集中したい時におすすめ!集中力を高めるアロマ12選

集中したいけどできない・・そんな時ありますよね?

「勉強や仕事に集中しないといけないのに、気が散漫になってしまって、うまく集中できない……」そんな日ってありますよね。

今回は集中力をしっかり発揮したいときにおすすめしたい、アロマオイルをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

アロマの知られざる効果

アロマオイルには、心身に作用する様々な効果があります。

気分を安定させたり集中力をアップさせたり、リラックス効果をもたらしたり……と、効果・効能はアロマオイルによって様々です。その時の体調や欲しい効果などによって、選ぶようにすると良いでしょう。

今回は集中力をアップさせるのに効果的なアロマオイルに絞ってご紹介していきます。

集中力アップ効果のあるアロマのおすすめの使い方

集中力アップ効果が期待できるアロマオイルのおすすめの使い方は、芳香浴です。芳香浴は集中力を高めたいときに限らず気軽に行うことができるので、アロマオイル初心者の方にもおすすめ。

アロマディフューザーやアロマライトなどの専用のグッズがあれば一番良いですが、そういったものがなくても芳香浴は可能です。ハンカチやタオルにしみ込ませたり、お湯を入れたカップなどに数滴たらしてみたりしてください。

ハンカチなどにアロマオイルを染み込ませるやり方なら、自宅ではもちろん出先などでもアロマオイルを気軽に楽しむことができます。

仕事場で集中力を高めたい場合には、あらかじめ集中力アップ効果が期待できるアロマオイルをたらしたハンカチなどをバッグに入れておくと良いでしょう。

そうすればどこでも集中力を高める効果がほしいときにアロマの力を借りることができますね。

集中力アップ効果のあるアロマ12選

さてここから、集中力アップ効果のあるアロマ12選をご紹介します!

集中力向上にぴったりのアロマ【ペパーミント】

ペパーミントは数あるアロマオイルの中でも定番のものなので、アロマ初心者の方にもおすすめです。スーッとした清涼感あふれる香りが特徴で、他のアロマオイルとのブレンドもしやすくなっています。

気持ちをすっきりリフレッシュさせたいときや、集中力をアップさせるのに効果的なアロマオイルなので、勉強やお仕事のお供として、活躍させてみてはいかがでしょうか。

また清涼感があり体温を下げる効果があるため、身体のほてりが気になるときや、夏場の使用もおすすめできます。

肌に塗布する場合には少量に

ただし体温を下げる効果がある分、お肌に塗布する場合には、少量にとどめるようにしてください。また敏感肌の方の場合は刺激になることがあるので、あらかじめパッチテストを行うようにすると良いでしょう。また妊娠中の使用はNGなので、妊娠の可能性がある場合には十分気を付けてください。

集中力向上にぴったりのアロマ【レモングラス】

レモングラスは、レモンに似たすっきりとしたフレッシュな香りが特徴のアロマオイルです。鎮静効果とリフレッシュ効果があるので、気持ちが高ぶってしまっていて集中力がしっかり発揮できないようなときや、頭をすっきりさせたいときに使うのがおすすめです。

先にご紹介したペパーミントのアロマオイルとの相性も良いため、ブレンドして使用するのも良いでしょう。

血流を促進する効果もあるので、冷え性で悩んでいる方や、むくみが気になるようなときに使用するのにも適しています。

レモングラスは作用が比較的強めのアロマオイルなので、濃度や量には気を付けて使用するようにしましょう。また妊娠中の場合は、使用を避けるようにしてください。

集中力向上にぴったりのアロマ【ユーカリ】

ユーカリは、ぴりりとした辛みと清涼感のある香りが特徴のアロマオイルです。ユーカリには「ユーカリ・グロブルス」「ユーカリ・ラディアータ」「ユーカリ・シトリオドラ」の3種類があります。

ユーカリ・グロブルスは、ユーカリの中で最もメジャーなものになります。殺菌効果が高いので、風邪やインフルエンザなどの予防に使うのもおすすめ。またシャープな香りには頭の働きを明晰にする効果や集中力を高める効果も期待できます。勉強や仕事にしっかり集中したいときに使用すると良いでしょう。お部屋全体に焚けば、空気もさっぱりします。

アロマオイル初心者や作用が強いが苦手な方におすすめ

ユーカリ・ラディアータは、ユーカリ・グロブルスよりも作用が穏やかなので、アロマオイル初心者の方や作用が強めのものが苦手な方におすすめです。気持ちをすっきりとさせる効果が期待できるので、集中力をアップさせたいときにはもちろん、気持ちがふさぎこみがちな日に使うのも良いでしょう。抗炎症効果もあり、花粉症や風邪の諸症状を緩和させる効果も期待できます。

ユーカリ・シトリオドラは、「ユーカリ・レモン」と呼ばれることもある、レモンに似たフレッシュな柑橘系を思わせる香りが特徴です。ユーカリ・グロブルスやユーカリ・ラディアータとはやや作用が異なり、鎮静作用や気持ちを前向きにする効果が期待できます。

