誤解されたままだと、別れや喧嘩の原因になる
何気ない会話をしていた時に理由もわからす急に彼が不機嫌になったり気まずい空気になってしまった恋愛の経験は誰しもあるのではないでしょうか。そんな彼の態度にこちらも腹が立ち喧嘩になってしまうこともしばしば…。
もしかしたらこちらの真意とは裏腹にあなたの言動によって彼の気分を害した可能性があります。
そのまま気付かずに過ごしていると彼の中でどんどん気持ちが冷めていき最悪別れてしまうといったケースになりかねません。誤解されたまま別れるなんて嫌ですよね…。
軽い気持ちで言ったつもりでも相手にとっては違う意味に捉えてしまうことだってありますし、彼にとってはとても傷つく言葉であったり気に障ることもあるので、どんなやり取りがあって機嫌を損ねたのか考える必要があります。
思い過ごしで誤解されたまま、あらぬ方向に進みたくはないですよね。そんな恋愛での誤解を招いてしまった時の対処法やどんな行動が誤解を招くのか紹介していきます。
彼に誤解を与えてしまいがちな言動とは?
デート中やLINE、電話をしている時に真意ではないのに誤解を招いてしまうことがあります。
それは人それぞれ癪に障るポイントが異なりますが、主に浮気を疑うキッカケになったり、自分のことが好きじゃないんじゃないか?と思い始めたり、傷心してしまったりする事態が多いです。
こちらの発言に違和感を感じてしまうと案外気にしているものですし、それは心の奥底でずっと覚えているものです。
具体的にどんな言動が誤解を与えてしまっているのかというと、
- 言葉足らずな説明や抽象的な意味は相手に想いがきちんと伝わらないこと
- 慣れてきた頃に彼の対応を蔑ろにしてしまうこと
- 男性のいる会合に行く時にそのことを伏せている
- 予定を聞かれても具体的に言わず、その日にあまり連絡を取らないこと
- スマホをいつでも手放さない時
- 彼氏の嫌な思い出を彷彿させてプライドを傷つけてしまうような発言
- 急な態度の変化
などが挙げられます。
自分は大してやましい感情は一切なくても相手の方は感じてしまい、不機嫌さを露骨に態度に表してきます。
また、「自分と付き合わなくてもいいじゃないか?」と自信をなくしてしまうパターンもあります。
なぜ誤解が生じてしまうのか
恋愛においてなぜ気持ちがすれ違って誤解してしまうのか、それはお互いの信頼関係の大きさに由来します。普段から充分にコミュニケーションを取っていてお互いを理解し合っているか、相手を気遣い思いやる意識をしているかということです。
「これぐらいわかってくれるだろう」や「まぁ大丈夫だろう」という感情でいるとそれが当たり前になってしまい相手に不信感を与える原因になってしまいます。
つまりこちらの思い上がりで勘違いで誤解を引き起こしてしまっているということです。
誤解されたままはNG!対処方法6選
恋愛で普段からいくら気を付けていても誤解を与えてしまうことはあります。なってしまったものは仕方がないので、誤解されたままにしないように、適切に対処する必要があります。
かといって焦った行動をしたり、とにかく自分の意見を伝えようと躍起になってしまっては元も子もありません。
誤解されたままずるずると時間が経っていくと不安な気持ちが募る一方ですが、冷静に対処を図るようにしましょう。
誤解されたままはNG!対処方法①誤解させてしまったことを謝る
事故とはいえ誤解させてしまったので、まずはそのことについて謝りましょう。その後に本当はそんな意味じゃなかったということを伝えます。
取り急ぎ伝達したい場合は電話やLINEでもアリです。ただし、相手が怒っていてこちらとまともに取り合ってくれない時は無理にこちらから連絡するのは避けた方がいいでしょう。
誤解されたままはNG!対処方法②話し合いをする
彼がなぜ誤解して機嫌を損ねているのかわからない場合はお互い冷静に話し合うことで解決の糸口に繋がります。なぜ誤解してしまったのか聞き、謝った上で今度は自分の真意を伝え以後気を付ける旨を言っておきます。
この時に変に顔色を伺うような態度をしないように気を付けましょう。あくまで堂々と対等の立場で言わないと話し合いになりませんので。
お互いの気持ちを伝え合い、今後こうならないように気を付けるキッカケにします。
誤解されたままはNG!対処方法③友人に仲介役をしてもらう
こちらからの接触にいつまでも応じない場合や弁明に対してまともに検討をしない場合は共通の友人に仲介を頼んでいいです。
2人の関係により近しい位置におり、ただ一方的に伝えるのではなく相手の意見も尊重するような聞き手役になれる人物が適任になります。この場合は彼氏の譲歩も期待できるため彼氏の男友達が向いているでしょう。
ただし、彼としても不快な思いを追体験するわけなので、さらに悪化させないよう注意が必要です。
誤解されたままはNG!対処方法④態度を改めるようにする
簡単に言えば「もう誤解させるような行動はしないよ」と示すことです。ただし完璧にできるわけがないので、大事なのは態度を示すことです。
