何をしても楽しくない…その原因を考える!危険な原因も?!

何をしても楽しくないと感じる時…原因はなに?

みなさん、一度は何をしても楽しくない…と感じたことはありませんか?

人間ですからね…。気分・機嫌もありますし、いつもポジティブ・いつも笑顔・いつも元気でフラットな心を保っているなんて、簡単そうで実は簡単ではありません。

明らかな原因がわかっていて、それさえ乗り越えることができたら解決できるという場合も、原因不明という場合もあって、そう感じてしまう理由は人それぞれです。

無論、原因によって解決策は違ってくるのは当然ですから、『何をしても楽しくないと感じるなら?』とネット検索をして確認してみても、今の自分には合わない内容の記事や解決法が多々あるわけで…。

一早くこの苦しい心境から抜け出したいと、一生懸命その情報をもとにあれこれやってみても、モヤモヤが払拭されないこともあります。

そもそも原因がズレているため、紹介された解決策が合っていないから、払拭されないのも当然なんですよね…。

解決策として挙げられている内容によっては、『今それをやったら、もっと元気なくす!』『もっと心が疲弊する!』というようなものもあり、せっかく頑張ったにもかかわらず、事態が悪化してしまうケースも珍しくありません。

何をしても楽しくないという感情は、喜びや笑顔、生きる気力をも蝕む感情です。

あなたは今『何をしても楽しくない…』と感じている原因を、正しく把握できているでしょうか?

原因不明の『何をしても楽しくない』は心の危険信号?!

一番怖いのは原因不明の『何をしても楽しくない』という感情がただただ、漠然と・無性にあることです。

この場合は、徐々に心が疲弊していったことが考えられます。

たとえば、見て見ぬふりをしてきた現実に、自分の心が置いてけぼりになってしまっている…自分の本音を押し殺して過ごしてきた…などが挙げられますが、意識的にであろうが無意識的にであろうが、こういったことを続けていると、心が麻痺してしまうんですよね…。

気付けば心にぽっかり穴が空いたような気持ちになっていないでしょうか?

この心境のまま過ごしていると、本当に大袈裟な話ではなく、抑うつ状態になってしまったり、何もする気がなくなってしまったりと、虚無感に苦しむことになってしまう危険があります。

原因を考えても、『そんなのわからない…ただただ何をしても楽しくないのよね…』と答えがわからないようであれば、それは心の悲鳴なのかもしれません。

厚生労働省|知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス

何をしても楽しくない原因を考えるポイント

頭であれこれ考えていると、色んな感情が出てきて、答えがまとまらないこともあるので、ノートなどに書き出すようにしてみると、可視化できてオススメですよ♪具体的に何を書くかについてですが、

  • 自分の過去について(これまでどういう生き方をしてきたか、家族環境など)
  • 忘れられないショックだった経験
  • ずっと消えないでモヤモヤしていることや体験

など、今の自分を作り上げている過去について書き出してみましょう。

もしかしたら、書いたけど衝撃的なこと・忘れられないことと言えるほどの、大きなきっかけが出てこないという人もいるかもしれません。

しかし、これは自分の思考の癖を知り、自己分析するのが目的です。自分の新しい側面が見えてくることもありえますので、一度騙されたと思ってやってみてください♪

そして書いて見たものを元に、これからご紹介する、何をしても楽しくないと感じる原因に該当するものはないか、確認してみましょう!

何をしても楽しくないと感じる時によくある原因①体調

何をしても楽しくないと感じるのは、体調を崩しているタイミング(もしくはそれをきっかけ)に起こることもしばしばあります。

身体的にしんどい時は、楽しむ云々よりも、むしろゆっくりさせて欲しい…と思うのは当然なのですが…。

しかしそれとは別に、女性の場合は年代や体質によっても、簡単に”何をしても楽しくない”という感情から抜け出せない時もあります。自分の意図と体調が、常にイコールではないですからね。

何をしても楽しくないと感じる原因はPMSや更年期の影響?!

