男性は意外と彼女の過去が気になっているもの!
男性は、好きな女性の過去の恋愛遍歴が気になって仕方がないものです。気にしていない風を装っても、会話の中から少しずつあなたの過去の恋愛を聞き出そうと必死です。もちろん、過去の恋愛遍歴を知ったからと言ってすぐに不機嫌になったり、あからさまに引いてしまったりすることは無いでしょう。
しかし、彼はあなたが語った恋愛遍歴を忘れることはありません。なぜなら、男性は女性が思うよりもずっとずっと保守的で独占欲が強く、過去を引きずる生き物だからです。あまりに恋愛遍歴が多いと、真剣にお付き合いをする気が萎えると言う男性も少なくありません。それは、恋人には自分だけを見て欲しい、自分だけのものでいて欲しいという独占欲の表れなのです。
男性の恋はフォルダ保存
男性の恋はフォルダ保存という言葉もあるぐらいです。一度お付き合いした女性への思いは、消すことなくフォルダ分けして永久的に保存してあるのです。そんな男性からみたら、恋愛遍歴が多い女性というのは消えずに残っている恋が多い、他の男性の影がちらついている女性と認識されても仕方がないのかもしれません。
また、あまり恋愛に自信のない彼であれば、元カレの方があなたを満足させることができたのではないか、元カレと一緒にいた時間の方が楽しかったのではないか、と見たこともない元カレに嫉妬し、卑屈になってしまうこともあります。
あなたの中にはもう恋なんて残っていないのに、元カレたちとのあなたの過去に、自ら潰れてしまうのが男性の性なのです。
過去の恋愛遍歴は素直に伝えたほうがいい?
彼氏に過去の恋愛遍歴を聞かれたら、あなたならどう答えますか?
あなたの恋愛遍歴が、彼よりも少ないと思うのならば素直に言うことで彼が安心することもあるでしょう。でも、彼よりも少し多いかもしれないと思っているのであればどうでしょう?素直に伝えることで彼を傷つけるかもしれないし、彼の中であなたが「恋愛にだらしのない女性」になってしまうかもしれません。だからといって、大好きな彼に嘘をつくのも何か違うのでは?と悩んで笑ってごまかしてしまうこともあるでしょう。
人はごまかされるとかえって気になる
人はあきらかにごまかされているとわかると、かえって気になるものです。人より少し恋愛遍歴が多いだけなのに、「すごく派手な恋愛をしてきたんじゃないか」「人に言えない過去があるのではないか」と余計な勘繰りをされてしまうかもしれません。
他のことなら素直に伝えることが良いお付き合いをする上で重要ですが、過去の恋愛遍歴だけはちがいます。大人には大人の、素直な伝え方があるのです。お付き合いが始まったなら過去の恋愛遍歴は必ず聞かれるものとして、素直で上手な答え方を用意しておくといいでしょう。
彼氏の性格・タイプによって、切り返し方を変えましょう!
突然ですが、筆者はアラフォーのバツイチ女性、恋愛経験は人並か少し少なめではと思っております(笑)。
少し前にお付き合いしていた彼氏は、同じくバツイチでアラフィフに差し掛かっている男性でした。
こんな大人同士のお付き合いでも聞かれましたよ、恐怖の質問「これまで何人と付き合ったの?」
筆者のお付き合いした男性は、10人程度です。
バツイチとはいえ筆者の結婚生活はわずか4年です。これまでの人生のほとんどを独身ですごしているのですから、年齢を考えれば決して多いわけではないでしょう。
でも、「10人いない位?」と若干少なく見積もって答えました。
少ないでしょう?モテなくってさぁ、なんて会話を予測しながら…。
彼からの答えは予想外なものだった
が、彼からの答えは「そんなにいるの?」だったのです。
同じバツイチとは言え、20年近く結婚生活を送っていた彼からするとかなりの恋愛遍歴だったのでしょう。
一人の女性と長くお付き合いをする男性でしたので、彼がお付き合いをした女性は元奥様と筆者を含めて4人!筆者の半分以下です。
失敗した!と心底思いましたが、時すでに遅しです。言ってしまった言葉は戻すことができません。彼のテンションは目に見えて下がり、それが原因だったのかどうか、お付き合いは半年と立たずに解消されました。
むしろ少ないと思った人もいた
でも、数年前にお付き合いをしていた30代半ばの彼は、ずっと独身だったせいか10人という人数をむしろ少ないと思ったようで、人数を聞いたときのテンションは上がっていましたね。きっと彼のお付き合いした女性は、もっともっと多かったのでしょう。
この彼とは、お付き合いは数年続きましたし、結婚こそしませんでしたが大切にされたな、と思っています。
どちらの彼も、特別モテないとか遊んでいるとかいうわけではありません。でも、同じ事実でも人によってこんなに反応が違うんだなぁ、と思った忘れられない出来事です。
事実は同じでも、受取る側によってショックを受けることも嬉しくなることもあるんですから、伝え方にはもっと気を使うべきでした。
どう伝えるべきだった?
