疲れが溜まってイライラしてしまう…そんな時の対処方法

仕事や人間関係での疲れが溜まってしまい、イライラしてしまうことってありますよね。しかし、ストレスは身体に悪影響を与えるだけで、何も良いことはありません。イライラの正しい解消方法や、ストレスを溜めないようにする方法をあらかじめ知っておき、穏やかな気持ちで毎日を過ごせるようにしましょう。

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イライラすることにより、さまざまな悪影響が現れる

無意識にたまる疲労


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私たちは日々いろんなストレスと向き合いながら、ときには受け流しながら暮らしています。ストレスがたまると肩がこったり頭痛がしたり不眠になったりなどの症状があらわれますが、この疲れを持ち越しどんどん蓄積してしまうと、疲れのレベルがさらにひとつ上がってしまいます。身体がある程度持ちこたえてくれても、今度はその疲れは心に影響してきます。ネガティブになったり、落ち込みやすくなったり、イライラして攻撃的になったりするのです。
疲れがたまった時は肩がこる!などと分かりやすい場合はまだ自分でもコントロールできますが、忙しすぎて自分の身体の変調に気づかない場合や、気づいていても今の働き方を変えられない場合は調整のしようがありません。その疲れはやがてイライラやうつに化けて心をむしばんでいくのです。

身体からのサイン

忙しすぎる現代社会では、疲れの原因がさまざまあります。長時間労働など仕事が忙しすぎる人、家事と仕事を両立している女性、気を遣うサービス業に就いている人…。長時間同じ姿勢でパソコンに向き合うということも増えて目の疲れ、肩こりなど血行不良に悩む人もいます。食生活も乱れがちで肝炎や糖尿病の人も増えました。
「疲れたな」と感じるのは身体からのサイン。そろそろ休もうよ、という呼びかけです。そんなときに私たちがやってしまいがちなのは栄養ドリンクで乗り切ること。栄養ドリンクを飲むと頑張れる気がしますが、それは一時的に疲れをごまかすもの。今日を乗り切れば!というときは効果を発揮しますが、長期間にわたって飲むのは疲れを蓄積してしまうだけ。
こんな風に私たちは身体からのサインに対して、余計に疲れをため込んでしまう行動をとりがちなのですね。

疲れがたまると心が狭くなる?


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疲れがたまると身体に変調が起き、さらにたまり続けると疲れのレベルが上がり次は心に影響が出るのですが、こうなってしまうと人はネガティブに向かってまっしぐら。あえてイライラすることを探しているかのように、いろんなネガティブ要素が目につきます。
このイライラをぶつけるのはたいてい「人」。ぶつけられた人は「なんでイライラしているんだろう」とむかつくだけで「この人は疲れているのね」などと優しく思いやってくれるなんてことはありません。
たとえば会社の上司。「いつもイライラしていて八つ当たりされる」と思っている部下にとっては、上司は「もともと性格がそんな人」。しかし上司はさまざまなプレッシャーと疲れに悩まされつつも、上司として部下を統率していくために虚勢を張り、意図的にパワフルにふるまっているのです。一見元気なものですから、誰も疲れがたまっていてイライラしているとは思ってくれません。周りに理解されないという孤独感は余計にイライラを募らせ、疲れを誘います。

さらに進むとうつ状態に

虚勢を張ってパワフルにふるまっていた上司はやがて、たまりにたまった疲れによってイライラする気力さえなくなり、今度は自分を壊し始めます。涙が止まらなくなったり、何に対しても無感動、無感情になります。もうこうなると解決方法は「今抱えているものをすべて放り出して、ひたすら休む」以外になくなります。
上司にとっては、イライラして吠えていた方がまだマシだったのです。ストレスやプレッシャーによって遮二無二働かされていた身体と心が「もう無理」と降参し、これまで通りに生きることを放棄します。
こんな風に、疲れを感じても「自分は大丈夫」「まだやれる」と自分に無理をさせた結果、身体も心も壊してしまうことになってしまうのです。

あなたは大丈夫?イライラ度のセルフチェック方法

疲れがたまったらこんなサインが


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人は疲れがたまると身体にいろんなサインが出ます。急に身体の不調を感じるようになったら、身体が疲れに対して「そろそろ限界だよ」と教えてくれているのです。
休みたい、と素直に感じられるならそれが良いのですが、必ずしもそうとは限りません。たとえばとても疲れているのに眠れない。夜中に何度も起きる。こんな不思議なことも良く起こります。1日の中で心と身体を休めることができていないため、イライラすることが増えてきます。
このような現象は蓄積された過度のストレスや疲れによって自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなった結果起こります。

自律神経の乱れは病気も引き起こす


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自律神経が乱れると、病気に対する免疫が弱まるため風邪をひきやすくなったりします。交感神経が優位になる時間が長くなり、興奮した状態、心拍数が増えたり血管が収縮する状態が続くため、高血圧、狭心症、脳卒中、不整脈などの病気につながることもあります。活性酸素も大量に発生するため心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症などの危険性も増加します。
そうならないためにもサインに気づいたら早めに対処したいものです。

仕事の効率の悪さ

同じ仕事をしているのに、最近何故か効率が悪いと感じる。妙に手間取るようになった。覚えがないミスをしている。こんな風に今までスムーズにいっていたことが滞り始めたら、疲れがたまっているサインです。頭がすっきり冴えているなら起こりえないこれらのトラブルは、あなたの疲れが身体の一部だけにはとどまらず、脳がストレスを受けてしまっていることから起きています。
ストレスを受けたら身体は全力で対抗しようと踏ん張ります。でもあまりに長くこの状態が続くといつしかその力も枯れ果ててしまい、脳の働きも低下します。「倒れないうちは大丈夫」などと知らない間に自分の身体に無理をさせてしまう人や、身体のサインに気づかないふりをする人などは、こういった仕事上のミスやトラブルという形になって初めて「これじゃダメだ」「本末転倒だ」と気づき、対策を講じるようになります。

寛容力の低下


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心からの疲れのサインとしてもっとも分かりやすいのが「イライラ」。これまで許せていたことなのに、どうしてもイライラしてしまう。こういった寛容力の低下は感情面からの明らかな「SOS」です。
立場のある人であればあるほど「常に完璧であること」「安定した状態でいること」を自分に課してしまいます。ちょっとした苦痛なら、自分に我慢を強いてしまうのです。高いパフォーマンスを発揮している自分は当然努力をしていますから、他の人にも同じ努力と成果を求めます。「こうあるべきだ」という言い方で相手を縛り付けたり、相手の些細なミスでも許せずにイライラします。
常に自分にプレッシャーをかけ続け、疲れがたまり、結果、他人に対する優しさや寛容な姿勢がどんどんそぎ落とされてしまっているのです。常に自分にプレッシャーをかけ続けるということは、今の自分では不満足ということ。自分で自分を認めていないことから起こります。自分も認めないから相手も認めない。これではいつまでたっても自分も周りの人も幸せになれませんね。
こんな風にイライラやストレスを掘り下げてみると、私たちの身体はとても繊細にできていることが分かります。自分の身体に必要以上に無理をさせるのは良くないですね。

疲れが溜まってイライラする時の対処方法

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