恋愛依存症は男だってありえるの?!
恋愛依存症と聞くと、なんとなく女性的な印象があるかもしれませんが、事実、男の恋愛依存症って案外いることをご存知でしょうか?
しかも、隠れ恋愛依存症な男も多いからこれまた厄介!
依存症というと、心のコントロールができず、なにかに執着し過ぎてバランスが崩れた不健康な状況のこと。
つまり、恋愛依存症の場合女性・彼女・恋愛に依存するということですが、❝ぞっこん❞で一途、❝ベタ惚れ❞で彼女に尽くすいい男と紙一重な一面があります。
恋愛依存症な男の場合は、女性の恋愛依存症よりたちが悪く、粘着質で、あなたの自由を奪う重たい存在になってしまいがちです。
しかし、女性には❝母性❞という本能的がありますから、ダメな男だとわかっていても、見放せずに振り回されてしまう傾向も…。
こんな恋愛依存症な男と一緒にいると、知らぬ間にあなたの心まで支配されてしまい、健康的で幸せな恋愛ができなくなってしまうんです…
一緒にいてしんどいその男…恋愛依存症かも
「一緒にいるとしんどい」…そんな恋愛をしていないでしょうか?あるいは「大切にしてくれていると思っていたけど、時間と共に厄介なことが多くなってきた…」、「恋愛感情なんてもうない…情だけで一緒にいる」…そんな関係のままズルズル続けてしまっていませんか?
こういった状況になる原因はいくつか考えられますが、相手が恋愛依存症な男だからという原因は、案外みなさん見落としがちなんですよね…。
実際に、自分が彼をそうさせてしまったのかも…と、悩んでいる女性もいますし。
でも、彼がそうなってしまったのは、決してあなたのせいでもありません!彼が恋愛依存症である場合、問題は彼の心の中にあるんですから。
逆にいえば、彼の心の中を学んで、恋愛依存症な男になってしまった原因を知れば、解決のヒントが見つかるかもしれませんので、少し、恋愛依存症な男の人の心の中を覗いてみましょう!
恋愛依存症な男になる原因①自分に自信がない
自分に自信がない場合、恋人に好かれている・大事にされていると実感することで、自信を補おうとする傾向があります。彼女に認められているという実感がないと、不安で仕方ない…そんな心境です。
自信のなさゆえの承認欲求から、彼女に認められるために必至になってしまいます。そして、思った・望んだリアクションが返ってこないと落ち込み方も異様に…。恋愛で受け入れられることで、自分の価値を実感しようとしているのでしょうね。
恋愛依存症な男になる原因②複雑な家庭で育っている
幼い頃に複雑な家庭で育っている場合、2パターンの恋愛依存症になる傾向があります。
ひとつは自分が求めていた理想の❝愛情表現❞を求めてしまうパターン。親(特に母親)からもらいたかった愛情表現を、彼女(女性)に求めてしまうのです。
ですから、必要以上に甘えてきたり、なんでもかんでも彼女にやってもらいたがったり、駄々をこねたり、自立心が欠落していたり…大人になり切れていないと言いますか…。
もうひとつは、複雑な家庭で学んだ、❝歪んだ愛情表現❞でしか気持ちを伝えられないため、女性を困らせてしまうような行動をとってしまいがちです。
依存の標的が1人の女性にという場合ならまだしも、❝恋愛自体❞になる傾向があり、恋愛ごっこのような状況になって、誰彼かまわず自分を守ってくれそうな女性と同時進行な恋愛をしている場合も…。
愛が欲しい、でも愛が怖い、そういった心情があるからやってしまう困った行動です。
恋愛依存症な男になる原因③過去の恋愛の傷が癒えていない
過去の恋愛の傷を引きずっている男も、恋愛依存症の傾向があります。過去の恋愛での失敗や苦しみを、他の女性に置き換えて、トラウマの解消を求めている状況になってしまうのです。
本人が心で処理すべき・克服すべきことを、新しい恋愛に求めてしまうため、心の傷は悪化の一途をたどってしまいます。やればやるだけ女性に依存すること・ものが増え、解決できない負のループにハマっていくのです。
男の恋愛依存症の特徴とは?
