スポンサーリンク

国際結婚して海外移住する日本人女性が気をつけたいこと9選
スポンサーリンク

国際結婚して移住した日本人女性は「考えすぎ!」と呆れられる

「世界中がお前の敵なのか!」他人にどう評価されるか気になって仕方が無い私は、相手の態度に敏感に反応して傷つくことがあります。馬鹿にされたのでは?、嫌われたのでは?と気にする私に対して、夫が言う決め台詞が、冒頭の言葉です。夫は、他者に気遣いや思いやりを示す人ですが、人の態度や評価は、あまり気にしないタイプです。

日本では、他人の視線を気にしすぎたり、他者の思惑についてあれやこれやと考えすぎる人は、多いのではないでしょうか。精神を病み、精神安定剤や睡眠薬を常用している人は、わたしの周りにもたくさんいます。精神が不安定になる要因のほとんどは人間関係によってもたらされると言われています。集団行動を重んじ、平均的であるのが良いとされる日本社会では、他人の視線や評価を、気にしたほうがいい場合もあります。

私と夫は、1995年に、上海で留学生同士として出会い、結婚し、子どもを生み育ててきました。国際結婚をした多くのカップルが、夫の母国から妻の母国、そこからまた第三国へと転居を繰り返します。仕事の問題、子供の教育など原因は様々です。私達も、結婚した当初はラオスに移住し、その後、中国や日本を行ったり来たりしました。中国で共働きをした期間が一番長かったのは、二人の共通の言語が中国語だからです。二人で働いて子どもを養育する収入を得るためには、中国が最適でした。2019年10月、娘が大学を卒業した年、中国を離れ、ラオスに移住しました。

3つの国を点々としたわけですが、結果的に、3つの国の生活習慣や文化・価値観を理解する機会に恵まれました。もし、夫と自分の国しか知らなければ、2つの国の違いを、相手の国がおかしいと感じていたかもしれません。3つの国で暮らした私達は、相手の国の慣習に違和感を覚えることもあるけれど、逆に自国の価値観の特殊性に気付かされることも多くありました。

これまで私は夫に「いろいろ考えすぎる」と言われてきました。ラオスに移住してからは、「ラオス人の女性は何も考えてない」という言葉が、そこに加わるようになりました。複雑に考えて悲観的になったり悩み苦しむ日本人女性と比べて、ラオス人の女性は純朴で、楽観的で、前向きだと言う意味です。確かに、楽観的で前向きに思考する夫といると、リラックスできて心地よく感じます。逆に、考えすぎて、後ろ向きな思考を頭の中にぐるぐると巡らすのは、自分や周囲の人間を、疲れさせます。ラオスに移住してからは、毎日瞑想をして、思考を止め、リラックスする時間をとることを心がけています。

スポンサーリンク

国際結婚して移住した日本人女性は「心が狭い!」と疎まれる

 

異なる国や民族で、それぞれ異なる気質や性質に特徴が見られるのは、気候や社会制度、生活環境が原因でしょうか。東南アジアの女性を日本人男性に紹介する結婚紹介所などでは、ラオス人は優しく、穏やか、控えめで日本人との相性が良い、などと紹介されています。また、楽観的、おおらか、のんびりしているなども、ラオス人の特徴として、よく耳にする言葉です。

アジア国際結婚学院|ラオス人女性との結婚

日本人は、計画的で真面目で勤勉だけど、悲観的でせっかちな一面があるように感じます。こうした特徴を持つ日本人から見ると、東南アジアやラテン系の人々、いいえ、世界中の多くの国の人々が無責任でルーズ、適当でいい加減に見えてしまうことがあります。

時間や約束を守るために、必死になって努力する日本人は、約束を破る人に対して怒りを覚えるし、時間を守らない人に対しては、他者の時間を平気で無駄にする人だと、非難の目を向けてしまいがちです。自分も相手も適当でいいと考えるラオス人からすると、日本人はいつもカッカしていて「心が狭い」と感じるようです。国際結婚して海外に移住した日本人女性は、約束を守らない人を責める気持ちをおさえることも必要かもしれません。約束を守るためにカリカリするよりは、時には約束を破ってしまったほうが、現地の人と上手くやっていけるかもしれません。こちらの非を、相手が鷹揚に許してくれることが重なると、いつのまにか自分も他人の適当さを受容できるようになります。

スポンサーリンク

国際結婚して移住した日本人女性は「せっかち!」と呆れられる

温厚な父が、一度だけラオス人の夫に対して声を荒げたことがあります。私の両親と私達家族3人が、中国国内を列車で旅したときのことです。私達が待ち合わせ時間に遅れたため、列車に乗り遅れそうになり、駅のホームを走るはめになりました。滅多に怒らない父が「お母さんは、心臓が悪くて走ってはいけないんだよ。死んでしまうよ!」と声を荒げたのです。なぜ父がこんなにも気分を害したかと言うと、待ち合わせ時間に遅れたのに、悠々と歩いてきた夫の態度が許せなかったということでした。数十年の記憶をたどっても、ラオス人が慌てて走っている姿が思い出せません。ラオス人が時間に間に合わないからという理由で、慌てて道や廊下を走っている姿を見たことがないようなのです。

ラオスでは、いえ、中国でも、「急げ」「速く」と急かされることは滅多にありません。「慌てなさんな。」「ゆっくりやりなさい。」「急がないから」習慣的にこういった言葉をかけあいます。発展途上国など、生活環境が整わない国では、天候などの事情によって、時間厳守が難しい場合も多々あります。自然と許し合う文化が成立しているのかもしれません。国際結婚をして、海外に移住した日本人女性は、国によって異なる時間の流れを受け入れたほうが、楽に生きられるかもしれません。

