に長時間いるので気になりますよね。そのため、多くの企業が「在宅ワーク」という新しい働き方を取り入れ、自宅にいながら仕事をしている人も多いです。確かに、自宅にいれば不特定多数の方と接触することはありませんし、コロナウイルスに感染する不安も少ないでしょう。ですが、その代わりに人と関わることが圧倒的に減るので、コミュニケーションを取る機会が少なくなりました。職場へ行けば色んな方と会いますし、様々な業務連絡で人と話をすることもあるでしょう。休憩時間は同僚と一緒にランチをしたり、人と接することでストレスを発散したり新しい刺激を受けることもたくさんあります。

しかし、在宅ワークではそれが出来ません。リモート会議で久しぶりに顔を見ることはあるかもしれませんが、それでも圧倒的に人と関わる時間が少ないです。人と関わらなくなると孤独と不安感が増してしまい、落ち込むことも多くなります。特に人と関わることが好きな方は、職場の仲間となかなか会えず、落ち込む人もいるのではないでしょうか。コロナウイルスへの感染予防対策としては良いのですが、人とのコミュニケーションが減ってしまうことは新たな問題ではないでしょうか。

なぜコロナで気持ちが落ち込む?自分の時間が余り取れない

毎日自分の時間は作れていますか?ストレス発散は上手に出来ていますか?普段仕事で忙しい人も、休みの日は好きなことをして気持ちをリフレッシュしたいですよね。ストレスを解消し落ち込む気持ちを改善するには、自分だけの時間と空間をつくることが大切と言われています。定年後も時間を忘れて没頭できる趣味を持つことで長生きできるのではと言われている程、ストレス解消には大切な時間です。

ところが、仕事でいっぱいいっぱいになっていたり、子供が家に居る時間が増えてしまうと自分の時間は後回しにしている人もいます。自分の時間が少なくなるということは、ストレス解消に費やす時間もどんどん無くなってしまいます。自分の時間が取れないと気持ちも落ち込む原因になります。気持ちを切り替え、落ち込む気持ちを改善するには、少しでもいいので自分の時間を確保することも大切です。

なぜコロナで気持ちが落ち込む?家庭内での人間関係が悪化

在宅ワークをする人も増え、自宅で仕事をするようになるという事は、家族の時間や夫婦の時間が長くなります。今まではお互い外で働いていて夫婦の時間も少なかったという人や、妻が育休中で家に居る人もいるのでは?在宅ワーク中、赤ちゃんの泣き声がしたり、子供が親と遊んで欲しくて何度も部屋を訪れると、仕事が捗らずイライラしてくると思います。その時に「子供の面倒をしっかり見ろ」とか「泣き止ませるのがお前の仕事だ」とか、子供が静かにしない事を妻のせいにしていませんか?こういった心無い一言で、夫婦間に亀裂が入ることもあります。

一緒にいる時間が増えるほど嫌な所が目につく

他にも、一緒にいる時間が増えれば増えるほど、お互いの嫌な所が目についてしまいます。その嫌な部分を許す事が出来ず、コミュニケーションが少なくなり家庭環境も悪化する原因にも。家庭内の環境が悪くなると居心地も悪くなり、気持ちも落ち込む原因に。夫婦の仲を改善する方法として、普段家事や育児を必死に頑張ってくれている妻や夫に「いつもありがとう」という感謝の気持ちを伝えたり、家事や育児を積極的に手伝うなど思いやりの気持ちを伝える事は大切です。それでも、落ち込む気持ちが改善しない場合は、家族に悩みを打ち明けることも大切です。家族に打ち明けることで一緒に悩みを共有してもらい、共感してもらうだけでも落ち込む気持ちが少しですが改善します。一人で悩みを抱え込まないようにしましょう。

元々落ち込みやすい性格が原因の可能性も

コロナウイルスで気持ちが落ち込む人も居ますが、コロナウイルスとは関係なく元々落ち込みやすい性格が原因の可能性もあります。仕事で嫌な事があっても気持ちの切り替えができない、自分はダメなんだと劣等感を感じてしまうなど、落ち込む原因も人によって様々です。では、気持ちが落ち込む原因はどんなものがあるのか、見てみましょう。