女性にとってPMSや更年期のトラブルは、前向きな気持ちすらもぶち壊してしまう繊細な悩みですよね。

イライラしたり、しおらしくなったり、急に体力が落ちたり…ホルモンバランスが崩れて、気分が不安定になりがちなこのタイミングで、これまで溜め込んだストレスも手伝って、一気に精神的にも苛まれていくことがあります。

これは女性ならではの、心身共に苦しみ、何をしても楽しくないと思う原因のひとつではないでしょうか。

何をしても楽しくないと感じる原因は病気や体調不良…

大病をきっかけに、うつ状態になる方は珍しくありません。体調がそぐわない日が続くと、もちろん精神的にも苦しくなってきます。

やりたい気持ちや欲求はあっても、思うようにできないのですから、そのフラストレーションが蓄積されれば、何をしても楽しくないと思うのは無理もないのです。

先ほどのPMSなどと同様に、こればっかりは、自分の意思でコントロールできるものではありませんからね…。

何をしても楽しくないと感じる原因が体調の場合の解決策

体調が原因の場合は、食生活や生活リズムの見直しが自分でできる解決策ですが、この時焦りや無理は禁物です。無理して楽しもうとすると、かえってもっと深みにハマってしまうかもしれません。

病院やクリニック、薬や漢方を上手に使いながら、まずはしっかり身体を休め、体調が良くなることを優先してください。

体調が良い日があれば、やりたいことを書き出しておくとなおよし♪復帰後のモチベーションアップにもつながりますよ!

何をしても楽しくないと感じる時によくある原因②生き方

性格的に溜め込みやすい人もいます。

もっと上手に生きられたら楽しいのに…もっと気楽に生きられるようになれたら…と悩む方は、公にされていないだけで実際には案外多いもので…。

今でこそHSPやアダルトチルドレンなんて言葉も聞くようになりましたが、生き方(性格)や心、思考の癖が原因で、何をしても楽しくないと感じてしまうこともあるんですよね。

あなたももしかしたら、漠然とした生きづらさを感じていないでしょうか?

厚生労働省|生きづらさを感じている方々へ

何をしても楽しくないと感じる原因は気を遣い過ぎている?!

HSP傾向がある方にとっては、仕事に行っても人といても常に気を張っていたり、気を遣っていたり…と、心が常に外に向いている状態なので、何をしても楽しくないと感じてしまう原因にもなりえます。

周囲に気を遣ってばかりいると、知らぬ間に”自分軸”で生きることができなくなってしまい、他人軸で(他人を軸に物事を考えて)生きてしまうことになるのです。

気付いたら、自分がわからなくなってしまう…心が苦しくなってしまうのも無理のないことです。

何をしても楽しくないと感じる原因は思うようにいかないことばかり…

なにをやってもうまくいかない時ってありませんか?思考錯誤して頑張っても空回りしてうまくいかなければ、心が折れてしまうんですよね…。

『こんな時もある!』と、気持ちを上手に切り替えられない状態が継続的、あるいは定期的にあるのであれば、自身の心に向き合う必要があるのかもしれません。

心の切り替え方があまり上手ではない人っています。でも、その状況からは早く抜け出した方が、自分も楽になるはずです。

何をしても楽しくないと感じる原因が生き方の場合の解決策

解決するには、しばらくは気を遣う環境や、あなたを苦しめる環境からは少し抜け出して、自分軸で考える・生きるというトレーニングをする必要があるのかもしれません。

自己肯定感の低さや、プライド、完璧主義で自己嫌悪感が強いなどの場合は、やはり一度、落ち着いて自分に向き合う必要があります。

思考の癖を変えるべく、心理学などの読書から生き方のヒントを得るのも良いものですよ♪

何をしても楽しくないと感じる時によくある原因③生い立ち

生き方・性格に直結する生い立ちになにか問題があって、何をしても楽しくないと感じてしまうこともあります。家庭(遺伝)は人の性格の形成に大いに関係するものですからね。

これは、生まれながらに背負った根が深い話なので、簡単には解決できないと思う人も多いかも知れませんが、原因をしっかり見極めて、受け取り方を少し変えるだけで、すっきりできることもあるので、諦めないでください!

