【女性のキャリアアッププランの書き方】なりたい自分になる方法

女性もキャリアアップする時代!どんなプランを思い描く?

あなたはどんな夢や人生設計がありますか?

一昔前までであれば、女性は寿退社が当たり前だったり、20代の早いうちに結婚して出産して…というのが大半だったりしましたが、今の時代は、女性でもキャリアアップできるようになってきました。

実際に最近は女性でもしっかり出世をしている人も増えていますし、女性の上司もいますもんね。これは、男性女性関係なく、色んな生き方が選べる時代でもある証です。

ただ、中には夢で終わってしまった人もいます。反面、しっかり思うようにキャリアアップして、なりたい自分になれている女性もいるのは事実。

もちろん、なるようになるというスタンスで、その場その場の流れで生きるのもひとつの生き方です。色んな価値観・生き方はあるとはいえ、仕事をされている女性であろうが、今は育児中という女性であろうが、どんな立場の方であっても『こんな自分になりたいな♡』というビジョンはないでしょうか?

厚生労働省|雇用における男女の均等な機会と待遇の確保のために

『なりたい』を叶える!キャリアアッププランを作ろう!

すでに仕事がある方であれば『もっとキャリアアップしたい!』と思う方もいるでしょうし、今は仕事から離れている方でも『落ち着いたら、仕事をしてキャリアアップしたい!』と思う方もいるでしょう。

こういった思いを夢や憧れで終わらせることなく実現させたいのであれば、キャリアアップに向けたプラン表を作成するのがオススメです!しっかりプランを組めるか、具体的に書けるかで、実現できる可能性に雲泥の差が生まれます。

キャリアアッププランの書き方は、ネット検索でいくつか出てくるのですが、どちらかというと男性向けの内容のものが多くて…。基本的には男性と女性のプランの書き方は同じでも良いのですが、男性と女性にはいくつか決定的な違いもあるので(出産など)、ズレが生じる危険もあります。

では、女性がキャリアアップしたい際のプランの書き方は、どうすべきなんでしょう?一緒に確認していきましょう!

女性のためのキャリアアッププランの書き方とは?

『キャリアアッププランの書き方』と検索して出てきた情報を元に、女性がキャリアアッププランを考えていったとしても…結婚や出産、育児という女性ならではの悩みも出てきます。仕事内容や職場環境によっては、その転機でキャリアアップを阻まれる…なんてこともゼロではありませんし。

つまり、女性は男性向けのキャリアアッププランの書き方を活かした上で、プラスアルファの工夫が必要なんです。ただ、誤解しないで欲しいことがあります。それは、すでに今子供がいる女性・仕事から離れているという女性であっても、キャリアアップは目指せるということ。

『今更キャリアアップのプランを考えるなんて無駄…』と、諦めないでください。年齢に関係なく、キャリアアッププランを丁寧に考えていけば、なりたい自分になれるチャンスは必ずあります!『なりたい!』を叶えるプランの書き方のポイントは、”楽しいイメージ”ができること。ですから、最初から無理かも…と諦めないで、楽しい気持ちで書き出していってくださいね♪

では、さっそく女性のためのキャリアアッププランの書き方を詳しくご紹介していきます!

女性のためのキャリアアッププランの書き方①大まかな人生設計

まず、書き方の一番初めの手順として、ざっくりで良いのキャリアアップのための大まかな人生設計を考えてみましょう。

キャリアアップと言っても『絶対に女性役員になってある!』という人もいますし、『独立して起業する!』という人もいますし、『部長・リーダーになる!』という人もいますよね。最初にその自分の最終目標を決めてください。そして、そうなるには30代のうちにこうしておこう。40代にはこうなっていたいという明確なビジョンを考えます。

この時の書き方のポイントは、最終目標から逆算して考えていくことです。『いつ頃どうなっているのか』という設定をして、そこからそうなるにはこのくらいにはこうなっていないといけないな、じゃあそれまでにこうしておきたいな…と『逆算プラン』の書き方をするようにしてください。

あくまでこの段階では大まかにで構いません。この年齢くらいにはこうありたいなという願望を書き出していくと良いですね!

女性のためのキャリアアッププランの書き方②細分化した人生設計

次にするのは、先ほどの大まかなプランをさらに細分化していく作業です。たとえば、資格が必要な仕事でキャリアアップを目指すとします。そして50代には独立・起業する!というプランだった場合で考えてみましょう。

  • 独立起業前に自分の実績を作る必要がある
  • その実績を何年積むか…
  • いつまでに資格を取得しておく必要があるのか
  • いつ資格試験があるのか(年一回のものもありますからね)

と、細分化したプランを立てられますよね。書き方の基本はとにかく、目標から逆算することです。

これがもし、今は育児中・今は仕事から離れているという方だったとしても、考え方については同様で構いませんが、注意したいのは、

  • 育児中の方は、育児からいつ手が離れるか
  • 今仕事をしていない方は、いつから動けるのか

と、プランを開始できるタイミングを設定しておくことです。もちろん、育児中・休業中の女性の場合であっても、今からできることもありますが、実践できるタイミングの目算をつけておかないと、ズルズルとそのままやらないで終わり…となってしまうかもしれませんから。

細分化したキャリアアッププランの書き方のヒント

大まかなプランの時と同様に、基本的には、細分化の場合も書き方は逆算しながら書き出していくのがオススメです。しかし真面目な方ほどやってしまいがちなのが、最初からガチガチにプランを詰め込み過ぎること。

最初に年代程度で区切ってプランを決め、ざっくり年ごと・月ごとと決める程度で構いません。ここまで書ければ、週ごと・日ごとの計画は、自ずとプランを実践していく中でできてきますから♪週、1日の目標の書き方は、状況によって変わってくるでしょうしね!

