リラックスしたい時はアロマの力をプラス!
アロマがリラックスするのに効果的なのはご存じの通り!
今回はリラックス効果をしっかり発揮したいときにおすすめしたい、アロマオイルをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
リラックス効果のあるアロマオイル:ラベンダー
ラベンダーはリラックス効果や安眠効果があることで知られているアロマオイルです。数あるアロマオイルの中でもかなりメジャーなものになるので、アロマオイルにあまり詳しくないという方でもご存じの方は多いのではないでしょうか。甘くハーバルな香りは親しみやすく、ほかのアロマオイルとのブレンドもしやすいです。
ラベンダーは心身をリラックスさせる作用に優れているので、一息ついて休憩したいときや、なかなか寝付けないときに使用するのがおすすめです。反対に車の運転前など集中しなければならないシーンでは使用を控えるようにしてください。
またラベンダーのアロマオイルには殺菌効果もあるので、ニキビや肌荒れなどのケアに使うこともできます。芳香浴・アロマバス・スキンケア……とマルチに使うことができるアロマオイルなので、一本持っておくと何かと重宝しますよ。アロマ初心者の方にもおすすめです。
リラックス効果のあるアロマオイル:オレンジスイート
オレンジスイートもリラックス効果のあるアロマオイルとして知られています。甘いオレンジの香りはとても馴染みやすく、シングルでは使いにくいと感じるアロマオイルとのブレンドにも重宝しますよ。そこまで作用が強すぎないので、アロマ初心者の方や子どもにもおすすめです。
オレンジスイートのアロマオイルには血行を促進させて身体を温める効果もあるので、バスタブに数滴たらしてアロマバスを作り、夜にゆっくりと浸かるのも良いでしょう。アロマの効果はもちろんですが、バスタブにしっかり浸かることは安眠につながります。じんわりと身体をあたためたいので、ややぬるめの37~39℃くらいのお湯にゆっくり入ってみてください。
ちなみにオレンジスイートは柑橘系アロマオイルの中では光毒性は低めであると言われていますが、念のためのオレンジスイートのアロマオイルを使った直後に日光に当たるのは避けるようにしてください。またお肌に塗布すると刺激になる場合があるので、敏感肌の方は注意してください。
リラックス効果のあるアロマオイル:イランイラン
イランイランのアロマオイルは緊張や不安感を取り除き、ゆったりとした気持ちに導いてくれる効果が期待できます。甘くて濃厚なうっとりとする香りが特徴で、多幸感をもたらしてくれる効果も。なお香りが濃厚な分少量でもしっかりと香りを感じるため、使用量には注意するようにしてください。
さらにイランイランにはホルモンバランスを整える作用もあるので、生理痛やPMSなどの女性特有の不調を緩和させる効果も期待できます。更年期のいらいら感などにも。ただし女性ホルモンに作用する効果があるため、妊娠中の使用は避けるようにしてください。運転前など、集中力が必要になるときにも使うのはやめておくのが賢明です。
リラックス効果のあるアロマオイル:ネロリ
ネロリのアロマオイルはビターオレンジの花からとられるだけあって、柑橘系とフローラルを合わせたような香りがします。甘すぎないので使いやすく、香水などにもよく使われます。なおネロリは花から抽出されるため、ほかの柑橘系アロマオイルのように光毒性はありません。
ネロリは心を落ち着かせてくれる作用があるので、ストレスがたまってしまっているときや疲れているときはもちろん、心が安定しないと感じるようなときに使うのもおすすめです。またストレスや自律神経の乱れによる心身の不調(胃痛や頭痛など)の症状を緩和させる効果も期待できます。
ネロリは香りが強めのアロマオイルなので、量や濃度に気を付けて使うようにしてください。最初は少量から試すようにすると失敗が少ないですよ。
リラックス効果のあるアロマオイル:カモミール
カモミールはアロマオイルよりもハーブティーのイメージを強く持っている方も少なくないかもしれませんね。青りんごに似た香りが特徴のカモミールは高いリラックス効果があるところが特徴で、精神的に安定させてくれる効果も。ストレス由来の頭痛などの症状を緩和させる効果も同時に期待できます。
さらにカモミールには抗炎症作用も期待できるので、スキンケアに活用することもできます。お肌が荒れてしまっているときなどにケアに。新陳代謝を高める効果もあるのでエイジングケアなども期待できます。
カモミールは初心者でも使いやすいアロマオイルですが、香りが強いので高濃度で使わないように気を付けてください。またしっかり集中力を発揮しなければならないようなシーンでの使用も避けるようにしましょう。
リラックス効果のあるアロマオイル:プチグレン