何をしても楽しくないと感じる原因は家庭環境が良くなったから…

幼い頃から両親が不仲だった…喧嘩しているのをよく見ていた…DVやモラハラなど、両親の日頃の態度や対応から、いつも気を遣ってきたり、家族にも関わらず空気を読んで過ごしてきたりしている場合、心に傷を負ったまま、大人になってしまいます。

家庭環境に原因がある場合、なにが大変って『それが当たり前』として育ってきてしまったので、苦しいという自覚がないまま過ごしている可能性が高いこと。

親の不仲・離婚・毒親などは、決して子供が選んでその環境にいるわけではありません。親の心に問題があるわけですしね…。

親元を離れて自立して、家庭以外の世の中を知って治る人もゼロではないのですが、大半の方がその心の闇を背負ったままなので、社会にもまれた時に折れてしまうことは多々あります。

そのひとつの症状として、何をしても楽しくないという感情が生まれることもあるのです。

何をしても楽しくないと感じる原因が生い立ちの場合の解決策

生い立ちに原因がある場合は、一番根が深いため、解決には少し時間がかかるケースが多いものです。こういった原因がある場合は、『気分を切り替えるために適度な運動をしましょう!』『アロマを使ってリラックス♪』なんて、ありきたりの方法で対処しても、そう簡単に根本から立ち直れるものではありません。

根本に向き合っていないのですから、一般的な気分の切り替え対策をやっても一向に気分が改善されるはずはないんですよね…。

親の離婚や不仲などを経験して育った方の場合、自分を押し殺して生きる癖がついてしまうことが多く(空気を読み過ぎたり、本音を伝えなかったり)、なによりも自分の本音を素直に出して行くことが必要になってきます。

ただ、親の関係・家族関係などの生い立ちが原因で、何をしても楽しくないと感じていることに気づいていない人も多いのが事実。どんな対策をしても抜け出せないという方は、心療内科なども悪くないものですよ♪

何をしても楽しくないと感じる時によくある原因④恋愛

失恋を機に、心を閉ざしてしまう方もいますよね。

本気で結婚をするつもりだった人との思いがけない別れもあるでしょうし、片思いが実らなかった経験など、人それぞれの恋愛がうまくいかなかったケースがありえるもの。

それぞれの恋愛感情に重い・軽いはないでしょうが、失恋の仕方によっては傷つき、心を上手に切り替えられなくなることもあるでしょう。

傷が大きいほど、何をしても楽しくないと感じてしまっても当然なんですよね…。

良い終わり方なら、何をしても楽しくないとは感じず、明るくフレッシュな気持ちで新しい毎日を過ごす気にもなれるかもしれません。

しかし終わり方次第では、自分を否定された気持ちになるような経験もあるでしょうし、信じていた相手に裏切られたり、嘘をつかれていたりしたのであれば、なおさらふさぎ込んでしまうこともあります。

失恋に限らず、パートナーとの喧嘩などでも、どん底な気持ちになってしまうことも否めませんしね…。

何をしても楽しくないと感じる原因が恋愛の場合の解決策

恋愛は一人の意思でできるものではありませんし、精神面の話をすれば、一歩間違えると依存のようになってしまうこともあります。まず、恋愛といえど、人は人という自分との境界線を明確にするよう意識してください。

『失恋には新しい恋が一番!』なんて巷ではよく言われますが、恋愛は無理してどうこうするものではありません。

自分のためにも時間は必要ですし、見て見ぬふりをして誤魔化すのはNG!根本原因を解決しておかないと、今後の恋愛でも失敗する可能性は大です!

恋愛って自分を知れるタイミングでもあるので、焦って苦しい恋愛を続ける前に、うまくいかなかった原因について考える時間も必要な時。

そこで『恋愛していないと不安…』という気持ちが少しでもあるのであれば、恋愛依存傾向があるのかもしれません。

恋愛がきっかけで、何をしても楽しくないと感じてしまう時に考えて欲しいことは、自分自身の心や恋愛傾向についてです。幸せに生きるために、自分に向き合ってみませんか?

何をしても楽しくないと感じる時によくある原因⑤仕事

仕事が忙しすぎて…プレッシャーが多い仕事で…と、仕事漬けの毎日を過ごしていると、燃え尽き症候群のような症状として、何をしても楽しくないと感じてしまう原因になることがあります。

休日は何もする気がない…動きたくない…と、疲れを抜くことが第一優先になっていないでしょうか?

