【おひとりさまで生きると決めたあなたへ】老後資金の作り方と考え方

おひとりさまを選んだけど老後の資金が不安すぎませんか?

結婚せずに独身を選んだ人、チャンスや出会いがなくて惜しくも婚期を逃した人、最近は男性も女性も晩婚型の人が増えています。日頃は仕事や趣味に忙しく、特に改めて考えることもない「おひとりさま」な自分。しかし、「このままずっと独身?」とふと思うとき、急に不安になることがあるものです。特に老後資金についての話は切実です。

テレビで「老後の資金は2000万円以上は必要」「いやそれでは足りない、もっと必要」などと議論しているのを見たときの絶望感といったらありません。「まだ全然貯金なんてできてないのに、このままだと自分の老後はどうなっちゃうんだろう」と底なしの不安に飲み込まれている人も多いのではないでしょうか。

「自分自身の老後は誰が見てくれるんだろう、下手すると孤独死かな?」などというリアルな不安も頭をよぎります。

おひとりさまは親の老後も心配。介護や相続等資金の不安も

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一人っ子、または長女や長男だったりすると実家の親の介護の不安も出て来ます。しっかりと相続関係や、親が万が一のときの預金などの資金の話をしっかりとノートに書いていてくれれば良いのですが、親との別れは突然来たりするものです。著者も親が突然亡くなってしまい、実家のどこに何があるのかもわからず途方に暮れた経験があります。

こういったときのために兄弟姉妹がいる場合は、誰かが親と一緒にいてくれると助かるのですが、そうもいきません。親の資金管理を把握しておかなかったことで、相続関係や、葬儀費用、葬儀の段取りや残された親の介護など、それにかかるあらゆる資金と煩雑な手続きで押しつぶされそうになりました。

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特にどのようなサービスにしても、セット買いして業者におまかせにするのはラクですがその中身をよく吟味することは必要だと感じます。必要なものと必要ではないものをしっかり見極めないと思いの外無駄な出費がかさむのです。

そういったことも含めて、できれば親御さんが元気なうちに相続や預金管理のことなどを日頃から話し合っておくと、いざというときに慌てずに済むかもしれません。おひとりさまは、自分の老後の前に親の老後問題にも直面する時期が来ることだけは、覚悟しておくべきかもしれません。

おひとりさまの不安は老後の資金だけじゃない

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老後の資金のことを考えると、おひとりさまでいることが果たして幸せなのかと迷うこともあるでしょう。結婚だけが幸せとは限りませんが、仲の良い夫婦を見ていると「誰かがそばにいてくれるって心強いんだな」と思うこともあるものです。結婚し、普通に孫に囲まれて過ごす家が多い中で、独身の自分だけが親の期待に応えられないという「負い目」を抱えていることもあるでしょう。

おひとりさまの心の中には、老後の資金の不安だけではなく、そういった目に見えないプレッシャーや引け目が「不安」となって膨らんでいたりするのです。「結婚もしないで、面倒見てくれる子供もいないし、老後はひとりでどうするの?」などと言われて、憂鬱になることもあるでしょう。

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しかし、他人の意見は吟味して、自分のためになりそうな良い部分だけを取り入れ、そうでなければ受け流してください。何も、これから先もあなたがずっとおひとりさまであるとは限りません。出会いやご縁があれば結婚するかもしれないじゃないですか。そうでなくても不安でいっぱいなのですから、不用意な他人の意見はどんどん切り捨てていきましょう。

おひとりさまの老後は賃貸?持ち家?資金の差は?