劣等感がある

仕事や勉強など、何をやっても「自分はダメなんだ」「何をやっても自分は人より劣っている」と思い落ち込む人がいます。劣等感を感じる人は直ぐに落ち込む原因になります。改善方法として、自分はこうなんだということを認め、時には褒めてあげる事も大切です。

人と比較し過ぎて落ち込む

仕事でもプライベートでも、なんでも人と比較している人はいませんか?人と比較して「よし!自分も頑張るぞ」と前向きに捉えられればいいのですが、「なんで自分はダメなんだろう」と落ち込む原因になっては意味がありません。人と比較し過ぎて落ち込む人は、改善策として人と比較をしないこと。他人が気になって仕方ないかもしれませんが、その時は別の事を考えるなどをして思考を反らすことで気持ちも明るく改善されるでしょう。

物事を客観的に捉えることが難しい

例えば、上司の機嫌が悪かったとします。客観的に捉えられる人は「今日は何か嫌な事でもあったのかな?」とか自分以外で原因を考えたりしますよね?ですが、客観的に捉えられない人は、上司が不機嫌な理由が「自分が原因なんだ」とか「何か機嫌を悪くさせるような事を言ってしまったかな?」と、まるで“自分が原因”という風に考えてしまいます。何でも自分が原因でとか、自分のせいでと考えるので心が疲れてしまい、落ち込む原因になります。

人間、毎日同じ感情でいることは難しいです。体調が悪くて機嫌が悪い時もありますし、疲れて機嫌が悪かったりなど色んな理由があります。特にコロナウイルスが原因で多くの人が心に余裕はありません。改善方法としては、すぐに自分に結び付けて考えることを辞め、自分以外の理由を考えるようにすること。もしくは、その話題について考えないように仕事に集中することで、改善されます。

常に理想が高い

私は人より輝いていたい!収入も良く、役職にもつき、皆のリーダー的存在である必要がある!と常に理想を高く持っていませんか?理想が高いこと自体が悪い事ではありません。むしろ、あえて理想を高く設定し「よし、頑張るぞ」と前向きに考え頑張っている人はたくさんいます。しかし、心が繊細で一生懸命頑張り過ぎてしまう人は、なかなかその理想に近づくことができず落ち込むことが多くなります。なかなか目標が達成できないと、自分はダメな人間なんだと思い込んだり、もっと努力をしなきゃと睡眠時間を極端に減らして仕事をし続け、体を壊してしまう人もいます。

改善策としては、あえて理想を低く設定しましょう。理想を低く設定することで、目標を達成しやすくなります。目標達成すると「頑張ったぞー!!」という達成感と幸福感、また頑張るぞというやる気も出ますよね。無理に高い目標を立てるのではなく、まずは自分が「これなら出来そう」という仕事を選び、1つずつ仕事をこなす事で自信に繋がり、落ち込む気持ちも前向きに改善されます。

何でもネガティブに捉えてしまう

例えば相手があなたの事を「丁寧な方なんですね」とか「真面目な人なんですね」とあなたに言ったとします。通常であれば、これらの言葉はあなたに対して褒めている言葉かと思います。やっている事に対して、丁寧な方ですね何て言われると嬉しくなりますよね。ところが、何でもネガティブに考えてしまう人は「私の事を揶揄っているのか!?」「面白みのない人間とでも言いたいの?」と何でもネガティブに考えてしまい、その結果落ち込むことになります。物事を何でもネガティブに考えてもメリットはありません。精神的にも疲れてしまい、人間不信になってしまう原因にもなります。ネガティブな思考を改善し、ポジティブに考えられるようにしましょう。

今の仕事もしくは環境が自分には合わない

今の仕事、もしくは住んでいる環境は自分に合っていますか?例えば自分は黙々と黙って作業をすることが好きなのに、人と話す機会が多い接客業に就くとどうですか?人との関わりに疲れてしまい心が疲弊してしまいますよね。住んでいる環境も田舎で落ち着いたところで育った人は、都会の喧騒の中で生活をするとストレスが溜まってしまいます。他にも、今年のコロナウイルスで生活が一変しましたが、その生活に慣れない、もしくは自由を奪われる生活を長い間強いられてもストレスが溜まり鬱になります。

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法

今年はコロナウイルスが大流行で、人とかかわりが少なくなったり制限の多い1年になりました。落ち込む気持ちを改善して、前向きに考えられるようになりたい。明るく素敵な人になって元気に頑張りたい。そんな人のために、落ち込む気持ちを改善する方法をご紹介します。