こんな男に出会ったら要注意!そんな恋愛依存症な男の特徴をいくつかご紹介します。もし、彼に当てはまるような点がある場合は、少し考えてみた方がいいかもしれません。
あなたの人生を狂わせてしまう可能性がある相手だからです。❝愛情と依存は似て非なるもの❞、それを冷静に考える必要があります。
決して情にながされて、恋愛依存症な男に依存し返すような残念な女にならないようにしてくださいね♪
男の恋愛依存症の特徴①すぐに泣く・すぐへこむ
なにか自分に不都合なことがあるとすぐに泣く男、これ最悪ですよね…。ちょっと喧嘩して女性から強く怒られた・図星なことを言われた・自分の思うようにならなかったらすねたり泣いたり、へこんだりします。
いつもこちらが気を付けてあげていないと、すぐに感情がネガティブな方向に落ちていくなんて、女性としても一緒にいてもしんどい男には間違いありません。こちらの神経がすり減ってしまいそうですね…。
男の恋愛依存症の特徴②大事な判断も女性任せ
なんでもかんでも女性の判断にゆだねてくる男…自分の意思はないの?と思わず聞いてしまいそうですね…。特に自分の意思で思うことを、思うように進める・決めるということが苦手で、いつも彼女・女性のリアクションを気にしているため、決めきれない部分があるかもしれません。
これも恋愛依存症ならではの特徴で、好かれる自分でいたい・嫌われるのが怖いから、大きな決断をする際にも、決定をゆだねてしまうのでしょう…。
男の恋愛依存症の特徴③束縛が激しい
いつも自分のことを考えていて欲しい、いつも自分を一番にしていて欲しいという恋愛依存症ならではの発想で、女性を束縛してしまう傾向があります。
そのため、ちょっとメッセージの返信がないだけで、「なにかあったの?」「連絡待ってるよ」「どうして連絡くれないの?」といった重たいメッセージが頻発したり、女性のスケジュールを四六時中把握していないと不安になってしまったりするのです。
嫉妬心が強いのもこれに値するかもしれませんね。女性だって、女子会で心置きなく会話を楽しみたい時もありますし、習い事の時間・趣味の時間・一人の時間というのも必要です。
それにも関わらず、常に彼からの僕を見ていてくれアピールがあるため、窮屈に関してしまいます。これこそが、女性の自由を奪っていく原因ではないでしょうか?これは健康な愛情表現ではないので注意してくださいね!
男の恋愛依存症の特徴④異常な尽くし方をする
やたらとプレゼントをしてくる、常に女性を一番に・最優先に考えている。
これって一見、❝尽くしてくれる良い男❞に見えますが、問題はその頻度ややり方にあります。毎回毎回プレゼント攻撃をされていたら、女性としても最初のうちは嬉しいかもしれませんが、気が引けてしまいませんか?
また、いつも女性を最優先にしてくれているといっても、自分の時間も大切にして欲しいと思うこともあるでしょう。
これも、女性を喜ばせたいという純粋な心がある反面、❝嫌われたくない❞、女性を一番にしていないと❝失いそうで怖い❞という恋愛依存症特有の心理面が影響しています。
むしろ、そのように相手に尽くすことで、自分の存在意義を感じている節も…。
もしかしたら、❝こんなに一途に尽くす自分❞に酔っている可能性もありますが、そうでもしていないと不安で仕方ない、そんな感情があるのでしょう。
男の恋愛依存症の特徴⑤男友達が少ない
恋愛依存症な男の人は、同性の友達が少ないことが多く、男友達よりも恋愛を選びがちです。男友達といても、自分の心の中を満たせないといった方が正しいのかもしれません。
というのも、恋愛と友情って❝好き❞の意味がもちろん違いますよね?友達なら許せるのに、恋人なら許せないってことがあるように、恋愛の❝好き❞の方が、友達としての❝好き❞よりも、遥かにパーソナルで深い感情があるはずです。
自分のすべてを人として受け止めていて欲しい、愛していて欲しいという気持ちが強いため、友達に認められるよりも、女性に認められていたいという承認欲求が強くなってしまっているため、このような恋愛依存症になってしまいます。
これは悪循環を招く原因でもあって、男友達が少ないからこそ、恋愛に割く時間も豊富にお持ちなわけで…。趣味が彼女に尽くすことのようになりやすい環境になっているんですね。