もしかしたら、休日ですら家で仕事を…という人や、出社して仕事を…仕事の連絡が多々あって…なんて方もいるかもしれませんね。

という私自身も、以前の仕事でメールや緊急対応オンパレードで、休日にも仕事をしていた経験が2年半ほどあります。

この生活、いくら仕事が好きだろうが、誇りだろうが、さすがに心が擦り減ってしまうんですよね…。

仕事が趣味と言えるほどの好きなのであれば、幾分マシなのかもしれませんが、やはり責任やプレッシャーが日々降りかかっているのですから…睡眠時間ですら、仕事の夢を見て脳がまったく休まっていないなんてことがあるなら危険信号です。

厚生労働省|働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」

何をしても楽しくないと感じる原因が仕事の場合の解決策

仕事が原因で何をしても楽しくないと感じてしまう場合、少々荒療治に感じるかもしれませんが、適度に仕事から離れる時間が必要です。

仕事仕事で、頭の中が常に疲労でいっぱいになっているので、最初は大変難しいかもしれませんが、脳を休める必要があります。

脳や心の疲労はわかりにくいので麻痺してしまう方も多いですし、日本人は勤勉過ぎるほどなので、仕事で程よく手抜きする・脳をオフにするというのが下手な人も多いもの。

ですから、勇気がいることかもしれませんが、今日はオフにするという日を決めて、一切仕事をしない日を作る、あるいは非現実的な1日を過ごすなど、完全に仕事から頭を切り離す日を作ってみましょう。

あえて圏外のエリアに行く・携帯は電源をオフなど徹底して、とことん日頃できていなかったことをやってみてください。

この場合、睡眠に時間を割くのではなく、あえて普段の生活とかけ離れたことをやってみるのがオススメですよ♪

何をしても楽しくないと感じる時によくある原因⑥環境

育児、新型コロナウイルスでの環境の変化、大切な人を失った経験(ペットロスなども含む)、ひどい天災の経験…など、さまざまな環境の変化が原因で何をしても楽しくないと感じてしまう人もいます。

『これまでなんのトラブルもなく、とても元気だったのに?!』という方でも、とてつもない衝撃的な出来事を機に、なにかが弾けたように、心の線が切れてしまうようなイメージです。

それほど環境の変化って、人に大きな影響を与えます。

今回の新型コロナウイルスに関しては、突然これまでの当たり前が奪われた感覚に近い方も多いのではないでしょうか?

育児なんかも、いくら我が子だろうが、いくら子供が好きだろうが苦戦の連続ですし、核家族化が進む現代では、ワンオペ育児などで助けを求められず抱え込んでしまっている方もいるかもしれません。

天災や大事な人との別れなども、突然のこと過ぎてうまく心が受け止めきれないこともあります。

思いもよらない経験によって、環境が急変したことで対応が難しくなる時って、誰にでも起こりうることです。

自分に原因がある場合もありますが、外的な要因でも突発的に起きることもあるので、決して他人事ではありません。

柔軟に対応できる人もいれば、できない人もいますし、たまたま少し弱っていた時に…という人も、徐々に元気を失っていく人もいます。

環境の変化って、真面目な人ほど苦しむこともあるものですから。

何をしても楽しくないと感じる原因が環境の場合の解決策

環境の変化で、何をしても楽しくないと感じている場合、時間が必要なケースがしばしばあります。

自分の力だけで変えていくのが難しいことも多いですし、少しずつ原因になってしまった出来事を克服、あるいは治癒していくしかないケースも多く…。

解決については、人の優しさや温かさも必要ですし、時には人に素直に頼ること、苦しい気持ちを吐き出して聞いてもらうことも支えになることでしょう。

自分の気持ちが落ち着くことをするようにしてみましょう。

趣味を見つけようなども、よく聞きますが、何をしても楽しくないと思っているタイミングでは、趣味を探すのも空回りして余計にしんどくなるだけです。

少しわがままなくらいでも良いので、人に頼る、甘えることも大切なことですし、少しずつ自分の心のタイミングで、気持ちを伝えて和らがせていくように心掛けてみてください。

劇的に環境を自ら変えるというのも、ありかもしれませんね!

何をしても楽しくないと感じる原因に合わせた対策を!

何をしても楽しくないと思う原因は人それぞれですし、なにが合うかも人によって異なります。

リラックスアロマを♪自分にご褒美を♪と、色んな意見はありますが、やってみたけど別に気持ちが変わらない…という場合は、やり方を間違えていただけなのかもしれません。

『そんな時もあるよね!』のマインドだけで乗り越えられない期間が長引いている場合は、根本原因に向き合って、一度現状を整理してみと、今後の生き方も大きく変えるチャンスになるものですよ♡

タイトルとURLをコピーしました