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法①人と比較をし過ぎない

人と自分の環境や境遇を比較して、落ち込む人は改善方法としては人と比較し過ぎないことです。人と比較をして自分も頑張るぞと前向きに考えられれば良いのですが、それが難しく落ち込みやすい人は、人と比較することを辞めることが1番の改善方法です。特に今年はコロナウイルスが原因で、自分だけではなく周りの人も環境が変わるわけです。隣の芝生は青く見えるといいますが、自分と相手を比較しても良い事がない、ただ比較して落ち込むだけという人は、他のことに集中して比較しないようにすることで気持ちも改善されます。

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法②自分を褒めてあげる

普段一生懸命頑張っている自分を、思いっ切り褒めてあげましょう。「いつも在宅ワークを頑張っている自分は偉いぞ」とか「在宅時間が増えて、家族サービスが出来ている自分は偉いぞ」とか。自分の努力を認めて褒めてあげる事で、次の自信へ繋がりますし、落ち込む気持ちも明るい気持ちへ改善されます。いつも食べないようなリッチなデザートを食べたり、美味しいお肉を食べたり。今日だけの特別な時間を過ごすことも、かなりストレス解消に繋がりますよね。特に今年はコロナウイルの影響で、外食へ行く機会も少なくなっている人もいるかと思います。コロナウイルスで外食へ行く時間が少なくなっているからこそ、家で特別なひと時を過ごしましょう。ただ、あからさまに「自分は立派だろう?」と偉そうな態度を取ると、周りから顰蹙を買う結果になってしまいます。口で言うのではなく、心の中でとことん自分を褒めてあげてください。

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法③物事を客観的に捉える

何でも自分に置き換えて悪い方向に考えてしまう人は、改善方法としてはまず“自分”という考えを捨てましょう。何でも自分に置き換えてしまうので、心が疲弊し鬱々としてしまいます。特に今年はコロナウイルスが原因で生活スタイルも変わってしまい、誰もが心に余裕がありません。上司や友達の機嫌が悪くても「自分が何かしたのだろうか?」「余計な一言を言ってしまったのだろうか?」という考え方を捨て、「今日は具合悪いのかな?」「会社へ来る途中で何か嫌なことでもあったんだろうか?」など、自分以外のことで考えるようにしましょう。物事を客観的に捉えることで視野も広がり、色んな考え方が出来るようになります。視野が広がれば、落ち込む気持ちも前向きな気持ちに改善されるかもしれません。

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法④思い切って環境を変える

今の仕事が自分には合っていない。住んでいる環境が合わない。そう感じたら思い切って環境を変えることで、落ち込んだ気持ちが明るく前向きな気持ちに改善されるかもしれません。コロナウイルスが原因で、生活そのものが変わってしまいました。コロナウイルスで生活が制限されている今、働いている仕事を思い切って変えてみる、思い切って地元へ帰り、慣れ親しんだ環境の中で仕事を見つけるという方法もあります。

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法⑤安心できる人間関係を作る

今年はコロナウイルスが原因で、自宅に籠る時間も増えています。人と接することが少なくなってしまうと寂しくなってしまったり、不安感が増してしまいます。特に一人暮らしの方は実家から離れているので、余計に心細くなってしまうのではないでしょうか?そんなときは、安心できる人間関係を作りましょう。家族がいる人は、家族とのコミュニケーションを深めてみる。一人暮らし人は家族や友人とテレビ電話を利用して連絡を取るなど、コロナウイルスが流行していても孤独に負けず、安心できる人間関係を作ることで不安が改善されます。

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法⑥リモート飲み会をして楽しいことを作る

コロナウイルスが原因で、今年は気軽に人と集まって飲み会が出来ない状況です。気心の知れた相手となかなか会えないのは寂しいですよね。そんな不満を解消する新しい飲み方が「リモート飲み会」です。リモート飲み会とは、遠く離れた家族やなかなか会えない仲間とテレビ電話を通して気軽に飲むことができます。テレビ電話越しで会うので、コロナウイルスに感染するリスクは少ないですよね。元々お酒を飲むことが好きな人は、仲間とお酒が飲めなくなって寂しくなり、気持ちも落ち込む原因になってしまいます。コロナウイルスが流行している今だからこそ、新しい方法で仲間とお酒を楽しんではいかがでしょうか?

