苦労ばかりの節約…ケチらないでお金がたまる人になる方法ってある?
『少しでも出費を抑えたい!』これは相当バブリーな生活でもしていない限り、誰しも思うことではないでしょうか?
自分でビジネスをしているなどではない限り(つまり、雇われている立場の場合)、入る額・給与は年単位・月単位で決まっているのですから、その中でやりくり・貯金しようと思うと節約すると思いますし、ケチらないではいられません!
少しでも安く買いたいし、少しでも無駄な出費はしたくないし。
そんな節約に一生懸命な方には、俄かに信じられないかも知れませんが…ケチらないからこそ、お金がたまる人がいるんですよ。『どんな方法で?』『どうせ胡散臭い方法でしょ!』と言いたくなる気持ちはよくわかります。
しかし、ケチらないでお金がたまる人には、いくつか共通点があるんです。日々、幾分の犠牲を伴う苦しい節約よりも、お金がたまる人の思考を少しマネ(あるいは参考に)してみませんか?
節約=お金がたまる人になる方法ではない…だったらケチらない方がマシ!
節約をすることでお金がたまる人になれるのであれば、みんなケチらないでも裕福な暮らしができているはずです。
しかし、節約のつもりで欲求(食欲や物欲)を抑え込む方法をとっていても、苦しいだけではないでしょうか?節約をしたら、必ずしもお金がたまる人になれるわけではない…だったらケチらない方がよっぽど生きやすいのではないでしょうか?
”出費=不安”の思考のループにハマっていないか一度チェックしてみてください。
お金は大事!でも…その節約でいくらお金がたまってる?
『スーパーのチラシはチェック!1円でも安いお店で買い物したい!』その気持ちはとてもわかります。が、その節約でいくらお金がたまりましたか?
もちろん、他より安く買えたらお得感はありますよね。『ラッキー!』というか、達成感というか。逆に購入した後に、よそでもっと安いものがあったら、ショックを受けることも…。でも、そのやりくりで、月にトータルいくらたまっているでしょう?
あそこでこれが安い、これはこっちが安いと、あなたが徒歩や自転車ではなく、車で買い物先を移動していたとしたら、移動分のガソリン代以上に節約できていますか?
そこで…もし月に5000円節約になったとします。逆に…5000円を別の方法で増やすという発想をしたことはあるでしょうか。もちろん、この話は宝くじや賭博なんかではなくですよ。ケチらないで新しい発想に切り替えた方が、お金がたまる人になれるってこともあるのではないでしょうか?
お金を使う時にどう感じている?
『節約しないと!節約したい!』という気持ちがありながらお金を支払う時に、あなたはどう感じているでしょう?
食べ物・飲み物については、生きるために最低限、必要不可欠なものなので、致し方ない出費と認識しているかもしれませんが、『その中でも安いものを!少しでも無駄を減らして安くしよう!』と感じているかもしれませんが…。ただ、ここで気にして欲しいのは欲しいものを購入する時にどう感じているかです。
本来、お金って使うためにあるもの。決して溜め込んでその貯金額を見て安心したり、お金持ち気分に浸るためのものではありません。むしろ、ケチらないで使わないと意味のないもの。
にもかかわらず、出すのが怖くて楽しく買い物に使えていないとなると、なんのためにお金があるんでしょう?なにかあった時の蓄え・安心という方が多いでしょうが、お金がたまる人になるためにのは、お金を楽しく使う方法を知っている必要があります。
いくらあればあなたは満足できる?
先ほど軽く『お金は溜め込んでその貯金額を見て安心したり、お金持ち気分に浸るためのものではない』と言いましたが、ここで質問です。あなたはいくらあれば満足・納得できますか?1億ですか?いやいや、家を買ってやりたいこと全部やってと考えると3億くらいは欲しい…なんて気持ちも出てくるかもしれませんね。
しかし、少し考えてみてください。きっと、こういう思考の方は、いくらあっても足りないし、満たされないのではないでしょうか?