男の恋愛依存症の特徴⑥軽いのに交際してから重い
先に軽く触れましたが、恋愛自体に依存している男もいます。その場合は一番厄介で、チャンスがあればいつでも依存できる相手、つまり恋愛関係になれる相手を狙っている状況です。
とにかく恋愛に依存しているため、自分の心を満たしてくれる❝恋愛❞を求めているため、軽いノリで近づいてくるパターンもあります。要は、誰でも良いんです、依存する恋愛相手がいれば…。恋愛依存症ってそういうことでもあるわけで…。
そんな感情から、身体の関係を求めるのが早かったり、付き合って早々、束縛が激しくなったり、重い発言が多かったりするから困りものなんですよね。
自分の中に足りないものを、恋愛をすることで満たそうとしているわけですから、女性への負担はいきなりハードなものになってしまいます。
チャラくて軽いノリだったのに、いきなり重い男に豹変するのも、まさに依存症ならではの心理現象といえます。
恋愛依存症な男につかまるとどうなる?
恋愛依存症な男につかまってしまうと、女性はさまざまな窮屈な感情を経験することになってしまいます。「お母さんみたいになってない?」「この人私がいないとやっていけないんじゃないか…」と感じてしまうのです。特に隠れ恋愛依存症な男の場合は、知らぬ間に心を支配されて、無性に居心地の悪いまま、彼のペースに引きずりこまれてしまっている危険もあります。
具体的な女性側の心の変化について解説しますので、該当する方は要注意です!
恋愛依存症な男につかまると…①責任感が生まれ楽しめない
彼からの要求や承認欲求にこたえようとするあまり、恋愛感情が責任感や義務感に変わってしまい、まったく楽しくない恋愛関係になってしまいます。
誰しも、好きになった相手を意図的に相手を傷付けようとは思いませんよね。その心理が悪く影響してしまい、こうしていないと彼が泣くから…落ち込むから…と、頑張らないといけない関係になってしまいます。そんな恋愛関係、楽しいわけがありません。
別れを切り出すにしても、依存ゆえの彼の抵抗が重過ぎるため、別れきれない状態になてしまったり、あなたの心を縛り付けるような脅しに近い発言をしてきたりして、簡単には離れさせてくれません。
関係が長引くほど、情もあって一層、女性自身も彼を手放す決心すらできなくなってしまうことも…。諦めに近い感情で、一緒にい続けることになってしまい、楽しさも、ときめくこともなくダラダラ時間だけが過ぎていきます。
恋愛依存症な男につかまると…②こちらの元気を奪われる
あなたへの独占欲による束縛や、依存からくる心身的な負担で、自分の意思や自由を奪われてしまい、健康で元気な心を蝕まれてしまうことがあります。時には自由になりたくて嘘をつくこともあるかもしれません。
しかし、それすらも罪悪感に苛まれてしまい、どんどん精神的に追い込まれてしまうのです。抜け出したいのに抜け出せない状況になり、存在すら恐怖に感じてしまうかもしれません。
恋愛依存症な男につかまると…③こちらも依存してしまう
一番怖いのが、知らぬ間に彼の依存に麻痺してしまい、あなたの心が彼に支配されてしまうことです。お互いが依存し合っているのはある意味、成立しているんじゃないの?と思うかもしれませんが、その認識は大間違い!
あなたの可能性も将来も、自由もすべて彼の支配下でしか判断できず、行動を制限されてしまうからです。もし、心に「こういうことがしてみたいな」という夢や望みができても、彼を中心に考えてしまいます。
恋愛って、相手の様子をうかがったり、相手の要望に見合う自分になることではありません。思うがままを受け入れて支え合える関係がベストなはずです。
しかし、この状況ではお互いの存在が足枷になっているだけではないでしょうか?きれいごとに聞こえるかもしれませんが、お互いが向上し合える仲だからこそ、恋愛って楽しいもの。
依存によって結びついている関係であれば、まやかしの愛におぼれているだけになってしまいます。
恋愛依存症の男に近づかれないために
恋愛依存症な男と一緒にいる時間があるのであれば、もっと素敵な女性になれる恋愛をした方が、よっぽど充実した毎日が送れることでしょう。
そうなるためには、恋愛依存症な男なんて近づけない自分になることが一番です!