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おひとりさまが老後のことを考える上で、少し早めに手を打っておきたいのは住宅のことかもしれません。一生賃貸住宅で暮らすのか、それとも持ち家に暮らすのかは大きな問題です。なぜなら、高齢になると家賃によっては老後資金が足りなくなってしまったり、高齢者になると孤独死を恐れて賃貸契約を拒否されて、自由に住み替えができないリスクが高くなってくるからです。

そのため、マンションを購入するおひとりさまや、両親が住んでいた実家に引っ越すおひとりさまも少なくありません。老後に勝手の良いミニマムライフを目指し、手狭な住居に引っ越す人も多くなっているようです。

さらに最近注目されているのは、高齢単身者のための「サービス付き高齢者向け住宅」です。これは有料老人ホームではなく、一般の賃貸住宅ですが、バリアフリー設計で、安否確認や生活相談、食事サービスや訪問介護サービスなどもそろっているので老後安心な住居として人気があるようです。地域や立地により金額差がありますが、月額利用料の相場は10万円から20万円前後だそうです。

いずれにしても真剣に老後を考えるなら、まずは資金を貯めて、自分の暮らしやすい場所に早めに引っ越しておくのが得策かもしれませんね。

おひとりさまの老後資金の不安は勉強でカバーする

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考え始めるとキリがないおひとりさまの老後資金の「不安」は、知識を得られれば解決できることも多いものです。不安を不安のまま放置せず、勉強することで克服していきましょう。老後資金を増やすためには投資信託や外貨定期預金、株や投資信託による売却益および分配金を非課税で受け取ることができるNISA(少額投資非課税制度)などいろいろな方法があります。敬遠せず勉強してみても良いでしょう。

おひとりさまの老後資産や生活についての専門書もたくさん出ているので、書店や図書館などで読んでみることをおすすめします。YouTubeなどでも、おひとりさまの老後の資金についてファイナンシャルプランナーのさまざまな動画が公開されていますので、参考になるかもしれません。ある程度情報を得た上で、自分にとってのベストな選択をゆっくり考えれば必ず良い方法が見つかります。

まずは学びましょう。学ぶことで強くなれる上、自信が湧いて目標もしっかり定まります。

おひとりさまの老後の資金は貯める習慣から

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「おひとりさまだし、老後の資金をどうしよう!」と焦っているあなた。ちょっと落ち着きましょう。せっかくの毎日を、老後の資金の不安ばかりに費やしてしまうのは本末転倒です。今、貴重な時間を不安に費やしてもお金にはなりません。大切なのは、不安よりも、あなたが今自分の幸せをちゃんと感じているかどうかです。自分が持っているものに感謝してください。そして、前向きに考えましょう。

今からあなたが老後を迎えるまでには、まだまだ時間はたくさんあるはずです。日々の無駄を省き、節約するのも老後の資金を貯める小さな一歩です。できることからコツコツと楽しみながら老後の資金集めをしてみませんか。

毎日コツコツやっていく!おひとりさまの老後資金の作り方

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おひとりさまの老後資金の不安は考えるだけでは溜まっていきません。毎月少しずつでも老後に備えて定期預金などでコツコツと貯金を積み上げて行くことが大前提です。

だけど、おひとりさまなのに、なぜかお金が貯まらないという人もいるでしょう。そういった人は、意外なところで無駄な出費があるものです。高齢者の生活でも、もっともお金がかかるのは食費、教養娯楽費。そして、光熱・水道費、住居費、交通・通信費です。まずは今から、水道光熱費や、無駄な買い物をやめる生活のダイエットを始めていきましょう。

おひとりさまの老後資金の作り方無駄な買い物をやめる

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新商品や新製品が出るとすぐに飛びつきたくなる人は結構いるのではないでしょうか。衝動買いしてみたものの、結局使えなくて無駄金だったということってあるものですよね。

例えば、健康器具や便利家電、クッキング用品・・・メルカリなどのフリマにわんさかと出品されている商品を見れば、どれだけ無駄な買い物が多いかということもわかります。しかし、こういった浪費癖があるおひとりさまは、老後資金のためにも今後無駄な買い物はしない癖をつけていくことが大切です。