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法⑦理想を高くし過ぎない

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理想が高ければ高いほど、それに向かって必死になります。向上心があることは悪い事ではありません。しかし、なかなか達成できない程、理想の高い目標を立てることは精神的に疲れてしまい「自分はダメな人間なんだ」と思い、落ち込む原因にも。特にコロナウイルスが原因で、誰もが心が疲れている状況です。真面目な人、繊細な人程、頑張り過ぎてしまう傾向にあります。頑張り過ぎず、自分が達成できる位の低い目標を1つずつこなすようにしましょう。

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善する方法⑧医療機関を受診する

どんなに気持ちを前向きにと努力をしても、なかなか落ち込む気持ちが改善しない。色んな改善策を試してみたけど、あまり効果がなかった。何をしても楽しめず、日常生活にまで支障が出てきたという人は思い切って精神科を受診しましょう。実は今、コロナウイルスが原因で精神科を受診している人は沢山います。精神科というと恥ずかしくて受診できないという人も居ますが、決して恥ずかしいことではありません。不安感や落ち込んだ気持ちをそのまま我慢して生きていくことは、とても辛いことです。

精神科を受診すると、医薬品や漢方など症状にあった薬を処方してくれます。日常生活の改善方法や、場合によっては仕事を休んで療養することを進められるかもしれません。コロナウイルスが原因で、精神的に疲れてしまったなという人は、我慢をせず病院を受診し、症状を改善させましょう。

栄養不足も気持ちが落ち込んでしまう原因に?

実は今、栄養不足が原因で気持ちが落ち込む人が増えています。現代人は時間にゆとりがなく、コンビニ弁当やファストフードで食事を簡単に済ませてしまう人も多いのではないでしょうか?

栄養不足が原因で気持ちが落ち込むなんて信じられないかもしれませんが、コロナウイルスが流行している今だからこそ、3食バランスのいい食事を心がける必要があります。詳しくご紹介します。

なぜ栄養不足になると落ち込むの?

うつ病には事故が原因で起こることと、育った環境によるもの、ビタミンやミネラルなど栄養不足が原因で起こるものなど、様々な理由があって鬱症状が発症してしまいます。

うつ症状の改善におすすめの栄養素

コロナウイルスが原因で落ち込む気持ちを改善し、明るく前向きな気持ちになることをサポートしてくれる栄養素が次の通りになります。

うつ症状の改善におすすめの栄養素①ビタミンB群

ビタミンB群は主に代謝に必要な栄養素です。ナイアシンやビタミンB6にビオチン、葉酸にビタミンB12、イノシトールなどがビタミンB群に含まれます。このビタミンB群の栄養が不足してしまうと、気持ちが落ち込むことがあります。アボカドなどにはビタミンB群が含まれているので、食べる事で症状が改善されるでしょう。

うつ症状の改善におすすめの栄養素②ビタミンC

ビタミンCは脂質の代謝やコラーゲンの生成、鉄の吸収を助けるなど様々な働きをします。たばこを吸う人やストレスを感じる人はこのビタミンCが少なくなってしまいます。ビタミンCが少なくなると、気持ちが落ち込む原因になることも。柑橘系などの果物にはビタミンCがたくさん含まれているので、積極的に摂取することで症状が改善されるかもしれません。

うつ症状の改善におすすめの栄養素③ビタミンD

カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは、体の中で脳を健康にしたり、ホルモンのような働きをするといわれています。このビタミンDが少なくなると、気持ちが落ち込むこともあります。納豆などの大豆製品に多く含まれているのでコロナウイルスが原因でなんだか落ち込むことが多くなったという人はビタミンDを摂取して落ち込む気持ちを改善しましょう。

うつ症状の改善におすすめの栄養素④マグネシウム

マグネシウムはミネラルの1種で、主に海藻類に多く含まれている栄養素です。骨の弾性繊維や神経の伝達、筋肉の収縮など体の機能において欠かす事ができない栄養素です。このマグネシウムが不足してしまうと、神経伝達に影響が出てしまうことがあり、気持ちが落ち込むことがあります。アーモンドや海藻類にはミネラルがたくさん含まれているので、これらを食べる事で明るい気持ちに改善されるかもしれません。