国際結婚して移住した日本人女性は「夫の家族を大事にしてくれない!」と泣かれる

「母や姉に対して十分な支援ができないのが悔しい。」と、夫が苦痛の叫びをあげたことがあります。自分には親を扶養する義務がある、と激しい口調で言い募ったことも。「わたしだってこんなに努力して我慢しているのに、なんでこんな風に言うんだろう?」と、絶望的な気持ちになったことを覚えています。

当時、私と夫は、ふたりとも中国で、現地採用という不安定な立場で働いしていました。中国の日系企業は人材の現地化が進み、ふたりともいつまで働けるか分からないような状態でした。高校生になった娘は、私の実家に居候し、年老いて足腰が弱った母が世話をしてくれていました。娘は京都の外大で国際関係を学ぶことを希望していました。しかし、転居ばかりで、日本語が不十分であったため、私の姉や妹が、大学進学の指導や準備を整えてくれました。私の実家の人々には、迷惑ばかりかけ続け、いまだに十分なお礼ができていません。

夫の実家は華僑系で、ビエンチャンやタイのあちこちに土地を持つ、ラオスでそれなりの資産家です。生活費の安いラオスなら、何十年も遊んで暮らせるくらいの財産を保有しています。華僑にとって人生で最重視されるのは、お金を儲けて、一族を繁栄させ、財産を後世に引き継ぐことです。価値観がかけ離れていると、お互いが正しいと信じる行為でも、相手には、不誠実に映ることがあります。わたしが疑問や失望感を抱く時、夫もそのままわたしに対して負の感情を抱くであろうことは、想像に難くありません。これは、国際結婚したほとんどのカップルの間にも起こりうる問題だと思います。国際結婚を考えている日本人女性は、自分と相手の気持ちだけでなく、国や家族の価値観の相違について、事前にできるだけ深く知っておいたほうが良いかもしれません。

国際結婚して移住した日本人女性は「夫の友人をもてなしてくれない!」と愚痴られる

「お金を貸してくれないか?」と彼の友人から頼まれたとき、私達にはほどんど収入がありませんでした。24年前、国際結婚をして最初にラオスに移住して、まだ間もない頃の話です。中国の留学を終えて、一旦ラオスに戻り、国家計画委員会に職を得た夫の初任給はたったの5万キップ(5ドル)。給料日にティッシュペーパーを買って帰った夫のお財布には、お金はほとんど残っていませんでした。私も、妊娠出産を控え、仕事ができる状況ではなく、今後の生活にも不安を感じていました。できれば、借金の申し出は、夫から断ってほしいと感じたのを覚えています。友人に借金を頼まれた夫は、自分では断らず、私に直接頼むように友人に告げたのです。夫の目の前で夫の友人からお金を貸してほしいと言われ、夫の手前断ることもできず、私は日本から持ってきた僅かな蓄えの中からお金を貸すことになりました。

ラオス人は、人付き合いをとても大切に考えます。友人や知人とは、お金や物の貸し借りはもちろん、病気や引越し、子供の進学や就職など、小さなことから大きなことまで頼ったり助けたりしながら、人間関係を構築し、絆を強めていきます。地方の公務員家庭で育った私は、人に迷惑をかけない、時間を守る、借金をしないといった最低限のモラルを守るよう、両親・学校・地域社会から教えられてきました。人付き合いにどっぷり浸るよりは、自分の限りある資源と時間を有効に使って自己実現したいと考えます。

徐々に、私と夫はそれぞれ自分の世界を生き、相手の人間関係に立ち入らないようになりました。ラオスはどこに行くにも夫婦同伴が普通ですが、夫は私を誘うこともなく、一人ででかけます。私は自分で読書などを楽しみ、毎日のように、深夜まで飲み歩く夫を咎めることもありませんでした。お互いが苦痛を感じずに生きる最良の方法だったと思っていました。しかし、夫は娘に、私と結婚したから、友人たちと家族付き合いができないと不平をもらしたようです。

国際結婚して移住した日本人女性は「犬や猫を可愛がりすぎる!」と笑われる

ラオスで最初に飼ったシェパードの子犬2匹は、2週間ほどで相継いて死んでしまいました。胃腸系の感染症、ラオスの子犬や子猫の多くがこれで命を落としています。死んでしまった子犬の死骸を、家の庭の木の根元に埋めて、手を合わせると、涙があふれて止まりませんでした。すると、夫の兄嫁が笑いながら慰めてくれました。「犬が死んだからって、なんで泣いてるの?おかしいわよ。」少し呆れた口調で諭されました。そして、犬が死んで泣いたことを、後々までからかわれました。

犬の飼い方については、私と夫の間でも度々意見が分かれます。夫は動物が好きで、それなりに愛情を示します。でも犬は犬、庭や軒下で寝て、残飯を与えておけば十分と考えます。私が犬を散歩に連れ出したり、ベットで一緒に寝たり、こまめな体調管理を行うと、「なんでそこまで?」と呆れ顔を見せます。

国際結婚して移住した日本人女性は「金遣いが荒い!」と苛立たれる

夫が感動した姿を見たことがありません。美しい景色を見ても、美味しい食べ物を口にしても、特に感想など口にしません。ラオスで情操教育が行われてこなかったことと、関係があるのでしょうか。感動の無い夫は、美術館や博物館、美しい景色や雰囲気の良いカフェなどに全く興味を示しません。そして私の人生において、旅行や本、美味しい外食が、生きる喜びや幸せの源であることを、理解することができません。日本人女性の私にとって充実した生活を送ることが、夫の目には浪費に映ってしまう、国際結婚の難しい部分なのかもしれません。

スポンサーリンク