家に無駄なものが溢れると、年を取ってから断捨離するのも大変になります。老後のこと、資金のことを考えるなら、無駄なものは極力買わず、ミニマムな暮らしを目指してみてください。どうしても必要なものは、ネットなどで購入者のレビューに目を通して熟考してから購入するようにしてみましょう。レビューの評価が低いなら、買ったつもりで貯金するのも手堅いですね。

おひとりさまの老後資金の作り方家計を見直して無駄を省く

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毎月の水道光熱費やクルマのガソリン代など毎月必要な出費にも、上手な節約方法があります。特にコロナ禍による在宅勤務が増えて水道光熱費が上がったという方も少なくないはずです。知っておきたいのは、エアコンなどの家電製品は、スイッチのオンオフのときにもっとも電力を使うため「暑くなると消して、寒くなるとつける」といったことを繰り返していると、電気代がびっくりするほど跳ね上がります。

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これを防ぐためには、部屋が20度ほどで部屋が暖かくなったら、エアコンの設定温度を下げて17度〜18度で自動運転しておくと快適で経済的です。また、熱効率を上げるためにはエアコンのフィルターを月に12回掃除するのも効果的。さらに着衣で温度調節して、冷暖房は必要なときだけつけるようにすれば光熱費はかなり違ってきます。クルマのガソリンを節約するには、走行速度を一定にし、急ブレーキや急発進をせず「ふんわりアクセル」のエコドライブを心がけてみてください。

いずれにしても実際にやってみると一発で節約効果がわかりますよ。無駄を省いて賢く暮らしましょう。

おひとりさまの老後資金の作り方古い家電製品を見直してみる

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家計に敏感な人はすでにやっているかもしれませんが、普段何気なく使っている家電製品を見直すのも大きな節約になります。

例えば、電気ポットは一瞬しか使わないのにずっと電気を使っています。一般的な電気保温ポットの電気代は1カ月(30日)毎日使用するとひと月あたり約510円~約600円。年間結構なお金が無駄になっていることがわかりますよね。電気保温ポットよりも、使いたいときだけお湯を沸かせる小型の電気ポットがおすすめです。

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また、部屋の白熱電球はLED電球に変えることで、年間4,000円以上安くなり、電気代に差が出ます。さらに、古い型の家電を使い続けているなら、思い切って新しいものに買い換えるのも得策です。なぜなら家電の省エネ化は2017年以降かなり進化したため、10年前の家電と比べて消費電力が半減し、その分電気代が大幅に安くなるのです。

古い家電を使い続けているならば、経済産業省の資源エネルギー庁のサイト経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ家電とは?」を参考にしてみると良いでしょう。

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おひとりさまの老後資金の作り方バーゲンセールに惑わされない

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バーゲンと聞くと、特に必要なものがなくてもドキドキして行きたくなることってありますよね。だけど、その場の空気に飲まれて、安くても必要のないものまで衝動買いしても、結局は着ない、使わないなんてことも多いのではないでしょうか。

スーパーに行ってもお得なセールが目につきますよね。「お肉どれでも3パック980円」「このコーナー全て個で円!」なんてまとめ売りをしていると、今のうちに買っておこう!と思いがちです。お肉などは冷凍して上手に使うとお得かもしれませんが、冷凍庫にはまだ使ってないお肉がなんてこともあるのではないでしょうか。いくら安くても、食べ切れない量を買えば無駄になります。

買い物の際はあらかじめ必要なものを書き出しておいて、衝動買いしないよう普段から気をつけておきましょう。身の丈に合ったちょうどいい暮らしが、おひとりさまの老後資金に役立ちます。

おひとりさまの老後資金の作り方⑤500円玉貯金を始める

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少額ずつでも貯金をする習慣をつけましょう。そのためにおすすめなのは楽しみながらできる500円玉貯金です。小銭は全部貯金箱に入れるという人もいますが、これは大量になってしまうと持ち上げることもできない重量になって後が大変です。