うつ症状の改善におすすめの栄養素⑤鉄分

体内の酸素の運搬において必要な成分で、女性は特に月経や妊娠、授乳などで鉄分が不足している人が多いと言われています。鉄分が少なくなってしまうと貧血症状いなったり、酸素の供給がうまく行かなくなるので、神経系の機能に影響が出ることがあります。特に気分が落ち込むことが多い女性は、フェリチンという貯蔵鉄を測定することで、貧血かどうか判断できます。なんだか最近疲れやすくなったという人や落ち込むことが多くなったという人は鉄分を補う事で症状が改善されます。

うつ症状の改善におすすめの栄養素⑥亜鉛

亜鉛はたんぱく質やDNAの合成、骨の成長に膵臓や肝臓、新しい精子を作る上でも欠かせない栄養素です。この亜鉛が不足してしまうと、食欲不振や味覚障害など様々な症状が現れます。他にも精神障害が生じてしまう事があると言われており、気持ちが落ち込む可能性もあります。魚介類や肉に亜鉛がたくさん含まれているので積極的に食べて症状を改善しましょう。

コロナウイルスが流行している今、自宅で簡単エクササイズ

コロナウイルスが流行している今、運動不足に悩む人は沢山います。運動不足になると筋力が低下してしまったり血流が悪くなります。落ち込む気持ちを改善するためには運動をするほうが良いと言われています。しかし、コロナウイルスへの感染が気になり、スポーツジムへ行ったりウォーキングはちょっと怖いという人もいるのではないでしょうか?そんな人のために、コロナウイルスへの感染を予防するために自宅でもできる簡単な運動をご紹介します。

ヨガ

ヨガは深い呼吸とゆったりとした動きが特徴で、全身を使ったポーズが多いのでしっかりと体を鍛える事ができます。インナーマッスルを鍛える事が出来、筋力低下による骨盤や背骨のゆがみを整えることができます。冷え性や肩こりなどの体の不調を改善できるので、在宅ワークでずっとパソコンの前に座りっぱなしの方にもピッタリです。子供から妊婦まで出来るメニューがたくさんあることも魅力の1つです。用意するのはヨガマットと少しのスペースで行えます。静かにおこなえるのでマンションやアパートに住んでいる人で下へ響かないか心配な人でも行えるのではないでしょうか。

筋トレ

腹筋や背筋、スクワットなど筋力強化にぴったりな運動です。特に場所も取らず、静かに出来るメニューもたくさんあります。コロナウイルスが原因で自宅にいる時間が増えてしまい、なかなかスポーツジムに行けない。お腹やお尻などが最近たるんできたという人にお勧めです。ただし、運動強度が高いので、普段筋トレをしていない人が突然負荷の高い筋トレをしてしまうと腰を痛める原因になってしまいます。最初は回数を少なくし、1日3回に分けて行い、慣れてから回数と運動強度を上げていきましょう。

ダンス

ダンスは有酸素運動で、全身の脂肪を燃やしてくれます。ダンスの内容によっては激しいものもあるので、コロナウイルスが原因でなかなか外出が出来ず運動不足になっている。最近気持ちが落ち込むことが多いので、体を動かしてスカッとしたい。そんな人はダンスをすることで程よく汗を流し、ストレスも解消されるので明るく前向きな気持ちに改善するかもしれません。

コロナウイルスに負けない明るく元気な気持ちを取り戻そう

今年はコロナウイルスが世界的にも大流行してしまい、生活様式がガラリと変わりました。なかなか外出も厳しく、尚且つ在宅ワークという慣れない環境で仕事をせざるを得ない状況になってしまい、ストレスを発散することができず気持ちも落ち込んでしまう人も多いです。コロナウイルスでなかなか外出ができなくても、自宅でできる簡単なトレーニングや、毎日栄養バランスを考えた食事を摂る、睡眠時間をしっかり確保するなど毎日規則正しい生活を心がける事が大切です。どうしても遠方の知人と会いたいなら、リモート飲み会など新しい楽しみ方もあります。ストレスはため込んでしまう気持ちも落ち込み、うつ病のリスクも高まってしまいます。

まだまだコロナウイルスの終息は見えません。気温も寒くなり、更に感染の可能性も出てきます。ストレスを溜めない生活を心がけ、コロナウイルスが流行していても明るく前向きな気持ちを保てるようにしましょう。

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