素敵な男性に愛される女性になるためにも、また、依存されやすい自分になってしまわないようにするためにも、これからご紹介することを意識して過ごすようにしてみてくださいね♪
恋愛依存症の男に近づかれないために①自立した女性になる
第一に、精神的にも金銭的にも自立した女性になるように努めましょう。恋愛依存症傾向にある男は、❝心の隙❞のある女性に取りつくことが多々あります。
もちろん、完璧でいる必要はありません。ポイントは、心の隙を支配されないようにすることです。
たとえば、金銭的に厳しいな…という時に、おごってくれたり、プレゼント攻撃をしてくれたりする依存男子って好都合ではないでしょうか?
あるいは、自分の精神的弱さから、依存男子を受け入れてしまうこともありえます。女性側に自信がない場合には、恋愛依存症な男から頼られる・依存されることで満たされた気持ちになってしまうかもしれません。
ただ、依存という意味での恋愛関係は、必ずどちらかがゆくゆくは苦しくなってきてしまい、うまくいくことはほぼないんですよね。苦しめ合う関係を作らないためにも、依存されない自立した女性を目指しましょう。
恋愛依存症の男に近づかれないために②情に流されない
自分のことを必要としてくれているから…好きでいてくれるから…尽くしてくれてる良いところもあるし…と、あなたから恋愛感情が薄れているにも関わらず、情で相手と離れないなんて判断はしないこと。あなたのためにも相手のためにも関係がつらくなるだけです。
こんなこと言ったらまたスネるかな…なんて、情から本音を言えない関係なんて本当の恋愛関係ではありません。彼の過去や不幸話への同情や、心の寄せ過ぎもNGです。
いつかは彼も変わってくれるかもしれないし…と、彼に期待をしていたり、新しい好きな人見つけてから別れたら良いやと考えていたりしている方もいるかもしれませんが…。
残念ながら、彼は変わることはありませんし、その状況で新しい好きな人を作ったとしても、恋愛依存症な男の依存心をもっと炎上させてしまい、修羅場と化す危険もあります。
情と愛情、相手を尊敬する気持ち、これらの違いを慎重に感じ取れるようになりましょう!
恋愛依存症の男に近づかれないために③恋愛を急がない
彼氏が欲しい、恋愛がしたいと、判断を急いでしまわないようにしましょう。恋愛したいモードになっていると、歩み寄ってきた目の前の優しい男に、コロッと落ちてしまいがちになり、ガードがゆるみがちになります。
焦る気持ちさえなければかわせていたはずの恋愛依存症な男に、自ら喜んで飛びついてしまっては、恋愛依存症な男の思う壺です。まさに心の隙を狙って居座られるパターンになっていますよね、この構図。
大人ですから、展開が早い恋愛も時にはあるかもしれませんが、恋愛依存症な男の尽くし方やべったり感にほだされて、彼のペースにハマっていては、抜け出せない蟻地獄コースになってしまう危険もありますよ!
あなた自身を大切にして、焦らずにしっかり見極めるように心掛けてください。本当に必要な相手・あなたを大事にしてくれる相手なら、関係を急かすこともありませんし、あなたの心を大切にしてくれるはずですからね。
危険な恋愛依存症男とは無縁な女性になろう♪
ラブラブな関係に見せかけて、実は恋愛依存症なだけだった…これが隠れ恋愛依存症な男の一番の悩みどころでもあり、あなたを蝕む原因です。
しかし依存をされた側からしたら、たまったもんじゃありませんし、あなたを本当に幸せにしてくれる恋愛相手でもありません。
そんな痛い目に遭わないで済むように、自身の心を磨き、依存男を寄せ付けない凛とした女性でいるようにしましょう♡幸せな恋愛に向けて素敵な一歩を!