誤解を与えてしまった行動が原因であればそれをしないように注意しつつ、一度誤解を招いたワードに繋がりそうな会話であったり、雰囲気になりそうになったら別の空気感に変える行動をとるといったものです。
こういった態度は相手の方にもおのずと伝わるので次第に関係も良好になるでしょう。
誤解されたままはNG!対処方法⑤手紙で気持ちを伝える
これは相手が長時間怒っている時にLINEやメールよりも効果的な方法です。手間が掛かっている分字面から感情が伝わりやすいです。
さらに書いている姿を想像して自分への好意を再確認させてくれます。
ただし相手がかなり感情的になっているとまともに読んでくれませんし、手紙の存在に気付かないリスクもあるので相手の性格を考慮することが必要です。
誤解されたままはNG!対処方法⑥時間を置いてから話す
誤解を与えてしまい感情的になってしまった時はあえて距離を置いて相手の頭が冷えるのを待ちます。
とりあえず釈明の言葉は伝えておき、相手の気持ちを整理させます。それ以上干渉してしまうと彼が冷静に考える余地がなくなってしまい事態を余計に悪化させてしまうこともあるので、頃合いを見計らってからまた弁明をしましょう。
感情の話なのでいつ冷静になれるかわからないので「気持ちが落ち着いたら一度連絡をください。」などと言っておくのが得策です。
誤解されたあと、やってはいけない対処法とは
誤解させてしまってからあまり宜しくない対処の仕方というのもあります。自分なりには良かれと思っても相手にとってはさらに気分を害しかねないこともあるので、言動には注意しましょう。
焦ってしつこく干渉したり相手の態度に逆ギレをかましてしまったりするのはもちろん悪い方向にしか話は進みません。
また自分の発言をなかったことにしたり、「そんなこと気にすることでもない」などの相手の気持ちを汲まない言い方をしたり、一方的な言い分を吐いて終わらせたり少しでも相手のせいにする態度といった意地を張る行為であったり、自分のペースで話を進めようとすることです。
こちらは気持ちが整理されてスッキリしますが相手は釈然としないし気持ちも晴れないままなので、解決にはなりません。
不穏な雰囲気に不安を募らせて自分の感情に苛まれないように注意しましょう。
相手が誤解する言動をしてきた時の対処法
逆に相手の方が誤解を招くような言動をしてきた時の対処法です。こちらが誤解をさせてしまった時の対処法や相手の気持ちを理解しているので、感情的にならずに冷静な対応をしていきましょう。
まずはどういう意味か素直に聞き、どうして自分が気分を害したのか正直に伝えます。その上で今後そのような言動をしてほしくないと意見します。ここでしっかりとした態度を示さないと二の舞になってしまいます。
また相手に反省の色が見られなければ感情的な態度を示す方が有効な場合もあるので、誤解を招いてしまった後の態度を観察しましょう。
できる限り、誤解を与えない言動を!
相手は一度誤解してしまうと言葉で何と言われてもなかなか払拭できないのが恋愛における心情です。かと言って100%誤解させない言動をするのは不可能です。
しかし普段の意識によってそのパーセンテージをグンと上げることはできます。「言わなくてもわかるだろう」という思い上がりは捨て、なるべく具体的な言葉を使い言葉足らずにならないように注意しておいたり、行った後に相手がどんな気持ちになるのか言う前に想像したりすれば誤解事故は少なくなります。
いちいち考えるのは面倒ですがその一つ々〃の行動は確実に2人の関係を良い方向に進めますので努めていきましょう
誤解も上手く対処すれば、さらに2人の仲が深まるきっかけに
「今日の敵は明日の友」は大袈裟な表現ですが、2人で困難な状況を打破するとより仲が深まるのは確かなことです。
お互いの理解が足らないばっかりに苦痛な状況になってしまいますが、これがキッカケでより相手のことを知る機会になりますし、きちんと気持ちを伝える必要性と相手を思いやる重要性に気付けるはずです。
そして大事なのが同じ理由で繰り返さないことです。同じような原因で誤解を招いたり喧嘩をしていてはいつまでも2人の関係は続きしませんし成長できません。
「あの時はあんなことあったよね~」と2人で笑えるくらい素敵な恋愛をしていきましょう。
終わりに
好きになった人とは長く付き合っていきたいですし、ちょっとした言動で別れるような結果にだけはしたくないですよね。納得いかず喧嘩をしたり、無性に腹を立てることだってあるでしょう。
しかし、それは乗り越えるために2人に課せられた試練とも言えます。最良の結果が待っていると信じ、簡単に相手のことを見限るのは避けた方がいいです。
ただ、こういった事態の時こそ相手の素がわかる良い機会ですので、誤解は誤解として解決に励みますが相手の対応を伺ってみるのもオススメです。
そこであまりにも感情的な態度を取ってくる場合には今後の付き合い方を考えた方がいいかもしれませんね。