あればあるだけ嬉しい、いくらでも欲しいと思う人もいるでしょうが、”あったらあったで困ることもある”と考えたことはありますか?お金があったら、お金目的で近づく人も増えます。もしかしたら、騙して奪ってやろうという考えの人に、悩む可能性もあり得ますよね。そして…その前に…あなた自身は、その大金を使いこなす器があるでしょうか。これが一番重要な、お金がたまる人とたまらない人の違いです。
節約でケチらない!その方法でなぜお金がたまる人になれるの?
節約は決して悪い事ではないのですが、ケチらないでお金を楽しく使っている人の方が、お金がたまる人になれるのであれば、その方が断然良いと思いませんか?『そんな方法でお金がたまるわけがない!』って思う人も多いでしょうが、これにはちゃんと理由があるんですよ。
ケチらないでお金がたまる人になるために、まず、その理論・考え方をしっかりと理解する必要があるので、少し解説しますね!
ケチらない方が金回りが良くなる?!
お金は川のようなもので、本来、流すもの・流れるものです。
考えてみてください。お金という制度がなかった頃は、お互いの”できること”を活かして、物々交換で成り立っていました。たとえば、魚を取る人がいて、家畜を育てる人、野菜を育てる人などがいて、それぞれが『うち、魚あるから、その肉と交換してください』『うちは野菜があるから、その魚と交換しましょう』って。それで成り立っていたわけですよね。
ただ、いつでも魚があるわけでも肉・野菜が手元にあるわけでもない。まして肉と大根1本が平等な価値というわけでもない。交換する物の価値が同等ではないこともあります。こうなってくると、公正・適格な取引が難しくなってしまうため、お金というものを使用して、みんなが同じ価値を示せるようにしました。
この話で気づいて欲しいのですが、誰か一人がお金を抱え込もうとする(出し惜しむ)と、他の人に回って来なくなり、困ることになります。
物々交換の流れ、お金の流れを止めることでストップしますよね?肉屋さんだけお金を持っていて、魚屋さんは肉屋のお金が流れて来ないと、なにも買うことができなくなる…。そうなると、現在で言う経済(物流)全体がストップします。ある人だけが得て、他が苦しむ仕組みです…。
そう考えると、人のためにお金を使うという意味があると考えられますよね。しかも自分が出さないと、新しいものは入ってきません。お金は上手に循環させないと、無意味なただの紙切れ。流すから入ってくる、だからお金がたまる人になれるんです。
お金が絡むと人柄が出る!?
極論ですが、お金がたまる人には成金タイプと、人脈・人間関係から成功するタイプがいます。
ケチらないでお金がたまる人になる方法としてオススメなのは、人脈や人間関係から成功する方。こちらは、幸せなお金がたまる人といえます。ケチらないで人との関係に惜しまずお金を出せるから、同等の人達が集まってくるわけです。
逆に、自分のため(ステータスや安心のため)にしかお金を使わない人には、良い人に恵まれません。
つまり、お金がなくなったら周りの人に見放されてしまうということです。無論、お金で人の価値は計れませんし、お金があるからスゴイ人ということではありません。
しかし、ケチらないでお金がたまる人というのは、焦りや不安などプレッシャーとして考えるのではなく、”縁”からすべてがつながると考えていて、お金では買えない強い人脈が、信頼に変わることを知っているのでしょう。
人脈があれば、お金はなくても、なんとでもなるものですから。
お金は流すから入ってくるもの
先ほど軽く触れましたが、お金は自然の循環・身体の循環と同様、出さないと入ってきません。お金はためるものではなく、使うもの。そのマインドがなければ、苦痛を伴いながら節約・お金を貯める方法を選択することになります。
しかし、出した分入ってくるという考えであれば、こういった苦しみから解放されるはずです。
まず、ためるのではなく出す、出した分入ってくるという思考が、お金がたまる人になる健康的な方法なのかもしれませんね!
少額の節約のためにケチらない!お金がたまる人になる方法【5選】
ケチって頑張って節約している人に、ぜひ試してみてほしいお金がたまる人になる方法を5つご紹介します。
ひょっとすると、今までの価値観からかけ離れている発想や方法で、勇気が出ない人もいるかもしれませんが、苦しみながらお金を使う・節約にこだわる・ケチらないといけないような生活から抜け出す、大きな一歩になることでしょう。
健康的な思考でお金に向き合い、ケチらないで楽しくお金がたまる人になってみませんか?