気持ちが鬱々としてしまって集中できないようなときに使うと良いでしょう。またユーカリ・シトリオドラの主成分であるシトロネラールは虫が嫌うため、防虫効果もあります。

ユーカリのアロマオイルは妊娠中の使用は避けるようにしましょう。またお肌の刺激になることがあるので、敏感肌の方は濃度や量に注意したり、初めて使う際にパッチテストなどを行うようにしたりしてください。

集中力向上にぴったりのアロマ【ベルガモット】

ベルガモットは紅茶のアールグレイの香り付けにつかわれるもので、シャープでぴりりと辛みのある甘くない柑橘系の香りが特徴になります。精神のバランスを整える効果が期待できるので、情緒不安定になりがちな日や、気持ちが落ち着かなくて集中力が発揮できないようなときに使ってあげると良いでしょう。

消化器の働きをアップさせる効果もあるので、胃痛の症状を緩和させたり、食欲不振などを改善する効果も期待できます。特にストレス性の胃痛や腹痛などに使用するのがおすすめですよ。

ベルガモットは柑橘系のアロマオイルで光毒性があるため、お肌に塗布した場合には、直後に直射日光に当たらないようにしてください。

また薬を服用している場合にも使用できないことがあるので、持病がある方や療養中の方が使用する場合には、安全のためにも事前に医師に相談するようにしてください。

集中力向上にぴったりのアロマ【ローズマリー】

ローズマリーは料理やお菓子などにも使われることの多いハーブです。ローズマリーのアロマオイルはハーバルでフレッシュな香りが特徴です。なおローズマリーのアロマオイルには「ローズマリー・ベルベノン」「ローズマリー・カンファー」「ローズマリー・シネオール」の3種類があります。

ローズマリーのアロマオイルの種類

ローズマリー・ベルベノンは、料理などに使われることから、アロマに馴染みがない方でも親しみやすい香りなのではないでしょうか。不安感が強いときや疲れがとれないとき、やる気や集中力がイマイチでないときに使うと効果的です。

ローズマリー・カンファーは、精神を高揚させる効果があるため、やる気が出ないときや無気力感の強いときに使ってあげると良いでしょう。シャープさの強い香りなので、リフレッシュしたいときや集中力をアップさせたいときにもおすすめできます。筋肉を弛緩させる効果もあるので、肩こりやストレス性の頭痛の緩和などにも活用できますよ。

ローズマリー・シネオールは、ユーカリに似た香りが特徴です。気持ちが落ち込みがちな日や気分転換したいとき、集中力を発揮したいときに活躍してくれます。慢性疲労や肩こりの緩和にも効果が期待できますよ。毎日忙しく過ごしている方におすすめです。

ローズマリーは、どれも作用が比較的強めのアロマオイルになるので、濃度や量に注意して使うようにしてください。また妊娠中の使用は避けるようにしましょう。

集中力向上にぴったりのアロマ【レモン】

みずみずしく清涼感あふれる香りのレモンは、アロマオイル初心者の方にもおすすめです。レモンの果実そのままのような香りなので、かなり親しみやすいですよ。レモンのアロマオイルには集中力や記憶力を高める効果が期待できます。読書や勉強のときにぴったりのアロマオイルと言えるでしょう。頭をすっきりさせたいときや、寝起きなどに芳香浴するのもおすすめです。

また血流を促進させる効果もあるので、ダイエット中の方にもおすすめできます。マッサージなどに活用してみてはいかがでしょうか。キャリアオイルを使って、マッサージ用オイルを自作するのも良いでしょう。

レモンは柑橘系なので光毒性に注意が必要です。お肌に塗布した場合には、直後に日光に当たらないように気を付けてください。

集中力向上にぴったりのアロマ【グレープフルーツ】

さっぱりとしたフレッシュな香りのグレープフルーツ。緊張やイライラなどを改善して、気持ちを前向きにしてくれる効果が期待できます。もちろん集中力をアップさせたいときにもぴったりです。すっきりとした香りには気分をリフレッシュさせてくれる効果もあるので、気分転換したいときに使うのも良いでしょう。

過剰な食欲を抑制する効果も期待できるため、ダイエット中の方や、ストレスで間食などをしてしまいやすい方にもおすすめですよ。またリンパの流れを促す効果も期待できるため、むくみ改善・予防に使うのも良いでしょう。グレープフルーツも柑橘系で光毒性があるので、使用直後に直射日光を浴びないよう気を付けましょう。

集中力向上にぴったりのアロマ【ティーツリー】

殺菌作用に優れたアロマオイルの一つとして知られているティーツリー。すーっとした清涼感あふれるシャープな香りが特徴です。風邪予防や掃除などに使われることが多いアロマオイルですが、リフレッシュ効果と頭をすっきりクリアにさせる効果も期待できるので、集中力を高めたいときに使用するのもおすすめ。

また免疫力を高める効果や抗ウイルス作用などもあるので、花粉症の季節や風邪が流行する季節にも活躍してくれることでしょう。

なおティーツリーは妊娠中は使うことができないアロマオイルなので、妊娠可能性がある場合には気を付けましょう。また皮膚に塗布する場合刺激になることがあるので、敏感肌の方はパッチテストを行うようにすると安心ですよ。