500円玉貯金は簡単に始められる上、わかりやすいのが良いところです。小銭をもらうときに500円玉が入るように支払って、その500円玉はお金ではなくコインだと思って貯めていけば良いのです。500円玉貯金の貯金箱は書籍型のものや、全部埋めれば100万円溜まる貯金箱など、いろいろあるので自分に合ったもので続けて見てください。ゲーム感覚で何気なく続けていくと、意外と貯まっているものですよ。

おひとりさまの老後資金の作り方健康であることが一番の財産

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おひとりさまは自分の健康管理をきちんと行える人が多いと思いますが、今からは老後に備えて、さらに元気にいること、健康であることこそ財産となってきます。

厚生労働省の「簡易生命表(令和元年)」によると日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳と過去最高になっています。もちろん、それとともに支援や介護が必要な高齢者の割合も年々増加しています。誰でも年をとると足腰が弱くなり、自分の思い通りに体が動かなくなります。転倒して怪我をしたり、骨折したりすることも増えてくるでしょう。代謝が衰えれば免疫力が弱まり、病気にもなりがちです。

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ところが、本人は「まだまだ若いつもり」でいるため、老化現象をなかなか受け入れられないもの。例えば、高齢者の免許の返納問題などもそういった精神と肉体のギャップが受け入れられないからこそ起きると言えるのではないでしょうか。老化現象はいずれは自分にも訪れるものだと割り切って、今は一喜一憂せず、まずは普段からの健康作りに励みましょう。

これからは介護保険のお世話にならず、自立して生活できる「健康寿命」と呼ばれる期間をいかに長く保つかが、決め手です。ウォーキングやジョギング、ストレッチ、簡単にできることを地道に続けて筋肉や代謝の衰えを防いでいくこと。健康であることは、生涯一番の財産だと考えて間違いないですよ。

おひとりさまの老後の資金。不安にとりつかれてしまったら

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人生100年時代などと言われる今、何十年も先の自分の老後の資金のことを考えるだけでも不安になってくる気持ちはわかります。特に夜になると、そういう不安はどんどん膨らんでしまうもの。一度「不安だ」と思い始めると、ネガティブな思考が膨らんで、「もうどうしようもない」「老後は破産かも」などと考えてしまいがちです。あまりにもネガティブで脳がプチパニックを起こした状態なのです。

そういうときはとにかく一度考えるのを全放棄して、窓を開けて、大きく深呼吸をしましょう。「自分の老後」や「老後の資金どうしよう」という先の不安を捨てて、「今、ここ」にいるあなた自身にしっかりと意識を戻してください。今のあなたはまだまだ若いのです。老後までには十分時間もあります。老後の資金の心配だけで、おひとりさまの今を十分に楽しめないのは本末転倒です。

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人生は後戻りができません。今を十分に楽しんでください。漠然とした遠い未来の不安より、今の自分が充実できるかどうかが大切だと自分に言い聞かせてください。

不安でぐるぐると「どうしよう」とネガティブな気分がつきまとうのは、ほとんどが疲れているときです。ゆっくりお風呂に入って、体を温めて早寝したり、週末はサウナや岩盤浴で汗をかくのもおすすめです。リフレッシュすることで、老後の不安は消えて、またがんばろうと思えるようになりますよ。

おひとりさまの老後はあわてず焦らず、ゆっくりと考えて

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おひとりさまである不安や、おひとりさまの老後、資金のことを考えると頭が痛いということは多くの人が考えていることです。メディアなどではスポンサーの関係もあり偏った情報も数多く見られます。いたずらに不安を感じるのではなく、まずは自分でしっかりとした情報を調べてみることが大切です。「高齢になったら友達と一緒にシェアハウスにしよう」と言っている人も多くいます。そのためにも、助け合える友人やコミュニティを持つのも、老後の大きな支えになるでしょう。

あなただけのユニークな老後の暮らし方だってあるはずです。自分を既存の枠にはめず自由な考え方を大切にしてみてくださいね。そして、焦らず慌てず、不安がらずに、今を十分に楽しみながら、老後に備えてコツコツとがんばってみてください。

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