例えば、前者の彼には「一人と付き合ったら長くお付き合いは続くよ」と言えばウソにはなりませんし、人数を明言することは避けられ、彼のテンションも下がらなかったでしょう。「長く」の間隔は人によって違いますからね。
後者の彼は、人数が少なすぎても「何か問題のあるコなんじゃ?」「俺はいいと思ったけれど、よっぽどモテないのかなぁ」と引くと言っていました。この彼には、10人と数を明言するくらいで丁度よかったのでしょう。
独占欲が強いタイプ、他者への優越感が強いタイプ、と男性にも様々なタイプがあります。お付き合いが始まったのなら彼のタイプを見極めて、伝え方を考えておくのも大人の女性のお作法ではないでしょうか。
引かれること間違いなし!絶対に伝えないほうがいい恋愛遍歴とは
どれだけ聞かれても、どれだけ伝え方に気を配っても、絶対に伝えてはいけない恋愛もあります。
絶対に伝えないほうがいい恋愛遍歴①不倫・浮気の経験
若い女性からみれば、大人の既婚男性は余裕もあり女性の扱いも慣れているので輝いて見えることもあるでしょう。いけないことと思いながらも、ついつい不倫の道を進んでしまった過去もあるかもしれません。
不倫であっても恋は恋と思う気持ちもわかります。報われない恋愛は、あなたのとっては刺激的で、切ない悲恋だったことでしょう。
しかし、どんなにあなたが本気で愛していたといっても不倫は不倫です。他人から見たら人の幸せを平気で壊そうとする倫理感のない恋愛でしかなく、真面目な男性であればあるほど引いてしまいます。
彼からすれば「またやるかもしれない」未来のこと
また、「お付き合いをしている彼氏がいるのに他の男性に心惹かれて浮気をした」「付き合っている彼氏と別れる時には、常に次の彼氏がいた」と浮気をした経験は絶対に誰にも言ってはいけません。
「彼にバレなければ別にいいじゃない」なんて思っていても、どこから彼が知るところになるかなんてわかりません。軽々しく人に話す事で「反省はしていない、浮気をすることをなんとも思っていない」と判断されて「彼の幸せのために」なんて彼にこっそり伝える人が出てこないとも限りませんよね?
不倫も浮気も、あなたにとっては過去のこととでも、彼からすれば「またやるかもしれない」未来のこととしてとらえるでしょう。
絶対に伝えないほうがいい恋愛遍歴②SMなど変わった性癖の男性との恋愛
男性は、セックスで女性を喜ばせることにプライドの全てをかけるような人も少なくありません。
当然、彼女の過去のセックスは気になるので「さりげなく」を装って何度も聞いてくる彼もいるでしょう。
しかし、男性のセックスに関するプライドは山より高く、針より細いのです。ちょっと変わった性癖を持った彼とのセックスを語られたら、自分のセックスに自信がなくなってしまい、あなたとのセックスを負担に感じるようになるかもしれません。
絶対に伝えないほうがいい恋愛遍歴③不幸体質な恋愛
これまでダメンズとばかり付き合ってきた女性は、過去の彼のことは封印しておきましょう。
「こんなことがあったけど、今はあなたといて幸せ」という意味で伝えても、彼はダメンズばかり好きになるあなたに好かれたことで自分もダメンズなのかと思ったり、これまで他の男性に軽く扱われてきたあなたを「実はそんなに価値のある女性じゃないのかも?」と見くびったりすることもあるでしょう。
不幸な恋愛遍歴は、彼の中にいるあなたの価値を下げるものです。今が幸せならば、不幸な過去は封印しておきましょう。
「俺も昔はワルかったからさぁ」なんて過去の武勇伝を語る男性を好きな女性はいませんよね?女性の過去の恋愛遍歴は、男性のそれと一緒です。表面上は笑っていても、内心ドン引きしていることでしょう。
過去のことは常識の範囲内で上手に伝えるのがポイント
女性は、過去の恋愛は過去のものと割り切る事ができますが、上書き保存のできない男性は過去のことも現在のことと同じように思い、あなたの過去に嫉妬します。過去を変える事も、言ってしまった言葉を取り消す事もできませんので、過去に嫉妬されるともうどうしようもありません。
そうならないためにも、彼からの「このぐらいでいて欲しい」という希望の恋愛遍歴を上手にキャッチしておきましょう。なにも嘘をつく必要はありませんが、彼の恋愛遍歴に合わせて言葉を変えるくらいの工夫は大人の女性のたしなみです。
お付き合いした人数が多いかな?と思うなら「いつも真剣だから、お付き合いをしたら長いよ」と言い切ればそれ以上人数を聞かれることは無いでしょうし、嘘をついているわけでもありません。
過去のセックスがどうだったかについては「本気で好きになった人とスルのは好き」くらいに留めましょう。
なにも、全てを正直に話す事だけが誠実なわけではありません。彼を傷つけないように、上手にはぐらかすのも大人の女性の誠実さではないでしょうか。