【亭主関白とモラハラの違いとは】彼がモラハラか見極める方法

私の彼・夫はただの亭主関白?モラハラ?違いがわからない

周りから「それモラハラだよ!」と言われたけど自分はそうは思わない…わがまま・亭主関白なだけ…と思っていないでしょうか。好きになった相手ですから、モラハラという見方ができない女性って実はたくさんいます。

でも、「うちの夫(彼)は亭主関白?それともモラハラ?」と、違いがわからず不安になることもありませんか?

実際に暴力を受けるわけでもなく、心の暴力なので判断が難しいこともありますが…。

参考:政府広報オンライン|パートナーや恋人からの 暴力に悩んでいませんか。 一人で悩まずお近くの相談窓口に相談を。

亭主関白もモラハラもその人の性格

違いがわかりにくいのは、亭主関白だろうがモラハラだろうが、あくまで相手の性格だから。その人らしさといえばそうですし、人によっても受け取り方が違います。

それゆえに、モラハラという危険な心の持ち主であっても相手を受け入れ、自分が折れることを優先してしまうのです。それが愛だと思っている方もいますし。

亭主関白も個性ですから、そういう人として受け流してしまう方が多いのかもしれません。

参考:厚生労働省|「パーソナリティ障害」とは?

亭主関白とモラハラの違いってなに?

亭主関白とモラハラの決定的な違いってわかりますか?実は明らかな違いがあります。
それは

  • 誰を中心に考えているか(自己中心的)
  • ありのままの相手の人格・人となりを受け入れているか(相手に否定的)

です。

「男とは」というこだわりが強い亭主関白に対して、自己愛の塊でしかないモラハラ男。

亭主関白の場合は、ここまで異常な自己愛はありません。これらの違いについて、詳しく確認してみましょう。

亭主関白とモラハラの違いはマウント!

モラハラの場合、勝ち負けにこだわるため、自分の思うようにならない時に、異常にしつこいです!

とにかく負けが嫌い。明らかに自分が悪いことでもああ言えばこう言うで、謎の理屈をこねて自分が勝つ(納得がいく)まで、相手を追い込みます。

亭主関白も頑固という意味では似ているように見えますが、相手の人格まで否定して精神的に追い込むことまではしません。

負けたくない、自分が正しい、そういった言動が多く、とにかくマウント気質。

亭主関白な人にも男尊女卑的な人はいます。しかし、相手の存在や人格を否定するようなことまでして、上に立とうとはしません。

なぜなら、男性としての役割を全うしようとしているだけだから。亭主関白の人は、男性として家族や恋人を守る意識が強いだけで、決して家族や恋人の心を支配しようとしているわけではありませんからね。

亭主関白とモラハラの違いは愛!

亭主関白とモラハラの決定的な違い、それは愛です。

モラハラの場合は、御託を並べて”ごもっとも風”なこと・あなたを”思っている風”なことは言いますが、結局は自分の思うようにしたいだけ。つまりモラハラ男の愛は、自分にしか向いていません。

しかし、亭主関白の場合は、少し不器用ではあるにせよ、家族のことはちゃんと愛しています。家族を愛しているからこそ、厳しいことも言うのです。

この違いを見分けるのは難しいでしょうが、よく聞いてみてください、相手の言っていること。誰のために言っているのか?

自分の思うようにするための屁理屈、あなたを下げる言葉・否定する言葉が多くありませんか?

冷静に相手の言葉を分析すると、愛の矛先が誰に向いているのかわかってくるはずです。あなたのための言葉なのか、自分のための言葉なのか、しっかり違いを確認してみてくださいね。

それは亭主関白ではなくモラハラです!違いを見抜くために

亭主関白だと思っていたことが、実はモラハラだったということはよくあるものです。それは違いを見抜けない“あなた自身の性格”が関係しています。

でも、性格と言われても…と困惑する方も多いのではないでしょうか。

亭主関白とモラハラの違いを見抜けられる性格になると、幸せになる力がつき、生き方も変わってきます。相手を変えようとするのではなく、自分に向き合うことを意識して、ご紹介する内容を取り入れてみてください。

相手への依存や執着と愛情の違いを知ろう!

亭主関白とモラハラの違いに気づけない人の特徴は、ズバリ相手への依存や執着が強い傾向があること。

彼氏だろうが夫婦になろうが、依存してしまうと良い関係性・対等な関係であることが難しくなってしまいます。自分を下げて我慢ばかりになってまで、その人と本当に一緒にいないといけないのか…。

意地になったり、悔しい思いをしながら一緒にいたりしているなら、モラハラを疑ってください。

自分を大事にする!自分を責める考えはやめよう!

相手の頑固な態度やきつい言葉に萎縮していないでしょうか。モラハラとは違い、亭主関白の場合は萎縮させたり相手を脅したりして押さえ込むようなことはしません。

しかし、自分を大事にできていない人は、威圧的な言動をされると「自分がいけないんだ」と自責してしまい、相手から見捨てられることが怖くて言いなりになる傾向があります。

つまり、モラハラのいいカモになってしまうのです…。

自分を犠牲にする関係は思いやりではない

嫌なことは嫌、違うことは違うと言えていますか?

恋愛や結婚ってうまくいかせるには我慢が必要なんていいますが、我慢というより譲歩・歩み寄りが大事というだけの話。

自分を責め、犠牲にしないといけない関係は、思いやりとは違います。自分を大事にできているからこそ、相手といい関係が築けるものです。

相手に合わせるのではなく、自分を好きになれるようにしましょう。

パートナー以外の人の意見も取り入れよう!

2人のことは2人しかわからないなんて言いますし、確かにそれは一理あるのですが、逆に、傍から見ているからこそわかることもあります。

2人のことだからという考えしかない場合は、自分の考えだけに縛られ、冷静さを欠いたり、偏った見方になったりしてしまい、亭主関白とモラハラの違いに気づけるセンサーが鈍ってしまうのです。

ですから、第三者の意見は侮れません!

第三者だから的を射た判断ができることもある

自分が選んだパートナーに対して、否定的なことを言われるのはあまりいい気はしないでしょうが、第三者だからこそ、冷静な的を射た判断ができることもあります。

偏った見方しかできず、亭主関白とモラハラの違いを見抜けないと、一層2人の結束を悪い意味で強くしてしまい、気づいたら泥沼…なんてことになりかねません。

自分に近い人の意見には耳を傾けてみても損はありませんよ。

亭主関白とモラハラの違いがわかれば今後の役に立つ!

亭主関白の場合は、表現が下手なだけで決してあなたに悪意を持って接しているわけではありません。

しかし、モラハラの場合は自分の心の不安定さを補うためにあなたを踏み台にしています。

この違いは今後のあなたの人生に大きな影響をもたらすほどの違いです。好きになった人との関係のせいで、人生を台無しにしてしまわないよう、しっかり違いを見極められる女性になりましょう!

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