プチグレインはビターオレンジの葉から抽出されるアロマオイルです。ちなみに花から抽出されるのが先にご紹介したネロリ、果実から抽出されるのがビターオレンジになります。なおプチグレインは葉から抽出されるため、光毒性はありません。
プチグレインは鎮静作用のあるアロマオイルなので、気持ちが安定しないときやアンバランスな状態になってしまっているときに活躍してくれるでしょう。またリラックス効果があると同時にリフレッシュ効果もあるので、気持ちを一旦リセットしたいときや気分転換したいときに活用するのも良いでしょう。
さらにプチグレインには皮脂の分泌を抑える作用もあるので、スキンケアにも活用することができます。オイリータイプのお肌の方やニキビができやすいタイプの肌質の方に特に適しています。
リラックス効果のあるアロマオイル:パルマローザ
パルマローザはインドでは、アーユルベーダに使用される精油の一つ。インドやトルコなどで生産が盛んで、香水の原料にもなっています。非常にリラックス効果が期待できる植物!神経質な人の不安の解消に効果的だといわれています。
仕事など日々の環境が変化する状況で、なかなかそれに馴染めない人もいるでしょう。そんな方にはパルマローザの香りがおすすめ。その甘すぎないさわやかな香りが心に柔軟性を与えてくれます。
ウイルスに対する抗菌作用が優れているといわれているので皮膚の感染症対策としても使われることがあります。
また、スキンケア商品にたくさん使われる精油としても有名。保湿にも優れているので乾燥肌の人の保湿対策としても効果的です。
寝る前にパルマローザが配合されているクリームを使うと、肌にも心にも効果が期待できますよ。
リラックス効果のあるアロマオイル:ジャスミン
ジャスミンはその甘くオリエンタルな香りで、古くから人気の香りの一つ。鎮静作用があるので気持ちを和らげ、リラックスさせてくれる香りです。不安がありグラグラとする不安定な心の動きを、ゆっくりと落ち着かせてくれる効果が期待できます。 かわいらしい真っ白なお花も観賞用として人気ですよね。
古くからジャスミンは愛情に直結すると考えられてきました。特にアジアの地域では、結婚式など様々な行事で使用されてきています。女性特有の病気などにも効果があると言われています。
感情のバランスを取る効果がありつつ、同時に肌への保湿作用にも優れていると言われていて、スキンケア商品にも多く使われています。皮膚を柔らかく保つ効果もあるといわれているので、女性にはぴったりのエッセンシャルオイル。
仕事後、寝る前のマッサージにも効果的ですよ。
リラックス効果のあるアロマオイル:サイプレス
ヒノキ科の針葉樹である、サイプレス。日本では「イトスギ」とも呼ばれています。イタリアなどヨーロッパの風景ではサイプレスが並んだ美しい光景をみることができますね。
とても腐食しにくい植物のため、地中海沿岸の国々では彫刻や船、家など様々な方法で使われてきました。ちなみに、キプロスはこのサイプレスが国の名前の由来となっています。
香りはどことなくヒノキを思わせ、ヒノキに親しんできた私たち日本人にはなじみ深いものです。ウッディー調のなかにも、リフレッシュさせてくれるすっきりとした香りがあります。爽やかさのある香りなので、香水や石けんにもよく利用されます。
サイプレスは心を落ち着かせて浄化する鎮静効果がよく知られています。また、変化を恐れずに前に進むパワーももたらしてくれると言われていますよ。
免疫力の向上にも効果が期待されていて、風邪の時にも効果があります。
集中して仕事に取り組んだあとに、森林浴のような感覚でサイプレスの香りを使ってみましょう。
リラックス効果のあるアロマオイル:ゼラニウム
ローズに似たフローラルな香りなので、よくローズの代用品としても使用されています。特に女性に人気がある香りですね。17世紀にアフリカからヨーロッパに伝わり、その後はヨーロッパで香水の大切な成分となってきました。
ゼラニウムには、リラックス効果やデトックスの効果があるといわれています。日本でも人気のある香りで、いろいろな化粧品や入浴剤などにも使用されているのでなじみのある方も多いでしょう。また、観葉植物として育てていらっしゃる方も多いです。ちなみにゼラニウムは200種類を超える種類があると言われています。
ミントのようなすっきりとした香りをベースに、ほのかなローズの香りが加わった女性的な香り。感受性を高める効果があり、自分の感情を素直に受け入れ、リラックスすることにつながると言われていますよ。
ぎゅーっと頭を絞ったように集中したあとには、ゼラニウムの香りでリラックスタイムを。
アロマを活用してリラックス♪
リラックス効果が期待できるアロマオイルをご紹介しました。仕事など疲れてリラックスしたい!というときに、ぜひアロマを活用してみてくださいね。