お金がたまる人になる方法①お金は循環させよう!
これまでにも何度かお伝えしていますが、入った分だけ流すもの。人間の食事と同じように、循環していくのが本来のあり方ではないでしょうか。
”お金持ちイコールお金遣いが荒い”とか、”お金持ちイコールケチ、節約上手”などと思っているとしたら、それはお金に対して健康的な思考がない・お金が不安に結びついている証拠なのかもしれません。そういった思考は、これまでに解説している”お金がたまる人”に一切当てはまることではないからです。
節約して、コツコツとためるからお金がたまる人になれるのではなく、お金を流すことで入ってくるようになるイメージを持ってください。
ここでお伝えしていることは、なんでもかんでも高級なものをを買えとか、贅沢な暮らしをしろとか言っているのではありません。健康的にお金と付き合えている人になるには、ケチらないで使う時は使う・こだわるところはこだわるなど、メリハリのあるお金の使い方から始めてみましょう。
お金がたまる人になる方法②人を笑顔にするためにお金を使う
お金って、今の社会では生きるために必要なアイテムではることは間違いないのですが、自分のためだけ・生きるためだけにお金を使っているのであれば、残念ながら、ケチらないでお金がたまる人には程遠い価値観を持っているということです…。
お金を支払う時に、”この自分の支払いで、どこかの誰かが喜んでいる”って思ったことはあるでしょうか?先ほど物々交換の話をしましたが、それを元に考えてみてください。
あなたが必要だから支払った(購入した)ことにより、それを販売する人・付随する関係者にお金が流れて、そのお陰で笑顔になれる方がいるのです。
人におごれとか贈り物をしろという意味ではありませんが、ただこの発想があれば、お祝いなどの時に人になにかを贈る時やご馳走する機会に、ケチらないで”相手を笑顔にしたい・喜んで欲しい”という、気持ちを表現する方法として、純粋な気持ちで支払えることでしょう。
お金がたまる人になる方法③楽しみながら働く
お金に対して悪・悪いもの・大変なもの・苦労をして得るものと、いうイメージがある方は、一層注意が必要です。出し惜しんだり、ケチらないとお金がたまる人になれないと思っていたりするのは、『お金を得るのは大変で、苦しいこと。嫌な思いをして得るもの』というような”我慢料”のような気持ちがあるからではないでしょうか?
あるいは仕事に対して、”生きるために仕方ないこと・苦しいもの”として認識していることはありませんか?
そもそも、苦痛を伴って得たという感覚のお金であれば、それはもう…出し惜しむのも無理はありません。こんなに苦労したんだから、無駄に出したくないとケチらないではいられなくなってしまいます…。
だた、それだとお金を使うことが苦痛になってしまいませんか?もし、楽しく働いて得られている場合なら、もっと楽しくお金も使えることになるはずです。楽しみながら仕事をして、お金を得るようにしてください♪
また、日本のこれまでの仕事やお金の感覚にメスを入れる発言になるので、賛否分かれるのは承知ですが…汗水たらして稼いだお金と、楽しく手に入れたお金を比べらた、汗水たらした方が価値があるとい発想は捨てた方が良いかも…。その美学って、日本人らしい発想というか…。
楽しくお金を稼いだって良いし、むしろそれこそが健康的に生きている証ですから、楽しくお金を手に入れる人になりましょう!好きなことで収入を得てください。
お金がたまる人になる方法④募金・寄付を惜しまない
『こういう活動をされている方って素敵だな、応援したいな!』、そんな風に思う人・団体を見かけたことはありませんか?なんでも構いません。たとえばあなたが犬が好きなら保護犬活動をしている団体、自然が好きなら自然保護の活動をしている団体など、あなたが興味のあることに対して活動している人や団体はないでしょうか。
少し角度を変えるとふるさと納税制度なども、好きな街や応援したい街に納税するわけですよね。
そういったところに、投資や募金や寄付をする。ただでさえ、節約したいし家計は火の車だっていうのに?!と…簡単にはできないかも知れませんが、ここでケチらないで、『自分の好きなことに活かしてもらえるなら』とお金を出せる人は、巡り巡ってお金って返ってくるものなんですよ♪
一生懸命、自分のために貯め込んでも、生きている間に使う額はさほど変わりません。というか、使う能力の有無も関係しますしね…。
家族に残すためにと思っていたとしても、その残った家族がお金を得た時に、本当にその遺族のためになるのか…考えたことはありますか?遺産で揉めるかも知れません。
いきなり大金を手にしたことで、人生が崩壊する人もいます。
貯めて貯めて…流れないお金を抱え込んだとしても、自分はよくても”他の人を幸せにしていない”ことに、少し気持ちを寄せられると良いですね!