女性のためのキャリアアッププランの書き方③結婚・子供・家庭

女性にとって、結婚・出産・育児については、考えどころではないでしょうか?やはり、仕事をしながら育児に家事に…となると、日々追われてしまうことになってきますもんね。

極論ですが、最初から結婚はいいや、子供はいいや…という選択肢も、今の時代はアリです。

しかし、やっぱり女性に生まれた以上、結婚したい…子供は欲しい…という方も多いことでしょう。でも、ステップアップ・キャリアアッププランも捨てがたい…。

この選択は、職場環境やなりたい自分の理想像によって非常に大きな影響を及ぼしますが、かといって、思ったとおりになるとも限らないことです。

たとえば、小さい頃は、20代で結婚して20代のうちに子供は2人を産んで…なんて、簡単に考えていたものの案外、大人になってみると…結婚ってそんなに簡単じゃない…って思ったことってありませんか?

こればっかりは縁ですからね。自分で決めたとおりに進むとは限りません。

結婚・子供・家庭に関する書き方のポイント

先ほどの解説のとおり、こういったことに関しては、人それぞれの縁は違いますので、キャリアアッププランを考える上で、”プラスアルファの余白”として考えておくと良いでしょう。

女性として、出産などは考える年齢もあるでしょうが、含みをもたせて臨機応変に考えておいた方がベターです。

結婚した場合は?子供・家庭を持ちたくなったら?というケースも想定して、選択肢を限定しない書き方をしておけば、状況に合わせて柔軟に対応できます。

往々にしてこの類のプランは決めたところで、その通りにはいかないことも多いもので…。

ただ、そうなった場合にはどういったサポートが受けられるかを、事前に調べておく(イメージしておく)のは有効です。

たとえば、会社は産休・育休に対応してくれるか?旦那さん(候補含む)は、キャリアアップの目標に協力してくれそうか?産休・育休中でも、通信講座などでスキルアップできるような講座があるのか?周りの協力は得られるか?など、外へ出ないであろう期間にも、キャリアアップを目指せる環境作りを意識・確認しておくのも良いですね

女性のためのキャリアアッププランの書き方④譲れない思いは?

女性がキャリアアップしたい時、プランの書き方で注意したいことは、『譲れない思い』を明確にしておくことです。

これは絶対に叶えるんだという強い気持ちや、ブレない思い、譲れない思いがあると、プランの軌道修正もしやすくなりますからね。

また『譲れない思い・条件』を明確にしておく方が、”自分らしい”・”自分に見合う”キャリアアッププランの書き方ができるようになってくるんです。

どういう意味なのか、少し具体的に説明しますね。

独立して自分のお店を持つことを決めた、ある女性美容師さんのお話です。

雇われの頃は、来るもの拒まず・年中無休で終日で業務に追われる毎日を過ごし、仕事内容は大好きなのに、休まらない毎日というジレンマに苦しんできました。

『好きな仕事なのに、なんでこんなに苦しいんだろう?こんなんじゃ思う仕事(お客さんへのサービス)はできないし、その前に自分が壊れてしまう…』と、深く悩んだそうです。

そんな彼女は独立を決め、キャリアアッププランを考えるようになった時…

まず最初に『完全予約制にする!これは絶対に譲らない!』と決めました。

でもこの思いが功を奏して、最初から”完全予約制で回すにはどうすべきか?”というキャリアアッププランの書き方ができたため、遠回りすることなくなりたい自分・思い描くキャリアアップを実現できたそう。

こういった『絶対こうしたい!』という思いは、夢や思いを実現させるエネルギーにもなりますし、継続的な思考をもたらしてくれるんですね!

女性のためのキャリアアッププランの書き方⑤理想と現実の違い

女性のキャリアアッププランの書き方で、なにをどう詰めていけば良いのか…と、そもそものところから悩むケースも少なくありません。または、なりたいキャリアアップした時のイメージだけが先走って、ただの『夢ノート』のような書き方をしてしまう方もいます。

この状態でいくら書いていても、『で?どうすんの?』というオチになってしまい、結果、プランではなく妄想のみ、あるいはしんどいだけのハード過ぎるプランになって終わってしまうのです…。

書き方のコツは、現在の自分と目指すキャリアアップした自分との”穴埋め”をしていくイメージで書くこと。

  1. 今の自分の思い・やりたいこと(なぜそうしたいと思ったのか?どんな経験があってそうしたいと思ったのか)
  2. 現状の問題・自分ができること(やりたいことやその思いに対してどんな問題があるか、なにができるのか)
  3. お客さんとなる方・周りの方のニーズ(実際にどういったことをしたらお客さんを掴めるか)