集中力向上にぴったりのアロマ【クラリセージ】

クラリセージは、ハーブらしい少しスパイシーな、そして温かみのある香りがします。料理でも使用されますが、香水の原料としても使用されています。もともとラテン語で「明晰な」という意味を持ち、疲れ目や目の病気に対して治療薬として用いられてきました。すっきりとした香りで、ワインの風味付けにも使われています。

集中力を高めると同時に、リラックス効果もあるといわれています。強さと穏やかさのバランスをとるとでもいうのでしょうか。ぐらつく不安定な感情を優しくほどいてくれて、心の安定を取り戻すことができます。そして、頭がクリアになり、集中力を高めてくれる効果があります。

アロマテラピーとしても重要な精油で、女性特有の病気に効果的と言われています。また、頭痛にも効果的との報告も。気管支系にもよい効果をもたらしてくれるので、咳やのどの痛みにも効果が期待されています。

集中力を高めたい時だけでなく、仕事で疲れた時や、悩みがちな時、お部屋でこのエッセンシャルオイルを焚いてみましょう。

集中力向上にぴったりのアロマ【マンダリン】

マンダリンはミカン科の植物で、シトラスのすっきりとした香りが集中力をアップさせてくれます。見た目もオレンジによく似ています。原産はインドですが、古代から中国の高級官僚に捧げられていたということが名前の由来になっているといわれています。爽やかで、少しフローラルな雰囲気も持っています。

集中力を高めてくれることにプラスの効果として期待できるのは、自信を失った心に元気を与え、心の状態をサポートしてくれるということ。明るさを取り戻し、ありのままの自分を受け入れられるようになるといわれています。心だけでなく、体も元気になるような作用が期待できます。

香りをかいだ時の、すーっとしたシトラスの香りは、男性女性ともに苦手な方が少ないので、どんな方でも試していただくことができます。まるでフレッシュなオレンジをもいだときのような爽やかな香りです。

集中力向上にぴったりのアロマ【オレガノ】

オレガノはイタリア料理によく使われるハーブ。スパイシーな刺激もありながら、少しの甘さももっています。昔から、お料理だけでなく薬や儀式など、いろいろな場面で使用されてきました。

この少しスパイシーな香りが、頭をすっきりとクリアにしてくれて、集中力を高めてくれます。こり固まった考えをほぐして、柔軟に物事を考えられるようになると言われています。

抗ウイルス効果もあるので、乾燥しがちな部屋の中で集中力を高める場合は、オレガノ精油で風邪予防も兼ねてしまいましょう。

集中力向上にぴったりのアロマ【メリッサ】

メリッサは、レモンバームとしても知られている植物。爽やかで甘いシトラスの香りが集中力を高めるのに最適です。

古くから万能薬として使用されてきたメリッサは、なかなか動けない人に前向きなパワーを与えてくれて、ポジティブに未来に向かう後押しをしてくれる香り。仕事中や、細かい作業をするときに焚くのがおすすめです。

同時に、この爽やかな香りが咳や気管支炎にも効果を発揮するなど、冬の風邪の症状の緩和にも効果を発揮してくれます。頭痛や吐き気など辛い体の症状も緩めながら、一つのことに前向きに取り組む力を与えてくれるのです。

リラックス効果と、気持ちを前向きにしてくれる効果どちらも兼ね備えているので、ペパーミントやティーツリーだと少し香りがシャープすぎて強いと感じられる方におすすめです。

アロマを使用するときに注意したいこと

しっかり効果・効能を得たいのであれば、しっかりとした品質の良いものを選ぶことが大切になります。アロマオイルはできれば専門店などで購入すると安心です。

また「精油」や「エッセンシャルオイル」と表記がある、100%ピュアなタイプのものを選ぶようにしましょう。安価に販売されているものの中には、人工香料が使用されているものなどもあるので、注意が必要です。

またアロマオイルは安全に使うためにも、開封後1年以内に使いきるようにしてください。特に身体に塗布する場合やアロマバスなどとして使う場合には、期限はしっかりと守るようにしましょう。アロマオイルは劣化を防ぐために、高温・多湿を避けて保管するようにしてくださいね。

取り扱いに注意して不安なことがあったら医師に相談を

アロマオイルには心身に嬉しい効果が色々とありますが、医薬品ではないので、症状がひどい場合は長く続くようであれば、しっかりと医療機関を受診するようにしましょう。またアロマオイルを使用していて心配なことがあったり、万が一体調が悪くなってしまった場合にも、速やかに医師の診断を受けるようにしてくださいね。

アロマオイルは妊娠中・授乳中の方や、持病があったり薬を服用していたりする方は、特に注意して使う必要があります。禁忌に該当しないかどうか、使う前にしっかり確認するようにして、安全にアロマオイルを活用していきましょう。

アロマを活用して集中力アップ!

集中力アップ効果が期待できるアロマオイルをご紹介しました。学習や仕事などでしっかり集中したいというときに、ぜひアロマを活用してみてくださいね。

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