お金がたまる人になる方法⑤ケチらないで増やす発想を
節約する方法、切り詰めて貯金をする方法ばかり考えるのではなく、現段階であなたができるお金を生み出す方法を考えてみましょう。
ほとんどの人が『そんなお金になるような一芸もないし…』『資格もないし、手に職になるようなものもないし…』と考えるかもしれませんし、今できることでお金を生み出すという発想自体が難しいかもしれません。
しかし、雇われるばかりがお金を得る方法ではないのです。
これは、起業でもしろって?って話ではありません。ただ、あなたが普通・当たり前と思っていることだとしても、人がお金を払ってでも欲しいと思うことってあるのです。
ただの趣味だということであっても、実はお金を生み出すあなたの強みになることだってあるのですから!
まず、好きなことをとことん追及してみる。それだって、楽しみながら、お金がたまる人になるひとつの方法でもあり、近道なんですよ♡
お金がたまる人になる方法の注意点!ケチらない=節約しないわけではない!
お金の流れを止める(独占する)のではなく使いましょうという話をしてきましたが、誤解しないで欲しいのは、『ケチらないでお金を使う』というのと、『節約しない』というのは意味がまったく違うということです。
節約家とケチは似ているようで、まったくの別もの。
この違いを理解して、正しく節約をしながら、お金がたまる人になる方法を実践してみてください。正しくお金を使って、楽しくお金がたまる人になりましょう!
注意①節約は決して悪いものではない
念のため断言しておきますが、節約するなという話ではありません。むしろ、電気の節約や水の節約など、地球に優しい節約ならどんどんしてください。ペットボトル飲料を毎回買うのではなくマイマグを使用する・買い物に行く時マイバッグを使用する。
こういったものはケチなのではなく、エコです。その結果たまたま節約にもつながるもの。ですから、節約なんて無駄なんて話ではありません。人と環境に優しくお金を使うのが、お金がたまる人になる方法ともいえますね。
注意②節約を趣味にする人もいて良い
『これだけやって、いくら節約できた!』『ポイ活で家計が助かってる!』、そういった家計の足しになることで得られる達成感ってありますよね!それはひとつの楽しみでもあるでしょうし、やりくり上手と言えばやりくり上手なわけですし、目標を持ってやれることは大いに楽しくやってください。
ケチらないでお金を使うところは使うというメリハリはつける、そういう方法であれば、楽しく続けられるでしょうし♪
手芸やペットの飼育、買い物、さまざまな趣味がある中でのひとつが、節約やポイ活だっていいわけです。
しかし、苦痛や我慢が出てくる”達成感”だとすると、決して長続きはしません。
苦しいダイエット方法を試しても、リバウンドしてしまうことがあるように、楽しくできていないことは続けられませんよね?
それと同様に、『必要なこと・好きなことをしていたら、節約になった!』、そのくらいの気持ちの方が楽しく続けられそうですね!
ケチらない健康的な節約を♪お金がたまる人になる方法をマスターしよう!
ここでご紹介した”お金がたまる人になる方法”は、自分のお金に対するマインドを上げることや、自分のお金キャパシティーを増やすためのものばかりです。
ケチらないでお金がたまる人になる方法として一番大切にしたいのは、お金に対するイメージを養うこと。お金に執着し過ぎると、お金にそっぽ向かれます。
これ本当に、お金を出す時は、”諭吉、また返っておいでよ~”と明るく送り出してあげる気持ちになってみてくださいね♪