の3つを主軸にすることが大事です。

思いばかりが先走ってしまうと、このバランスが崩れてきてしまいます。たとえば、お客さんを追い過ぎてしまうと、”やりたいこと”を無理してやるはめになってしまい、気付けば”やらないといけないこと”のような義務感に変わってしまって、全然思っていたのと違う環境を作り出してしまうのです。

自分の思いと、できること・できないこと・やりたくないことの仕分けをし、ニーズと自分の思いを総合して良い状況を作るように心掛けてください。

女性のためのキャリアアッププランの書き方⑥縛られ過ぎない

先ほど譲れない思い・ブレない気持ちは大事とはお伝えしたのですが、『絶対こうする!』という思いに縛られ過ぎない柔軟性のある書き方をしておくことも大切です。キャリアアッププランの書き方を学んで、一生懸命やったからといっても、その思い描いた構想通りにいかないことはあります。むしろ女性には、その方が多いかもしれません。

人間ですから。経験をしてみたからこそ、『あれ?やってみたけど違ってた!』ってことは、必ず出てきます。

最初はこう思っていたけど、やった結果違ったというのがわかったのであれば、次はそれを元にキャリアアッププランを修正していけば良いのですからね!

こう思っていたし、これはできると思っていたんだけど…という壁にぶつかった時に、縛られ過ぎたプランになっていると、心が折れてしまう方に自分を追い込んでしまう危険もあります。状況・心境によってプランを変える勇気も必要です。

女性のためのキャリアアッププランの書き方⑦定期的な見直しのための備考欄

キャリアアッププランの書き方を心得て、ばっちり書いたことによって…安心して終わってしまう方もいます。書いたことで満足してしまう気持ちもわからなくないのですが…。

書かないよりも、書いただけでもイメージはしやすくなるので、無駄とまでは言いませんが、言うまでもなく書いただけでは達成できるわけがありません。

ですので、書いてから週に1回でも構わないので、必ずプランの見直しはしていくようにしましょう。

恐らく、ここで書き上げるキャリアアッププランは、5年、10年、20年先を見据えたものでしょうから、気が長~い話です。

ですから、『まぁ、とりあえず今はいっか』という油断から、見直しを怠ってしまうと、気付けば1年が経過し…2年経ち…とズルズルと最初に思い描いたキャリアアッププランから脱線してしまいます。

こうなってしまうと、せっかくのキャリアアッププランが水の泡です。特に女性は結婚・出産を考えるとこれに陥る可能性も増える傾向があります…。

進捗状況の確認のためにも、定期的な見直しをする習慣をつけておけば、想定から少し離れてしまっていた時に、すぐに軌道修正することも可能です。

そのため、書き始めた時に、備考欄などを作成しておいて、できていること、まだできていないこと、あるいは遅れが生じているのか、方向性を変える必要があるかなどを記載できるようにしておくと良いでしょう。モチベーションアップにも効果的ですよ!

女性のためのキャリアアッププランの書き方⑧必要な自己投資

書き方のポイントとして忘れてはいけないのが、なりたいを叶えるための必要な出費や自己投資に関することの記載です。

女性が社会で活躍するのも珍しくない時代とはいえ、育休などを取得するのも女性が大半ですし、その期間に関しては共働きのご夫婦でも夫の収入のみで、自分は無収入になってしまう期間も出てきますよね?また、女性の方がコスメしかり、日用品などの出費も男性よりは多くなることでしょう。

やりたいことは見えているのに、資金が…必要経費が…と金銭的にストップしてしまっては、キャリアアッププランをいくら上手に組めていても、実現できなくなってしまう危険もあります。

ですので、キャリアアップのために、『いつ頃』『いくら必要なのか』なども明確に記載しておくのがオススメ。スクールなどに通う必要はあるのか?資格を取るのに受験料・教材料はいくらかなども重要なことです。

起業をするつもり…こういう暮らしになっている予定など、思いを叶えるための自己投資や経費の目算を立てておけば、いつまでにいくら必要か、いくらくらい貯めておく必要があるかなども明確になるので、動きやすいのではないでしょうか?この際、必要経費については出し惜しまないのもポイントです。

今は政策金融公庫など、事業計画書次第で融資してくれる窓口もありますから、上手に金銭管理はしていけるようにしましょう♪

日本政策金融公庫|公式ホームページ

キャリアアッププランの書き方次第で女性の人生は変えられる♪

女性でもキャリアアップはもちろん、独立・起業も夢ではありません!むしろ、育児を終えた女性であっても、キャリアアップもできる時代ですから、しっかりとビジョンを持って、上手なキャリアアッププランの書き方さえできていれば、思いを実現するのは大いに可能です♪

やりたい・なりたいというポジティブな思いのみならず、これは絶対避けたいという思いからも道は開けます!人生設計を考える意味でも、キャリアアッププランの書き方を習得してみてはいかがでしょうか。

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